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    かも🦆

    @mikamika__1111

    ビリグレ、フェイグレ中心。
    増えろ〜

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    かも🦆

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    年の差と処女であることを気にしちゃう🧁ちゃんのお話 (ビリグレ♀)

    未完です!!!!(最重要項目)
    まだ別垢で作品あげてたときのやつ見つけたので供養。いつか完成させたい。まだおせっせしてないから年齢制限は付けません。

    #ビリグレ
    bigotry

    「うぅ...」

    少し前に恋人になったビリーが情報屋の仕事で部屋を空けているとき、グレイは部屋を暗くしパソコンと向き合っていた。
    その画面には【年上 彼女 処女】と検索された結果が映し出されていた。

    「やっぱり...めんどくさいよね、はぁ...」

    【年上彼女はめんどくさい、処女だと尚更】
    【変に期待されるから萎える】
    【やっぱ若い子の方が嬉しい】
    そうしたマイナスの言葉が羅列しており、自分で検索をかけたことを少し後悔しそうになった。
    付き合いたては手を繋ぎ、少し経てばハグやキスもした。そこまで来ると、やはりもっと先に進みたいと思うのが当たり前である。
    ただ、グレイはビリーが初めての友達であり恋人であった。
    先のこと、つまりセックスをしたことがなく25歳になっても処女である自分にコンプレックスを抱いていた。
    さらに、相手は6歳も年下の未成年だ。
    年上で処女、グレイはそれらのことを気にしていたのだ。

    「...だめだ、またネガティブグレイって言われちゃう...でもなぁ、はぁ...」
    「そうそう、ポジティブグレイにならなきゃだめだヨ〜!」
    「ふぇ!?」
    「にひひ、ただいまグレイ♡」
    「お、おかえり...?」

    突然ビリーの声が聞こえてきて焦ったグレイだが、パソコンの電源はすぐ落とすことが出来た。
    ホッとしていると、パソコンの前の椅子に座っている自分にビリーがぎゅっと抱きついてきた。

    「で、オイラのハニーは何を悩んでいるのかナ?」
    「な、なんでもないよ...大丈夫だから...」
    「グレイ〜?オイラに隠し事はダメだヨ?」
    「...うぅ...引かない?」
    「グレイ大好き人間の俺っちが引くと思う?」

    オレンジのゴーグル越しに、丸く少しつり上がったビリーの青い瞳がこちらを見てくる。
    ...ダメだ、隠してても多分バレる。
    腹を括り、ゆっくりと口を開けた。

    「っ...、ビリーくんよりも年上...6つも、しかも...その...、えっち、したことないから...その...」
    「ストップ!...ごめんネ、もう大丈夫だヨ」

    よしよし、と明らかに落ち込んでいるグレイの顔を見ながらビリーはその頭を撫でた。
    正直、そのようなことで悩んでいるとは。
    それがビリーの感想だった。でも、確かに事ある毎にビリーくんよりも6歳も年上だから、と言っている気がする。
    ただ処女であることを気にしていたとは。
    彼女が処女であるという確信は持っていた。想いを伝えた時に初めての恋人だ、と頬を染めて言っていたのをよく覚えている。
    だからそのことには驚かなかった。
    気にしている、ということに驚いたのだ。
    (だって気にしてるということは)

    「つまり、グレイはオイラとセックスしたいんだ?」
    「ふぇ...!?っ...そんな、ストレートに...」
    「でもそうでしょ?俺っちのことを意識してるから処女であることを気にしちゃうんだヨ」
    「うぅ...」

    図星だったグレイは、それ以上何も言えずただ顔を赤くするだけであった。
    (さあ、どうしよう。
    可愛い恋人にとっておきのハジメテをプレゼントしなきゃネ...)
    ビリーは新しい仕事が増えたな、と思いつつ嬉しそうな笑顔を顔にうかべていた。
    ハジメテの恋人にいつ手を出していいか分からずにいたビリーだったが、ようやくその時が来るのだ。
    嬉しくないはずがない。
    さすがに今日は出来ないから、代わりに色々と準備をしてあげよう。
    だが、それよりもまずは目の前で落ち込んでいるグレイを慰めることからと思い、手に甘いキャンディを忍ばせ彼女の目の前にぽんっと出してみせた。

    「グレイ、今夜はこのキャンディで我慢してネ。とっておきの【キャンディ】はまた今度プレゼントするから!」










































    「うぅ...落ち着かない、」

    あの日から数日後、今日は偶然にもメンター2人が外泊している。つまりグレイとビリーが2人っきりになれる夜であった。
    それを狙ってか、ビリーは今夜は楽しみだねネ♡と
    言ってきたので、思ったより早く時が来てしまったことに少しグレイは怯えていた。
    シャワーを浴び終え、今はビリーが浴びている。
    1人布団にくるまり、ぐるぐるとマイナスな考えに走っていると上に重みがのしかかってきた。

    「Heyグレイ、調子はどう?」
    「び、ビリーくん...やっぱ、私...」
    「NoNo!ダメだよ、オイラずっと待ってたんだから」
    「でも...」
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    DOODLE寝ている彼とアイマスク (ビリグレ)

    昨日の特別配信2部のネタバレ?あり。
    付き合ってるビリグレです。
    ちょっと可愛らしいお話にしてみました。
    短いです。
    ゲーム内のボスを倒し、グレイは「ふぅ」と一息ついた。
    しばらく同じ体勢だった体は凝り固まっていたので、それを解すように体を伸ばし、関節の骨をぽきぽき鳴らす。
    時計を見ると、日を跨ぎ時刻は1時を指していた。

    「明日は…朝からパトロールか、寝なきゃ…」

    以前、寝不足で体調を崩してからは睡眠時間の確保に気を使うようになった。
    とはいえ、今日は少し遅くなってしまったなとグレイは心の中で小さな反省をした。
    このままネガティブな気持ちになってしまうのも良くない、とルームメイトであり恋人でもあるオレンジ髪の彼によく言われているため、気持ちを切り替えて、その彼に一言声をかけてから寝よう、と隣の整理整頓された部屋をちらっと見てみる。
    すると、彼は既にベッドに横たわっていた。
    いつもはこの時間でも起きていて、いそいそと情報集めをしているのだが。

    (今日は疲れちゃったのかな…)

    実を言うと、グレイはあまり彼、もといビリーの寝顔を見たことがなかった。
    もしかしてこれ、チャンスなのでは?とグレイの心の中に興味心がうずうずと湧いてしまった。
    そうとなれば、意外にも行動は早かった。
    そっと、ビリーを起こさな 1368