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    まさと

    わたあめかんな

    DONEポケモンSV:タクシードライバーのマサトシ→アオイ←アオキ(モブアオイ/アオアオ)
    ※アオイがチャンピオンになりアオキと三回戦済
    アオイちゃんの一部になりたいマサトシおじさんVS大人として阻止したいアオキさん リーグの扉からアオイが外に出ると、空は夕焼け色に染まっていた。日が暮れる最中急いで坂道を下りていくと、道端に立っているタクシードライバーの男が手を振って挨拶をしてくる。

    「おーい。今帰りなのかい?」

     アオイは男に何度も会ったことがあり、初めて会った時にはポケモン勝負を挑まれたがその強さは並々ならぬものだった。男の手持ちが6体揃っていたら負けていたかもしれない、とあの時リーグに挑戦するため準備万端で挑んだにも関わらず苦戦を強いられたアオイは彼に一目を置いていた。

    「はい、今日はリーグでの会議だったんです」
    「まだ学生なのに仕事だなんてきみは偉いね。おじさんが寮まで送っていってあげようか?」

     傍らにはそらとぶタクシーの白いゴンドラが置かれ、その上には複数のイキリンコたちが羽を伸ばしている。恐らく彼はリーグを利用する来訪者や職員相手に客を取るためにいつも此処に居るのだろうな、とアオイは思った。彼の手持ちポケモンたちが強いのは数々のリーグ挑戦者たちと戦ってきたからだろうか。そう考えると、彼こそがリーグの第一関門とも言えるのかもしれない。
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    yumemiduki1015

    DONEたとえ自分を見てなくても構わない
    けして戻らない夢の中に願うのは…

    注意:こちらはナワマサというよりヘンマサ←ナワとなっています
    ナワーブが片想いのような状態です。
    また、マーサの手紙はもちろん、背景推理は彼女自身の物だという前提で書かれております
    違和感や違い点などはあるかもですが、あくまで当荘園では此方の解釈で描いておりますのでご了承ください
    泡沫の夢に願うのは「マーサが風邪?」
    午前中のゲームから戻り。医務室でエミリーから傷の手当てを受けながら聞いたその話に、ナワーブは少し驚いたように聞き返していた。
    「ええ。今朝起き掛けに熱が上がったみたいで。昨日から少し体調悪そうだったから気にしてはいたんだけど」
    テキパキと慣れた手つきで治療を進めながら話す彼女の話に耳を傾けながら、頭に浮かんだのはいつも凛として真っ直ぐな視線を向け自分の隣に立つマーサの姿だった。
    そういえば、確かに昨夜顔を合わせたとき少し疲れているように見えた気がする。
    「彼女。ここ最近ずっと試合に出ずっぱりだったでしょ。疲れが溜まってたのかもしれないわね」
    はい、おわり。と薬箱を片付け始めるエミリーに軽く礼を告げて手当を受けた腕を軽く回してみたりする。
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