Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    ポト

    温州みかん

    MOURNING1031の扉絵見て書いた仲良しベポとゾロ
    「ロロノアの刀って、妖刀なの?キャプテンと同じ?」
    「あァ、コイツはそうだな。分かるのか?」
    「変な感じはするよ。触ったら切られそう」
    「まあ、コイツは厄介な奴だが。お前、トラ男の刀は偶に持ってるじゃねェか」
    「あれは持たされてるの!キャプテン人使い荒いから。でも抜いたりはしないよ。やっぱり変な感じするし」
    「トラ男の刀はアイツに従順だから、アイツが信頼してる奴なら大丈夫じゃねェか?」
    「えっ、信頼!エヘヘ、そうかなあ」

     ワノ国に向け、ポーラータング号は深く潜水し航路を辿る。船体が安定すると、談話室などで寛ぐ船員の姿がぽつぽつと見られるようになった。
     クルーからの報告と確認を終え、少し時間の空いたローが人を探して談話室の扉を開けると、何故かウチの航海士に寄り掛かって何やら自分の妖刀を眺めているゾロを見付けて唖然とした。ベポも気にした素振りもなく、下敷きにされたまま頬杖をついてあれこれ横から話し掛けており、時折顔を見合わせては楽しそうに笑い声をあげている。周りの奴らも特に気にしていないところを見ると、これが初めてではないのかもしれない。眉を顰めながら足早に歩を進め、憮然として二人を見下ろすと、ベポとゾロはローを見上げてのんびり声を掛けた。
    1369

    ひわこ

    INFO【曦澄/現代AU】スーパーライク・ミー(仮)
    イベントにてえっちな部分含め公開予定の現パロ途中経過です。
    江澄のマッチングアプリのアポとれた相手のフリをするはめになったら藍曦臣のおはなし。ちょっとしんどいとこありますが、ハッピー曦澄です。
    えっちな部分+αにてイベント公開予定です。
    【曦澄/現代AU】スーパーライク・ミー(仮)空気が乾き冷たくなり始め、空は高く晴れ心地よい。

    天を見上げながら、藍曦臣は日陰から一歩踏み出した。駅前の雑踏と排気ガスの匂い。なかなか慣れないが、こうしてよく晴れていると空の方がどうも嬉しさを運んできてくれて、脚の軽くなる心地がする。片手に携えた鞄には買いたての本。指に引っ掛けた紙袋には気に入りの珈琲屋で買い求めた豆の袋がいくつか。家に帰ってからのくつろいだ時間が約束されているようで、そうなると公園にでも立ち寄って草木でも眺めようかという心地になる。
    休日の、あまりに心地いい午後だった。

    駅前のロータリーの傍、街灯に凭れかかった見覚えのある青年の姿を見出し、藍曦臣は少しためらってから歩み寄った。陽気になっていたこともあるだろう。おでかけですか、と話しかけようとした唇は、思ったようには動かなかった。
    12130