ラスカル
nyantama0129
DONEラスカルくんちゃんと鎮巳くん(DT)の小話。はしごの詩 イブムニアという国において知らぬ者は居ないであろう、株式会社ブランクイン。そんな誰もが憧れる大企業ばかりが立ち並ぶオフィス街の中心。の、中小企業ゾーンを抜けた先。国の西側にある住宅街に程近い場所に広がる公園。
お昼時はオフィス街や住宅地に住まう家族で賑わう場所だが、ピークを過ぎれば老夫婦が犬を連れて散歩したり、学校終わりの学生が少しはしゃいだり、鳩の鳴き声が聞こえる程度には居心地の良い場所。
国の治安とは無関係と思えるようなのほほんとした公園で、遠山鎮巳は日向ぼっこを楽しんでいた。
今日は平日。もちろん会社がある。しかし鎮巳の勤める株式会社ブランクインは大企業らしくフレシキブルな業務形態を採用している。曰く"朝は早くても8時、遅くても10時までに出社すること”"遅くても19時までに退勤すること”とのこと。この二点さえ守っていれば後は比較的自由であり、朝早く来て夕方ごろに帰る社員もいれば、ギリギリに来てギリギリに帰る社員もいる。自分の仕事を終えて昼過ぎにさっさと帰宅する者、そんな同僚に泣きついて助けを乞う者。哀れな同僚を尻目に優雅に昼食や休憩を楽しむ者など、様々だ。
4517お昼時はオフィス街や住宅地に住まう家族で賑わう場所だが、ピークを過ぎれば老夫婦が犬を連れて散歩したり、学校終わりの学生が少しはしゃいだり、鳩の鳴き声が聞こえる程度には居心地の良い場所。
国の治安とは無関係と思えるようなのほほんとした公園で、遠山鎮巳は日向ぼっこを楽しんでいた。
今日は平日。もちろん会社がある。しかし鎮巳の勤める株式会社ブランクインは大企業らしくフレシキブルな業務形態を採用している。曰く"朝は早くても8時、遅くても10時までに出社すること”"遅くても19時までに退勤すること”とのこと。この二点さえ守っていれば後は比較的自由であり、朝早く来て夕方ごろに帰る社員もいれば、ギリギリに来てギリギリに帰る社員もいる。自分の仕事を終えて昼過ぎにさっさと帰宅する者、そんな同僚に泣きついて助けを乞う者。哀れな同僚を尻目に優雅に昼食や休憩を楽しむ者など、様々だ。
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MOURNINGラスカルと紫草のほのぼのうちよそ夢小説街角にて トントン、と肩を叩くと、なんの躊躇いもなくふにゃっとした感触。一拍置いて、見あげようとした動きが止まる。
微妙な角度から見える唇に滲む嫌悪感、とでも言おうか。スッと離れると、ラスカル・スミスはパンパンと軽く肩を叩いた。
「こんにちは、良い天気だね」
「……コンニチハ」
機械的な挨拶を返し、こちらも見ずに再び歩き出す彼女。の、横に並ぶ紫草。距離を取れば、その分だけ近づいていく。その度に、ジトリとした視線が紫草を捉える。
数分、そうやって遊んでいただろうか。不機嫌そうにラスカルが口を開いた。
「どうして着いてくるんだぃ?」
「どうしても何も、向かう方向が同じなだけさ」
「そうか、じゃあ離れて歩いておくれ」
「どこをどう歩こうと私の勝手だ。勿論、君にもその自由はある」
4501微妙な角度から見える唇に滲む嫌悪感、とでも言おうか。スッと離れると、ラスカル・スミスはパンパンと軽く肩を叩いた。
「こんにちは、良い天気だね」
「……コンニチハ」
機械的な挨拶を返し、こちらも見ずに再び歩き出す彼女。の、横に並ぶ紫草。距離を取れば、その分だけ近づいていく。その度に、ジトリとした視線が紫草を捉える。
数分、そうやって遊んでいただろうか。不機嫌そうにラスカルが口を開いた。
「どうして着いてくるんだぃ?」
「どうしても何も、向かう方向が同じなだけさ」
「そうか、じゃあ離れて歩いておくれ」
「どこをどう歩こうと私の勝手だ。勿論、君にもその自由はある」
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MOURNINGラスカル・スミスと紫草のちょっとアレな小話恥ずかしくて読み返してないから変なとこあってもご愛嬌で全て許してください全力土下座
ティータイム かちゃん、と軽い音を立てて、ティーカップが傾いた。入っていた紅茶はさらさらと流れ出し、今の今までそれを手にしていたラスカル・スミスは己の肩を抱いて、ギリッと紫草を睨みつけた。
「君、ぼくに何をしたんだぃ?」
「別に何もしちゃいない。君とのお茶の時間を楽しんでいただけさ」
「なら、これはどういうことかな?」
険しい目つきは潤み、息遣いは荒く熱い。
どこからどうみても正常じゃないことは、誰がどうしたって一目瞭然だろう。
ラスカル・スミスは発情している。否、させられている。他でもない目の前に座る紫草によって。
「分かっているだろうに、答えが欲しいのかい?他ならぬ私から」
「……ッ笑わせるぜ」
口元に浮かぶ微かな笑みは必死の抵抗か。しかし、座っているのも難しいらしい体は、ソファからいとも簡単に滑り落ちる。
4326「君、ぼくに何をしたんだぃ?」
「別に何もしちゃいない。君とのお茶の時間を楽しんでいただけさ」
「なら、これはどういうことかな?」
険しい目つきは潤み、息遣いは荒く熱い。
どこからどうみても正常じゃないことは、誰がどうしたって一目瞭然だろう。
ラスカル・スミスは発情している。否、させられている。他でもない目の前に座る紫草によって。
「分かっているだろうに、答えが欲しいのかい?他ならぬ私から」
「……ッ笑わせるぜ」
口元に浮かぶ微かな笑みは必死の抵抗か。しかし、座っているのも難しいらしい体は、ソファからいとも簡単に滑り落ちる。
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MOURNINGラスカル・スミスと紫草のうちよそ夢小説。供養というか懺悔です。申し訳ございません楽しかった。
ハニーの日 痛いほどに突き刺さる視線。
それもそうだろう。目の前で瓶に入った蜂蜜を素手で掻き回している姿を見せつけられて、不快に思わない人間の方が少ない。
ラスカル・スミスは眉間に皺を寄せて、心底嫌そうな表情を刻みながらも、椅子から動かない。紫草がそう依頼したから。
ここは紫草の部屋。
紫草の依頼を受けて、ラスカル・スミスはここに居る。つまりは、彼女は紫草に買われた存在であり、紫草には逆らえない、ということだ。もちろん制限はあるが。
「嫌そうだね」
「当たり前だろ。急に呼ばれたと思ったらこんなものを見せられて、気持ち悪いと思わない方がどうかしてるぜ」
「だったら帰れば良い。ただし、その場合は契約不履行。支払いは無し」
2758それもそうだろう。目の前で瓶に入った蜂蜜を素手で掻き回している姿を見せつけられて、不快に思わない人間の方が少ない。
ラスカル・スミスは眉間に皺を寄せて、心底嫌そうな表情を刻みながらも、椅子から動かない。紫草がそう依頼したから。
ここは紫草の部屋。
紫草の依頼を受けて、ラスカル・スミスはここに居る。つまりは、彼女は紫草に買われた存在であり、紫草には逆らえない、ということだ。もちろん制限はあるが。
「嫌そうだね」
「当たり前だろ。急に呼ばれたと思ったらこんなものを見せられて、気持ち悪いと思わない方がどうかしてるぜ」
「だったら帰れば良い。ただし、その場合は契約不履行。支払いは無し」
nyantama0129
MOURNINGてる子とラスカルくんちゃんのお話お祭りの夜 何やら街が騒がしい。
引ったくりや言いがかり、口喧嘩等々で騒がしいのはいつものことだけれど、今日は何だかそわそわしている。
それもそのはず。今日と明日、店が並ぶ商店街のお祭りなのだ。
色彩豊かな装飾には各店の個性が出ていて、並ぶ街灯には電飾がぶら下がっている。
仄かに優しく、だけどどこか危険な匂いを醸し出す雰囲気は、この国ならではなのだろう。
日が陰りつつある黄昏時。てる子はとある街灯の下に立っていた。ただ、立っていた。それだけなのに道行く人の視線を集めるのは彼の身長の高さ故か、それとも。
「こんばんは、てる子さん」
てこてこと歩いてきて、見上げた笑顔で挨拶をする。彼女の名前はラスカル。ラスカル・スミス。この国で一番の悪党だという話だが、到底そうは思えない儚さだ。
2742引ったくりや言いがかり、口喧嘩等々で騒がしいのはいつものことだけれど、今日は何だかそわそわしている。
それもそのはず。今日と明日、店が並ぶ商店街のお祭りなのだ。
色彩豊かな装飾には各店の個性が出ていて、並ぶ街灯には電飾がぶら下がっている。
仄かに優しく、だけどどこか危険な匂いを醸し出す雰囲気は、この国ならではなのだろう。
日が陰りつつある黄昏時。てる子はとある街灯の下に立っていた。ただ、立っていた。それだけなのに道行く人の視線を集めるのは彼の身長の高さ故か、それとも。
「こんばんは、てる子さん」
てこてこと歩いてきて、見上げた笑顔で挨拶をする。彼女の名前はラスカル。ラスカル・スミス。この国で一番の悪党だという話だが、到底そうは思えない儚さだ。
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DONEトモナイさんのクロスオーバー(制作途中)を読んで思いついたラスカルくんちゃんと てる子のお話。ラスカルくんちゃんと てる子の小話「ちょっと失礼するわね」
てる子はラスカルの隣に移動すると、おもむろに彼女を抱き上げた。そのままトスン、と優しく自身の膝の上に乗せる。
その間、ラスカルは驚いた顔をしつつも、なされるがまま。抵抗などは一切なく、警戒もしていない。心配になるほど てる子に身を預け、それでも信頼はされていないのが分かる。
ただ、流れに身を任せた。それだけのように てる子には思えた。
深い色を湛える髪にそっと触れる。
少し乱れているから荒れているのかと思っていたが、その感触はとてもやわらかい。よく手入れをされている犬か猫に似た手触り。
初めて見た時、とても小さな子だなと思った。見た目もそうだが、雰囲気も。
その印象を強めるように、膝の上の彼女はとても軽い。本当に存在するのか不安になるほど。
3735てる子はラスカルの隣に移動すると、おもむろに彼女を抱き上げた。そのままトスン、と優しく自身の膝の上に乗せる。
その間、ラスカルは驚いた顔をしつつも、なされるがまま。抵抗などは一切なく、警戒もしていない。心配になるほど てる子に身を預け、それでも信頼はされていないのが分かる。
ただ、流れに身を任せた。それだけのように てる子には思えた。
深い色を湛える髪にそっと触れる。
少し乱れているから荒れているのかと思っていたが、その感触はとてもやわらかい。よく手入れをされている犬か猫に似た手触り。
初めて見た時、とても小さな子だなと思った。見た目もそうだが、雰囲気も。
その印象を強めるように、膝の上の彼女はとても軽い。本当に存在するのか不安になるほど。
ふゆとせちゃん!
DONEあけましておめでとうございます🎍当事務所所属の流星 光(Hikaru Ryusei)がシュガー様方へ向けて直筆の年賀状をご用意しました!ファンクラブ会員様は皆さまもらえますので、ぜひこの機会にラスフルのファンクラブへご加入ください✨
どうぞ今年もRascal Fuulをよろしくお願いいたします!
#ラスフル #ラスカルフール
※シュガーとはラスフルのファンネームであり、特定の方ではありません
mugen_kinoko03
MOURNING【シーン設定】性に嫌悪感を持つラスカルが自慰する。
図らずも気持ちよくて怖くなった時にちょうどキースが来た。
本編ボツシーン「よぉ」
「っ……キース……!!」
彼の顔を視認して、ラスカルはとにかく安堵した。
安堵と勢いのままに彼の腰に抱きつけば、キースはびくっと腰を引く。
それでもラスカルは離れなかったけれど。
「どうした、何かあったか。ん?」
「なんでもないよぉ……きみに会えて嬉しいだけ」
「はいはいそれはどうも。それよりメシ作ってくれ。ベルトがキレそうだから」
「それよりもキース。パンツ貸しておくれ」
「パードゥン?」
「パンツ。汚れちゃったんだ」
何の冗談かと思ったキースだが、ラスカルは真面目に困った顔だった。
旅人として世界を渡り歩いた彼でも、(腐っても女性に)下着を貸せとか言われた経験は無い。
「アホか!!いやアホにアホかって疑いかけるのは失礼だな、お前はアホだ!」
1099「っ……キース……!!」
彼の顔を視認して、ラスカルはとにかく安堵した。
安堵と勢いのままに彼の腰に抱きつけば、キースはびくっと腰を引く。
それでもラスカルは離れなかったけれど。
「どうした、何かあったか。ん?」
「なんでもないよぉ……きみに会えて嬉しいだけ」
「はいはいそれはどうも。それよりメシ作ってくれ。ベルトがキレそうだから」
「それよりもキース。パンツ貸しておくれ」
「パードゥン?」
「パンツ。汚れちゃったんだ」
何の冗談かと思ったキースだが、ラスカルは真面目に困った顔だった。
旅人として世界を渡り歩いた彼でも、(腐っても女性に)下着を貸せとか言われた経験は無い。
「アホか!!いやアホにアホかって疑いかけるのは失礼だな、お前はアホだ!」
g_hlgo
DOODLEぐだオベサブ垢には来てるのだけど、サブの方はストーリーを進めてないがゆえにぐだ男は事情を知らず連れ回しとる
「僕ただ『なんかずっとイライラしている人』という印象なのでは?」と不安になるので、早いところストーリー進めてほしいと思う今日この頃
イベントや高難易度は助かるラスカル
本垢にも来てくれ…
ふゆとせちゃん!
DONE舐薬 HO3 流星 光男装アイドル!✨
女の子の姿では40回オーディションに落ちたけど、男の子になった途端1発合格したから男としてアイドルしてる!
#ラスフル #ラスカルフール 6
おんだ
DONE(クロスオーバー)カラーパレットをお借りしました。
リクエストとアンケートより、ラスカルとアルフレドとニキータを「9.星屑シネマ」で描かせていただきました。作者様には心より感謝申し上げます。
転載okとのことですので、カラーパレットを転載させていただいております。 2
おんだ
PAST※スターリングとラスカルが仮装をしています。1枚目はハロウィン絵、2枚目はズボンタイプのセーラー服を二人が着ています。
追記
ラスカルは公式ハロウィン衣装を参考にしています。スターリングは公式(カ◯ピスのパッケージ)でヴァンパイアの仮装をしていますが、描いた当時は知りませんでした…。申し訳ございません。 3
wori
PASTオリンピックで話題になったので…8年前に描いてた進撃のアルミン×ラスカルです🛹このイラスト描いた3年後に公式コラボが出てびっくりした思い出🤲
5歳でラスカルに出会ってそれからずっとファンなのでラスカルの話題で盛り上がるの嬉しい〜