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    りんこ

    DONEギャグ小説を読んだことがなく笑い上戸の人間の書いたギャグ小説
    ※ありえないになんでもありなんでもあり
    ※くらいやつと同時に書いていたため、明るいものを書かないとおかしくなりそうで書いたものなので、ほんとうに内容がおかしい
    ※最後の数千字はまいごえんキャラが一切出てきません
    あじほ1日観察記録🪐紫外線ライトみたいなピカピカ太陽。プールの底みたいな青い空。スーパーで購入できるレジ袋くらい真っ白な雲。扇風機の弱くらいの穏やかな風。全てのコンディションが結構よい日(※曇りや雨が好きな方もいらっしゃるため全ての方がそう感じるとは限りません)。今日も1日が始まるのだろう。
     
     ここは保育園らしい。まだ空っぽの園舎はまるで子どもたちを待ち侘びているかのように聳え立っている。公式さんが園の設計図等を公表していないため分からないことが多いが、玩具が豊富で園庭もあって、保育室も広い。園児が過ごすのに適した場所と言えるだろう(※これも感じ方には個人差があります)。
     それからしばらくして車やら自転車やらが砂利の敷かれた駐車(輪)場へと集まると、降りた人々が続々と中へと入っていく。生気のない魚のような目をした者も多くいるが何か楽しいことでもあるのか流れ星を宿したみたいなキラキラとした目をした者もいる。仕事への真剣さの違いなのか、園児に近い心や好奇心を持っているかの違いなのか、それは分からない。これから分かるのかもしれないし分からないかもしれない。とりあえずこっそりと人々へと続いた。
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