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    akujikidesu

    @akujikidesu
    猗窩煉が好き。受が好きすぎて頭がおかしくなってる攻×つれないけど包容力がある男前受が癖。
    つまり猗窩煉最高ってことです✨

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    akujikidesu

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    煉さんのお誕生日おめでとう小話。
    座くんが楽しそうに愛する煉さんの誕生日を祝う準備をしてます。

    #猗窩煉

    カウントダウン もうすぐ杏寿郎の誕生日。
     今生でまた出会えて初めての誕生日

     喜んでもらいたくて、たくさんプレゼントを用意したんだ。



    ●5月5日
     まずは…この部屋。
     これから二人で住む部屋。
     空色のカーテン。
     赤いソファ。

     ふふっ特に赤いソファは座り心地が良くて絶対に気に入ってくれると思うぞっ!
     ここで一緒にくつろいだり…愛し合ったり…夢が広がるなぁ。



    ●5月6日
     そして指輪だ!
     お揃いの指輪っ!!

     杏寿郎の美しい瞳によく似た宝石を見つけてな。
     この日の為に特注で作ってもらった。
     よく似合うだろう…早く見たい。



    ●5月7日
     今日から、ちょっとした予告を開始。
     手紙を書くのは得意ではないが杏寿郎への愛を文にするのはとても楽しい。幸せだ。

     あえて差出人は書かず杏寿郎の郵便受けに入れに行った。
     ふふっサプライズだからな!



    ●5月8日
     料理の下ごしらえをしておかないとな。
     杏寿郎の大好物を腕によりをかけて作らなければ…デザートも忘れてはいけない。

     準備が終わったら今日も手紙を届けに行くぞ!



    ●5月9日
     いよいよ明日だ。
     今日も手紙の届け完了!

     一応用意はしているが…なるべくこれは使いたくないなぁ。
     俺は杏寿郎を悲しませるような事はしたくないんだ。

     でも、念の為……な。



    ●5月10日
     待ちに待った誕生日当日!
     部屋も完璧。
     指輪も完璧。
     料理も完璧。
     全て完璧だ…絶対に喜んでくれる!
     
     さぁ、後は…………




    「杏寿郎を攫ってこないとな♡」












    ●●●●●●●●●
    (煉さんは今生で座くんの存在を知りません…恐怖……)

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    ほしいも

    DONE■女子高生の猗窩座♀ちゃんと教師の煉獄さん。ひとつ前の話しと同じ世界です。
    ■男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす。(俵/万/智)
    バレンタイン・デーになると思い出す歌です。こちらを女子高生の猗窩座♀ちゃんに贈りたくて書きました。
    ■猗窩煉のオタクが書いています。
    革命とは、いつも弱者が強者に向けて行うものだ。

    *

    「杏寿郎。」
    「どうした、素山。」
    「…、猗窩座だ。」
    「?知っている。」
    「猗窩座と呼べ!」
    「なぜ!」
    「…名前で呼んで欲しいから。」
    「断る。生徒は名字で呼ぶことに統一している。それから君は、せめて呼称に先生と付けるように!」
     それじゃあ、と片手を上げてさっさと職員室へ向かう煉獄杏寿郎の背中は暗にこの話はこれでおしまいだ!と言っているものだった。

     素山猗窩座、良くも悪くも学内で彼女の存在は知れ渡っていた。偏差値がそれなりに高く、中高一貫でほとんどの生徒が顔見知りという狭いコミュニティの当校に、二年生の秋口という中途半端な時期に編入をしてきた転校生。手足が長く、目鼻立ちの整った生徒であると言うこと以上に、全校生徒揃いのブレザーに身を包む中で一人だけこの辺では見掛けない真っ黒のセーラー服に真紅のタイを結った出立ちなのも目を引く要因だった。
     何をしていても自然と目に着いてしまう素山の動向は、当人の意識よりもずっと広く知れ渡っていた。両親が居ないということ、前の学校では暴行事件を起こしたということ、噂の域を出ないあれこれから 4128

    ほしいも

    DONE恋人に素晴らしい提案をする猗窩煉

    ■現代パロディ
    ■成人向けにするほどでもないけれど、明らかに情事の最中です。
    「杏寿郎。」
     目の縁に生えそろった睫毛が濡れて、小さな束を幾つか作っている。いじらしく目尻の窪みに溜まった涙が、瞬きのたびに震えて今にもこめかみへ向かって流れ落ちようとしている。上気した肌は頬だけに留まらず目元まで血色よく紅潮させ、早鐘の鼓動に見合った浅く、早い呼吸が閉じる事を忘れ薄く開いたままの唇から漏れている。薄っすらと浮かんだ汗で額や頬に色素の薄い髪が張りついていて、労うように頭を撫でながらそれを払う。恋人は俺よりもずっと体温が高く、こうして互いの熱を貪った後でも触れ合う体温が近付くことはない。逆上せたように火照った頬にも触れて、目尻に溜まる涙を指の腹で拭う。指先が心地よいのか、擽ったいのかまるで眩しいものでも見るように切れ長の目元が細められる。恍惚とも見えるその表情が煽情的で、このまま落ち着いていくのを待つばかりと思っていた情欲が再び熱を帯びる。
    「杏寿郎…いいか?」
    「だめだ。」
    「……だめ?」
    「だめ。」
     撫でるだけで満足出来るほど、お行儀はよく出来ていない。触れ合う手を払い除けないところを見るに、そう強い拒絶ではないと読み解いて、短い返事をするのに精一杯といった様子の 1716