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    ゲルト

    Si__Vales_Valeo

    DONEポカぐだ♀ です。ぐだちゃんが顔を上げるとキスしてくるテスカトリポカとそれにどうリアクションしていいかわからず右往左往する恋愛偏差値低いぐだちゃんのバカップルっぽいド健全ほのぼのです。
    またちゅーちゅーさせてしまった。
    (一つ前の話の前段です)

    モブ職員になっていちゃいちゃしてるのを見守りたい気持ちが溢れました。
    新所長は神が怖いのでキミたち隣り合って立つの禁止ね。なんて絶対言えない。
    ポカぐだ♀ / ほのぼの / ちゅーちゅー②日が翳って、視界が急に暗くなる。
    あれ?と見上げたすぐ近くに彼の顔が迫っていて。
    それからすぐにキスが降ってくるの。

    くちびるに訪れるふにっとやわらかい感触。
    鼻に煙草のにおいがかすかに届いて、頬に触れるさらさらの髪がくすぐったい。
    それからちゅっと音を立てて、くちびると影が離れてゆく。

    わたしはぽかんと彼を見上げたまましばらく固まって。
    上手な返しとかあしらい方とか、知らないからできないんだけど。
    できないなりに、なにか言ったほうがいいのかな?なんて思って言葉を探すものの。
    頭なんて全然回らないから、結局なぁんにも言えなくて。
    サングラス越しに彼の瞳を見ていたハズなのに、気づいたらわたしの目は彼のくちびるに釘付けになってしまっていて。慌てて頭を元の位置に戻して、元々してたことをこなすことにするの。
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    Rahen_0323

    DOODLEヒスイ帰りカキツバタその6です。目的を果たすパート。
    シリーズ物なので「置き去った男」の1〜5を先に読むことをオススメします。捏造過多でなんでも許せる方向け。諸々ポマとは繋がり無い。
    もっと身近な人に救って欲しい気持ちもあったけど今作に於ける彼にとっての全てを考えた結果ですね。次回で一旦完結ですが、呟いていた通り続編も書く予定です。ちゃんと幸せにしてあげたいし掘り下げるところ掘り下げたい感情。
    置き去った男 6なんだかんだ、カキツバタと再会した日から三ヶ月以上もの時が流れた。
    相変わらずの調子である元先輩は、しかし身体の方は殆ど元気で。怪我も治り一人でも歩けるくらいには回復した。病院の皆さんはそれはもう震えるほど驚いていて。

    「それで、カキツバタさんはこれからどうされたいですか?」

    ともあれもういつでも退院出来るだろうということで、トップが問い掛けたが。
    カキツバタの答えは変わらなかった。

    「ノボリさんとショウの家族と会いたい。……その後は、別になにも」

    ……元々「将来とか考えられない」って言うようなヤツだったけど、最早本気で楽しく生きる気すら無い様子に頭を抱えた。
    何事も楽しく、じゃなかったのかよ。今が楽しけりゃいいんじゃねえのかよ。なにがお前をそうさせたんだよ。
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