伽羅
lien_lapin
MOURNING受けが悶々するガチャ//https://odaibako.net/gacha/1769【お題】
色々な練習に良いと聞き思い切ってディルドを買ってみたが、なんだか浮気をしているような気がしてしまい結局タンスの奥にしまう山姥切国広♀。正直に大倶利伽羅に色々教えてもらおう…。
内緒の買い物。この本丸では、週に一度通販できるシステムがある。購入したものは主が開示を求めなければ他の誰かに見られるわけでもないし、重いものはそのまま玄関横の倉庫に直接届けられるおかげで、急ぎでなければ通販に頼ることが増えた。今まで主から開示をさせられたのは燭台切のキッチングッズを買い漁ってできた山のときと歌仙が他のものに給金を借りて買おうとした茶器の時くらいか。歌仙にいたっては随時小夜と篭手切が小遣い帳を確認することでどうにか落ち着いたようだったけれど。
そうして今週分の通販の荷物が配達係によって各部屋に配られて。小さな段ボールを前にこれほど緊張したことがあっただろうか。満身創痍で検非違使にあった時ですらこんなに緊張しなかっただろう。
2610そうして今週分の通販の荷物が配達係によって各部屋に配られて。小さな段ボールを前にこれほど緊張したことがあっただろうか。満身創痍で検非違使にあった時ですらこんなに緊張しなかっただろう。
橘 いづみ
MOURNING以前ポメガバースって少し流行ってたんでニャメガバースとして大倶利伽羅が疲れると猫になってまんばちゃんに可愛いがってよしよしされると元に戻るっての書こうと思ってた。
くりんば×ニャメガバースふざけんな。
付喪神として意識が宿り肉体を得てかれこれ数年。これ程真剣に、マジで、そう思った事はない。何故か?今の俺は多分、猫だからだ。まだ全身を見て無い(見たくもないが)から課程だが、この両手の肉球の形と毛だらけの白い腹、両眼の端にチラチラ写りバッタバッタと畳の上を暴れ回る細く長い焦茶の尻尾。
チッ喧しい。いい加減収まれ!
俺は思わず自分の尾を抑え様とソレを視界に入れてしまった。そう猫の本能は動く物に反応する……後は推して知るべし。気が付いたのは自分の尾を追ってひと暴れした後だった。
247付喪神として意識が宿り肉体を得てかれこれ数年。これ程真剣に、マジで、そう思った事はない。何故か?今の俺は多分、猫だからだ。まだ全身を見て無い(見たくもないが)から課程だが、この両手の肉球の形と毛だらけの白い腹、両眼の端にチラチラ写りバッタバッタと畳の上を暴れ回る細く長い焦茶の尻尾。
チッ喧しい。いい加減収まれ!
俺は思わず自分の尾を抑え様とソレを視界に入れてしまった。そう猫の本能は動く物に反応する……後は推して知るべし。気が付いたのは自分の尾を追ってひと暴れした後だった。
Norskskogkatta
MOURNING花冷えの答え合わせらしきものを書きたかったとりあえず機嫌のいい大倶利伽羅の主くり
偽善ぽいと悩む主とそれすら愛おしくなってる大倶利伽羅
夜桜に酔いませんか夜桜とくれば宴会になるのは当然だった。大広間の廊下側の戸を開け放し、満開の桜が月明かりに照らされ発光しているかのように輝いている。
ほとんどのやつらが舞い散る花弁に見とれているうちに回避しようにもがっつりと両脇を光忠と国永に押さえられてしまえばそれまでだった。
だがもう宴もたけなわになる頃合いだ。この騒がしさに俺ひとりがいなくなっても文句は言われないはずだ。
「ひとりで花を見てくる」
わいわいと賑やかな広間の中でつぶやき立ち上がれば大広間を一周して飲み歩いてきた国永が仰ぎ見た。
「なんだ、もういくのか」
「もう十分付き合っただろう」
「まあ、伽羅坊にしちゃあ辛抱したほうだよな」
けたけた笑いながら徳利を傾ける白い刀はすでに首まで赤い。だが酔ってはいないこの老獪は口角をあげた。
1692ほとんどのやつらが舞い散る花弁に見とれているうちに回避しようにもがっつりと両脇を光忠と国永に押さえられてしまえばそれまでだった。
だがもう宴もたけなわになる頃合いだ。この騒がしさに俺ひとりがいなくなっても文句は言われないはずだ。
「ひとりで花を見てくる」
わいわいと賑やかな広間の中でつぶやき立ち上がれば大広間を一周して飲み歩いてきた国永が仰ぎ見た。
「なんだ、もういくのか」
「もう十分付き合っただろう」
「まあ、伽羅坊にしちゃあ辛抱したほうだよな」
けたけた笑いながら徳利を傾ける白い刀はすでに首まで赤い。だが酔ってはいないこの老獪は口角をあげた。
tamakiti(たもきち)
DOODLE再会時の伽羅貘「久しぶり・・・伽羅さん」
(ばくさんが花背負ってるように見えて一瞬ギョッとする伽羅さん)(説明なきゃ解らないよ)
もともと花しょってるキラキラ貘さんが描きたかったけど時間なかったやつを、後からやっぱり花付け足したくなって加筆。 3
kuusui
PROGRESSスープジャーのくりみつ02保温できるスープジャーはいいぞ!という番宣の影に匂う現パロ会社員くりみつのお話。大倶利伽羅さん本人は出て来ないので燭台切呼び。続き物で今回は光忠さんと新入り天江戸組のミネストローネと豆乳スープのつけめんのお話。ミーハー水心子君と観察者清麿君。
※ スープの具とか味描写が後で書きなおす時に変更される可能性があります。
清麿は人の観察が好きである。特に水心子のような人の心の観察が好きだ。
会社で同僚でもある水心子は、純朴だと清麿は思っている。志が高く自分をいつも律していて硬い表情が目につくかもしれない。そして生真面目で気位が高い嫌いもあるが、彼が頑張っている背中を清麿は好んでいる。反面、その中身はとてもミーハーだ。理想の自分であらねばと願うばかりに、それを体現している存在に非常に弱い。
例えば職場の先輩、燭台切さんがそうだ。入社したばかりで一通りのレクレーションが終わり、同じ部署に運よく水心子と配属された。そこの教育担当として面倒を見てもらっているのが燭台切さんだ。
最初は頑なだった水心子ではあったものの、彼の性格に合わせて先輩はうまく自分を曲げて接してくれた。そのおかげで今はその背筋の通った格好良さに憧れを抱き、半ば崇拝者のように慕っている。自分ではひそかに気付いているものの、水心子の心にはまだ柔軟性がない。だからそれを持つ先輩に憧れ、慕っているのだろう。自分にないものに対してそれを得たいと憧れ、それに嫉妬するのでなくただ尊敬の念を向ける。それは相手へのリスペクトを感じると清麿は思う。
5162会社で同僚でもある水心子は、純朴だと清麿は思っている。志が高く自分をいつも律していて硬い表情が目につくかもしれない。そして生真面目で気位が高い嫌いもあるが、彼が頑張っている背中を清麿は好んでいる。反面、その中身はとてもミーハーだ。理想の自分であらねばと願うばかりに、それを体現している存在に非常に弱い。
例えば職場の先輩、燭台切さんがそうだ。入社したばかりで一通りのレクレーションが終わり、同じ部署に運よく水心子と配属された。そこの教育担当として面倒を見てもらっているのが燭台切さんだ。
最初は頑なだった水心子ではあったものの、彼の性格に合わせて先輩はうまく自分を曲げて接してくれた。そのおかげで今はその背筋の通った格好良さに憧れを抱き、半ば崇拝者のように慕っている。自分ではひそかに気付いているものの、水心子の心にはまだ柔軟性がない。だからそれを持つ先輩に憧れ、慕っているのだろう。自分にないものに対してそれを得たいと憧れ、それに嫉妬するのでなくただ尊敬の念を向ける。それは相手へのリスペクトを感じると清麿は思う。
kuusui
PROGRESSスープジャーのくりみつ01保温できるスープジャーはいいぞ!という話の影に匂う現パロ会社員くりみつのお話。大倶利伽羅さん本人は出て来ないので燭台切呼び。続き物で今回は光忠さんと御手杵君と乾燥エビと海苔のおかゆ(中華がゆテイスト)のお話。
会社には色々な人が集まる。それは仕事が出来る出来ないに関わらず、仕事という山を乗り越えるごとに見えて来る素顔のようなものかもしれない。
御手杵はこの会社に勤めて数年経っているが、大抵の人とはすぐ打ち解けられる性質を持つ。御手杵自身は大して仕事はできないと思っている。けれど気安く怒られたり、また困った時に拝み倒したりといったことを繰り返すうちに、元々の気質もあってそういうタチになってきたのかもしれない。けれど同じフロアにいる違う部署の二枚目の先輩、燭台切さんとはいまいち馴染めない。
燭台切さんは美術品のように整った顔を持つ、いわゆるイケメンという奴だ。青鈍色を纏う美しい黒髪がその右目を隠しており、浮世離れした美貌からどこか近寄りがたさを御手杵は勝手に感じてしまう。けれど彼とたまたま目が合ったりすれば、人好きのする顔で気持ちのよいほどよく笑ってくれる。だからきっと普通にいい人なのだと思う。問題はその後だ。
5147御手杵はこの会社に勤めて数年経っているが、大抵の人とはすぐ打ち解けられる性質を持つ。御手杵自身は大して仕事はできないと思っている。けれど気安く怒られたり、また困った時に拝み倒したりといったことを繰り返すうちに、元々の気質もあってそういうタチになってきたのかもしれない。けれど同じフロアにいる違う部署の二枚目の先輩、燭台切さんとはいまいち馴染めない。
燭台切さんは美術品のように整った顔を持つ、いわゆるイケメンという奴だ。青鈍色を纏う美しい黒髪がその右目を隠しており、浮世離れした美貌からどこか近寄りがたさを御手杵は勝手に感じてしまう。けれど彼とたまたま目が合ったりすれば、人好きのする顔で気持ちのよいほどよく笑ってくれる。だからきっと普通にいい人なのだと思う。問題はその後だ。
lien_lapin
MOURNINGこの間のランジェリーモデルんばちゃんとカメラマン伽羅ちゃんの話の続きの続き。あーいう雑誌って肖像権どうなってるんだろうなーっていつも余計なことを考えてしまいます…とりあえずお付き合いが認められたところまで(ネタばれ)あと1つ(えっちっちなの)書けるといいなぁ…スタジオに入ってからずっとひりついたような、よそよそしい空気があった。今日に限って見知らぬスーツを着た男が数人、そして普段はなかなか合わない事務所のスタッフが二人。まるで何かありましたと言わんばかりの空気なのに誰もそのことに触れようともしない。スタジオに男性が多いのは、今日はモデル撮影ではないからだろう。先月から打診されていた俺のプロデュースインナーの仕上がりを確認する日だ。ここのランジェリーは着心地も良ければデザインもかわいらしくて、この間同じ事務所のアイドルグループがベビードールで浜辺で遊ぶMVでも着ていて話題になったほどだ。ありがたいことに俺が選んで着たランジェリーの売り上げが良いらしく、ならばデザインもしてみたらどうかと言われたのだ。渡されたスケッチブックにラフを描きこんで、そこから選んで作ってもらえるらしい。
2冊みっちりと描いたスケッチブックからランジェリーが5種類、ガーターストッキングとベビードールが4種類、パジャマは3種類。ここから出来上がりを見て判断されていく。自分の理想が形になるのはとても緊張する。ここに来るまでに珍しく電話をくれた長義が出来上がりを楽しみにしてい 6986
lien_lapin
MOURNINGこの間のランジェリーモデルんばちゃんとカメラマン伽羅ちゃんの話。んばちゃんside。意識し始めたきっかけ的な。夢の影響って結構大きいんだよねっていう話を聞いたので。目の前にはくすんだ金色の額縁に飾られた写真がある。その隣に大きく開いたガラス戸の入り口から見える景色は良く知っているものだ。海辺にある美術館。駅からバスを2回乗り繋なければたどり着けないせいか、人気は驚くほどに少ない。展示会目当てで来る学生か、地元の住人がほとんどだろう。アイドル時に、人のいない場所を求めて見つけたこの美術館は人の少なさのおかげでよく利用していた。時折聞こえてくる波の音を聞きながら、飾られている写真をぼんやり見て回れるのがいい。写真を見ているからと言って写真に詳しいわけじゃない。いまだにアーティスト写真の撮影は嫌いだし、テレビに出るのも苦手だ。踊るのと歌うのだけ好きで、なぜ自分が今の職業を続けているのかもわからない。子役出身の長義にそっくりだからアイドルの相方に選ばれたのだという噂にはしっくりくるけれど。長義がすごい性格が嫌な奴だったらすぐに辞められたのに、人に厳しい以上に自分にも厳しいから、ついつい続けてしまっていたのだ。そのアイドルも去年惜しまれつつ解散した。24歳まで、という期限付きだったからだ。長義は女優に、残された自分は事務所の社長が進めるままにモデルになっ 3567
lien_lapin
MOURNINGユイさんに妄想を(勝手に)送っていたランジェリーモデルのんばちゃんとカメラマンの大倶利伽羅くんの話。BGMはポルノの『元素L』大きなスタジオのセットには、ふんだんにオーガンジーの布が閃いている。その中心にあるアンティークな腕置きの付いたソファーには、一人の女性が下着だけの姿で身を横たえている。絶え間なく焚かれるフラッシュと、天井から下げられている布を靡かせるために大きなサーキュレーター、撮影の気分を盛り上げるためだろうゆったりとした音楽だけが空間を埋め尽くしている。ランジェリーモデルと言えば昔であれば眉をしかめられそうなものだが、海外のランジェリーモデルの影響もあるのか今では彫刻とも呼べそうな女性の理想を凝縮したプロポーションを維持しているからか憧れの職業になりつつある。彼女たちの生活の一挙手一投足が常に話題の中心になる。
過去有名アイドルだった山姥切も有名ランジェリーショップの専属モデルの一人だ。アイドル当時からすらりと伸びた陶器肌の手足は話題に上がっていたのだから、アイドル卒業後の進路としては誰もが納得していたのだろう。
これで6着目の撮影だというのに、疲れた様子を見せないのはさすがというべきか。頭の先からつま先まで、商品をよりよく見せるポーズというのは体幹を鍛えていなければすぐに崩れる。今のポーズの維 4627
みした
DOODLE現パロだー!!5億回見られたであろう幻覚さにわちゃんがいる前提の話として
大倶利伽羅は別部署の同期だと思う
総務部主任の燭台切もまた描くぞ〜〜
営業部の豊前と経理の膝丸もきっといる
現パロなので襟足やら彫り物やらは無い 2
Norskskogkatta
REHABILI主くり帰還予定の時間を過ぎても帰ってこなくて不安がいっぱいの主とその部隊の隊員だった大倶利伽羅花冷え
遠征部隊が最後の帰還連絡から数時間経っても帰ってこない。
夕方に帰ってくるはずだった第二部隊が夕飯時を過ぎても音沙汰がなく、こちらから隊長に持たせた端末に連絡しても通じない。こんなことは初めてだった。取り乱してはいけないと普段通りに振る舞っていたつもりだが本丸に残っていた面々には筒抜けだった。
春も間近となって暖かくなってきていたのに花冷えしたのか厚めの上着を羽織らないと肌寒く、ことさら焦燥を掻き立てられる。
帰ってきた時に主が空腹で倒れていたら怒られてしまうからと宥められて喉を通らないものを少しだけ食べた。その間にも帰還を知らせる鐘や返信はなかった。
それから玄関を出て待っていようとするのを近侍の蜂須賀に風邪をひくからと引き留められ、とうとう日付を越えようとしていたときだった。帰還を知らせる鐘が鳴る。やっと帰ってきた。
「みんな無事か!」
俺が玄関から飛び出したせいできょとんとする面々の中に目を見開いている金色を見つけて心の底から安堵した。安堵してしまったことに、はっとした。
そんな自分の身勝手な考えに固まっている間に蜂須賀が状況を聞いてくれていた。
ど 2774