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    りあ らる

    雨野(あまの)

    DONEセフレ関係のひふ幻。back numberさんの『エメラルド』という曲から連想し書きました。あの歌詞通りに当てはめただけなので不都合があれば削除するかもしれません。曲のまま甘くないです。

    ひふ幻webオンリーばらゆき2開催おめでとうございます!
    ひふ幻界隈がさらに盛り上がるよう願いながらわたしも書かせていただいてます。
    いつもリアクションありがとうございます。
    嘘つきの行く末 すぅと息を吸い込む。吐き出したタイミングでドアをノック。乾いた音の後に「はい」という声がして、しばらくするとドアが開き、端正な顔の持ち主が姿をあらわした。ホテル独特の匂いが広がるその部屋はエグゼクティブルームだ。一度スイートルームを取ったこともあるが、「落ち着かない」と眉を顰められたためランクを落とした。それでもスタンダードな部屋やラブホテルを選ばないのは彼に対する敬いの気持ちとお互いに名の知れたディビジョンラップバトルの代表者であるがゆえだ。

    「遅くなってすまないね。幻太郎くん」
    「構いませんよ。お仕事ですもの。どうぞ、早く中へ」
     そう促され、廊下を一瞬だけ確認すると早急に部屋へと足を踏み入れた。シティホテルのエグゼクティブクラスとはいえ何処に週刊誌の記者が潜んでいるか分からない。いざとなれば取材のためホテルに行っただけ、と言えば良いのだが〝火のないところに煙は立たない〟理論で面白おかしく騒ぎ立てられるのも不愉快だ。記者というものはそういう奴らなのだ。
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    ナナシ/ムメイ

    PROGRESS漫画版竜隼。東映版で当社比丁寧に初体験書いたし、順調にきちんと進んでると漫画版もざっくりでいいから書いておきたくなって。

    ああいう始まり方したので他のジャンルならなあなあで置いといても良かったんだけど、石川作品は読んでも読んでも下ネタエロギャグすら性に関する部分に一定のモラルがあったのでクリアしとかなきゃ自分が納得しないなぁと。
    漫画竜隼①二人寄り添って眠った日、隼人の涙を見たあの夜。
    目覚めた朝、やっぱり気持ちよくてあったかい、眠気眼の半分夢のまま腕の中に収まったままの額に優しくひとつ口付けて「……お前さん、案外とあれだよな」なんて、恥ずかしそうにもぞりと胸に額を擦り付けるみたいな仕草と一緒に聞こえた声に瞬きした。
    なんとなく気恥ずかしかったのは起き上がって顔を見合せた時くらいで、頭をかいて照れ笑いした後は普通に過ごして。
    それから、なんとなく、休みの前とか、なんにもない日でも、週に一度とか二度くらいは寄り添って眠るようになった。
    二人きりで距離もなくなると触れたくなって、触れるといやらしい事をしたくなる時もままあって、何度かそうやって慰めあう、というより大体俺を宥めてもらっていた気がする。
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    circle_mlc

    DONE【字コンテ】アップルグミ感謝祭2022にて展示した漫画の続き、の字コンテです。一応エンドマークまで書いてありますのでどんなオチかだけ知りたい方はご覧ください。
    【捏造設定が多分に含まれます。】
    ナタリアはラルゴに育てられていて、実の母親も健在です(出てきません)
    ナタリアはオールドラント童話という絵本に出てくるうしにんのエリオンが大好きという設定です。
    キムラス家の休日(後半、字コンテ)続きからいきなり始まります(書き文字)
    ラルゴ「仲良くだな」
    アッシュ「仲良くだぞ」
    (睨み合っている)
    ナタリア「あ、あの!」
    ナタリア「この園内マップにあるうしにんのマークは何なのでしょう?」(手にした紙の地図を指差す)
    アッシュ「それはナム孤島だな。うしにんのエリオンに会える場所だ」
    ラルゴ「行ってみるか?」
    ナタリア「エリオンに会える…⁉︎」(ウニフラ)
    (後ろにかわいいエリオンのイメージ絵、手を振って歩み寄ってくる)
    ナタリア「行きたいですわ!」
    うんうんと頷くアッシュとラルゴ

    (ナム孤島外観)
    入り口でヨークが施設の説明をして呼び込みをしている
    ヨーク(パークキャスト)「ここではエリオンとご挨拶したり写真を撮ったり出来るぜ〜」
    (並んでいる3人)
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    りかです

    DOODLEモモは少女漫画とかに憧れはするけどこれはフィクションで現実はこうはいかないよなって案外リアリストであって欲しい。ナチュラルにロマンチストなのはたぶんユキの方だろうなと思いながら深夜に書いたユキモモポエムです。
    もしもの話ユキって実は案外ロマンチストだったりする。少女漫画に出てくる王子様みたいな見た目なのにデリカシーがなくて愛想笑いもしない人なのに。でもロマンチストじゃないと創作なんて出来ないのかもしれないって、最近作詞をするようになってから思った。作詞ってまるで銀河みたい。宇宙に放り出されたオレはユキの曲に似合う1番星を果てしない数の星の中から探すんだ。これキラキラしてるかもって選んだ星を地球に帰って見てみると全く光が見えなくて、また選びなおし。でも単純に明るい星を探すだけではダメで、明るくはないけど淡く優しい星がピッタリはまるときもあるから難しい。そうやって銀河の旅人をしているとセンチメンタルになりやすいし。話が逸れちゃったけどユキも創作をする人で、夢想家なんだ。いつだったかな。楽屋の待ち時間かユキの家でテレビを見ながらの雑談だったか、覚えてないけどもしもオレたちがアイドルじゃなかったらって話をしたんだよね。オレはサッカー選手か、それが無理でも働きながら地元のサッカークラブでコーチとか、なんなら教員免許取ってサッカー部の顧問とかしてたかも。作業療法士とかも憧れるけどアレって頭良くないと多分資格とか取れないんだよね?オレには難しいかな、とか。ユキはなんでも似合うよね。普通に作曲家もいいし料理人だって向いてる。楽器屋の店主もいいしバンドマンのヒモでもいい。どの世界線のユキもいいな〜って、オレは大妄想大会を開催してたわけ。それでいろんな世界線を考えたんだけどびっくりするくらいオレとユキが交わる世界線ってなくて。例えばオレとユキが同じ学校の生徒だとするじゃん。オレはサッカー部で毎日練習が忙しくて、ユキは軽音部だったけど部員と揉めて退部してる。バンドメンバーは校内以外のとこから探すんだろう。オレは1つ上の折笠先輩がカッコいいって噂を聞いて、廊下で見かけてほんとだかっこいい、でもチャラそうって思ってそれで終わり。たぶん話すこともなく卒業する。これが三月とかだったら部活の休憩中に甘い匂いに誘われたオレに家庭科部の三月がお菓子をくれてそこから仲良くなる、みたいな想像ができるけどオレとユキって本当に交わらないよなって。だから、やっぱりオレはアイドルがいいなって。オレがユキの隣にいられるのってたぶんこの世界だけだから。オレが少しおどけてやっぱりユキと一緒にいたいからアイドルが1番かな〜って。あくまで
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    四 季

    MAIKING「コログからの贈り物(https://poipiku.com/4663883/6648540.html)」の本題として書いている話。半年くらい書いているのですが終わる気配がないので、とりあえずきりのいいところまで。この後リンクが馬でハイラル中を旅に出ます。
     実際にゲームで「馬でハイラル一周」しているのですが、結構大変。
     でも、色々な景色が見られて、ますますハイラルが好きになりました。
    雲霧披きて青天を観る① リンクは困っていた。
     厄災との戦いを終え、一月ばかりの時が流れたが、ゼルダの体調が思わしくなかったためだ。
     一月前、戦いが終わったその足で、二人は自然にカカリコ村に向かった。カカリコ村はいまだハイラル王家に忠誠を誓うシーカー族の暮らす村であり、何よりゼルダの解放を待ちわびているインパの待つ場所である。まずはそこへ向かうのが自然なように思えた。
     百年前はともに越えられなかったハテノ砦を、厄災討伐を終えた今、ゼルダとともに越えることの感慨を噛みしめながら、リンクはまだ足元がおぼつかず、一人で騎乗することのできないゼルダを抱き抱えて馬に乗った。
     馬を駆るのは人馬一体と評されるほど慣れているリンクだが、このときはいつもと少し様子が違った。ハイラルで最も尊いひとをその身に任されているのだという緊張感とともに、どういうわけか、寄りかかるゼルダの重みと温もり、規則正しい呼吸に、リンクは限りない安堵と、ほのかな胸の高まりまでも覚えていた。
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    bimiusa9931

    DONEファイ&ギラヒムの誕生からスカウォ本編までに何があったのか、また彼らのこれからについて解釈したお話です。
    ⚠️スカウォと風タクのネタバレあり
    ⚠️捏造だらけ
    ⚠️ギラファイ前提
    ※作中に出てくる設定はハイラルヒストリアと百科の情報を元にしています。矛盾が生まれないように解釈したつもりですが、それでもところどころ見落としや説明の足りない部分があるかもしれません。
    それでもOKという方のみどうぞ!
    いつかまためぐり逢うその日まで【完全版】ファイが初めて天望の神殿で彼に出会った時、この世の全てを憎む禍々しさしか感じられなかった。彼女は無意識に、彼を倒さねばならないと理由もなく感じた。


    「フン、なかなかいいモノだね」


    戦闘中彼が「ファイ」に触れてきた時、理由もなく感じた既視感がなんなのか、感情を持たない彼女にはわからなかった。しかし、彼を倒さねばならないと強く思っていたはずなのに、何故か先程まで自分の考えていたこととは相反した思いが心の中を支配した。それは、人の言葉で言うところの「懐かしさ」というものであった。


    「さっきのギラヒムとかいう男、ファイに似てたね」


    何の気なしにファイの主人、リンクが呟く。
    聡明な彼女は悠久の時を生きて初めて感じた既視感とリンクの発言が無関係だとは思えなかった。自分はただ主人リンクのサポートをするためだけの存在でしかなく、感情も持ち合わせていないはずなのに、ファイの心の奥底にはもやもやとした説明のできない『何か』が確かに生まれつつあった。
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