シュミット
ザザリ
SPOILER◇CoC 蹂躙するは我が手にて◆KP:ちまた
◇PC/PL
HO1:ヨハン・バイルシュミット/えび
HO2:ミケーレ・デ・フェオ/ザザリ
HO3:景 翠緑/キッカ
HO4:ウィリアム・ミラー/くらげ
(敬称略)
◆エンド2 全員戦死
2023.11.3 2
Mskl_ks
DONEワンドロに参加しようと思ったらカプが逆だったよ、のやつ。頭痛に悩むシュミットと心配するエーリッヒ。
えろなしパスなし。
meine eigene wirksame Medizin(専用特効薬)朝方から、低気圧気味の曇天が続いていた。
快適からは程遠く、ランチを終えた後も鈍色の雲が空一面を覆う。湿気で空気が重い。
一軍が勢揃いしたからということで、せっかく屋外の練習コースを予約したのに残念でならない。
何より、これからの天気を確定させるのは。
「…うん、雨が降りそうだからそろそろ練習は切り上げようか」
ミハエルがこう告げると、一時間以内に必ず雨が降り始めるのだ。曰く、「風の感覚でわかるよ。それに、つばめが低く飛んでいるし」とのことらしい。
『燕が低く飛ぶ』のは雨の前兆として知られているが、五感が人一倍鋭いミハエルは全身で天候や戦況を感じ取るのだろう。
そして低気圧、雨天となると——
「……ぐ……」
後方にいるシュミットはベルクカイザーを左手で抱き留めたまましゃがみ込み、瞳を閉じて眉間に皺を寄せ、右手で両のこめかみを揉み続けている。先のフォーメーション練習から精彩を欠いていたが、限界が来たらしい。
1659快適からは程遠く、ランチを終えた後も鈍色の雲が空一面を覆う。湿気で空気が重い。
一軍が勢揃いしたからということで、せっかく屋外の練習コースを予約したのに残念でならない。
何より、これからの天気を確定させるのは。
「…うん、雨が降りそうだからそろそろ練習は切り上げようか」
ミハエルがこう告げると、一時間以内に必ず雨が降り始めるのだ。曰く、「風の感覚でわかるよ。それに、つばめが低く飛んでいるし」とのことらしい。
『燕が低く飛ぶ』のは雨の前兆として知られているが、五感が人一倍鋭いミハエルは全身で天候や戦況を感じ取るのだろう。
そして低気圧、雨天となると——
「……ぐ……」
後方にいるシュミットはベルクカイザーを左手で抱き留めたまましゃがみ込み、瞳を閉じて眉間に皺を寄せ、右手で両のこめかみを揉み続けている。先のフォーメーション練習から精彩を欠いていたが、限界が来たらしい。
nikisou_
SPOILERCoC#6 「K県警K課」作 ゴムヤボシ様
KP 藤木
HO1:赤染 來 #Ask1198 さん
HO2:車麦 亮 #270EolJyjxEZMbC さん
HO3:ゴールドシュミット頼金 #uppiTRPG さん
HO4:掛足 砂子 #mizukki__sb さん
とわこ
DOODLE2024年シュミットお誕生日祝い生まれてきてくれてありがとう
今年も祝えて嬉しい!
お互いの誕生日や記念日には、示し合わせて休みを取ることにしているエーリッヒとシュミット。
今日はシュミットの誕生日なので、二人とも休みだ。
前夜、カウントダウンをして、日付が変わった瞬間にキスをして、それからシュミットが生まれたこと、二人出会えたことに感謝をしながら抱き合って眠った。
そして今日は、どちらかが起きればもう片方の寝顔を眺め、戯れにキスなどしてまた寝て、を繰り返して、午前中いっぱいだらだら過ごして。
「…さすがに起きるか?」
昼になりシュミットが苦笑して言った。
「そうですね」
そうは言っても名残惜しい。
エーリッヒはシュミットが腕の中から抜け出したのを、残念に思った。
「腹が減ったな」
「なにか作りましょうか。それとも、食べに行きますか?」
1291今日はシュミットの誕生日なので、二人とも休みだ。
前夜、カウントダウンをして、日付が変わった瞬間にキスをして、それからシュミットが生まれたこと、二人出会えたことに感謝をしながら抱き合って眠った。
そして今日は、どちらかが起きればもう片方の寝顔を眺め、戯れにキスなどしてまた寝て、を繰り返して、午前中いっぱいだらだら過ごして。
「…さすがに起きるか?」
昼になりシュミットが苦笑して言った。
「そうですね」
そうは言っても名残惜しい。
エーリッヒはシュミットが腕の中から抜け出したのを、残念に思った。
「腹が減ったな」
「なにか作りましょうか。それとも、食べに行きますか?」
とわこ
PAST2023年シュミットお誕生日お誕生日まとめ本が初出ですが、1年経ったので載せちゃう
「もうすぐ、あなたの誕生日ですね」
エーリッヒがそう告げたのは、まだ四月に入ってすぐの頃。
「え?もうすぐって、お前誰と間違えているんだ?」
シュミットが不機嫌さに頬を膨らますと、エーリッヒは真面目な顔をしてその頬をつつき、
「もうひと月を切っているんですよ?たった数十日で、あなたのお誕生日が来てしまう」
と言い返した。
「なるほど?浮気相手と私の誕生日を間違えたわけではなさそうだな」
「浮気なんて、僕がするとお思いですか?出来るわけないでしょう。あなた以上に魅力的なひとなんて、出会ったことすらないのに」
エーリッヒは眉を下げる。
シュミットは面白そうに、「で?私の誕生日が近いと何なんだ?」とエーリッヒを揶揄した。
1518エーリッヒがそう告げたのは、まだ四月に入ってすぐの頃。
「え?もうすぐって、お前誰と間違えているんだ?」
シュミットが不機嫌さに頬を膨らますと、エーリッヒは真面目な顔をしてその頬をつつき、
「もうひと月を切っているんですよ?たった数十日で、あなたのお誕生日が来てしまう」
と言い返した。
「なるほど?浮気相手と私の誕生日を間違えたわけではなさそうだな」
「浮気なんて、僕がするとお思いですか?出来るわけないでしょう。あなた以上に魅力的なひとなんて、出会ったことすらないのに」
エーリッヒは眉を下げる。
シュミットは面白そうに、「で?私の誕生日が近いと何なんだ?」とエーリッヒを揶揄した。
M_ko_ontama
PROGRESS冬に出せたらいいなと思っているシュミハ馴れ初め本の一部。おまけのミハエル目線。本編はシュミット目線。日本に行くのにミハエル様はプライベートジェットだろ!と思って描いた。(何もしていませんが腐です)あややのドッキドキ!LOVEメール•トロピカ〜ル恋して〜る•LOVE涙色を聴きながら描きました。ハロプロサイコー! 5とわこ
DONE2023年ミハ様お誕生日あまり恋愛要素は入れないつもりだったけれど、
ミハ様からシュミットへのらぶが漏れ出た。
「お誕生日おめでとうございます」
「ありがとうございます」
どこの誰なのかも良くは覚えていない、それなりの家柄・地位を持つのであろう大人たちに代わる代わる祝いの言葉を告げられて、僕は退屈なのを我慢して貼り付けた笑顔でお礼を述べる。
今日は僕の誕生日。
ヴァイツゼッカー家主催で、盛大なパーティーが開かれている。
このたくさんの参加者のうちの何人が、僕の誕生日を心から祝ってくれていると言うのか……。
溜息を吐きそうになって、それを慌てて飲み込む。
「ミハエル様」
また、声を掛けられ、僕は作り笑顔で顔をそちらに向けた。
「お誕生日おめでとうございます」
そう言ってにこやかに微笑んだ男の人は、やけに見覚えのある、綺麗な顔をしていた。
2093「ありがとうございます」
どこの誰なのかも良くは覚えていない、それなりの家柄・地位を持つのであろう大人たちに代わる代わる祝いの言葉を告げられて、僕は退屈なのを我慢して貼り付けた笑顔でお礼を述べる。
今日は僕の誕生日。
ヴァイツゼッカー家主催で、盛大なパーティーが開かれている。
このたくさんの参加者のうちの何人が、僕の誕生日を心から祝ってくれていると言うのか……。
溜息を吐きそうになって、それを慌てて飲み込む。
「ミハエル様」
また、声を掛けられ、僕は作り笑顔で顔をそちらに向けた。
「お誕生日おめでとうございます」
そう言ってにこやかに微笑んだ男の人は、やけに見覚えのある、綺麗な顔をしていた。
はるおり
ArtSummary2022ほぼ日手帳に毎日1ページずつ描いていたシュミヤちゃんの2022年
②8月~12月
やっぱりシュミットさんとミヤちゃんしかいません
ざかざからくがき
仲良し注意
これだけ置いてまた消えます
迷惑かけてごめんなさい
それでも勝手だけど私は
今でもずっと好きでいつも想っています
大切な人だったのに、ごめんなさい 61
はるおり
ArtSummary2022ほぼ日手帳に毎日1ページずつ描いていたシュミヤちゃんの2022年
①1月~7月
シュミットさんとミヤちゃんしかいません
シュミ妹カミレちゃんとかすこし
ざかざからくがき
すごく仲良くしてるの注意 85
UMww8
DOODLE虐待シュミット家庭崩壊で父親から殴られる
ルッツが泣いちゃうと公園まで連れて行って子守歌歌って寝かしつける
父親も寝た時間にやっと帰れる
暴行の痕は隠してる
わざと自分で怪我をして誤魔化してるかもしれない 3
Enishi_da
DONE誘い受け・襲い受け・女王様系受けのシュミットくんがめっちゃ好きです。エーリッヒくんのマズルガードは鉄の理性の暗喩。心象風景的な絵です。相思相愛の小学生カップルがこんなプレイをしてたまるか、ということで。 2とわこ
DONE2022年シュミット誕②過去と現在のエリシュミ
ある日、幼いシュミットは世話係から、こんな話を聞いた。運命の相手とは、赤い糸で結ばれているものなのですよ、と。
それでシュミットは自分の指をまじまじと見てみた。
何も無い。
身体中、くまなく探してみたけれど、シュミットの身体から糸など出ていなかった。
そしてシュミットは、自分は一生ひとりで生きていかねばならないのか、と悲しくなり、ベッドにうつ伏せて泣いてしまった。
それをシュミットの世話係から聞いたエーリッヒはひどく驚いてショックを受けた。
シュミットが、一生ひとりぼっちだなんて、有り得ないと思った。
だってエーリッヒは、一生シュミットの隣に居るつもりでいたからだ。
運命の相手、とは何なのか、同じく幼いエーリッヒにはまだよく分からない。
1666それでシュミットは自分の指をまじまじと見てみた。
何も無い。
身体中、くまなく探してみたけれど、シュミットの身体から糸など出ていなかった。
そしてシュミットは、自分は一生ひとりで生きていかねばならないのか、と悲しくなり、ベッドにうつ伏せて泣いてしまった。
それをシュミットの世話係から聞いたエーリッヒはひどく驚いてショックを受けた。
シュミットが、一生ひとりぼっちだなんて、有り得ないと思った。
だってエーリッヒは、一生シュミットの隣に居るつもりでいたからだ。
運命の相手、とは何なのか、同じく幼いエーリッヒにはまだよく分からない。
とわこ
DONE2022年シュミット誕①のエリシュミ。WGP中くらいの時間設定かな……
「お誕生日おめでとう、シュミット」
ミハエルがそう告げて、シュミットに抱きつく。
シュミットはミハエルを抱き返し、「ありがとうございます」と綺麗に微笑んだ。
エーリッヒはそれを見て、少しだけ寂しい思いをする。
シュミットに抱きつくなんて、自分はもう何年もしていない。
シュミットへの恋心を自覚してから、彼に触れてはいけないような気がして、ほんの少しの不可避な接触以外を自らに禁じた。
そんなエーリッヒの目の前で、ミハエルがシュミットの耳元になにかこそこそと囁いた。
シュミットは破顔して頷き、何事かをミハエルに囁き返す。
仲睦まじい様子に胸がチリっとしてしまう。
「シュミット。お誕生日おめでとうございます」
エーリッヒは、努めて穏やかに、シュミットに祝いの言葉を贈った。
1694ミハエルがそう告げて、シュミットに抱きつく。
シュミットはミハエルを抱き返し、「ありがとうございます」と綺麗に微笑んだ。
エーリッヒはそれを見て、少しだけ寂しい思いをする。
シュミットに抱きつくなんて、自分はもう何年もしていない。
シュミットへの恋心を自覚してから、彼に触れてはいけないような気がして、ほんの少しの不可避な接触以外を自らに禁じた。
そんなエーリッヒの目の前で、ミハエルがシュミットの耳元になにかこそこそと囁いた。
シュミットは破顔して頷き、何事かをミハエルに囁き返す。
仲睦まじい様子に胸がチリっとしてしまう。
「シュミット。お誕生日おめでとうございます」
エーリッヒは、努めて穏やかに、シュミットに祝いの言葉を贈った。
とわこ
PAST2020年シュミット誕にTwitterに上げたもの「お誕生日おめでとうございます、シュミット…」
エーリッヒが両手でシュミットの頬を包み込み、柔らかく優しく、唇を啄む。
「ありがとう、エーリッヒ」
キスの合間に答えると、それを合図にしたようにエーリッヒのキスは深くなった。
ぴちゃり、水音が、響く。
「んっ……」
恥ずかしい、と思うも、エーリッヒは逃げることを許さない。
「…ふぁ、…エーリッヒ………んっ、ぁ…むっ」
とろけるようなキスに、シュミットは甘く声を漏らす。
その事に興奮したのか、エーリッヒは頬を包んでいた手を離してシュミットの腰に回すと、ぐっと力を込めて抱き寄せた。
密着した下腹部に、熱を感じる。
自分の熱か、エーリッヒの熱か……。
続きを無意識に期待してしまっているシュミットを、しかしエーリッヒは解放して、シュミットの唇をそっと拭う。
1892エーリッヒが両手でシュミットの頬を包み込み、柔らかく優しく、唇を啄む。
「ありがとう、エーリッヒ」
キスの合間に答えると、それを合図にしたようにエーリッヒのキスは深くなった。
ぴちゃり、水音が、響く。
「んっ……」
恥ずかしい、と思うも、エーリッヒは逃げることを許さない。
「…ふぁ、…エーリッヒ………んっ、ぁ…むっ」
とろけるようなキスに、シュミットは甘く声を漏らす。
その事に興奮したのか、エーリッヒは頬を包んでいた手を離してシュミットの腰に回すと、ぐっと力を込めて抱き寄せた。
密着した下腹部に、熱を感じる。
自分の熱か、エーリッヒの熱か……。
続きを無意識に期待してしまっているシュミットを、しかしエーリッヒは解放して、シュミットの唇をそっと拭う。
とわこ
PAST2021年シュミット誕大人ツガイ
コンッ、と音を立ててグラスをコースターに戻す。
氷がからんと鳴って薄暗い店の間接照明を弾くのをすこしぽわんとしながら見つめた。
カウンターに、外して置いておいた時計は、もうすぐ頂点を指す。
シュミットは、次に飲む酒を何にしようか考えながら頬杖をついた。
今日は、仕事で些細なミスをした。
些細すぎてどうでもいいと言われそうで、愚痴も言えない程度のミスだったのだが、完璧主義なシュミットにはそれが酷く面白くなくて、ストレスを感じてしまい、こうして深夜まで馴染みの店に入り浸って忘れようと務めていた。
カチ、カチ、秒針が進んでいく。
次も同じ酒にしよう、そう思いグラスの中身を飲み干した時。
「迎えに来ましたよ、シュミット」
1627氷がからんと鳴って薄暗い店の間接照明を弾くのをすこしぽわんとしながら見つめた。
カウンターに、外して置いておいた時計は、もうすぐ頂点を指す。
シュミットは、次に飲む酒を何にしようか考えながら頬杖をついた。
今日は、仕事で些細なミスをした。
些細すぎてどうでもいいと言われそうで、愚痴も言えない程度のミスだったのだが、完璧主義なシュミットにはそれが酷く面白くなくて、ストレスを感じてしまい、こうして深夜まで馴染みの店に入り浸って忘れようと務めていた。
カチ、カチ、秒針が進んでいく。
次も同じ酒にしよう、そう思いグラスの中身を飲み干した時。
「迎えに来ましたよ、シュミット」