佳芙司(kafukafuji) ⚠️無断転載・オークション及びフリマアプリへの出品・内容を改変して自作として発表する行為等は許可していません。⚠️リンク集【https://potofu.me/msrk36】 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 71
佳芙司(kafukafuji)☆quiet followMOURNING無人島イベ後に狂って書いたオスアキ #オスアキ show all(+3 images) Tap to full screen (size:2125x2976).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 佳芙司(kafukafuji)REHABILI当時世間を騒然とさせた(?)例の夏のお昼寝描き下ろしイラストで一本書いておきたかった。京園⑱* 熱帯植物の大木の影。幹も梢も大きければ当然葉も大きく、伸びた枝葉に隠されるように置かれたハンギングチェアが微かに揺れる。飲み物を買って戻ってきた京極が、微睡む園子を前にしてどうしたものかと眉尻を下げた。 近年リニューアルしたばかりという温室植物園のドーム内はあたたかく人も疎らで、風も吹かず静かだ。休憩スペースで二人掛けのハンギングチェアを見つけた園子が、ブランコを見つけた子供のように腰掛けて振り返り笑顔を見せた様子が目に焼き付いているだけに、藤で編まれた籠のようなそれの背凭れに身を預ける無防備な姿に胸の内が俄に忙しくなる。小さな鞄を胸の下辺りで抱えた手も今はただ添えているだけで、降りた前髪が瞼の上にかかっている。外したヘアバンドは転がって膝から落ちていた。 1345 佳芙司(kafukafuji)REHABILI園子さんは正真正銘のお嬢様なので本人も気付いてないような細かなところで育ちの良さが出ている。というのを早い段階で見抜いていた京極さんの話。元ネタ【https://twitter.com/msrnkn/status/1694614503923871965】京園⑰* 思い当たるところはいくらでもあった。 元気で明るくて表情豊か。という、いつかの簡潔な第一印象を踏まえて、再会した時の彼女の立ち居振る舞いを見て気付いたのはまた別の印象だった。旅館の仲居達と交わしていた挨拶や立ち話の姿からして、慣れている、という雰囲気があった。給仕を受ける事に対して必要以上の緊張がない。此方の仕事を理解して弁えた態度で饗しを受ける、一人の客として振る舞う様子。行儀よくしようとしている風でも、慣れない旅先の土地で気を遣って張り詰めている風でもない。旅慣れているのかとも考えたが、最大の根拠になったのは、食堂で海鮮料理を食べた彼女の食後の後始末だった。 子供を含めた四人の席、否や食堂全体で見ても、彼女の使った皿は一目で分かるほど他のどれとも違っていた。大抵の場合、そのままになっているか避けられている事が多いかいしきの笹の葉で、魚の頭や鰭や骨を被ってあった。綺麗に食べ終わった状態にしてはあまりに整いすぎている。此処に座っていた彼女達が東京から泊まりに来た高校生の予約客だと分かった上で、長く仲居として勤めている年輩の女性が『今時の若い子なのに珍しいわね』と、下膳を手伝ってくれた際に呟いていたのを聞き逃す事は勿論出来なかった。 1487 佳芙司(kafukafuji)MOURNINGX年後同棲して結婚してる二人の夜の話。恋人の為にずるくて悪い男になった話。pass:18↑? 8270 佳芙司(kafukafuji)MOURNINGぱんつの日の話の蛇足的な続き。pass/18↑? 6418 佳芙司(kafukafuji)TRAINING「#ゆるっと京園夏休み」企画提出作品。『ラムネ』と『お盆』です 2 佳芙司(kafukafuji)DOODLEX年後で婚約同棲している京園。それっぽい事を匂わせているのでワンクッション。ハグの日間に合わなかった。元ネタ【https://twitter.com/msrnkn/status/1688429322938482688】 2684 related works 佳芙司(kafukafuji)MOURNINGシャワールームのオスアキ 4 yurina_sDONE4/10(枚数)サウスでアキラカワイイカワイイしてます 4 佳芙司(kafukafuji)MOURNING前にピクシブに投稿してたやつガラクタでいさせてやれない(オスアキ前提ブラッド+オスカー)* アカデミーに入学して卒業資格を有すればそれでヒーローになれるとは限らない。入学から卒業まで定期的に行われる健康診断で、何らかの異常が認められればエリオスへの入所ではなく民間警備会社への就職を勧められる事もある。そして仮にヒーローになったとしても、年に一度の健康診断で異常ありと診断されればヒーローを続けられない事もままある。そうして一線を退いていったヒーローは数知れない。 「ブラッド様の近視がどうにもならなくなった際には、俺の目の左右どちらでもお好きな方を差し出します」 目頭を揉むように押さえていたブラッドはオスカーの言葉で顔を上げた。 発言自体は以前にも似たような内容を言われた事がある、今に始まった事ではない。手でも足でも臓器でも、必要だと判断すれば自ずと差し出すのだろう。其処にブラッドの意思は反映されない。案外我の強い男だとブラッドは思う。意志の強さは結構。だが、と否定の助動詞を添えたくなる。 1708 bossccoMAIKING途中までオスアキがホットドッグを食べて胸に挟まれる話 オレはオスカーの胸に鼻づらを埋めながらこう言った。 待ってくれ、これは違う、と。 何がどう違うのかなんてオレ自身にもよく分からない。 ただ、こんな場所でこんな状態になっているのは、決してオレの本意じゃないことだけは確かだ。 一体どんな状態かというと―― 「アキラ、その、ひとまず……お前の言い分は分かったから――」 「いいや! 分かってねえ! オスカーは少しも分かっていやしねえ!」 見ての通り。 オレは平日真っ昼間の人通りの多いタワー内の廊下でオスカーに馬乗りになり、オスカーの胸に自分の顔を押しつけながら、違う違うと怒鳴っていた。 こうなった原因は実に冗談みたいな話から始まる。 世間を微妙に騒がせたあの『両思いチョコレート』の一件は、まだ誰の記憶にも新しいだろう。 2841 佳芙司(kafukafuji)DONE本当は本にしたかったけど書く気力を失った「ホテルで初夜に臨むオスアキ」の本文の方 6 yurina_sDONE熱烈!炎のクッキング!7/10続きです~ 3 佳芙司(kafukafuji)PROGRESSルーキー研修が終わった6年後という設定のパラレルワールドというか近未来パロディというかなんかそういうラブコメ話になる予定の冒頭部分。二四才アキラと三〇才オスカー(アキラ視点) 大人になるというのは、初恋を諦めた時のことをいうのかもしれない。 ヒーロー研修が終わりに近付いた頃、司令部からミリオン州外の州警察へ短期交換インターンを打診された。 今やエリオス所属のヒーローに求められるものは、災害救助や国内外のテロ組織対策、並びに日常の犯罪や事故への対応など多岐に渡る。消防、警察、民間警備会社、更に国軍まで幅広く分け隔てなく連携を取り合い、安全と平和の為に協力し合うのが当たり然になって久しい。 遠方へのインターンを、日本では“武者修行”というそうだ。これは司令の言葉である。 相互に送り合う人員が揃っているタイミングでなければ、こういった辞令は出されない。自分自身でも悪くないと思うのであれば、経験を積む良い機会だと思い切って受けてみてはどうだろうか。これは相談した者達の助言だ。 1443 bossccoDONEまだくっついてないオスアキ砂浜にて 人を犬と例えることには抵抗はあるが、砂浜の向こうから脇目もなく猛ダッシュで駆け寄られては左右に振り乱れるあのふさふさの尾の幻をどうしても見てしまう。比較対象のごとく本物の犬であるゴールデンレトリバーを並走されては尚更だ。しかし、ヒーローといえど人の足では犬の脚力に負けるのは自明の理。あっさりと追い抜かれてしまった人間のはずのアキラは本気で悔しがっていた。一方、勝者であるゴールデンレトリバーことバディは己の勝利を誇示するでもなく、ゴールテープ代わりの俺の傍らで優雅に寝そべりはじめた。もしかしたら俺に撫でてほしいという意思表示かもしれない。だが飼い主の許しもなく、不用意に彼に触れるべきではない。じっと耐え忍ぶ俺に対し、バディはきらめく瞳で俺をじっと見上げていた。 708 佳芙司(kafukafuji)MOURNING前にピクシブに投稿してたやつ。20201212 No offense.(HeriosR/オスカー×アキラ)* ちょっと油断していた。 脇腹を擦られたり、肩甲骨をなぞられたり、背骨のでこぼこしたところを撫でられたり。なんだかマッサージされているみたいに気持ちよくて、純粋に安心しきっていた。初めのうちは本当にそういうつもりで、自分からも触り返したり頬と頬をくっ付けたりしていたのに、すっかり忘れてされるがままになっていた。眠くなっていた訳ではない。と、思う。多分。 (はっ……ずかし、なんだ今の) 気を抜いていたからといって、いくらなんでも大袈裟過ぎたと咄嗟に手で口を抑える。ただ、ほんのちょっとだけ腹筋から胸の辺りを撫で上げられただけなのに。 こんな反応をしてしまったせいか、オスカーも手を引っ込めてしまった。申し訳なさそうな表情をしているのが更に居た堪れなくて、顔ごと背けて目を逸らす。呆れている訳ではなさそうで、というよりは、寧ろ心配されているんだと分かる。自分がした事は不快に感じさせてしまうような事だったのではなかったかと考えている。言われなくても分かってしまう。 1491 recommended works 佳芙司(kafukafuji)MOURNING前にピクシブに投稿してたやつLike a bolt from the blue.(HeriosR/キース×ブラッド)* 「とにかく聞いてくれ、俺は昨日お前等と飲んで、リリーが帰った後にジェイと二軒目に行ったんだ、其処でもしたたか飲んじまって、まぁその時は後悔してなかったんだけど、会計済ませた後になってから段々吐き気を催す方向に酔いが回っちまったんだ、何度も泥酔の修羅場を潜り抜けてきた俺も流石にヤバいなと思って意識がある内にブラッドに連絡したんだ、俺はその時リニアの駅前のベンチにいたから大体の場所と、あとマジヤバい水飲みたいって事も伝えた、ちゃんと伝わってたのかどうか不安だったけどとにかくもう何とかしてくれーって気持ちだった、意識飛びそうなくらい眠気もあったけど、スられちゃ困ると思ってスマホと財布を握り締めて俺は大人しく待ってた訳だよ、そしたら着信があってさ、出たらブラッドなの、アイツなんて言ったと思う? 『項垂れてだらしなくベンチに座っているお前を見つけた。今そっちに向かう』って言ってさ、だらしなくって余計な事言いやがって、こっちはもう気分は最悪だってのによ、んで正面見たらさ、いたんだよ、真っ直ぐこっち見て、人混みの中を颯爽と歩いてくるブラッドがさ……なんかもう、今お前が歩いてるのはレッドカーペットの上ですか? ってな具合に迷いなくこっち来んの、しかも上手い具合に人の波も捌けててさ、もう何がなんだか分かんねーんだけど、目が離せなくて、ぼーっとしてる間にブラッドは俺の近くに来て、またアイツなんて言ったと思う? 『待たせたな』とかクッソ気障な事言いやがったんだよ笑いながら、いや待ってたけど、待ちかねてたけどさぁ、その確信を持った態度は何? って、唖然としちゃうってもんだよ、しかもこっちが何も言わないでいたら一言も言えないくらい体調が悪いのかって勘違いしたのかどうかは知らねーけど、わざわざ近寄って『立てるか?』とか訊いてくるし、いや立てるからって思って立ち上がろうとしたらさ、情けねーけど腰抜かしてたみたいで、よろけちまったんだよ、でもアイツは平然とこっちの腕引いて、オマケにアイツ、腰まで抱いて支えてきてさ、もう大混乱だよ明日雹でも降るんじゃねーのって思った、この天変地異の前触れを予感して困惑する俺を尻目にアイツは『手のかかる奴だな』とか笑いやがってさぁ」 1817 佳芙司(kafukafuji)MOURNING親友が死んだと思ってるキース×親友が死んでない事を伝えてないブラッドのキスブラが一番好きだなと思いながら書いてピクシブに上げてたやつ。 3 syakaika1710DOODLE猫ちゃんのキスブラお風呂編(完) 2 佳芙司(kafukafuji)DONEただならぬただれた関係になる予感がするジェイアシュ。元ネタ→https://odaibako.net/gacha/2971?share=tw「That’s my line.」=「それはこっちの台詞だ。」That's my line.(ジェイアシュ) 夜半の私用電話に掛かってくる呼出音の向こうには碌な要件はない。分かってはいるのだが、流石に五回もコールが鳴り続けると本当に緊急事態かもしれないと思われた。しかし着信画面を確認したアッシュは渋々といった様子で卓上の端末を手に取る。耳に当てる間に素早く応答操作をした。 「こちらはリリー・マックイーンだ。夜分遅くにすまない、今ジェイのセルフォンを借りている」 スピーカーから聞こえてきた音声が想定していた音ではなくて、アッシュは一度耳から離し再度受話中の画面を確認する。表示は間違いなく”ジェイ・キッドマン”と表示されていた。ああなるほど、溜息とも相槌ともつかぬ声でアッシュは答える。 「持ち主が酔い潰れてる、って訳か」 3490 佳芙司(kafukafuji)INFO【https://poipiku.com/3176962/5898028.html】の増量完結編。●全文公開先はこちら→https://pictbland.net/items/detail/1649996ごつサブに振り回されるアッシュの悪夢完結編チラ見せ*** あれは体のいい脅しだった、とジェイは思う。強要もあったし、なんなら先日は寝込みを襲ってしまった。 夜半アッシュが部屋を出ていく気配がして、なかなか戻らないから心配で起きてリビングへ行った。ソファで上半身だけ横に倒して眠っているアッシュがいて、こんなところで眠るなんてと思って声を掛けた。起こそうと頬を軽く撫でるくらいの軽さで叩いたりもした。 その時確かに、ジェイ、と呼ばれた。 普段ついぞ名前を呼ばないアッシュに驚いて、でも、アッシュは目を閉じたままだった。どうにもむず痒い気持ちで、もう一度呼んでほしいような気持ちになって、唇に触れてしまった。 あの時アッシュが目を開けていたら、どうなっていたのか。もったいないような気持ちもあるし、あれでよかったのだという気持ちもある。 995 bossccoMAIKINGオスアキがホットドッグを食べて胸に挟まれる話のつづきの途中までオスアキがホットドッグを食べて胸に挟まれる話のつづきの途中まで ◇◇◇ 三日後。 結論から言えば、『告白ホットドッグ』を食べた人間の突撃先が、その人間の恋愛対象だとは断定できないことが判明された。 「アキラ君を含め、あのホットドッグを食べちゃった人たちの問診内容を調べたんだけどさ、彼らが飛び込む先は、あくまであれをモグモグ食べてる間に考えてた『人物』を広~~く対象にしているみたいなんだよね。例えばその人が恋愛的に気になってる人だけじゃなく、自分の血のつながった兄弟や肉親。果ては勤め先のニガテ~な上司や、得意先の社長さんなんかもそうだったみたい。いや~、当初は恋愛対象だけだって方々でウワサされていたみたいだから、飛び込んだ人も飛び込まれた人もこの三日間、ものすっごく気まずかったろうねえ~アハハ」 1422 mrst_horiDONEジェイアシュSS。チアイベで、不調の🍩がよく🍗と一緒に野球観戦しているということが判明したところから妄想した捏造話野球観戦 アッシュが風呂から上がると、ジェイがぼんやりと野球中継を眺めていた。ソファに深く腰掛けながら、どこか虚ろな目をしている。アッシュはその様子に違和感を覚えた。 「……おい、老いぼれ。上がったぞ」 「──あ、ああ!おかえり、アッシュ」 ぶっきらぼうに声をかけると、ジェイはハッとしたようにこちらを見る。瞬く間にその表情が変わり、いつも通りの人好きのする笑顔を浮かべた。だがその表情の奥底にあるものを感じ取り、アッシュは眉を寄せる。 ジェイが不調によりヒーロー活動を一時休止してから数日。ジェイは何事もないように明るい様子で振舞っている。だが、ふとした瞬間に見せる表情や仕草の端々に、隠しきれない陰りがあることにアッシュは気付いていた。そして今、こうして取り繕ったように笑っているジェイを前にして、アッシュの中には言いようのない不安が広がる。 2366 dxeDOODLE enbundeskyMEMO 482