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    coitealight

    @coitealight

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    MAIKING先日からちまちま書いてるジャンハン小説です。三回目です。書いたらすぐ流さないとつらい発作?が出ているため流していいですか😭短いんですけどすみません😭大して見直してないためおかしい箇所あると思いますが見逃してください🙇
    現実パロジャンハン③ 鼻を擦ったあとはジャンの唇がハンジの首筋にキスを落とし始めた。ハンジは天井を凝視しながらどうすることもできずにいた。抗えない。たすけてくれ。拒絶するなら両手でジャンを押せばいいのだ。でもあぁそうなんだよできない。ハンジの腕はわなわなしている。ジャンの温もりを身体が受け入れたがっているのがわかる。なぜなら寂しい女なので。
     眼鏡をそっと外される。キスの場所が移動してきて、首筋から今度は目尻の辺りだ。ちゅ、ちゅ、といちいちわざとらしく音をたてているなコイツはけしからんとハンジは思った。

    「拒否しないんすね」
     ジャンがあざとく耳元で囁いた。見えてないけど多分ニヤリとした顔で。あざとすぎてしぬマジでたすけてくれお前は弟的存在のはずてか私の好きなのはリヴァイのはずと一気にハンジはよくわからない神様のようなものに気持ちを吐露し、祈った。特に助けはこなかった。ジャンが優しい手つきでハンジの前髪を上げ、おでこにキスしたあと、ハンジを見つめ言った。
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    coitealight

    MOURNING痴漢に助けてもらったポストを見かけ、裏でジャンハン変換していたところtoma先生に絡んでいただき嬉しくなって調子に乗って書きましたw 🏨もエレベーター等々toma先生発案だお。えっ待って??ほぼtoma先生のネタでは!!すいません😭
    ハ→リ、ジャ→ミカ前提の現パロジャンハンです。唐突に終わりますw
    現パロジャンハン 腕の時計は午後21時を過ぎている。

     電車で通勤していると、こういう類いの人類に時折出会うんだよなと思う。ハンジ・ゾエは心から疲弊した。職場ではただでさえ新規のプロジェクトを任されて、疲弊しているのだ。
     さっきから隣の男が自分の胸元を覗き込んでいたような気がしたのは気のせいではなかった。夏なのだ。しかも猛暑なのだ。私が薄着なのは仕方ないだろ。まったくもう、いい加減にしてくれ。
     この状況を脱するためにハンジは声にも多少出してみた。「ねぇ」「ちょっと」「あの、聞いてます?」だとか。だが隣の、ちょっと臭う、齢のほどは六十手前くらいだろうか、言葉は悪いがこのジジイは寝たふりをしながら肘を、勘違いでなければハンジの胸のあたりに当ててくる。その力はどこから湧いてくるのか不思議なほど力強かった。言いたいことを我慢できるタイプではないハンジも多少躊躇うほどに。さて、どうしたものか。
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    coitealight

    DONEこなものさんと吸血ンジさんの話?をしていたのを文章化しました。吸血ンジさん×夢女。リヴァハン前提。夢女視点。
    サンクチュアリ線路沿いの夜道にヒールの音が響く。
    仕事帰りの私の左手のコンビニ袋の中には、週末に食べようと買ったコンビニのピスタチオプリンとムラサキイモタルトが入っていて、歩くヒールのカツカツとした音がコンビニ袋のカサカサとした音と混じりあっている。
    それから右手にはライトをつけたスマホ。誰もいない、うらぶれた道で帰路を急ぐ。申し訳程度に明かりを灯す街灯には、名前も知らないろくでもない虫たちがいつものように群れている。


    今日は金曜だというのに気分は下がったままだ。
    私には昔からおかしな、前世の、としか言えない記憶があって、それはとても鮮明で妄想とは呼べない代物だ。誰にも言ったことはない。
    記憶の中には誰よりも鮮やかな人が存在している。憧れだと思い込もうとしたけど、私は結局はその人のことが好きだった。どんなときも、どんなことがあっても、光が差す明るい方に向かおうとする姿。発光するものに引き込まれて、近づきたいと思う気持ちは自然なもので、私は、街灯に群らがる虫に同情する。どこにでもいる冴えない兵士のひとりだった私は、その気持ちも、もちろん誰にも言ったことはなかった。
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