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    ハレー

    水鏡零

    PROGRESS【PSZの三次創作小説:2】
    前回の続きですね
    この後はどっかに供養すると思います
    これ以上を載せるためには、本編的なモノを置かないといけないじゃないですか
    そこまでオープンハートではないので、需要があったら別の場所で
    マザーとの一件で月の技術が地球へと流れてきたら、転送技術や移動技術も進歩するんじゃないかなっていうのが思うにあるんですよね
    対峙したのはレーヴェちゃんじゃないです
    轟音となって空から隕石のようにそれは降ってくる。
    街の外壁を狙い、降下した機体からレーザーが解き放たれだした。
    「前衛はひるむなっ!止まればこちらの負けだと思えっ!」
    「いくぜっ!」
    怒涛となって人々が動き、無機質な人を模ったエネミーへと武器を振りかざしてゆく。
    外壁を守るようにテクニックを放つ人々は、その場に踏み込み雨のように降り注ぐ攻撃をしのいでいた。

    それらをかいくぐるように白い一点が動き、人々を援護するかのようにエネミーへと突風が突き立てられる。

    音を立てて破壊された破片が飛び散り壁や地面へと突き刺さるが、それに構わず白い一点は動きを止めない。

    その一点を追うように動く二つの影が輝き、背後から襲おうとしたエネミーを破壊する。

    押され気味だった人々の流れが変わり、だんだんとエネミーを後退させだした。

    それでも上空から降り注ぐエネミー達は数を減らすことはない。

    「恐らく。どこかに指示塔がいるはずかとっ!」
    「それがどれかなんて、考えてはいられんな・・・・」
    黒いボディのキャストが太刀を構え直し、前方から迫るエネミーを切り払うように走る。
    隣では軽々とエネミーを飛び越え、 9060

    瀬名🍭

    TRAININGれーりつ 「貴方はれーりつで『来世でもよろしく』をお題にして140文字SSを書いてください。」 勢いでかいたら伸びた僕が街を離れて数十年が経った。街並みは寄せ集まっては瓦解して、早送りの羽化を見るようで帰るたび知らない顔を覗かせた。その中で意外にもしぶとく相談所は居座り続け、商い主の葬儀に人々は列をなしたが肝心の霊幻さんだけが彼の人徳を示すこの光景を知らないのだった。後年数多の証言により一廉の霊能力者として名を残すのは確実だった。彼がそう望んだかは定かでないが、斎場に例の彼特有の妙な気配は感じられなかったので悔いなく成仏したのだろう。
     兄は終始気丈に振る舞っていた。霊幻さんは彼を慕う人々に囲まれ穏やかに晩年を過ごしたと聞くが、一番の友人を失った兄の胸中の悲しみはいかばかりか想像がつかない。二度と戻らない半身。柄になく熱いものが込み上げてきたので、ハンカチで目元を押さえていると、祭壇の花に囲まれるようにして中央に置かれた彼の写真に静かに微笑みを向けられた。目尻に笑い皺を深く刻んでいる。
    「俺の伝記を書いてくれないか?」いつ交わしたのか全く思い出せない台詞がふと耳に蘇る。おそらく僕がまだ十代だった頃だ。たまに兄の代理で相談所へ顔を出していた。理由はただそれだけだった。
    「イヤですよ」
    「即答だな。まあ 1724