Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    ノイズ

    sayutaba18

    DONEクリスマスのいずレオ。今日はクリスマス。骨つきで購入しておいた鶏肉に朝から包丁で切り込みを入れ、皮にフォークを何ヵ所も突き立てて下処理を終えた後、調味液に漬け込んでから仕事へと向かった。
     帰宅後は、ブロッコリーとミニトマトで簡易的なクリスマスツリーに見えるように盛り付けをし、ハムを星形にくりぬいて散りばめた。キャベツ、人参、たまねぎをくたくたになるまで煮たたせたコンソメスープも作ったので、これで今日の野菜摂取量とカロリーも大丈夫だろう。ここでシチュー系をリクエストされていたらカロリーオーバーになるところだった。主食は米かパンか悩んで、折角だからと帰りにパン屋に寄って中が軟らかそうなフランスパンを買った。もちろん既に食べやすい大きさに切り分けてある。オーブンを充分に温め、あとは仕込んでおいた鶏肉を焼けば、ローストチキンの完成だ。
     ……時刻はもうすぐ19時だ。これだけの量を食べるのならば、20時までには食べ終えておきたい。クリスマスだからといって自分を甘やかすほど能天気でもないのだ。ケーキは昨日ユニットでクリスマスパーティーをした時に、わざわざ凛月が焼いてきてくれたものを食べたのだから、本音を言えば今日は軽 2978

    きたまお

    TRAINING初冬の北陸の湖で白鳥を見ているだけのイズホク(CPではない)——イメージちがったなあ。
     速杉ホクトはジャンパーのポケットに手を突っ込んで首をすくめた。視線の先には風でさざ波のたつ濃い青の湖。水面には無数の白い鳥がうごめいている。こんなにたくさんの白鳥を見たのは初めてだ。まとめて見ると、白鳥という生きものは身体がおおきくてぼってりしている。水面を移動しながら、長い首を縮めたり伸ばしたり、朝日を浴びてオレンジ色に染まった羽根を黄色のくちばしでつついたりと忙しい。そして、思っていたよりもやかましい。
    「先輩、これ、どうぞ」
     いつのまにか横に戻ってきた出水が、コートのポケットから取り出した缶をこちらに渡してくれた。受け取るとまだ温かい。缶コーヒーだ。サンキューと言って、さっそくホクトはプルトップを開ける。
     まだ十一月の頭だというのに、えらく寒い。どう考えても、もっと冬の装備でくるべきだった。移動の荷物を軽くすることにこだわりすぎた。東京駅で会ったときにも出水はずいぶんな大荷物だなと笑ったのだが、たぶん、出水のほうが正解だ。
    「さっき、あっちのふたりにも渡してきたんですけれどね、なんだか逆に迷惑そうな顔をされてしまいましたよ」
     出水が目線だけでさ 2151

    kusekke_ura

    MEMO先天性女体化むつの、ほのぼのいずにょむつどこかの本丸初期刀の陸奥守。その姿はバグにより女性。
    女の子一振りだけでは大変だろうと、審神者は急いでなけなしの資材を叩き、とりあえず短刀達をたくさん顕現させる。
    弟や妹(?)の様な存在の彼らに、にょむちゃんは特に性差を感じずに過ごしていた。
    一緒に寝たり、お風呂に入ったり。
    あまり無理な進軍をしない審神者の方針により、ドロップする刀も短刀や脇差ばかり。
    自分より小さい男士に囲まれ、にょむちゃんはお母さんになった気分でのんびりと日々を過ごしていた。
    しかしある日、敵将撃破のドロップにより初めて大きな刀が本丸へとやってきた。
    それが、和泉守兼定だった。
    初めて見る自分よりも大きい刀ににょむちゃんはびっくり。
    しかし彼女は彼に対しても今までと同じように接する。
    本丸内を案内し、一緒にご飯を食べ、彼が早くヒトの身に慣れるようにとの手助けを惜しまなかった。
    そして、夜。
    和泉守の元へとやってきた短刀達は、彼を風呂に誘う。
    彼らと一緒に大浴場へとやってきた和泉守は脱衣所で全裸になると、風呂場へと足を向けた。
    そこには。
    「おっ、お前」
    なんと、洗い場には全裸のにょむちゃんが仁王立ちで立っ 1341