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    カイン

    mhyk_hakuhan

    DONE晶受けオンリー2開催おめでとうございます!
    展示のカイ晶♀小説です。
    ひょんなことからカインへのプレゼント係になってしまった晶とカインの話です。
    文字数が3万弱ぐらいあるのでお時間ある時に是非!
    オンリー後にpixivの方にも載せる予定です!(校正が終わってないので若干内容は変わります)
    モブが沢山出てくるのでご注意ください。
    リナリアの惹起「ミチル!あっちから美味しそうな香りがしますよ!見に行きましょう!」
    「わっ、リケ!待ってください!」
    「おこちゃま共ー、あんまり遠くに行くなよー」
    「「はーい!!」」
    「ふふ、リケとミチルは今日も元気ですね」
    「ですね」

     太陽が煌々と輝く午後の昼下がり。人混みと喧騒が行き交う中、賢者である真木晶は、賢者の魔法使いであるリケ、ミチル、ネロ、レノックスと共に中央の市場へ買い出しに来ていた。本日の賢者に買い物の予定はなかったが、中央の市場に行きたいとねだったリケとミチル、2人の保護者として着いていくことにしたネロとレノックスの4人に玄関で偶然出会い、賢者様もよかったら是非、と誘われたのでせっかくだから着いて行くことにしたのだ。中央の市場自体は何度も訪れていたが、出店や品物は季節を追うごとに定期的に入れ替わっている上、かなりの規模だ。いつ来ても褪せないたくさんの魅力的な品々は、賢者の心をワクワクとさせるものばかりだ。
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