ワンドロ
結月(ゆづき)
DONE #イザキラ_ワンドロ大遅刻ですが、舞い降りる剣の記念日という事でざっくりと書きました。
#イザキラ_ワンドロ
以前ディアッカから言われた言葉を思い出す。
「なんかさぁ、イザークお前ストライクに惚れてるみたいだな」
「はぁ!? 貴様何をふざけた事を!!」
「いやいや、だってさ、そこまで執着するなんてお前らしくないぜ?」
「ふん! 俺が落とすと決めただけだ! ストライク、必ず俺が撃ち落としてやる!」
「はぁー、まぁいいけど」
今はいないディアッカの言葉が頭に響く。
「くそっ!」
ダンっとロッカーの扉を叩きつけ、パイロットスーツから赤の軍服に着替え、自室へ戻るとベッドに寝っ転がる。
「くそっ。あいつは一体なんなんだ!」
今思い出してもイライラする。
足つきを落とせる。
そのタイミングで現れた見知らぬ機体。足つきを守るようにその機体はザフト、連合関係なく武装のみ剥いで行った。
1196以前ディアッカから言われた言葉を思い出す。
「なんかさぁ、イザークお前ストライクに惚れてるみたいだな」
「はぁ!? 貴様何をふざけた事を!!」
「いやいや、だってさ、そこまで執着するなんてお前らしくないぜ?」
「ふん! 俺が落とすと決めただけだ! ストライク、必ず俺が撃ち落としてやる!」
「はぁー、まぁいいけど」
今はいないディアッカの言葉が頭に響く。
「くそっ!」
ダンっとロッカーの扉を叩きつけ、パイロットスーツから赤の軍服に着替え、自室へ戻るとベッドに寝っ転がる。
「くそっ。あいつは一体なんなんだ!」
今思い出してもイライラする。
足つきを落とせる。
そのタイミングで現れた見知らぬ機体。足つきを守るようにその機体はザフト、連合関係なく武装のみ剥いで行った。
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DONE💛💜#おあそびワンドロ0724
お題「学パロでバカにしたように抱きしめる」
校庭から部活動生の声と、蝉の鳴き声がけたたましく聞こえてくる。窓を締切った誰も居なくなった教室で、一つの机に向かい合わせに僕とルカは座っていた。
「絶対来るよ!来たら何聞こうかな〜」
「来ないよ、こんなの都市伝説でしょ」
机に広げられた一枚の紙。五十音順に並んでいる文字の上部に描かれた鳥居には十円玉が一枚置かれている。最近学校で流行っている、こっくりさんをやりたいと、今日のお昼休みにルカが言い出したのがきっかけだ。数人で一つの十円玉を押さえているのだから、誰かが動かしているに決まっている。だから、何も起こりっこないのだ。
「シュウ、覚悟はいい?」
「いつでも」
「じゃあ行くよ。…こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら“はい”へお進みください」
2050「絶対来るよ!来たら何聞こうかな〜」
「来ないよ、こんなの都市伝説でしょ」
机に広げられた一枚の紙。五十音順に並んでいる文字の上部に描かれた鳥居には十円玉が一枚置かれている。最近学校で流行っている、こっくりさんをやりたいと、今日のお昼休みにルカが言い出したのがきっかけだ。数人で一つの十円玉を押さえているのだから、誰かが動かしているに決まっている。だから、何も起こりっこないのだ。
「シュウ、覚悟はいい?」
「いつでも」
「じゃあ行くよ。…こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら“はい”へお進みください」
toaru_otaku_
DONEこは斑ワンドロワンライ、いつも開催ありがとうございます!お題「こども」お借りしました
いつか僕らは屋根より高く 青空を、気持ちが良さそうに鯉のぼりが泳いでいる。布が空気をはらんで、風に翻ると音をたてて、勢い良くその尾が青を往く。
雲一つない快晴である。遮るもののない青空はさぞ泳ぎやすかろう。平屋の民家、その庭先に鯉のぼりはあった。風にはためくのぼりに、視線は吸い寄せられた。
行事としては知っているが、こはくにとっては見慣れない風景である。男児が健康に生きながらえていることを隠さねばならなかった家だ。縁遠いものであった。
ロケバスの中から見えたその光景は、夜になってもどういうわけか頭から消えなかった。スマホの検索画面に「鯉のぼり」と入力して、その由来などを調べてみてもピンと来なかった。
(真鯉、緋鯉、青鯉……揃って家族を表す……)
1575雲一つない快晴である。遮るもののない青空はさぞ泳ぎやすかろう。平屋の民家、その庭先に鯉のぼりはあった。風にはためくのぼりに、視線は吸い寄せられた。
行事としては知っているが、こはくにとっては見慣れない風景である。男児が健康に生きながらえていることを隠さねばならなかった家だ。縁遠いものであった。
ロケバスの中から見えたその光景は、夜になってもどういうわけか頭から消えなかった。スマホの検索画面に「鯉のぼり」と入力して、その由来などを調べてみてもピンと来なかった。
(真鯉、緋鯉、青鯉……揃って家族を表す……)
teasぱんだ
TRAINING5/5🌱🏛️ワンドロ体の関係の匂わせがあるのでポイピクのみでアップしてます。会話してるだけ。
ワンドロ【掲示板】【要求】 アルハイゼンの執務室には、毎日山のような手紙が届く。
補佐官がまとめて分類した封筒や書類が積み上げられた一番上に、見慣れた一通の手紙がのっていた。
[親展]
宛名の横に書かれた文字に目を細め、アルハイゼンはその手紙を開ける。そばに控えていた補佐官は気を利かせて退室し、数分後に執務室へ戻ってきた。
「先ほどの返信用に、封筒を準備しましたが」
手にしていた封筒は中身の透けない仕様のもので、重要案件に使われるものだ。相変わらず気の利く補佐官だと思いつつも、アルハイゼンは首を振った。
「返信は手渡しで構わない。手間をかけた」
「いえ」
軽く会釈をした補佐官は、封筒の文字が建築家カーヴェさんからのものだ、と気づいていた。
2036補佐官がまとめて分類した封筒や書類が積み上げられた一番上に、見慣れた一通の手紙がのっていた。
[親展]
宛名の横に書かれた文字に目を細め、アルハイゼンはその手紙を開ける。そばに控えていた補佐官は気を利かせて退室し、数分後に執務室へ戻ってきた。
「先ほどの返信用に、封筒を準備しましたが」
手にしていた封筒は中身の透けない仕様のもので、重要案件に使われるものだ。相変わらず気の利く補佐官だと思いつつも、アルハイゼンは首を振った。
「返信は手渡しで構わない。手間をかけた」
「いえ」
軽く会釈をした補佐官は、封筒の文字が建築家カーヴェさんからのものだ、と気づいていた。
withhappysong1
DOODLE爆切版ワンドロ・ワンライ第144回「子どもじゃない」
#爆切版ワンドロ
※年の差パロばっきり
大抵の事は笑ってよしよししてくれてたえーじろだけど、お残ししないとか、何故かゴハン関係だけは厳しかったそうです。 2
いつみ
INFO鍾蛍本「Doodle Zhonglumi」を買ってくださってありがとうございます! webでほとんど見れるのに、ほんとに嬉しいです! またワンドロもやりたいですねリプやDM、メールでの感想大歓迎ですが、恥ずかしい方は感想代わりにここで絵文字を押してくれたら十分嬉しいです☺️
梨 末
DONE剣伊。お題「さくら」「愛しい人」
制限時間+二時間。季節遅れの花見をする二人。
#剣伊ワンドロワンライ
遅咲きの花に手を添えて ――ひらり、ふわり。
小さい薄桃色の花びらが、風に拐われて空を舞う。
揺れるまま、流れるままに空中をたゆたっていたそれはやがて終わりを迎え、とある場所に辿り着いた。
辿り着いたのはとある年若い青年、触れたかどうかも解らない優しさで花びらは彼の頬に着地した。
落ちてきた花びらは小さくも存在を訴えていたが、当の本人は反応を示さない。満開の桜の樹の下で横になっている青年は眠っているのか、両目を閉じたまま、静かに胸を上下させていた。
麗らかな日差しの元、穏やかな風に桜の木々がさらさらと揺れる音に紛れて、彼の微かな呼吸音だけが聞こえている。それ以外がほぼ何もない空間で、くすりと鈴を転がしたような小さな笑い声が響く。
2760小さい薄桃色の花びらが、風に拐われて空を舞う。
揺れるまま、流れるままに空中をたゆたっていたそれはやがて終わりを迎え、とある場所に辿り着いた。
辿り着いたのはとある年若い青年、触れたかどうかも解らない優しさで花びらは彼の頬に着地した。
落ちてきた花びらは小さくも存在を訴えていたが、当の本人は反応を示さない。満開の桜の樹の下で横になっている青年は眠っているのか、両目を閉じたまま、静かに胸を上下させていた。
麗らかな日差しの元、穏やかな風に桜の木々がさらさらと揺れる音に紛れて、彼の微かな呼吸音だけが聞こえている。それ以外がほぼ何もない空間で、くすりと鈴を転がしたような小さな笑い声が響く。