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    いもこ(猫好き)

    @nekosukidomei

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    いもこ(猫好き)

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    食と声の同軸リバです!!!!!
    やあやあ我こそはリバ好きの民なり!!同胞の気配を察知し参った!!!という方のみ、よろしくお願いします🤝

    #美茶謎
    teaEnigma

    表裏一体「……ナガヒロさ」
     ゆっくりと時間をかけてひとつになる。
     馴染んで動きやすくなるまでの間、ゆるゆると胸を愛撫すると、吐息とともにぴくりと体が揺れた。
    「声、抑えんなよ。俺には『声を我慢するな』って言うくせに」
     口に手の甲を押し付けている長広に不満をぶつけてから、その手を握ってどかした。
     思っていたよりも熱い手のひらに、どきりとする。
     長広は一瞬呆けた表情をしてから、すぐに挑発的な笑みを浮かべた。
     伸ばされた手が、満の頬を愛おし気に撫でて、後頭部に回される。
     そのままぐっと引き寄せられて、抗う間も無く、唇が触れるほどの距離で見つめあった。
    「我慢できないくらい、良く、してください」


    ──私はいつもミチルくんに、そうしているでしょう?


     長広は囁いて、満の唇をぺろりと舐めた。
     いつも──つまり今と逆の立場での行為を思い出して、ぞくりとしびれるような快感が沸き上がる。
     満は自分の全てが、長広を求めているのを強く感じた。
    「……がんばり、ます」
     満の頬が、少しの羞恥と、それ以上の興奮に染まる。
     呼吸を奪うように深く口付けると、長広の腕が満の背に回った。
     ふたりの長い夜は、始まったばかり。




    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆





     ぞくぞくと快感の波が押し寄せて、思わず強く深く、押し込んだ。息苦しそうな声で名前を呼ばれ、締め付けられる。達する瞬間に、目の前の美しい人の名前を呼んだ。

     肩で息をしながら、何度か中を行き来して全て出し切ると、手の中で長広が果てたのが分かった。促すようにさらに手を動かすと、びくびくと震えて、艶やかな吐息とともに残りがとろりと溢れる。
     ほっと胸を撫で下ろして、長広のおでこにキスをした。
     いつもサラサラと揺れている前髪が、行為の際は汗で張り付いているのがとても色っぽい──と以前から思っていたが、改めてまじまじと見てみても、やはり色っぽい。
     自然と笑みがこぼれ、もう一度キスを落としたところで、突然、長広の手が満の両頬を包むように掴んだ。
     驚いて声を上げる間もなく、唇が重なる。
     強引にこじ開けられて、すぐに長広の舌が満の舌を絡めとった。
     満の腰のあたりを長広がゆるゆると撫で、カリ、と引っ掻く。睦み合ったあとの触れ合いではなく、前戯を思わせる愛撫に力が抜けて、くらくらする。
     満は唇が離れた瞬間を狙って、長広の隣に倒れ込んだ。その拍子に、ずるりと繋がりが解ける。

    「気持ち良かったですか?」
     うつ伏せのまま呼吸を整えていると、長広のそんな問いが降ってきた。満の髪を指に絡めて遊んでいるらしく、少し引っ張られる感覚がある。
     枕をギュッと掴んで頷くと、耳に熱い息が触れた。

    「私も」
     囁きに反応して、満の体がびくりと揺れる。
    「気持ち良かったです……すごく」
     反射的に長広の方へ顔を向けると、至近距離に美しい顔があって、ぼうっと見惚れてしまう。
     引き寄せられ、横向きに寝転がったまま、向かい合って抱きしめあった。
     脚を絡めると、再び硬くなり始めた熱同士がきゅんと触れる。


    「もう一回」
     満の腰に置かれていた長広の手がするすると下方に移動して、細長い指が割れ目に侵入する。
     満のそこは、教え込まれたその形を素直に呑み込んだ。
     ゾクリと快感が走り、そのまま流されそうになるのを堪え、負けじと満も長広の割れ目を目指す。先ほどまで満を締め付けて離さなかったそこは、たっぷりと塗り込んだローションでしとどに濡れていた。
    「だめ」
     ぐっと中に潜り込む前に、手を掴まれる。
    「今度は私がミチルくんの中を、満たしたい」
     懇願するような声音でそう言われてしまっては、満に抵抗する術はない。
     力を抜いた様子に微笑んで、長広が指をゆっくり抜き挿しすると、満が小さく嬌声を上げた。


    「……柔らかい。すぐ入るかもしれません。挿れていいですか?」
    「ばか、ちゃんと慣らせよ」
     ぎゅう、としがみついて抗議する満に、長広は冗談ですよと笑って口付けた。








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