ゆずは
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MAIKINGえろまでの入れたら14までに間に合わないのでえろ除いた部分だけのンサちゃん話を載せておきます。最終軸に似たどこかの平和な世界線。友情出演ミっち、ちふゆ、ひなち、えまち、ゆずは。ハッピーバレンタイン🍫
バレキス周回との同時進行は無理でした(クソ)
※未成年者による飲酒表現あり。 8591
NautilusTRPG
DOODLE #Nemo卓快刀乱魔#快刀乱魔漫画化幻覚
続いて第2陣の立ち絵をお借りしました!
漫画表紙パロ!
PL:うた/にの/ゆずはる/かなのせ(HO順/敬称略)
なんと通常立ち絵verと戦闘差分verがある! 10
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SPUR ME大人になった みつや、たいじゅ、ゆずは、はっかい で、初めてのディナーをする話⑤しば兄弟の可能性を祈ってます。
※たいみつを含みます。
※デザイナー、モデル軸の現代+オーナー設定です。
※しば母捏造してます。
白のプレリュード⑤(完結) side - 三ツ谷 隆「肉料理って、白も結構合うんだな」
三ツ谷はそう言いながら、淡いイエローゴールドの液体を口に運ぶ。
脂っぽい肉に酸味のある白は想像以上に噛み合っていて、ついつい飲むペースは上がった。
「だよね、オレも、これすげぇ美味しいって思ったんだ」
「うん、悪くないんじゃない」
弟妹の反応も悪くないようで、三ツ谷は隣の恋人を見上げ、笑みを添えながら小首を傾げる。
「大寿くん、ちゃんと八戒の好み当てられるのすげぇじゃん」
「八戒は、ちゃんとワインのアロマを嗅ぎ分けられてたからな。香りの好き嫌いが把握できれば、選ぶのは簡単だ。テメェと違って、ワインを嗜むセンスがある」
「なぁ、一言多くねぇ?!」
弟をべた褒めするところまでは良い。けれど最後の一言は、どうにも釈然としなかった。
7902三ツ谷はそう言いながら、淡いイエローゴールドの液体を口に運ぶ。
脂っぽい肉に酸味のある白は想像以上に噛み合っていて、ついつい飲むペースは上がった。
「だよね、オレも、これすげぇ美味しいって思ったんだ」
「うん、悪くないんじゃない」
弟妹の反応も悪くないようで、三ツ谷は隣の恋人を見上げ、笑みを添えながら小首を傾げる。
「大寿くん、ちゃんと八戒の好み当てられるのすげぇじゃん」
「八戒は、ちゃんとワインのアロマを嗅ぎ分けられてたからな。香りの好き嫌いが把握できれば、選ぶのは簡単だ。テメェと違って、ワインを嗜むセンスがある」
「なぁ、一言多くねぇ?!」
弟をべた褒めするところまでは良い。けれど最後の一言は、どうにも釈然としなかった。
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SPUR ME大人になった みつや、たいじゅ、ゆずは、はっかい で、初めてのディナーをする話④しば兄弟の可能性を祈ってます。
※たい みつ を含みます。
※デザイナー、モデル軸の現代+オーナー設定です。
※しば母捏造してます。
白のプレリュード④ side - 柴 大寿「ま、待ってよ、兄貴……」
そんな八戒の声が聞こえた瞬間、大寿は思わず息を呑んだ。
三ツ谷に唆され行くぞとは言ったものの、ついて来ない可能性も、十分にあると思っていたからだ。
「早くしろ」
動揺を悟られぬよう、極めて冷静に返しながらも、自然と大寿の歩く速度は落ちていた。
ほどなくして追いついた八戒を連れ、大寿はワインセラーへと案内する。その少し後ろを歩きながら、八戒はチラリと兄の様子を伺った。
ただ淡々と先を進む姿には、なんの打算も感情も見て取れない。笑うでも怒るでもない様子は、むしろ何を考えいるのか分からず、八戒はかえって不安になる。とはいえ訪ねる勇気もなかった。
なにせ大寿と再び会うようになってからは、いつも三ツ谷が一緒にいたため、二人きりになるのは初めてなのだ。三ツ谷がいたからこそ言葉を交わせていたが、そのサポートがない今、一体何を話せばいいのか分からない。取っ掛りすら思い浮かばず、八戒は閉口するしかなかった。
4835そんな八戒の声が聞こえた瞬間、大寿は思わず息を呑んだ。
三ツ谷に唆され行くぞとは言ったものの、ついて来ない可能性も、十分にあると思っていたからだ。
「早くしろ」
動揺を悟られぬよう、極めて冷静に返しながらも、自然と大寿の歩く速度は落ちていた。
ほどなくして追いついた八戒を連れ、大寿はワインセラーへと案内する。その少し後ろを歩きながら、八戒はチラリと兄の様子を伺った。
ただ淡々と先を進む姿には、なんの打算も感情も見て取れない。笑うでも怒るでもない様子は、むしろ何を考えいるのか分からず、八戒はかえって不安になる。とはいえ訪ねる勇気もなかった。
なにせ大寿と再び会うようになってからは、いつも三ツ谷が一緒にいたため、二人きりになるのは初めてなのだ。三ツ谷がいたからこそ言葉を交わせていたが、そのサポートがない今、一体何を話せばいいのか分からない。取っ掛りすら思い浮かばず、八戒は閉口するしかなかった。
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SPUR ME大人になった みつや、たいじゅ、ゆずは、はっかい で、初めてのディナーをする話③しば兄弟の可能性を祈ってます。
※たい みつ を含みます。
※デザイナー、モデル軸の現代+オーナー設定です。
※しば母捏造してます。
白のプレリュード③ side - 柴 柚葉「うちは堅苦しい店じゃねぇ。飲みてぇモノがあったら、好きに注文しろ」
数品の料理が終わったところで、大寿はそう言ってドリンクメニューを弟妹に渡した。
ここまではソムリエと相談しながら、大寿が料理に合うワインを選んでいた。てっきりコースの終わりまで選んでくれるものだと思っていた柚葉は、急に自由にしろと言われた理由が分からず、渡されたメニューに困惑する。
ここまで三ツ谷と大寿は、それとなく柚葉と八戒の好みを聞きながらワインを選んでくれていた。
もしかして、それが面倒になったのだろうか。
柚葉はそんなことを考え、少し寂しい気持ちになりながら、隣にいる八戒にどうしようかと目配せをした。
とそこで、柚葉の瞳に八戒のワイングラスが映る。
4731数品の料理が終わったところで、大寿はそう言ってドリンクメニューを弟妹に渡した。
ここまではソムリエと相談しながら、大寿が料理に合うワインを選んでいた。てっきりコースの終わりまで選んでくれるものだと思っていた柚葉は、急に自由にしろと言われた理由が分からず、渡されたメニューに困惑する。
ここまで三ツ谷と大寿は、それとなく柚葉と八戒の好みを聞きながらワインを選んでくれていた。
もしかして、それが面倒になったのだろうか。
柚葉はそんなことを考え、少し寂しい気持ちになりながら、隣にいる八戒にどうしようかと目配せをした。
とそこで、柚葉の瞳に八戒のワイングラスが映る。
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SPUR ME大人になった みつや、たいじゅ、ゆずは、はっかい で、初めてのディナーをする話②しば兄弟の可能性を祈ってます。
※たい みつ を含みます。
※デザイナー、モデル軸の現代+オーナー設定です。
※しば母捏造してます。
白のプレリュード② side - 柴 八戒 八戒が大寿と久しぶりの再会をしたのは、高校を卒業した日だった。
『卒業祝いを渡したい』
高校生活最後の日、三ツ谷から送られてきたメールを見て、八戒は目を輝かせた。
都合がいい日を訪ねてくる三ツ谷に、八戒は迷わず『今日空いてるよ! 今すぐいくね』と打ち込む。ついでに千冬や武道達と卒業記念に撮った写真も添付して、送信ボタンを押した。
「タカちゃんがお祝いしてくれるって言うから、オレ先に帰るね」
千冬と武道に声をかけ、卒業証書をカバンに放り込む。元々学校には大して荷物を持ってきてはおらず、他に持ち帰るものはない。
もう何も残っていない学校を背に、八戒は軽いカバンと足取りで三ツ谷の家に急いだ。まだ昼前だ。運が良ければ、三ツ谷の作った昼食も食べれるかもしれない。
4631『卒業祝いを渡したい』
高校生活最後の日、三ツ谷から送られてきたメールを見て、八戒は目を輝かせた。
都合がいい日を訪ねてくる三ツ谷に、八戒は迷わず『今日空いてるよ! 今すぐいくね』と打ち込む。ついでに千冬や武道達と卒業記念に撮った写真も添付して、送信ボタンを押した。
「タカちゃんがお祝いしてくれるって言うから、オレ先に帰るね」
千冬と武道に声をかけ、卒業証書をカバンに放り込む。元々学校には大して荷物を持ってきてはおらず、他に持ち帰るものはない。
もう何も残っていない学校を背に、八戒は軽いカバンと足取りで三ツ谷の家に急いだ。まだ昼前だ。運が良ければ、三ツ谷の作った昼食も食べれるかもしれない。
9cc5e6ea930a
SPUR ME大人になった みつや、たいじゅ、ゆずは、はっかい で、初めてのディナーをする話①しば兄弟の可能性を祈ってます。
※たいみつを含みます。
※デザイナー、モデル軸の現代+オーナー設定です。
※しば母捏造してます。
白のプレリュード①「すげぇ……」
天井から床まで、ゆうに五メートルは超える巨大な水槽。
その圧倒的な迫力に、八戒は思わずそんな声を漏らした。
「サメまでいるじゃん……」
品の良いインテリアの並ぶレストランの中心で、悠々と泳ぐ数匹のサメと、色とりどりの魚たち。
パッと見ただけでもハイランクの店だと分かる内装だというのに、水生生物の選択だけは理解ができず、八戒は渋い顔をする。
「サメを選んじゃうところが面白いよな」
そんな八戒とは対照的に、隣の三ツ谷は楽しそうに笑っていた。
「えぇ……。タカちゃん、什器とか選ぶの手伝ったんでしょ? サメ選ぶのなんで止めなかったの?」
「なんで? 個性があって面白いじゃん。それに大寿くんとちょっと似てる感じしねぇ?」
1280天井から床まで、ゆうに五メートルは超える巨大な水槽。
その圧倒的な迫力に、八戒は思わずそんな声を漏らした。
「サメまでいるじゃん……」
品の良いインテリアの並ぶレストランの中心で、悠々と泳ぐ数匹のサメと、色とりどりの魚たち。
パッと見ただけでもハイランクの店だと分かる内装だというのに、水生生物の選択だけは理解ができず、八戒は渋い顔をする。
「サメを選んじゃうところが面白いよな」
そんな八戒とは対照的に、隣の三ツ谷は楽しそうに笑っていた。
「えぇ……。タカちゃん、什器とか選ぶの手伝ったんでしょ? サメ選ぶのなんで止めなかったの?」
「なんで? 個性があって面白いじゃん。それに大寿くんとちょっと似てる感じしねぇ?」