キバ
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MOURNING数年前に出した本のWEB再録『熱く冷たい愛を知る』
⚠️キバナと付き合っていたダンデが記憶を無くし、モブ女と結婚する本です
初めて描いた本で、今でも描きあげた時の感動が忘れられません…!
イベントで手に取っていただいた方、通販で購入してくださった方本当にありがとうございました。いただいた感想は今でも見返すくらい大切にとっておいています、温かい思い出が詰まった本です☺️ 31
瑞田毬@tama3313
DOODLE『神なき町に祝福を』というタイトルでPixivに投稿した自作、自称『山暮らしRF』の後日談をTwitterで呟いていたもののマトメです。こんな未来へ続いていくよ、とか、モブ絡みのささやかなエピソードとか、他愛もない呟きばかりです。 44467co_ta
DONEまだ付き合っていない潔と二子が、アキバの女装カフェでまどマギの杏子とさやかのコスプレをする話です。pixivで連載中の『ドリームロック!』が完結したら、pixivにも載せます。
アキバで女装デート♡ 渋谷でブルーロックの面々と遊んで帰ってきたその日、潔世一は二子一輝にLINEを送った。
『今から通話していい?』
『別にいいですけど、何ですか?』
『二子の声が聞きたくなってさ』
そのメッセージに既読がついて数分。
俺、キモかったか? 二子に引かれたか?
そんなことを思ってもだもだしていたところで、二子からの着信を告げるメロディが鳴った。すぐに取る。
「もしもし、二子? 急に悪い」
「いえ、大丈夫です。こちらこそ反応が遅れてごめんなさい。……それで、どうしたんですか?」
「いや今日、ブルーロックのみんなと遊んだんだけど、二子がいなかったから、ちょっと寂しくてさ……。声が聞きたくなった。……迷惑だったか?」
5852『今から通話していい?』
『別にいいですけど、何ですか?』
『二子の声が聞きたくなってさ』
そのメッセージに既読がついて数分。
俺、キモかったか? 二子に引かれたか?
そんなことを思ってもだもだしていたところで、二子からの着信を告げるメロディが鳴った。すぐに取る。
「もしもし、二子? 急に悪い」
「いえ、大丈夫です。こちらこそ反応が遅れてごめんなさい。……それで、どうしたんですか?」
「いや今日、ブルーロックのみんなと遊んだんだけど、二子がいなかったから、ちょっと寂しくてさ……。声が聞きたくなった。……迷惑だったか?」
mimi_ruru_241
DONEお題【お絵描き・絵画・美術】#kbdnワンドロ #kbdnワンドロ_163
※遅刻+2h
値札のつかない絵を描くdndと、色鉛筆をプレゼントするkbnの話。価値の基準はゼロの数だけじゃない。
キャンバスから眺める風景 そのこどもの手帳に刻まれた分刻みの縦線は、まるで檻のようだった。
たった数ヶ月前までは、ウールーとともに風を追い、草原を駆けるひとりの牧童だったダンデ。たった一枚の紹介状を握りしめ、のどかなふるさとから踏み出したその先で、彼は真価を発揮した。
流星のように現れ、ポケモンリーグという地に降り立ってもなお眩いその子の輝きに、ガラルの全てが熱狂した。ちいさな頭に王冠を戴いた彼の、一挙手一投足に無数の目が追って回る。
決勝戦の前に食べたサンドイッチ、寝る前に読み聞かせられた絵本、お気に入りのキャップ。ダンデという子どもを構成している、ただそれだけで、田舎町のパン屋は人が溢れるほどに繁盛した。絵本はどこの本屋でも品切れになった。キャップは「ダンデモデル」という名前で復刻されることになった。彼が何気なく口にした言葉は、彼の知らないところで金貨や銀貨に変わっていく。
3283たった数ヶ月前までは、ウールーとともに風を追い、草原を駆けるひとりの牧童だったダンデ。たった一枚の紹介状を握りしめ、のどかなふるさとから踏み出したその先で、彼は真価を発揮した。
流星のように現れ、ポケモンリーグという地に降り立ってもなお眩いその子の輝きに、ガラルの全てが熱狂した。ちいさな頭に王冠を戴いた彼の、一挙手一投足に無数の目が追って回る。
決勝戦の前に食べたサンドイッチ、寝る前に読み聞かせられた絵本、お気に入りのキャップ。ダンデという子どもを構成している、ただそれだけで、田舎町のパン屋は人が溢れるほどに繁盛した。絵本はどこの本屋でも品切れになった。キャップは「ダンデモデル」という名前で復刻されることになった。彼が何気なく口にした言葉は、彼の知らないところで金貨や銀貨に変わっていく。
肴飯のポイ箱
DONEお題『お絵かき・絵画・美術』絵心と、リベンジと、ちょっとした日常の話。
https://poipiku.com/6450412/7832908.html
と繋がっています。
よく見てみよう「どした?」
「……」
「えっ…本当になに?」
休日の朝。一通りのトレーニングを終えたキバナは、のんびりとカウチに座りながら数日前に発売されたポケモン雑誌を読んでいた。気になっていたコラムの続きを読もうと、ペラペラとページをめくっていたが、同居人がどうにもこうにも凄く熱い視線をずっと無言のまま向けてくること、三十分。最初は気のせいかと思っていたが、パチリと音が出そうなくらい目線がかち合った後も、何故かダンデは、座っているキバナを真正面から直立不動で見つめてくる。しかも、焦れたキバナがあれこれ話しかけても全く反応は無く、只々この謎な状態が続いている。
ダンデは、口で説明するよりも行動で示す方が速いと思うと、時々突拍子もない行動に出ることがある。後から理由を聞くと、なるほど。という内容も多いが、理由を聞いても首を傾げる内容の時もある。今はどちらだろうか。そう考えながら、キバナはつやりと輝きながらこちらを見つめてくる琥珀色をぼんやりと眺めたのだった。
2011「……」
「えっ…本当になに?」
休日の朝。一通りのトレーニングを終えたキバナは、のんびりとカウチに座りながら数日前に発売されたポケモン雑誌を読んでいた。気になっていたコラムの続きを読もうと、ペラペラとページをめくっていたが、同居人がどうにもこうにも凄く熱い視線をずっと無言のまま向けてくること、三十分。最初は気のせいかと思っていたが、パチリと音が出そうなくらい目線がかち合った後も、何故かダンデは、座っているキバナを真正面から直立不動で見つめてくる。しかも、焦れたキバナがあれこれ話しかけても全く反応は無く、只々この謎な状態が続いている。
ダンデは、口で説明するよりも行動で示す方が速いと思うと、時々突拍子もない行動に出ることがある。後から理由を聞くと、なるほど。という内容も多いが、理由を聞いても首を傾げる内容の時もある。今はどちらだろうか。そう考えながら、キバナはつやりと輝きながらこちらを見つめてくる琥珀色をぼんやりと眺めたのだった。
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DOODLEショタキダちゃんたち1,2枚目は単体、3枚目はキダ(肌色多め)、4枚目はキダ+ネニキ1ページ漫画です。
Twitterにあげたものと同じですが、ここでは3枚目(肌色多め)の全体絵を載せてます。
キダちゃんには大人になるまでに二人で色々な経験積んでてほしい 4
pimankoubo
DONEワンドロお題『お絵かき・絵画・美術』
#kbdnワンドロ
#kbdnワンドロ_163
お借りしました
キョダイゲンカク。
死ねたです
惜別のひ惜別の火
ゆらゆらと炎が瞬く。
だんだん細く、弱々しくなるそれをダンデは何も言わずただじっと見つめていた。
炎に照らされたその顔は20年前チャンピオンだった頃と比べ張りがなくなり、歳相応に目元には皺が浮かんでいる。
ゆらゆら、ゆらゆら
いつでも自分の行く先を照らしてくれた炎が、だんだん、だんだん細く小さくなっていく。
ゆら……ゆら……ゆらゆら
消えかけては、少しだけ持ち直す。
これをどれだけ繰り返したのだろうか。
炎が小さくなる度にひゅっと息をのみその様子を見守る。
もういい、もう無理しなくていい。
そういってやりたいのになかなかそういってはやれなくて、情けなく眉を下げれば、そんな顔をするなと言うかのように炎に力が戻る。
7024ゆらゆらと炎が瞬く。
だんだん細く、弱々しくなるそれをダンデは何も言わずただじっと見つめていた。
炎に照らされたその顔は20年前チャンピオンだった頃と比べ張りがなくなり、歳相応に目元には皺が浮かんでいる。
ゆらゆら、ゆらゆら
いつでも自分の行く先を照らしてくれた炎が、だんだん、だんだん細く小さくなっていく。
ゆら……ゆら……ゆらゆら
消えかけては、少しだけ持ち直す。
これをどれだけ繰り返したのだろうか。
炎が小さくなる度にひゅっと息をのみその様子を見守る。
もういい、もう無理しなくていい。
そういってやりたいのになかなかそういってはやれなくて、情けなく眉を下げれば、そんな顔をするなと言うかのように炎に力が戻る。
ラピ-Lapi-
TRAINING字書きじゃないし🛸🤟を初めて書いたので口調などが変だとしても大目に見てください。続きはご想像にお任せします。
⚠️ケーキバース(フォーク×ケーキ)⚠️
キスだけです 491
肴飯のポイ箱
DONEワンドロお題「寝坊」
油断した1人と、それを見てニンマリする1人の話。
※自我強いお馴染み秘書さんいます
※ナチュラル同棲
愛の切れ端 腹に絡まる温い体温に、瞼に刺さる太陽の熱。やけに煩いココガラの声、鳴り止まぬアラーム音。それらが薄い膜一枚巻いたような心地で感じたダンデは、暫くはぼんやりとシーツに懐いていたが、やがてそれらの意味を正しく理解した。
「…っやばいぜこれは!!」
今までに何度も経験してきた中でも特段アウトな予感のフルコンボに、内心冷や汗を掻いて、ベッドから背筋を使って勢いよく起き上がる。一緒に寝床へと潜り込んだチョコレート色の肌をしたドラゴンが、未だに横で呑気にスヤスヤと眠り込んでいた。休日ならずっと眺めていたいその顔も、今のこの原因を作った一因でもあるので只々憎らしい。
「っこの!起きろっ!!」
これくらいしないと起きないし。なんてちょっとだけ恨みを晴らす言い訳をしながら、鬱血痕と噛み跡だらけの右足で、背中に爪痕が残る大男の背中を思い切り蹴り飛ばした。
2944「…っやばいぜこれは!!」
今までに何度も経験してきた中でも特段アウトな予感のフルコンボに、内心冷や汗を掻いて、ベッドから背筋を使って勢いよく起き上がる。一緒に寝床へと潜り込んだチョコレート色の肌をしたドラゴンが、未だに横で呑気にスヤスヤと眠り込んでいた。休日ならずっと眺めていたいその顔も、今のこの原因を作った一因でもあるので只々憎らしい。
「っこの!起きろっ!!」
これくらいしないと起きないし。なんてちょっとだけ恨みを晴らす言い訳をしながら、鬱血痕と噛み跡だらけの右足で、背中に爪痕が残る大男の背中を思い切り蹴り飛ばした。
mimi_ruru_241
DONEコンビニの深夜シフトに入ってるバイトのダンデくんと、いつもタバコを一箱買っていくキバナさんのお話。バニラフレイバーの常連さん あ、また来た。
その姿を見るたび、ダンデの頭には「六番」の数字が浮かぶ。彼とその番号は絶対的に紐づいていて、「お箸はいくつお付けしますか」の言葉と同じく、ダンデの体に染み付いたものだった。
彼はいつも、店内を少しだけ回る。けれど何も手に持たないまま、菓子パンの棚を通ってまっすぐレジにやってくるのだ。
「こんばんは。今日もタバコ、六番ください」
にこり、と音でも聞こえそうなほどの綺麗な笑顔。まっすぐ通った鼻梁や、やわらかく垂れる眦、黄金比に基づいた弧を描く唇の美しさは、今が深夜であるとは思えないほどみずみずしい。すっかり見慣れてしまったダンデは「少々お待ちください」と待たせることなく棚から取り出し、カウンターに置いた。
5210その姿を見るたび、ダンデの頭には「六番」の数字が浮かぶ。彼とその番号は絶対的に紐づいていて、「お箸はいくつお付けしますか」の言葉と同じく、ダンデの体に染み付いたものだった。
彼はいつも、店内を少しだけ回る。けれど何も手に持たないまま、菓子パンの棚を通ってまっすぐレジにやってくるのだ。
「こんばんは。今日もタバコ、六番ください」
にこり、と音でも聞こえそうなほどの綺麗な笑顔。まっすぐ通った鼻梁や、やわらかく垂れる眦、黄金比に基づいた弧を描く唇の美しさは、今が深夜であるとは思えないほどみずみずしい。すっかり見慣れてしまったダンデは「少々お待ちください」と待たせることなく棚から取り出し、カウンターに置いた。
pimankoubo
DONEワンドロお題お題『スーパー・コンビニ・買い出し』
#kbdnワンドロ
#kbdnワンドロ_162
とあるモブの話 私はモブ。
どこにでもいる至って普通のモブである。
私はナックルシティのコンビニで働くフリーター。
あのブラックナイトよりさらにブラックなこのコンビニに勤め始めて早3年、本当はかの名門ナックルジムのジムトレーナーを目指して田舎から出てきた筈だった。
しかしはじめて採用試験を受けたとき最初は順調にいけたのに最終の試験でポカをやらかした。
その次も、さらにその次も……3度目の正直になったかもしれない今年はまたポカをやらかすのが怖くて応募さえしていない。
これはもう、潔く諦めた方が良いかもしれない。
諦めて田舎でりんご農家を継いだほうが将来は楽かもしれない。
そんな事を考えながら今日も今日とて連勤記録を伸ばし続けている。
2444どこにでもいる至って普通のモブである。
私はナックルシティのコンビニで働くフリーター。
あのブラックナイトよりさらにブラックなこのコンビニに勤め始めて早3年、本当はかの名門ナックルジムのジムトレーナーを目指して田舎から出てきた筈だった。
しかしはじめて採用試験を受けたとき最初は順調にいけたのに最終の試験でポカをやらかした。
その次も、さらにその次も……3度目の正直になったかもしれない今年はまたポカをやらかすのが怖くて応募さえしていない。
これはもう、潔く諦めた方が良いかもしれない。
諦めて田舎でりんご農家を継いだほうが将来は楽かもしれない。
そんな事を考えながら今日も今日とて連勤記録を伸ばし続けている。
そこかしこ
PROGRESS愛ジェリ4展示『All's right with the world !』漫画/全年齢/本文4P程度/ケーキバース
なんてことない話。
おまけ:こんなつもりでかいてました~な蛇足を追加しました。 12
takaaki21
DOODLEちゃんとした頭身で人体ちゃんと描いてみよう。ロベリアの練習だ〜って言いながら結果むずかしくて「みんな骨折したり光の屈折でバキバキに折れてほしい」ってなったやつです。服描かなかったから若干センシティブ?肌色警察が怖い。
madorominekoko
DONEミキクラです。ケーキバースです。ミキさんが暴走しております。
合点承知で自覚して◆◆三木◆◆
自分がケーキであると自覚したのは、22歳の時だ。
ケーキやフォークについては学校の授業や映画や漫画、小説などで知識を得て、現実にいるのは知っていた。だがフィクションめいた存在として感じており、まさか自分とはと、襲ってきたフォークを踏みつけながら驚いていたのを覚えている。
そのフォークを警察に突きだし、次の仕事までの間にケーキやフォークについてスマートフォンで調べた。
フォークは特定のもの以外は味を感じる事ができない。
その“特定のもの”が、ケーキであり、ケーキは菓子の味がする。フォークにとってケーキ以外のものは甘いとは感じない。
ケーキ現象もフォーク現象も現段階では人間にしか発現がみられず、両者個体数が少ない為、研究が進んでいない。
9823自分がケーキであると自覚したのは、22歳の時だ。
ケーキやフォークについては学校の授業や映画や漫画、小説などで知識を得て、現実にいるのは知っていた。だがフィクションめいた存在として感じており、まさか自分とはと、襲ってきたフォークを踏みつけながら驚いていたのを覚えている。
そのフォークを警察に突きだし、次の仕事までの間にケーキやフォークについてスマートフォンで調べた。
フォークは特定のもの以外は味を感じる事ができない。
その“特定のもの”が、ケーキであり、ケーキは菓子の味がする。フォークにとってケーキ以外のものは甘いとは感じない。
ケーキ現象もフォーク現象も現段階では人間にしか発現がみられず、両者個体数が少ない為、研究が進んでいない。
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DOODLEうさちょむうさ。カニバリズムを含む。ケーキバースを下敷きとしたものです。バースではありません。
味覚、嗅覚を失ったうささんが、ちょむの匂いだけは凄く美味しそうだと気付いたお話。
書きたいところを書いたため前回から時系列が飛んでいます。 1782
pimankoubo
DONEワンドロお題「寝坊、夜更かし」 キバナと二人空を見上げる。
もうすでに時間は2時をまわり夜更かしというよりは徹夜といった方が良いそんな時間に二人はベッドに腰掛け寄り添いながら空を見上げていた。
「なぁ、キバナ」
「なぁにダンデ」
「ここ数日、いろんな事があったなぁ……」
「そうだな……ナックルシティが壊滅しかけたり、お前が死にかけたり……」
「チャンピオンじゃなくなったり……な」
ブラックナイトにローズ委員長の逮捕、死にかける程の大怪我に、10年間チャンピオンとして戦ってきて初めての敗北。チャンピオンじゃなくなってからも毎日のように復興のために走り回り、漸くこうやってキバナとゆっくり話せたのは1週間程ぶりだった。
「俺、負けるなら君に負けるって思ってたんだ」
1683もうすでに時間は2時をまわり夜更かしというよりは徹夜といった方が良いそんな時間に二人はベッドに腰掛け寄り添いながら空を見上げていた。
「なぁ、キバナ」
「なぁにダンデ」
「ここ数日、いろんな事があったなぁ……」
「そうだな……ナックルシティが壊滅しかけたり、お前が死にかけたり……」
「チャンピオンじゃなくなったり……な」
ブラックナイトにローズ委員長の逮捕、死にかける程の大怪我に、10年間チャンピオンとして戦ってきて初めての敗北。チャンピオンじゃなくなってからも毎日のように復興のために走り回り、漸くこうやってキバナとゆっくり話せたのは1週間程ぶりだった。
「俺、負けるなら君に負けるって思ってたんだ」