フェン
いさお
DOODLE執事閣下本の原稿の作業過程まとめてみました!(表紙と新刊1P+インナー設定)
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▼1枚目は表紙絵完成図/
(②ラフ③線画④塗り⑤加工前⑥加工後完成)
▼漫画原稿 ⑦ネーム⑧ラフ⑨線画ベタ⑩仕上げ
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DOODLER18 執事閣下🐺🦇【甘く、酸っぱく、癖になる】人間界のお祭りに学ぶつもりが、ホテルでソープランドみたいなプレイをしてしまうどうしようもない話。甘く、酸っぱく、癖になる【甘く、酸っぱく、癖になる】
ベルベットのマントをはためかせ、吸血鬼は高らかに宣言した。その良く通る声に誰も彼もが息を呑み、振り返る。
……と言っても、聴衆の大半はプリニーであるのだが。
「お前たちの尽力に感謝する! 甲斐あってイワシ夏祭りの準備もいよいよ大詰めだ! そこで……仕上げとして人間界の夏祭りを偵察しに行くこととした!」
彼奴らは楽しむ才能に長けているからな、行けば今構想しているイワシ夏祭りに足りないものが見つかるやもしれん。プリニーたちに語り掛ける閣下はうきうきと愉しげだ。
一方、俺はと言えば。主人から発された「人間界」の一言で脳内にトラウマが蘇る。肌が粟立つ。「いってらっしゃいませッス〜」だの「お土産よろしくッス!」だのと呑気なプリニーたちが酷く恨めしい。そも、罪人の癖に閣下に対して馴れ馴れし過ぎるだろう。土産を強請ったプリニーは後でみっちり再教育だ。
7095ベルベットのマントをはためかせ、吸血鬼は高らかに宣言した。その良く通る声に誰も彼もが息を呑み、振り返る。
……と言っても、聴衆の大半はプリニーであるのだが。
「お前たちの尽力に感謝する! 甲斐あってイワシ夏祭りの準備もいよいよ大詰めだ! そこで……仕上げとして人間界の夏祭りを偵察しに行くこととした!」
彼奴らは楽しむ才能に長けているからな、行けば今構想しているイワシ夏祭りに足りないものが見つかるやもしれん。プリニーたちに語り掛ける閣下はうきうきと愉しげだ。
一方、俺はと言えば。主人から発された「人間界」の一言で脳内にトラウマが蘇る。肌が粟立つ。「いってらっしゃいませッス〜」だの「お土産よろしくッス!」だのと呑気なプリニーたちが酷く恨めしい。そも、罪人の癖に閣下に対して馴れ馴れし過ぎるだろう。土産を強請ったプリニーは後でみっちり再教育だ。
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DONEあなたに欲望(ねがい)はありますか。ほんのり執事閣下🐺🦇これは愚か者たちのねがいの話。(極悪LV9999開催おめでとうございます!)
欲望(ねがい)と毒一滴【欲望(ねがい)と毒一滴】
欲しいものほど手に入らない。得られぬと思うと一層欲しくなる。それが人間という生き物の性(さが)であるのだろう。人の求めるもの。それは例えば富、例えば地位。あるいは難攻不落の誰かであったりする。
手に入れたい、そんな強い想いはか弱きはずの人間を突き動かし、時として驚くようなことまでさせてのける。そのパワーは俺たち悪魔の想像を遥か超えていく。絆だとか信頼だとか……そんなものにまで可能性を見出している我が主人はさておき、俺も人間の貪欲さにはある種の可能性を感じなくもない。
ところでお前は知っているか。人の欲望を叶える「悪魔」の存在を。どうせ縋るならばお祈り聞き流しの神様よりも、是非とも悪魔にするが良い。それなりの対価を支払うことにはなるだろうが、きっちりと契約履行を果たすと保証しよう。
3478欲しいものほど手に入らない。得られぬと思うと一層欲しくなる。それが人間という生き物の性(さが)であるのだろう。人の求めるもの。それは例えば富、例えば地位。あるいは難攻不落の誰かであったりする。
手に入れたい、そんな強い想いはか弱きはずの人間を突き動かし、時として驚くようなことまでさせてのける。そのパワーは俺たち悪魔の想像を遥か超えていく。絆だとか信頼だとか……そんなものにまで可能性を見出している我が主人はさておき、俺も人間の貪欲さにはある種の可能性を感じなくもない。
ところでお前は知っているか。人の欲望を叶える「悪魔」の存在を。どうせ縋るならばお祈り聞き流しの神様よりも、是非とも悪魔にするが良い。それなりの対価を支払うことにはなるだろうが、きっちりと契約履行を果たすと保証しよう。
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DONE8/25フェンリッヒ🐺誕生日おめでとう🎉🎂誕生日のお祝い、その起源を君は知っているかい?
825【825】
「フェンリっち! 誕生日おめでとー!」
「デス!」
「……何処から聞きつけて来た」
キラキラとした瞳の少女二人と苦い顔の狼男。此処は魔界の果て、地獄。しかしその様相は常とは少し違っていた。拠点はささやかながら飾り付けられ、掲示板には「Happy birthday フェンリっち」の文字。クラッカーが鳴り、中央テーブルには毒々しいホールケーキとティーカップ、数え切れぬほどの蝋燭が準備されている。
「人間は昔からこの手のものが好きだな。まさか現代ではキンダーフェストが成人にまで広がっているのか?」
「キンダーフェスト?」
「2000歳を超えた大人が、それも"悪魔"の俺が祝福されるなど、片腹痛い」
1650「フェンリっち! 誕生日おめでとー!」
「デス!」
「……何処から聞きつけて来た」
キラキラとした瞳の少女二人と苦い顔の狼男。此処は魔界の果て、地獄。しかしその様相は常とは少し違っていた。拠点はささやかながら飾り付けられ、掲示板には「Happy birthday フェンリっち」の文字。クラッカーが鳴り、中央テーブルには毒々しいホールケーキとティーカップ、数え切れぬほどの蝋燭が準備されている。
「人間は昔からこの手のものが好きだな。まさか現代ではキンダーフェストが成人にまで広がっているのか?」
「キンダーフェスト?」
「2000歳を超えた大人が、それも"悪魔"の俺が祝福されるなど、片腹痛い」
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BLANK診断メーカーよりお題『「いっそ消えてしまえばよかった」で始まり、「もう会えないかもしれないと思った」で終わる物語』エロなしネタバレなしギャグ100%(本当にごめんなさい)ディスガイアプレイヤー全員考えたことあると思います。
それは、二度美味しい【それは、二度美味しい】
いっそ消えてしまえば良かったのだ。そうすればこんな葛藤も、くだらない自問自答も、その一切は必要がなかった。
周囲を入念に見渡し、人影がないのを確認すると、俺は改めて自身の手元を見た。回復アイテム「かんだガム」がそこにはあった。それもただのガムではない。「閣下のかんだガム」なのだ。
誰がどうして噛んだガムをもう一度噛もうなどと思いついたのか。消費アイテムが一度使っても消えないなんて、そんなことがあって良いものか。何者かが味わい尽くし、吐き出したガムを後でもう一度味わわされるなどと……想像するだけでゾッとする。とてもじゃないが正気ではない。そもそも何故噛んだ後のガムに微量ながらもHP回復効果があるのか。しかもレベルが低い内はガムよりも噛んだガムの方がむしろ良い塩梅であることも多々あるのが憎い。
670いっそ消えてしまえば良かったのだ。そうすればこんな葛藤も、くだらない自問自答も、その一切は必要がなかった。
周囲を入念に見渡し、人影がないのを確認すると、俺は改めて自身の手元を見た。回復アイテム「かんだガム」がそこにはあった。それもただのガムではない。「閣下のかんだガム」なのだ。
誰がどうして噛んだガムをもう一度噛もうなどと思いついたのか。消費アイテムが一度使っても消えないなんて、そんなことがあって良いものか。何者かが味わい尽くし、吐き出したガムを後でもう一度味わわされるなどと……想像するだけでゾッとする。とてもじゃないが正気ではない。そもそも何故噛んだ後のガムに微量ながらもHP回復効果があるのか。しかもレベルが低い内はガムよりも噛んだガムの方がむしろ良い塩梅であることも多々あるのが憎い。
POCHI_MAJIKICHI
PASTショ巧さん(御曹司時代)ですます口調。ピアノバレエとフェンシングと複数外国語を習ってた。乳母もメイド長もついてるけど、実のママが好き。ずっと年上のご分家の姉妹にいじめられがち。last_of_QED
DOODLE溺れた先の水底で貴方と呼吸を分け合って。執事閣下🐺🦇全年齢ですが事後描写あります
その水底で呼吸を分けて【その水底で呼吸を分けて】
満ちる光の気配で意識が鮮明になっていく。俺は此処に堕ちて来るまで、地獄という場所を誤解していたらしい。
魔界の最底辺。そこは朝と夜の区別などなく、陰鬱と、居心地の悪さに満ちた空間だと長らく思い込んでいた。
身体が鉛のように重い。理由ぐらい、言われずとも分かっている。視線を隣の枕へ向けると確かにいたはずの人がもぬけの殻で心臓が止まる。慌てて上半身を起こし目をこすれば、窓際に人影を見て胸を撫で下ろす。
そこには揺れるカーテンの隙間から薄日を浴びる主人の姿があった。光を自ら浴びる吸血鬼などこの人以外にいるのだろうか。羽織っただけのシャツからのぞく素肌は魅惑的と言うよりも、柔い光に包まれ、神秘的なものに思えた。血を吸わなくなったために縮んでしまったその体格には今なお不安を覚え、肉のない肋骨を直視出来ない。腕を掴んでも腰を掴んでも、その華奢な体つきに力を込めるのを躊躇ってしまう。
3363満ちる光の気配で意識が鮮明になっていく。俺は此処に堕ちて来るまで、地獄という場所を誤解していたらしい。
魔界の最底辺。そこは朝と夜の区別などなく、陰鬱と、居心地の悪さに満ちた空間だと長らく思い込んでいた。
身体が鉛のように重い。理由ぐらい、言われずとも分かっている。視線を隣の枕へ向けると確かにいたはずの人がもぬけの殻で心臓が止まる。慌てて上半身を起こし目をこすれば、窓際に人影を見て胸を撫で下ろす。
そこには揺れるカーテンの隙間から薄日を浴びる主人の姿があった。光を自ら浴びる吸血鬼などこの人以外にいるのだろうか。羽織っただけのシャツからのぞく素肌は魅惑的と言うよりも、柔い光に包まれ、神秘的なものに思えた。血を吸わなくなったために縮んでしまったその体格には今なお不安を覚え、肉のない肋骨を直視出来ない。腕を掴んでも腰を掴んでも、その華奢な体つきに力を込めるのを躊躇ってしまう。
𝚊𝚕𝚝𝚊𝚒𝚛 𓅂 𝚝𝚛𝚢
MEMO剣道着似合うと思うんだよな…暗黒騎士に近そうな部活動って何だろうと考えた末こうなった パラディンはフェンシングのイメージで顧問はクルーヤ先生と決めてる学生のとき体操部か剣道部かで悩んでいて、どちらもやりたいと思っていたけど道着、面、小手など高額で親に負担をかけ過ぎてしまうと思い体操を選択したのだった…レオタードも高めだが…今でも剣道習いたいという気持ちはある
さぅ。
DOODLErkgk置き場。1-3:ますまろでリク頂いたホークリシャル。サ…ベスの朝ご飯食べてみたいなって。
4-6:診断メーカーさん「復讐に関して創作して」
7-10:慰めのキス
11-14:ますまろでリク頂いた「楽しそうに笑うホークリ」ED後
15:ワンダラー×フェンリルナイト
16-18:エルランドにて
19:シーフ×フレースヴェルグ(概念) 19
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TRAININGおるふぇんず凄いすきなんだが描けぬ
あまりに描けぬ
そもそもそ描けないのにさらにがたいが良すぎてむり…顔もむずい
でも練習したい………
折角筋肉素材をダウンロードさせていただいたのにいかせる技術が( ;∀;)ちまちま精進
last_of_QED
DONE地獄に堕ちるのも楽じゃない。ディスガイア4 ヴァルバトーゼとフェンリッヒ、二人はいかにして地獄へ堕ちたのか。
地獄への堕ち方【地獄への堕ち方】
「い、」
うら若き乙女の叫びが響く一秒前。此処は魔界の果て。暗く澱みに満ちた場所、通称「地獄」。堕落した人間の魂がプリニーとして生まれ変わり、その罪を償うための地と悪魔(ひと)は忌避する。
「いやぁぁああ蜘蛛! ヴァルっちなんとかして!」
「虫ケラ一匹に何を騒いでいるのだ。蜘蛛は益虫だぞ。良く見てみろ、目が八つ。銃魔神族のようで可愛げがあるではないか」
「アンタの可愛いの基準どうなってんのよ!? 可愛いってサイズじゃなぁぁい!」
大騒ぎするプリニー帽の少女をよそに、壁をつたって逃げた蜘蛛はいつの間にかシャンデリアから糸を垂れ、愉快(たのし)そうにぶらんと宙で揺れていた。
◆
息を潜めるのは中層区、色素の薄い花々が鬱蒼と咲くとある霊園の土の下。まさか墓標の下に生者が、それも二人も詰まっているとは誰も思うまい。
10583「い、」
うら若き乙女の叫びが響く一秒前。此処は魔界の果て。暗く澱みに満ちた場所、通称「地獄」。堕落した人間の魂がプリニーとして生まれ変わり、その罪を償うための地と悪魔(ひと)は忌避する。
「いやぁぁああ蜘蛛! ヴァルっちなんとかして!」
「虫ケラ一匹に何を騒いでいるのだ。蜘蛛は益虫だぞ。良く見てみろ、目が八つ。銃魔神族のようで可愛げがあるではないか」
「アンタの可愛いの基準どうなってんのよ!? 可愛いってサイズじゃなぁぁい!」
大騒ぎするプリニー帽の少女をよそに、壁をつたって逃げた蜘蛛はいつの間にかシャンデリアから糸を垂れ、愉快(たのし)そうにぶらんと宙で揺れていた。
◆
息を潜めるのは中層区、色素の薄い花々が鬱蒼と咲くとある霊園の土の下。まさか墓標の下に生者が、それも二人も詰まっているとは誰も思うまい。
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DONE魔界の転生システムについて。執事閣下🐺🦇はじめまして、私の想い人。
はじめましてを何度でも【はじめましてを何度でも】
転生。悪魔がより強大な力を得ることを目的として、代々魔界に伝わる禁忌術。現代となってはそのシステムは仔細解明され、下級悪魔ですら当然のように享受し、利用することの出来る術式となっている。最早確立されたこの仕組みを疑う者は魔界広しといえど、いないだろう。
しかし、どんなシステムにも瑕疵(バグ)は付き物。転生して、本当にまた"自分として生まれ変われるか"……そんな不安が時折よぎると言ったら、貴方は笑うだろうか。
此処は魔界、暗黒議会前。間も無く議会は閉会となり、重々しい扉が開くその時を迎えようとしている。曲がりなりにも暗黒議会を通すのだ。友好的だった議員の裏切り等の一定の不確定要素はあれど、力で捻じ伏せることがない限り、議会による決定は絶対。再び同じ者として転生出来ることは頭では分かっている、分かっているのだが。
2432転生。悪魔がより強大な力を得ることを目的として、代々魔界に伝わる禁忌術。現代となってはそのシステムは仔細解明され、下級悪魔ですら当然のように享受し、利用することの出来る術式となっている。最早確立されたこの仕組みを疑う者は魔界広しといえど、いないだろう。
しかし、どんなシステムにも瑕疵(バグ)は付き物。転生して、本当にまた"自分として生まれ変われるか"……そんな不安が時折よぎると言ったら、貴方は笑うだろうか。
此処は魔界、暗黒議会前。間も無く議会は閉会となり、重々しい扉が開くその時を迎えようとしている。曲がりなりにも暗黒議会を通すのだ。友好的だった議員の裏切り等の一定の不確定要素はあれど、力で捻じ伏せることがない限り、議会による決定は絶対。再び同じ者として転生出来ることは頭では分かっている、分かっているのだが。
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CAN’T MAKE皿の上の鰯、それは愛する主人のために。執事閣下🐺🦇御馳走とはなにか。
御馳走の作り方【御馳走の作り方】
「また鰯かよ! ボクは魚は嫌いだって言ってるだろ!」
「お前らの分はついでだ。ヴァル様が『同じ釜の飯を食わせたい』と仰るから作ってやっているが……まさかそのご厚意を無下にする訳ではないだろうな?」
「いや美味しいのよ? 美味しいんだけどこう鰯続きで喜ぶのはアンタのご主人様ぐらい……って……うん?」
隣の席から此方を見やり、プリニー帽の少女は首を傾げた。此処は泣く子も黙る魔界のどん底、地獄。仲間たちとの賑やかな食卓に、にわかに静寂が訪れる。
「なんかヴァルっち……具合悪い?」
「……お口に合いませんでしたか?」
「なっ、なんのことだ。美味いぞイワシは。味付けも申し分ない」
そう言った割に、皿の上の鰯ソテーはほとんど減っていなかった。誤魔化すように一口、その身を口に運ぶ。バターの香ばしさは勿論のこと、香草が鼻を抜け、臭みは消えている。安価な魚は良い料理人により工夫され、風味豊かに調理されていた。
6212「また鰯かよ! ボクは魚は嫌いだって言ってるだろ!」
「お前らの分はついでだ。ヴァル様が『同じ釜の飯を食わせたい』と仰るから作ってやっているが……まさかそのご厚意を無下にする訳ではないだろうな?」
「いや美味しいのよ? 美味しいんだけどこう鰯続きで喜ぶのはアンタのご主人様ぐらい……って……うん?」
隣の席から此方を見やり、プリニー帽の少女は首を傾げた。此処は泣く子も黙る魔界のどん底、地獄。仲間たちとの賑やかな食卓に、にわかに静寂が訪れる。
「なんかヴァルっち……具合悪い?」
「……お口に合いませんでしたか?」
「なっ、なんのことだ。美味いぞイワシは。味付けも申し分ない」
そう言った割に、皿の上の鰯ソテーはほとんど減っていなかった。誤魔化すように一口、その身を口に運ぶ。バターの香ばしさは勿論のこと、香草が鼻を抜け、臭みは消えている。安価な魚は良い料理人により工夫され、風味豊かに調理されていた。
tsukiko1st
PAST #よその子だーれだ で描かせていただいたもの💁♀️どの子を描くかあみだくじをした結果、
景奈さん→トキヤさん
ふくしまさん→白雪王子
奈々さん→フェンリーくん
きなこさん→ヨシュアさん
となりました✌️
さぅ。
DOODLEらくがき置き場1: ローグ×ドラゴンマスター
2: ニンジャマスター×ドラゴンマスター
3-4: ローグ×フェンリルナイト
5-9: 頂いたお題「ホークリの戦闘シーン」
10-11: ローグ×スターランサー ホークリペーパー診断「よるのふたり」
12: ローグ×ヴァナディース ホークリペーパー診断「あさのふたり」
13-15:幽霊船にて
16:ニンジャマスター×ヴァナディース 16
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DOODLE主人に危機感を持って貰うべく様々なお願いを仕掛けていくフェンリッヒ。けれど徐々にその「お願い」はエスカレートしていって……?!という誰もが妄想した執事閣下のアホエロギャグ話を書き散らしました。【信心、イワシの頭へ】「ヴァルバトーゼ閣下〜 魔界上層区で暴動ッス! 俺たちの力じゃ止められないッス!」
「そうか、俺が出よう」
「ヴァルっち! こないだの赤いプリニーの皮の件だけど……」
「フム、仕方あるまいな」
何でもない昼下がり、地獄の執務室には次々と使い魔たちが訪れては部屋の主へ相談をしていく。主人はそれに耳を傾け指示を出し、あるいは言い分を認め、帰らせていく。
地獄の教育係、ヴァルバトーゼ。自由気ままな悪魔たちを良く統率し、魔界最果ての秩序を保っている。それは一重に彼の人柄、彼の在り方あってのものだろう。通常悪魔には持ち得ない人徳のようなものがこの悪魔(ひと)にはあった。
これが人間界ならば立派なもので、一目置かれる対象となっただろう。しかし此処は魔界、主人は悪魔なのだ。少々横暴であるぐらいでも良いと言うのにこの人は逆を征っている。プリニーや地獄の物好きな住人たちからの信頼はすこぶる厚いが、閣下のことを深く知らない悪魔たちは奇異の目で見ているようだった。
そう、歯に衣着せぬ言い方をしてしまえば、我が主人ヴァルバトーゼ様は聞き分けが良過ぎた。あくまでも悪魔なので 7025