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    第二十三回五七ドロライ、お題は『告白』です。
    頭の悪い会話文のみ、キャラ崩壊に誤字脱字は何卒ご容赦下さいませ。

    #五七
    Gonana

    告白「ててーん! 七海、今から大告白大会するよ!」

    「お一人でどうぞ」

    「待って待って、オマエもやるんだって! ルールは簡単、今まで相手に言わなきゃいけないと思いつつ言えずにいた秘密を思いきってどどんと告白! 最初は僕からね!」

    「……(付き合わないと却って面倒そうだな)はあ、ではどうぞ」

    「ハイ、それでは僕、五条悟の告白です……実は、男とヤるのはオマエが初めてだと言ってたんだけど、本当は違います。経験ありました、ゴメンナサイ」

    「…………」

    「…………」

    「……それが、アナタが今まで私に言えなかった事ですか?」

    「そ、そうだけど…怒らないの? 七海」

    「何故怒る必要が? そもそもソレって、私と付き合う前の話ですよね?」

    「……うん」

    「それじゃ怒る理由もないでしょう。それに、知ってましたし」

    「そっか、良かっ……って、待て待て! 知ってた、って何を」

    「何って、アナタに同性との性行為の経験がある、という事ですが」

    「は な、なんで知ってたんだよ」

    「そりゃ判るでしょう。初めて私を抱いた時、どう控えめに考えても手慣れてましたし、焦る様子も見受けられなかった」

    「ええ~…」

    「それに、夏油さんが教えてくれましたから」

    「す、傑が なんて」

    「『悟は今まで男女問わず沢山遊んできてるけど、七海には本当に真剣で本気だから、信じてあげて欲しいな(笑)』と」

    「うう…善意の筈なのに、どこかしら悪意を感じるのは何故だろう……」

    「それで? アナタの告白とやらは以上ですか?」

    「え、あ、うん……そうだよ、だから次は七海の番」

    「……話すのは良いんですが、怒らないで下さいね?」

    「は? 何ソレ、僕が怒るような内容って事?」

    「…………」

    「ちょっと なんで黙るのさ」

    「……実は、」

    「う、うん(ゴクリ…、)」

    「…私のファーストキスは、アナタではありません」

    「はぁあっ 何ソレどういう意味だってオマエ、僕と初めてキスした時初めてだって言ってたじゃん」

    「精神的には初めてだったんですけど、物理的には違いました」

    「物理的って何 てか、だったらその物理的初めてとやらは誰が相手なんだよ」

    「……夏油さん、です」

    「やっぱり! ほーらやっぱり、そうだと思った!」

    「聞いてください五条さん、事故だったんですよ」

    「……どういう事故だったんだよ」

    「山積みの荷物を持った灰原と廊下を歩いていたら、ちょうど角を曲がってきた夏油さんと家入さんにぶつかりそうになって。それを避けようとした灰原の持っていた荷物が落ちて家入さんに当たりそうになったのを、タイミング悪く私と夏油さんとが同時に庇った時に、私が足を縺れさせて転びそうになったんです。それを助けてくれようとした夏油さんも一緒になって倒れてしまいまして、つまりその拍子に唇同士がぶつかった訳で」

    「何その奇跡のピタゴラスイッチ羨ましいぃい! なんで僕はその場にいなかった」

    「アナタ、任務でしたので」

    「……因みにそれ、僕と付き合う前? 付き合ったあと?」

    「……あと、です」

    「あぁもうやっぱり」

    「済みません。学生時代のアナタは今以上にどうしようもない俺様ワガママ自己中心的勝手気まま野郎でしたので、」

    「待って、突然ディスるの止めて?」

    「例え事故とはいえ、恋人以外の人間とキスをしたなんて知られたら私の身が危ういから、ほとぼりが覚めるまでは黙っていた方が良いと、夏油さんが」

    「傑……アイツ、絶対一発殴る」

    「夏油さんを責めないで下さい。この件に関しては本当に申し訳なさそうでしたし、もしもこの事を知ったアナタが私に手酷い真似をして後悔する姿を、親友として見たくないから(笑)、と言っていましたので」

    「うぅん……なんだろう、どうしてもそこはかとない悪意を感じるんだよな……」

    「アナタの性格が捩じ曲がっているだけでは?」

    「酷っ! て言うかオマエ、傑に甘くない」

    「彼は尊敬できる先輩でしたからね」

    「あれ、ねえ、僕は? 僕もほら、尊敬できる偉大な先輩でしょ?」

    「……チッ、」

    「嘘でしょ、舌打ちしたよこのコ」

    「では、私は風呂に入ってきますので」

    「え、ちょっと これで終わりなの、この話 こんなん僕が大ダメージ喰らっただけじゃん」

    「あぁそうでした、五条さん」

    「…何だよー……ちょっともう、僕のメンタルしおしおなんだけど……」

    「実はもうひとつあったんですよ、今まで言えなかった事」

    「……正直、もうこれ以上聞きたくないかなぁ」

    「アナタから始めた事なんですから、責任もって最後まで聞いて下さい」

    「……ハイ。で、何?」

    「私の初恋はアナタですよ、五条さん」

    「へーえ、そぉ………はぁ、」

    「それじゃ、お風呂先に失礼しますね」

    「ちょちょちょ、待った待った! 今の話、もうちょっと詳しく! 七海ってばー!」



    ◆ 了 ◆
     
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    DONE五条の匂いをかいで「五条さん、良い匂い……」って言いながら、しゅきしゅきぺろぺろしちゃう七海の五七を書こうと思っていたのに気がついたらまったく別の話になっていました……
    どうしてなの教えておじいさん
     とさ、と不意に肩にかかった重みに五条は首を巡らせた。

    「七海?」

     問いかけに返ってきたのは規則的な呼吸音。

     七海のやわらかな髪が五条の首筋をくすぐる。ふだんと違い起き抜けに軽く櫛を通しただけの髪が閉じた目蓋にかかる七海は、どこかあどけなさを感じさせた。
     ほぼ一方的に話していた五条に時おり相槌を返していた七海だが、どうやら眠ってしまったらしかった。七海はいつも五条の話を適当に受け流しているようできちんと聴いてくれる。こうして途中で意識を落とすのはだから、滅多にないことだ。

     ……まあ、きょうは仕方ない。

     七海の体力を削ったのは五条自身なのだから。
     つい数時間前の七海の姿を思いだして五条の口許が緩む。ふたり揃ってとれた休みに浮かれて先に羽目を外してしまったのは五条だが、七海も乗り気で。いつになく盛り上がったベッドのなかの七海はとにかく官能的であった。

     全身から色香を立ちのぼらせる恋人に五条は煽りに煽られ、欲望の赴くままにその肌を堪能した。──結果、いまは服の下に隠れている七海の身体は、当面だれかの前に晒すことができない有様だ。

     連勤明けのほぼ夜を徹した情交は、 5810

    しなのび

    DONE五七♀
    恋人だと思ってる五とセフレだと思ってる七とお泊まりと生理の話。
    七ちゃんが生理なのでえっちしてないですが、私の趣味のせいで七ちゃんが五に下着を洗われたり、ナプキンを替えるところを見られたりする場面がふんわりとあり、可哀想です。
    五七♀生理ネタ「七海、今日何時くらいに来る?」

    「仕事が終わり次第...遅くても19時くらいには向かいます。」

    「そ、楽しみにしてる❤」

    現場に向かう前に寄った高専でいつになくハイテンションな五条さんに話かけられた。こういった、誰かに聞かれる恐れのある場所では話を広げたくないので簡潔に、素っ気なく答えておく。私の無愛想な対応をものともせず身長190cm越えの大男はスキップしながら曲がり角に消えていった。

    現在、私と五条さんはいわゆるセフレ関係にある。私が呪術師として復帰してから、何度か一緒に食事をしたりしてその弾みで関係が始まった。酒に酔って...と誤魔化せたなら良かったが、生憎私は家入さんに朝まで付き合わされる時を除いて人前で酔うことは無い。あの、御伽噺に出てくる月のような、静かな蒼が熱をもって私に向けられたものだからつい流されてしまったのだ。最初は、こんな不誠実な関係はいけない、元の先輩後輩の関係に戻ろうと強く思ったが、高専時代からずっとあの人に片思いをしていた私には無理な話だった。たとえどんな酷い席しか用意されていなくても、私の方から彼の隣を離れることはできないのだ。
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