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    shiroshiro466

    DONE吉野順平くん生存ifのお話です。
    そして悠順です。腐向けです。お気をつけください。
    捏造たっぷりなのでお気をつけください。
    キャラの口調とかよくわかってないし、勢いのまま書きなぐっておりますので、「なんかちゃうくない?」ってなるかもです。
    あと魂とか呪力のことを色々捏造してます。
    本当に気をつけて、キャラとか多少変でも大丈夫だよって人だけよんでください。
    多分シリーズになります。
    始まりの卵雑炊目を開けると見知った天井があった。
    カビで黒ずんだ少し高めのソレは、高専の地下にある救護室のものだ。スンと鼻を鳴らして匂いを嗅げば、悠仁の肺いっぱいによく分からない薬品と、鉄錆の臭い。あとメンソールのタバコの匂いもした。
    少しだけ固まった体をベッドから起こせば、骨組みがぎしりと鳴く。
    薄っぺらい寝巻きの上から刺された所を触ればすっかり肉が着いていた。体の穴は無くなっているえでも若干貧血気味。

    「お、虎杖起きたか」

    「家入センセ、」

    「穴は塞いだ。後遺症的なのは感じないか?」

    「とくに、ないっス」

    「ならよし」

    自分の体の異変を確認していると、家入がタバコの煙で遊びながらそう聞いていた。それに素直に答えれば、昨日はよく頑張ったとウィダーをくれた。鉄分を補ってくれるやつ。
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    blue_hair_tofu

    DONE※気をつけろ!!自己解釈や幻覚がたっぷりだ!!解釈違いだったらすぐに閉じて全部忘れてくれ!!
    モブも喋るよ

    腕吹っ飛ばされた直後ヒュおじ
    右腕長年奪い合いをしてきたそのグレネードはあっけなく爆ぜた。ピンを抜けば中身が炸裂する、そういう代物なので別におかしいことでは無い。こんな別れ方など誰も望まないだろう。まして物心ついた時から共に無茶をしてきた幼馴染だ。既に自身は事件の中心にあった建物から離れている。向かうのは傭兵をやっていた頃から世話に……いや迷惑をかけてきた馴染みの医者のところだ。そう、今の俺は死に向かって全力疾走しているようなものだ。右腕のあった所から流れる血を止める術は己に備わっていない。次第に自覚し始めた痛覚に脂汗が浮かぶ。視界と足元が揺らいでいくことに悪態をつく。ここは一応マギーの縄張りだから、小悪党みたいなのはビビって近づいて来ない。途中で誰とも出くわさなかったのは幸運だ。通りを避け埃っぽい路地を抜け、上がる息を噛み殺してとある階段を下る。半地下になっているドアを力任せに殴りつける。ここの主の暴言が飛んで来るが構わず再度叩く。その度に反動で意識が崩れかける。ようやく顔を出した医者は途端に形相を変え即座に入れと言う。そりゃあそうだろう。人体のパーツが1つ丸ごと無くなっていているわ、赤黒い液体が服や床をすっかり染め上げているわ。
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