iro_rrx
REHABILIヒースが媚薬を飲んでしまったお話。パンテーラのヒースとアーサーの両片想いBL。
※左右決めていないので、好きなように受け取っていただいて構いません
※とても短いし突然終わる
※私の性癖にしか配慮していない
――今日の夜は冷えると聞いたのに、身体が熱くて疼いている。これはー……。
「ヒースどうしたんだそのお酒は?」
ヒースが手に持っているお酒をアーサーは不思議そうに見る。普段からお酒を嗜む方だが、初めて見るボトルである。
「よくわからないけど貰ったんだよね……」
アーサーは首をかしげる。よくよく話を聞くと、ヒースが街を歩いていたら急に商人に声をかけられ、「貴方は今までで出会ったどの人よりも美しい!出会えたお礼にこのお酒をあげよう」と言われて貰ったとのことである。
「……怪しくないか?」
「怪しいけど、一緒にいたシノが上機嫌になっちゃって断るに断れなかったんだよね」
「成る程。中身は確認したのか?」
「それを今から確認しようと思って」
1630「ヒースどうしたんだそのお酒は?」
ヒースが手に持っているお酒をアーサーは不思議そうに見る。普段からお酒を嗜む方だが、初めて見るボトルである。
「よくわからないけど貰ったんだよね……」
アーサーは首をかしげる。よくよく話を聞くと、ヒースが街を歩いていたら急に商人に声をかけられ、「貴方は今までで出会ったどの人よりも美しい!出会えたお礼にこのお酒をあげよう」と言われて貰ったとのことである。
「……怪しくないか?」
「怪しいけど、一緒にいたシノが上機嫌になっちゃって断るに断れなかったんだよね」
「成る程。中身は確認したのか?」
「それを今から確認しようと思って」
arei_ash
REHABILI景丹/景恒一緒にお酒を呑む二人の話
*何でも許せる方向け
Amber's temptation『偶には私と一献傾けるのはどうだろうか』
突如として送られてきた一通のメッセージに丹恒はぱちりと目を瞬いた。その送り主は、羅浮の将軍──景元であった。しばらくの間、依頼のために星穹列車は羅浮に留まることになっていた。誰かを通じて、景元の耳に入ったのかも知れない。それに軽く息を吐いて、どうしたものかと思案を巡らせる。
彼が丹楓の生まれ変わりである自分を何かと気にかけている事は知っていた。おそらく自分とかつてのように親しくなりたいのだろうことも。だが、丹恒は、彼との接し方が未だ分からずにいた。長きに渡って囚われていた場所から救ってくれたのは紛れもなく彼だ。それには感謝をしてもしきれない借りがあるが、どうしたらいいものか。
2357突如として送られてきた一通のメッセージに丹恒はぱちりと目を瞬いた。その送り主は、羅浮の将軍──景元であった。しばらくの間、依頼のために星穹列車は羅浮に留まることになっていた。誰かを通じて、景元の耳に入ったのかも知れない。それに軽く息を吐いて、どうしたものかと思案を巡らせる。
彼が丹楓の生まれ変わりである自分を何かと気にかけている事は知っていた。おそらく自分とかつてのように親しくなりたいのだろうことも。だが、丹恒は、彼との接し方が未だ分からずにいた。長きに渡って囚われていた場所から救ってくれたのは紛れもなく彼だ。それには感謝をしてもしきれない借りがあるが、どうしたらいいものか。
okyanyou3
REHABILIハクオンのような帝のような 男は長きに渡り、人を探していた。
探す相手は男の肉親であった。世界が一度終わってしまう寸前に別れた、血を分けた弟。人が不死の肉塊へと変じる奇病が爆発的に感染拡大する中、唯一『人間』として生き残った、生き残ってしまった男が、自らの躰を自己クローン体に取り換える延命処置を幾度も繰り返す間も(言うまでもないが、複数回の記憶の生体移行は生命倫理の観点から忌避されている)、数百年という長い長い歳月を生きて尚その存在を忘れることのなかった、『生きている』という希望を捨てられなかった人。
その弟が、今、男の目の前にいた。
奇病の発生直前に冷凍睡眠装置に入った弟は、別れたときと同じ姿であった。そのはずだ。男の幾度も取り換えた脳は、もう、かつての弟の姿も名前も記憶していないけれど、DNAが男と目の前の人との血の繋がりを証明していた。
4319探す相手は男の肉親であった。世界が一度終わってしまう寸前に別れた、血を分けた弟。人が不死の肉塊へと変じる奇病が爆発的に感染拡大する中、唯一『人間』として生き残った、生き残ってしまった男が、自らの躰を自己クローン体に取り換える延命処置を幾度も繰り返す間も(言うまでもないが、複数回の記憶の生体移行は生命倫理の観点から忌避されている)、数百年という長い長い歳月を生きて尚その存在を忘れることのなかった、『生きている』という希望を捨てられなかった人。
その弟が、今、男の目の前にいた。
奇病の発生直前に冷凍睡眠装置に入った弟は、別れたときと同じ姿であった。そのはずだ。男の幾度も取り換えた脳は、もう、かつての弟の姿も名前も記憶していないけれど、DNAが男と目の前の人との血の繋がりを証明していた。
アジの塩焼き
REHABILI今考えて今書いてたやつストーリー性は皆無
ちゅっちゅして終わる
ロクゼロのゼロックスです
スリープから覚めて間もない頃くらい
(なお作者はロクゼロをプレイしていないので時系列がおかしかったらすみません) 1227
piyozaku_D
REHABILIHide Away で見れます。こちらの素晴らしい曲をムカデネキさんに紹介してもらい、それに加えてまさかの日本語訳をアダム風にしてもらったことがきっかけでした。[※🎸が作詞作曲やってる雰囲気が出ています。本編とは一切関係ないです。] 4401
hirata_cya
REHABILIビマヨダ⚽パロ。栄光の手 眼球が残ったのは奇跡だった。
これが形成手術を終えて叩き起こされ二番目に言われた言葉である。ちなみに開口一番は熊にでも襲われたのかと思いました、だ。
とどのつまり顔面の皮が裂かれて肉が抉れているのだから、そこに大した違いは無いだろう。結果を生み出したのが鋭い爪のついた獣の五指か、芝生を踏みしめて駆けるための靴のスパイクかというだけで。
というようなことを上手く回らぬ舌で回答したら、医者は微笑んで所見ありとカルテに記した上で看護師に指示して腕に繋がった点滴から鎮静剤を落としてきた。わし様が王座にまします皇帝の如くあまりに落ち着き払っていたから、却って異常を疑ったのかもしれない。余計なお世話というものだ。
2697これが形成手術を終えて叩き起こされ二番目に言われた言葉である。ちなみに開口一番は熊にでも襲われたのかと思いました、だ。
とどのつまり顔面の皮が裂かれて肉が抉れているのだから、そこに大した違いは無いだろう。結果を生み出したのが鋭い爪のついた獣の五指か、芝生を踏みしめて駆けるための靴のスパイクかというだけで。
というようなことを上手く回らぬ舌で回答したら、医者は微笑んで所見ありとカルテに記した上で看護師に指示して腕に繋がった点滴から鎮静剤を落としてきた。わし様が王座にまします皇帝の如くあまりに落ち着き払っていたから、却って異常を疑ったのかもしれない。余計なお世話というものだ。
nebu_fu_5725
REHABILI第三者目線と風景の描写のリハビリ。語彙の引き出し貧弱なので、できる限りわかりやすい言葉を使ってどこまで風景がかけるかに挑戦中。
…桜関係ない…あれ?
no title桜の開花宣言が出されたのはつい先日のことだ。
桜が咲いたからとはいえ、まだ頬にあたる風には冷たさが残っている。
「さすがにまだまだ入りたいとは思えないね」
ザザァ…と引いていく波間を見つめながら目を細める夏油の後ろで五条はふっと顔を崩した。
「なに?オマエ泳ぐ気だったの?」
「だって、せっかく海に行くなら足くらいはさ」
「えー俺濡れるのパスー」
いつもの軽い調子で、べぇっと舌を出したあとにすぐに真剣な顔になった五条にうっすらと違和感を感じたのだろう、夏油は眉を顰める。
「どうした?…悟?」
「いや…」
ああ、この感じは何を問うても歯切れの悪い返答しか返ってこないと判断したものの、体調が思わしくないのではないかなどと心配をしてしまうのは所謂夏油の母性本能というものなのか…
1053桜が咲いたからとはいえ、まだ頬にあたる風には冷たさが残っている。
「さすがにまだまだ入りたいとは思えないね」
ザザァ…と引いていく波間を見つめながら目を細める夏油の後ろで五条はふっと顔を崩した。
「なに?オマエ泳ぐ気だったの?」
「だって、せっかく海に行くなら足くらいはさ」
「えー俺濡れるのパスー」
いつもの軽い調子で、べぇっと舌を出したあとにすぐに真剣な顔になった五条にうっすらと違和感を感じたのだろう、夏油は眉を顰める。
「どうした?…悟?」
「いや…」
ああ、この感じは何を問うても歯切れの悪い返答しか返ってこないと判断したものの、体調が思わしくないのではないかなどと心配をしてしまうのは所謂夏油の母性本能というものなのか…
mido18chia
REHABILI高峯卒業までえっちはだめなみどちあの、卒業間近に思いを馳せて満ちるときぎし、とベッドが軋んで高峯が俺の上へと覆い被さってくる。そのまま唇へと降ってきた熱に思わずびくりと肩が跳ねた。構えてはいたけれど、未だ慣れはしない。そんなガチガチな俺を気遣うように繰り返される優しい口付けに、無意識に強張っていた身体がゆっくりと解けていく。出会った頃よりもうんと広くなった背中に手を回せば、嬉しそうな吐息が溢れた。
ちゅっ、とリップ音を立て、顔を離した高峯の瞳は一段と蕩けている。親しい友人にも、大好きなゆるキャラ相手にも、ファンにも、誰にも見せない俺にだけ向けられる顔。入学したばかりのあの頃、今にも死にそうな表情をしていた彼からは想像もつかない。ましてやそれを一身に向けられるようなことになるなんて。
1266ちゅっ、とリップ音を立て、顔を離した高峯の瞳は一段と蕩けている。親しい友人にも、大好きなゆるキャラ相手にも、ファンにも、誰にも見せない俺にだけ向けられる顔。入学したばかりのあの頃、今にも死にそうな表情をしていた彼からは想像もつかない。ましてやそれを一身に向けられるようなことになるなんて。