さよなら
michi93chuu
PASTかみさまのいない世界/触れ合う程に/眠りにつく前に/かわいい人私の唯一の/春の歌/虎の威を借る狐を笑う猫/その手の先には/さよなら大好きな人/ずるい人/うそつきシンドバッド/過去捏造てんこ盛り 149
kuonao
MOURNING先に書いてたけど、たぶん使わないだろう七海と真依の会話。「さよなら、青春」に入るはずだった話の一部
七海の恋話を聞く真依の話 幼い頃の七海にとって、五条はいけ好かない先輩だった。まだあの頃は恋に淡い憧れがあったし、異性にだけ向けるものだという固定概念があった。そのせいで、恋を認められるようになるまで、途方もない時間が必要だった。
どうして五条を好きになったのだろう。もっと簡単で、もっと手頃で、もっと楽な恋が数えきれないほどたくさん落ちている。五条を好きになってしまったせいで、安寧だったり、平穏だったり。そういう優しさに満ちたものばかりを捨ててきた。
後悔を幾度も繰り返した。けれど、そのたびに。どうしようもなく五条を愛しているのだと思い知る。あまりにも後悔を繰り返したせいで、もうとっくの昔に、これからも五条のことを愛し続けるのだろうと諦めた。諦めることを諦めた。
5483どうして五条を好きになったのだろう。もっと簡単で、もっと手頃で、もっと楽な恋が数えきれないほどたくさん落ちている。五条を好きになってしまったせいで、安寧だったり、平穏だったり。そういう優しさに満ちたものばかりを捨ててきた。
後悔を幾度も繰り返した。けれど、そのたびに。どうしようもなく五条を愛しているのだと思い知る。あまりにも後悔を繰り返したせいで、もうとっくの昔に、これからも五条のことを愛し続けるのだろうと諦めた。諦めることを諦めた。
ache?
DOODLE0412職場にいきなり色んな種類のいちごケーキが40個くらい届いてそんなことある!?になった 私はいちごタルトいただきました
4月から積立の一部をゆるい投資に回し始めたんだけど早速下がっててすでに胃が痛い 上がったり下がったりするのに耐えられるのかこのオタクは…
0411
「さよなら絵梨」面白かったなぁ 賞獲った映画よりもクソ映画観た後の方が人に話したくなるってか共有したくなるよね 分かる 4
auta02211
DONEこれは守っ〇守〇月天トレスパロの里見恭一郎とあうたさんちの彼女ちゃんアバターの絵です……。『吸い込んでくれ 俺の寂しさ 孤独を全部貴女が』という気持ちで描きました。出会い編が終わった後すぐに、『やっぱり君に『さよなら』できない』の歌詞が里見恭一郎じゃん!になり……。言い訳をすると、プスメイトくんは主人公のアバターがないのでアバターを作らないことにはどうしようもこの絵が描けずこういう感じに……。さわら
MOURNINGエア表紙収録:『火影室へようこそ』『火影室のみそかごと』『火影室のないしょごと』『火影室にさよなら』
B6/86p/R18(かなりぬるめ)
3年前に初めて作った本&コピー本3冊の再録。
okeano413
DONE甲操 さよならを言わないで暗い
https://twitter.com/okeano413/status/1499021819759984640?t=ZHNFiUKcvWcjN3qMBJHRPQ&s=19
「明日死ぬなら」
2022.03.13
向かいで僕があれこれ話すのを聞いていた甲洋が、ごはんを口に運ぶのをやめて静かな声で言った。
「俺が死んだら、来主はどうする?」
死ぬ。とは、強い言葉だ。存在の消滅。記憶からの消去。世界に残滓をも残せず、消えてしまうこと。同胞と呼べた存在たちが、いくらも体験してきたもの。
死ぬよりもっと前の、痛みがいちばんいやだと思う。忘れられちゃうのも、やだな。いつか存在を次の子に引き継いだあと、いつもじゃなくていいから、僕といた人に僕のことを思い出して欲しい。
あれ。もしかして僕って、結構「生きて」いられることを楽しんでいるのかも。僕を見て、僕と話して、僕がここに生きていると教えてくれるうちの一人の甲洋が自分の消失を受け入れたような質問をする意図が読めなくて、首を傾げる。思考に表面だけでも触れたくて、見つめ返した瞳は鏡みたいにつめたい。
3936向かいで僕があれこれ話すのを聞いていた甲洋が、ごはんを口に運ぶのをやめて静かな声で言った。
「俺が死んだら、来主はどうする?」
死ぬ。とは、強い言葉だ。存在の消滅。記憶からの消去。世界に残滓をも残せず、消えてしまうこと。同胞と呼べた存在たちが、いくらも体験してきたもの。
死ぬよりもっと前の、痛みがいちばんいやだと思う。忘れられちゃうのも、やだな。いつか存在を次の子に引き継いだあと、いつもじゃなくていいから、僕といた人に僕のことを思い出して欲しい。
あれ。もしかして僕って、結構「生きて」いられることを楽しんでいるのかも。僕を見て、僕と話して、僕がここに生きていると教えてくれるうちの一人の甲洋が自分の消失を受け入れたような質問をする意図が読めなくて、首を傾げる。思考に表面だけでも触れたくて、見つめ返した瞳は鏡みたいにつめたい。