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    シメオン

    shiba

    DONE留♂〆です。
    ベルフェのデイチャから、「うとうとしてるシメオン」をテーマに書いてみました。
    ベルフェが勝手にしめぴを枕代わりにするなんて、ズルい。
    そもそも、うとうとするしめぴがわかりみすぎてキュンキュンする!
    そんなお話です。

    捏造ありますので、ご理解いただける方だけお進み下さい。
    はじめての、うたたね。お昼前、シメオンからメッセージが来た。

    『お弁当作ってきたから一緒に食べよう?中庭で待ってるね!』

    付き合いたての頃は、人前で二人になるのが苦手だったらしく、RADにいる間は、極力俺を避けていた。
    しかし最近は、俺の努力の甲斐あって、少しずつ、恋人として堂々としてくれようとしている。
    俺としては、それがとても嬉しい。
    もちろん、一人の時間や友達との時間も大事だけれど、やっぱり、出来るだけ、シメオンとの時間を増やしたい。
    そう思った俺は、授業が終わると、足早に中庭へと向かった。

    大きく開かれた両開きの扉を抜けると、中庭に出る。
    芝生の広場の中に大きな木がポツポツと立ち、そこが生徒たちの憩いの場となっている。
    恐らく、どれかの木の所で待っているのだろうと思い見回してみると、一本の木の根元に、見覚えのある白いマントと、そこから艶めかしく出ている褐色の肌の後ろ姿が見える。
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