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    ガイツ

    とふゆ

    DONE津美紀視点の五伏(未満)
    津美紀と五条が喋っていて、ショ恵は寝てる。
    五伏左右相手ド固定が書いた後に五伏になる五と伏なので五伏です。

    弟をとても大切に思っている津美紀は、突然現れた胡散臭いほど綺麗な顔立ちの男がいつか恵みを連れて行ってしまうのではないかと内心怯えていて……。

    ※web再録『今日をおしえて』内の「トイレットペーパー革命」後の話ですが、そちらを読んでいなくても特に影響はありません。
    彼とあの子「五条さん」
     うん? と振り返った五条の視線が宙をさまよう。思い出したように視線を下ろす様を見て、自分はもとより彼の眼中にないのだろうと津美紀は思う。
    「なぁに? 津美紀ちゃん」
     五条の口元が一瞬で笑みの形に変わる。真っ黒な眼鏡で隠されたままの瞳はどんな表情を浮かべているのだろう。津美紀の目線に合わせるように膝を折った五条を見つめながら、津美紀はもう一度固い声で男の名を呼んだ。
    「五条さん」
     軽く首を傾げた五条がサングラスを親指で持ち上げた。露わになった宝石のような瞳が津美紀の瞳とかち合い、瞬き、ふと表情を改めた。そしてサングラスをはずし胸ポケットに納めながら、五条が問う。
    「どうしたの。津美紀ちゃん」
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    ○⚪︎○(ワッカ)

    PROGRESS無辜の松茸の続き、一応進めてはおります。色々と忙しいと言ったら言い訳かもしれませんが先月はマジ忙しかった。疲労を一瞬にして抉り斬る方法ないですかね。時に心を燃やせ、限界を越えろと同僚と口に出しながら働いた結果限界は超えたかもしれませんがいつまでも取れない疲れがオマケで付いてきました。疲れを取る近道なんてなかった…、寝るしかない。いつまで経っても漫画も小説も終わらない。
    はい、すみません。
    無題※進捗です。


    「漸く会えたな杏寿郎。」
    「…っ!」
    兄上が日輪刀に手を掛け警戒しているのにも関わらず猗窩座は頬を染め、うっとりとした表情で兄上を見つめました。
    「杏寿郎、さあ、お前が望んだ玉だ。これが欲しかったんだろう?今見せてやろう。」
    「玉だと⁇」
    「そうだ、玉だ。」
    「俺は君の玉など欲していない!何故そんな物を俺に見せようとする!変態か、君は!」
    「何を勘違いしている杏寿郎!その玉じゃない!」
    「他に何がある!訳の分からないことを言っているのは君の方だ!」
    「お前が弟に言伝をしただろう、玉を持って来いと!」
    「知らん!」
    「杏寿郎…お前…!自分で言っておいて忘れたとでも言うのか、これを見ろ!」
    「やめろ!見せるな!」
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    kumaneko013

    DONEサトヤブ3のエアスケブでリクエスト頂いた『ゲーム軸でも現パロでもokですので、何故か犬(ガルク可)の群れに囲まれることになったジェイハン♂』です。
    現パロで書かせて頂きました。あまり細かい設定は考えておらず、アラタがいつものように高校生、ジェイくんが大学生やってて既にお付き合いしているぐらいのふんわり具合。あと教授呼びは単に私の趣味です。多分メガネ掛けてる。
     約束の時間から、既に二十分は過ぎてしまった。
     完っっ全に遅刻だ。
     彼をひとり待たせているかと思うと、心が痛む。
     大学の側にあるデカい公園の中をオレはひたすら走り続け、やがて目的地──売店近くのベンチで、ぽつんと腰掛けている男の子を発見した。
    「おっ、お待たせしました~~!!」
     大声で呼び掛けながら駆け寄ると、こちらを向いた彼が笑顔でベンチから立ち上がる。
    「ジェイさん!」
     こんにちは、と礼儀正しく挨拶をしてくれるアラタさん。学ランの下にパーカーを着込み、リュックを背負っている姿が高校生然としていて、可愛らしい。
    「いやほんとすみません……教授に……いきなり雑用押しつけられて……」
     少し折り曲げた両膝に手をつき、ゼイゼイと息を切らしながら。
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