クリスマスケーキ
KoKokokofu
DONE「今日が……」ワンドロ企画 12/22〜12/28『遅いクリスマスケーキ』分
風邪をひいた洋とお見舞いに行く三の話
⚠️洋の母が出て喋ります
お題とシチュエーションとタイトルで、もうオチまで見えてきそうな話ですが…… 3
damedah__
MEMO❚ クリスマスケーキーをつくろう!KP‣かまださん
HO2:梅に鶯🐥 うし
HO4:藤に不如帰🦜 なご
HO5:菖蒲に八橋💠 ask
HO6:牡丹に蝶🦋 かまだ
HO10:紅葉に鹿🦌 はくたく
kuroro4949
INFO【クリスマスケーキーをつくろう!】KP/KPC
はとさん/纏科業斗
PL/PC
まっきーさん/ロシェ・クラウン
青日さん/松雪眞白
風憐/ダニエル・シェルパール
大根のはっぱさん/鴫沼流射
★Special thanks★
ゆうきゐさん
🐟️( ’-’ 🌭)
DOODLEクリスマスケーキ買ったけど中身がケーキだとわかったら3歳児が自分で持ちたがって大変でした。
家から一番最寄りのお店がお菓子屋さんでよかった~!
>リアクション
たくさんありがとうございます!
気をそらしたり抱っこしたり誤魔化しながら帰宅しました。徒歩3分くらいなのにね…
マジパンは全てなっちの口に入りました。
蒼hsoratokoh
DONEささやかなクリスマスケーキを食べる富Kの話。出会って最初の、まだ也くんが来る前のクリスマスです。付き合ってない。
翌年からは也くんが来て賑やかになると思うけど。
小さなクリスマスの富K「こんな時間に来てもらって悪かったね」
痛めた腰を摩りながら老人は申し訳なさそうに眉を下げた。
「いえいえ、明日まで我慢するのも診療所まで来るのも大変でしょう。いつでも気にせず言ってくださいね。湿布と、痛み止めも出しておきます。それから……」
富永は往診カバンから必要なものを取り出して説明しながら渡していく。
「夕食はもう?」
奥さんが湯気の立つ湯呑を乗せたおぼんを持ってキッチンから戻って来た。これから寒い外へ出ることを思い、ありがたく頂くことにする。
「ええ、先ほどすませました。お茶いただきます」
「ケーキは食べたんか? これからか?」
老人の言葉に富永は一瞬どうしてそんな質問をするのだろうとさえ思った。視界に入った壁掛けのカレンダーのおかげでやや遅れてクリスマスイブであることを自覚した。
3867痛めた腰を摩りながら老人は申し訳なさそうに眉を下げた。
「いえいえ、明日まで我慢するのも診療所まで来るのも大変でしょう。いつでも気にせず言ってくださいね。湿布と、痛み止めも出しておきます。それから……」
富永は往診カバンから必要なものを取り出して説明しながら渡していく。
「夕食はもう?」
奥さんが湯気の立つ湯呑を乗せたおぼんを持ってキッチンから戻って来た。これから寒い外へ出ることを思い、ありがたく頂くことにする。
「ええ、先ほどすませました。お茶いただきます」
「ケーキは食べたんか? これからか?」
老人の言葉に富永は一瞬どうしてそんな質問をするのだろうとさえ思った。視界に入った壁掛けのカレンダーのおかげでやや遅れてクリスマスイブであることを自覚した。
かわな
DONE付き合っているガスウィルがクリスマスケーキを食べる話。幼少ねつ造ありますサンタクロースのゆくえ少し遅くなったけど、クリスマスケーキを買ったんだ。一緒に食べようぜ。
そう言ってガストが持ってきたケーキをみたとき、不意に幼かったときのことを思い出した。赤と白で出来たサンタクロースの砂糖菓子が、雪のようにふわふわの生クリームの上にちょこんと座り、ウィルに優しくほほえんでいる。
「サンタさんだ。どうしたんだ、これ?」
ウィルが尋ねると、ガストはいたずらが成功した子どもみたいな顔でにっこりと笑った。
小さかったころ、毎年クリスマスパーティーをした。家は花屋を営んでいるからクリスマスはいつも忙しかったけれど、クリスマスとニューイヤーのあいだ、ほんの少しの時間ができる日があって、その日がスプラウト家のクリスマスだったのだ。街はあっというまにクリスマスの衣装を脱ぎ捨ててニューイヤーの装いに変わりつつあるけれど、スプラウト家のリビングにだけはまだクリスマスがとどまってくれている。クリスマスツリーとリース。妹二人と一緒に世話をした真っ赤なポインセチア。ウィルはいつもリビングに入ると一気にわくわくした。クリスマスというのは、そんな不思議な力を持っていると本当に思っていたのだ。
4383そう言ってガストが持ってきたケーキをみたとき、不意に幼かったときのことを思い出した。赤と白で出来たサンタクロースの砂糖菓子が、雪のようにふわふわの生クリームの上にちょこんと座り、ウィルに優しくほほえんでいる。
「サンタさんだ。どうしたんだ、これ?」
ウィルが尋ねると、ガストはいたずらが成功した子どもみたいな顔でにっこりと笑った。
小さかったころ、毎年クリスマスパーティーをした。家は花屋を営んでいるからクリスマスはいつも忙しかったけれど、クリスマスとニューイヤーのあいだ、ほんの少しの時間ができる日があって、その日がスプラウト家のクリスマスだったのだ。街はあっというまにクリスマスの衣装を脱ぎ捨ててニューイヤーの装いに変わりつつあるけれど、スプラウト家のリビングにだけはまだクリスマスがとどまってくれている。クリスマスツリーとリース。妹二人と一緒に世話をした真っ赤なポインセチア。ウィルはいつもリビングに入ると一気にわくわくした。クリスマスというのは、そんな不思議な力を持っていると本当に思っていたのだ。
BORA99_
DONEドフ鰐(+ゾサ)現パロ・転生・記憶有り
⚠CP混在注意
※隣人パロ
※クリスマスケーキを買うかどうかもだもだする話
※友情出演:ゾサ(古巣)
本音と建前"この時期"は、喧しくて嫌いだった。
イルミネーションに明るく照らされた商店街を歩くクロコダイルは、悴む手のひらをポケットに突っ込んで、うんざりしたように眉を顰める。
どこもかしこもクリスマスムード一色の街を後目に、取引先への訪問を終えたクロコダイルは、自宅兼事務所へさっさと戻ろうと、足早にキラキラと光る街を進む。
(・・・ワインでも、買って帰るか。)
その途中、レストランの店先で、クリスマスケーキとワインが並んで売られているのが視界に入り、何となくその気になるのだから、随分と自分も単純だ。
ワインとクリスマスの因果は知らないが、それっぽく楽しむぐらい、別に良いだろう。
「アー、そこの、ナイスミドル。クリスマスケーキはどうだい。・・・こうやって見ると売れ残りっぽいが、味は保証するぜ。」
3556イルミネーションに明るく照らされた商店街を歩くクロコダイルは、悴む手のひらをポケットに突っ込んで、うんざりしたように眉を顰める。
どこもかしこもクリスマスムード一色の街を後目に、取引先への訪問を終えたクロコダイルは、自宅兼事務所へさっさと戻ろうと、足早にキラキラと光る街を進む。
(・・・ワインでも、買って帰るか。)
その途中、レストランの店先で、クリスマスケーキとワインが並んで売られているのが視界に入り、何となくその気になるのだから、随分と自分も単純だ。
ワインとクリスマスの因果は知らないが、それっぽく楽しむぐらい、別に良いだろう。
「アー、そこの、ナイスミドル。クリスマスケーキはどうだい。・・・こうやって見ると売れ残りっぽいが、味は保証するぜ。」