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    あらすじ

    麦茶丸

    PAST長文の小説をポツポツ上げる場所を探していて、ポイピクでできるか試運転してみようと思います。
    ≪あらすじ≫
    ロンドンでの同棲も、もうすぐ1年。時計塔での研究が忙しいこともあって、二人の会話が減ってきていた。カドックはそんな現状に特に危機感を持たず、忙しいを言い訳に目を反らしていた。そんなある日、誰かの会話で危機感を覚え、カドックは行動に出る。
    言葉の代わりをずっと探して 立香と付き合ってもうすぐ1年が経つ。思えば恋人になる前の時間の方が長く、まだ1年かとも思った。恋人らしいことも少しずつ慣れていき、それに伴うように会話が少し減った気がする。喧嘩をするほど仲が悪いわけじゃない。ただ時計塔での研究が忙しいことも相まって、二人で過ごす時間も減ってしまったのだ。このままじゃダメだと心の隅ではわかっているのに、研究に明け暮れる自分を止めることができなかった。
    そんなある日の昼休み。初夏手前の春が少し残る気候。麗らかな日差しの元、カドックは珍しく時計塔の中庭で昼食をとっていた。このところ研究が行き詰っており、たまには気分転換が必要だと思ったからだ。
     しかし慣れないことはするものじゃないと思った。中庭にはそれなりに人がいる。喧騒も相まってうるさく感じた。盗み聞ぎなどするつもりもなかったが、ちょうど後ろのベンチから話し声が聞こえてくる。
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    ひじのくぼみ

    MEMO父水マイルド不倫verのあらすじ。
    最近、以前呟いた不倫父水を読みたいですと言って頂いたけれど、いきなり本物の不倫を書くのはハードルが高すぎるので(モブを使わない話ではできるだけ誰も悲しい思いさせたくないため)同じ系統でマイルドな話でワンクッション置かせてほしいですと言っていたやつのあらすじ書きました!送り主さんへ届けっっっ!!
    ⚠️不貞の共犯者な父水出てくるから苦手な人は絶対踏まないでください。
    あらすじ妻と倅と3人で暮らす父。
    父視点
    ある日散歩に出掛けてある大木を見つける。その木には窓のような樹洞があって、覗き込むと美しい瞳を持つ男がいた。人間のようで同族にも似た雰囲気を持つその男は、自分を知っているような反応を見せた。どこかで出会ったことがあるのかと聞けば、「いいや」とおかしそうに否定される。そこからは他人行儀な対応をされる。
    どうしてここにいるのかと問えば、住んでいるから。一人でかと問えば、夫と子どもとと言う。そこから話が弾んでいく。初めて話た気がしないくらい、息の合う会話に居心地の良さを覚えもっと仲良くなりたいと思う父。そこから出てきてくれないかと頼むが、ひとりでは外に出てくれるなと言われていると断られた。俺の夫はやきもち焼きだから、帰ってくる前にそろそろお前もここから去った方がいいと言われる。「気になっていたがお主の夫は幽霊族、ワシと同族ではないのか?」と聞く。
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    sabamisodaisuk1

    DONE現代AU

    自分の中で妄想してる「介護施設で働くオクジーくん」という時空があり、その中の書きたいとこだけ書いたやつです
    以下存在しないあらすじ↓

    作家を志しつつ、ヘルパーとして高齢者介護施設で働く青年・オクジー。
    ある日、高名な学者である入所者・ピャスト氏のもとに奇妙な男が度々訪ねてくるようになる。バデーニと名乗る彼の傲慢な態度と奇行に悩まされつつ、強くは出られないオクジーだったが……
    雪の日のオクバデ「うわ……もうこんなに積もってる」
    午後七時。正面入り口の門を閉めに外へ出ると、早くもあたりは真っ白な雪景色と化していた。朝の予報では、降雪は夜中からだと言っていたのにあてにならないものだ。
    早めに車のタイヤを替えておいてよかった、と思う。例年よりずっと早い大寒波。ホールのテレビも、さっきからそのニュースばかり流している。この分だと翌朝の通勤にも響きそうだ。スタッフに欠勤が出なければいいが……などとあれこれ思い巡らしていると、
    「ぶえっくしゅ!」
    と大きなくしゃみの音がしてそちらを見た。
    「えっ。あれっ、バデーニさん!?」
    「どうも。良い夜だなオクジーくん。クソッ」
    と毒づきながら鼻を拭う。
    「どうしたんですか? すいませんけど、面会時間ならもう終わりましたよ」
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