お茶
眞野ほゆき
DONE2023/8/26追記 新刊間に合わなかったの悲しいので、11/23のエリオスオンリー(リアイベ)には出したい…2023/3/4~5ノースセクター中心Webオンリーイベント『青の街にてお茶会を』展示作品。
2023/5/3発行予定のガスレン新刊(https://poipiku.com/940409/8402778.html)がレン視点のため、ガスト視点も少し描きたいと思いました。短いです。 2
粥のぽいぴく
DONE『青の街にてお茶会を』に展示させていただいた小説になります。イベント期間中見ていただいた方、またコメントをくださった方ありがとうございました!
ノースセクターがお花見に行く話「そうだ、お前たち。次の休暇の予定は空いてるか?」
その日の職務を終えて、それぞれが自由時間を過ごす中、めずらしく全員がリビングに居合わせたタイミングでマリオンはそう口にした。その言葉を聞いた一同は、その問いに対して不思議に思いながらも、それぞれの手を止めてマリオンを振り返る。
「次の休暇、ですか。私は特には予定はありませんよ」
「俺も特には無かったかな、適当に弟分たちに声掛けてみようかとは思ってたけど」
「俺も今のところは予定はない、図書館にでも行こうかと思っていたくらいだ」
ヴィクター、ガスト、レンはマリオンの問いに対してそれぞれそう答えた。マリオンは三人の返事を聞くと、少し安心したような様子でこう続けた。
12037その日の職務を終えて、それぞれが自由時間を過ごす中、めずらしく全員がリビングに居合わせたタイミングでマリオンはそう口にした。その言葉を聞いた一同は、その問いに対して不思議に思いながらも、それぞれの手を止めてマリオンを振り返る。
「次の休暇、ですか。私は特には予定はありませんよ」
「俺も特には無かったかな、適当に弟分たちに声掛けてみようかとは思ってたけど」
「俺も今のところは予定はない、図書館にでも行こうかと思っていたくらいだ」
ヴィクター、ガスト、レンはマリオンの問いに対してそれぞれそう答えた。マリオンは三人の返事を聞くと、少し安心したような様子でこう続けた。
晴れ🌞
DONE青の街にてお茶会を開催ありがとうございます!ホワイトデーまではバレンタインだし、無自覚両片思い強化月間です!
🍃🌹「いや、お前らが気にすることじゃねぇって。マジで」
空が白み始めたニューミリオンの大通りを、ガストはひとり足早に歩いていた。
冷え切った朝の空気は鼻の奥を刺すみたいに冴えていて、呼吸するごとに肺がじわりと熱くなる。昨夜の酔いはすっかり覚め、残るのは鈍い頭痛と少しの後悔。吹く風に背中を丸めると、上着のポケットの中でクラフトビールの王冠がかちゃりと音を立てた。
「ふたりで一度にしゃべったら何言ってるかわかんねぇよ。あー、まぁ後で俺も覚悟決めて見てみるって。飲みに付き合ってもらってサンキューな」
ロイとチャックからかかってきた通話を終わらせると、ガストはスマートフォンのディスプレイのメッセージアプリに付いた、たくさんの通知にため息を吐いた。届いたメッセージは開く気になれない。反応したら最後、何人かの同期たちにとっておきのおもちゃとして扱われるってわかっているからだ。溢した白い吐息が空気に溶けぬうちにまたひとつ、メッセージを知らせる通知が表示される。こんな早い時間に事をおもしろがって連絡を寄越してきたのは、やはりと言うべきかニューミリオンきっての情報屋を自称するガストの同期だった。茶化すようなメッセージに続いてSNS投稿記事のリンクが送られてくる。
5907空が白み始めたニューミリオンの大通りを、ガストはひとり足早に歩いていた。
冷え切った朝の空気は鼻の奥を刺すみたいに冴えていて、呼吸するごとに肺がじわりと熱くなる。昨夜の酔いはすっかり覚め、残るのは鈍い頭痛と少しの後悔。吹く風に背中を丸めると、上着のポケットの中でクラフトビールの王冠がかちゃりと音を立てた。
「ふたりで一度にしゃべったら何言ってるかわかんねぇよ。あー、まぁ後で俺も覚悟決めて見てみるって。飲みに付き合ってもらってサンキューな」
ロイとチャックからかかってきた通話を終わらせると、ガストはスマートフォンのディスプレイのメッセージアプリに付いた、たくさんの通知にため息を吐いた。届いたメッセージは開く気になれない。反応したら最後、何人かの同期たちにとっておきのおもちゃとして扱われるってわかっているからだ。溢した白い吐息が空気に溶けぬうちにまたひとつ、メッセージを知らせる通知が表示される。こんな早い時間に事をおもしろがって連絡を寄越してきたのは、やはりと言うべきかニューミリオンきっての情報屋を自称するガストの同期だった。茶化すようなメッセージに続いてSNS投稿記事のリンクが送られてくる。
眞野ほゆき
SPUR ME2023/08/26追記 私生活バタバタしすぎていまだなんちゃってネーム状態です…11/23のエリオスオンリーには出したい…2023/3/4~5ノースセクター中心Webオンリーイベント『青の街にてお茶会を』展示作品。
2023/5/3発行予定のガスレン新刊ダイジェスト(サンプル)両片想いすれ違いハピエンです。こういう話を描くよ…というふんわりした内容です。ペン入れしてないラフ状態になります。 9
眞野ほゆき
DONE2023/3/4~5ノースセクター中心Webオンリーイベント『青の街にてお茶会を』展示作品。今まで描いたガスレンまとめ(順不同)Pixivにも同じものを掲載します(3/5中)
ガスレン描き始めたのはステを見た後なので12月末からなんですが思ってたより溜まってました。 21
眞野ほゆき
PAST2023/3/4~5ノースセクター中心Webオンリーイベント『青の街にてお茶会を』展示作品。エリステろぐまとめ(Twitterに載せてたものと同じ)ノースのルーキー中心です。Pixivにも同じものを掲載します(3/5中) 4
白無地自由帳(なまえ:いずうら)
TRAINING20230227。ルイとかいうシーフたらし…本当優しくて好きみんなでお茶しててくださいよもう
※スタンプありがとうございます💕💕💕💕💕
※応援絵文字ありがとうございます🙏😭😭😭😭😭
まこと
DONEHiMERUがタコ部屋にいた頃の話。眠れないとジュンに駄々をこねるHiMERU。そこに巽が通りかかって夜のお茶会が始まる。
「これを奇跡というのなら」にちょっとだけ続く話。
オンリー終了後はpixivと雑多ポイピクにも上げます。
タップで全文読めます。
【玲i明Webオンリー】タコ部屋的 夜茶会 「…なみ、さざなみ」
「ん…なんすか、まだ朝じゃないだろ…?」
非特待生のタコ部屋の薄いカーテンをカラリと開けて、隣で眠っていたはずの元特待生が肩を揺らす。
薄目を開けるとまだ真っ暗だし、体感的にも朝ではないことを直感する。
「…眠れないのです。だから、ぼくに付き合うのです」
「ハア〜?知らねえよ…オレは寝る」
こいつがこの部屋に来て、何回目かの「眠れないのです」だった。
毎回律儀に付き合っていたが、小さい子どもの親でもあるまいし、こうも頻繁に夜中に起こされるとこっちが体調を崩してしまう。今日こそは布団から出ない、と決意を決めて布団を頭から被った。
「ちょっと、さざなみ!特待生の言うことが聞けないのですか」
「今は特待生じゃねえでしょうが。ってことで、おやすみなさ…うわっ!」
4926「ん…なんすか、まだ朝じゃないだろ…?」
非特待生のタコ部屋の薄いカーテンをカラリと開けて、隣で眠っていたはずの元特待生が肩を揺らす。
薄目を開けるとまだ真っ暗だし、体感的にも朝ではないことを直感する。
「…眠れないのです。だから、ぼくに付き合うのです」
「ハア〜?知らねえよ…オレは寝る」
こいつがこの部屋に来て、何回目かの「眠れないのです」だった。
毎回律儀に付き合っていたが、小さい子どもの親でもあるまいし、こうも頻繁に夜中に起こされるとこっちが体調を崩してしまう。今日こそは布団から出ない、と決意を決めて布団を頭から被った。
「ちょっと、さざなみ!特待生の言うことが聞けないのですか」
「今は特待生じゃねえでしょうが。ってことで、おやすみなさ…うわっ!」
真砂長文倉庫
DONEイコさんが王子に手作りおやつとお茶を振る舞う話。本文最初に捏造の説明ありますので、ご一読願います。時間に余裕のない方は以下の結論のみでも宜しくお願いします。
結論:
王子大学入学後、6月~7月の話。バレンタイン関係なくて済みません。しかしここにしか入れられない話なんです…。
バレンタインイコプリ「ヤコブの梯子」捏造設定:
5月中旬に遠征&大規模侵攻(18巻201話"50日遅らせる"と203話P217遠征選抜試験3/17〜より)があるので、その一月後に帰還をイメージ。生駒隊と王子隊は遠征or防衛どちらか判らないけど、王子隊は恐らく後者。
あと、生駒隊と王子隊(旧弓場隊)の多くのメンバーは「約3年前入隊→2年前B級中位→1年前上位キープ」だと思っているので、その前提で話が進んでいます。根拠の説明はまたの機会に。すみません。
だから6月〜7月の話。バレンタイン関係なくて済みませんです…。
イコさんは「オージ」「辻ちゃん」呼び故、身近な人の呼称が移っていると思うので「蔵っち」呼びです。
ええ、王子より先に蔵内が登場します。
58675月中旬に遠征&大規模侵攻(18巻201話"50日遅らせる"と203話P217遠征選抜試験3/17〜より)があるので、その一月後に帰還をイメージ。生駒隊と王子隊は遠征or防衛どちらか判らないけど、王子隊は恐らく後者。
あと、生駒隊と王子隊(旧弓場隊)の多くのメンバーは「約3年前入隊→2年前B級中位→1年前上位キープ」だと思っているので、その前提で話が進んでいます。根拠の説明はまたの機会に。すみません。
だから6月〜7月の話。バレンタイン関係なくて済みませんです…。
イコさんは「オージ」「辻ちゃん」呼び故、身近な人の呼称が移っていると思うので「蔵っち」呼びです。
ええ、王子より先に蔵内が登場します。
kanzashiki
CAN’T MAKEお茶濁しらくがき第3弾🍵べんばです いちお現パロのつもり😋👍
だいぶ前にRTしたポケツイ新ガチャの色味が頭に残りすぎた!描いた!!!という経緯がありマス
シャープペンシル(B)でらくがきするの楽しい"よ"~~ありがとうメディ…ンペイント✨️💕💕
chocolate earrings're super kawaii
さなだむしお
DONEhttps://archiveofourown.org/works/32858995ファンアート!
パラドックスに注意 FakeAlice
実際のとこ冰哥がちゃんとした茶道?を見る機会があったのか(幻花宮でありえるかもかなー普段なら蓋付きの茶碗じゃなくて急須使ってそうだし側近を魔族だけにしてたならなさそう)
あと地味に貴族出身として柳ニキ茶道できそう
まぁ中国のお茶の入れ方よくわからん!! 4
ダッフィー&フレンズ
PAST家のことで相談です。家でのいじめ今日、お茶のポットのふたが閉まっていなくてお茶をこぼして怒られました。
そして、その時に悪口をぐちぐち、ぐちぐち、言われました。
どうしたらいいですか。
76そして、その時に悪口をぐちぐち、ぐちぐち、言われました。
どうしたらいいですか。
シイナ
MEMOわちゃわちゃカルナイpixivへのメール本当にありがとうございます!
随時返信させて頂きますのでよろしくお願いします😭
ポイピクくん画像ないと投稿できないの
不便といえば不便だけど
かといって小説機能?使うのも仰々しくて申し訳ないので
お茶濁しで画像つけてます。よしなしに
kanzashiki
CAN’T MAKEお茶濁しらくがき第2弾です🍵BARO…UEのデザイン秀逸だよな~って眺めてたら降ってきたので軽率にパロりました✨️✨️(重罪)
ニクリとニクラ以外にもカワイ~~異形たぁくさんいるよB…ROQUEをよろしくお願いします!!!!! 3
wing89331104
DOODLEエモクロアTRPG「ふうたといっしょ。」DL:イチ
PL:ムラサキ のりまき 卵の黄身 wing
小学生キャンプのわちゃわちゃ感、楽しかった〜
やっぱりキャンプって楽しいよね!
うみちゃんの無邪気さ、しらべくんの好奇心、まもるちゃんの優しさ、どの子もホントに可愛いくて良い子すぎっ!
陸くんはまもるちゃんがお茶だったり助けてくれたり気遣ってくれたのがとても嬉しかったそう✨ 2
ちまき🔼
DONE【寄稿 web再録】2022年3月ご発行 お茶様(@ocha_gk) の素敵すぎる尾杉ブック『GIFT』に寄稿させていただきましたお話のweb再録です。
さまざまなギフトがつまった一冊にご一緒できて幸せでござる…
《贈るは甘い、はんぶんこ》 4
もるのはこ
DONE「ヒドラン・ザ・デスドラゴン様だ!!」「神は…よろしくね、だそうです」
「オイやばい奴しか居ないのかここには!!」
聖堂にて。初対面からわちゃわちゃしてて好きです。
「お茶にでもしようじゃないか、みんな。落ち着いてね」
はじめ
TRAININGワードパレット10.婚
旦那さん/触れる指/慈しむ
で小説を書きました
大人になったあたるくんとしのぶちゃんがお茶する話
※面あたの世界線
※しのぶちゃん視点
かわいい共犯者 買い物の帰り道で偶然あたるくんに会った。
数か月ぶりに会ったというのに、その月日を感じさせないほどに彼は一切変わりなく、本当に自然と私の世界に簡単に溶け込む。立ち話もなんだからと誘われて、近くの喫茶店で軽くお茶をすることになった。日曜日の午後三時。太陽は西の方角に傾き始めていたが、まだまだ燦々と明るい。心華やぐおやつどきだ。
喫茶店のドアを開けると、カラン、と小気味良いベルが鳴る。店の奥のボックス席を案内され、四人掛けのテーブルに向かい合うようにして腰を下ろした。
「あたるくんは変わらないわね」
壁に立て掛けてある分厚いカバーのメニューを開きながら独り言のように呟けば、あたるくんが目をぱちくりとさせる。少年と青年のちょうど中間くらいの顔つきに、少しだけ胸が軋んだ。
3029数か月ぶりに会ったというのに、その月日を感じさせないほどに彼は一切変わりなく、本当に自然と私の世界に簡単に溶け込む。立ち話もなんだからと誘われて、近くの喫茶店で軽くお茶をすることになった。日曜日の午後三時。太陽は西の方角に傾き始めていたが、まだまだ燦々と明るい。心華やぐおやつどきだ。
喫茶店のドアを開けると、カラン、と小気味良いベルが鳴る。店の奥のボックス席を案内され、四人掛けのテーブルに向かい合うようにして腰を下ろした。
「あたるくんは変わらないわね」
壁に立て掛けてある分厚いカバーのメニューを開きながら独り言のように呟けば、あたるくんが目をぱちくりとさせる。少年と青年のちょうど中間くらいの顔つきに、少しだけ胸が軋んだ。