修行
tukum_0
MOURNINGアサクサのヤンガンが蕎麦職人修行で心が折れかけたところで名前も知らない僧侶見習い(と関西弁のお兄さん)と野球もどきをした話。フォロワサンとみた幻覚です。何でも許せる方のみどうぞ。諦「やっちまったあ〜〜〜…」
勢いよく後ろに倒れ声を上げた。
こんなに情けない声をあげたのは久しぶりだった。
世話になっている蕎麦屋を継ぐと決めた。何がなんでも、俺の大好きな人たちのため、そして俺自身のために、俺が初めて見つけた俺にしかできないことだと思ったから。
だがしかし、継ぐと決めて翌日からはいどうぞと蕎麦屋になれるわけもなく、料理もろくにしない俺はゼロどころかマイナスからのスタートだった。
師であり住まいの面倒を見てくれてる爺さんは普段はとても温厚で朗らかな人なのだが、蕎麦のことになるとそれはそれは厳しい人だった。
修行することになったと甚さんと正さんに伝えたあの日、「道四郎…爺さんのことぜったい怒らせんじゃねえぞ?」「おいマサ余計な事言うんじゃねえ!だ、大丈夫だ滅多に怒りゃしねえよ!」と正さんはともかく、初めてみた怯えた甚さんを思い出し納得した。
2565勢いよく後ろに倒れ声を上げた。
こんなに情けない声をあげたのは久しぶりだった。
世話になっている蕎麦屋を継ぐと決めた。何がなんでも、俺の大好きな人たちのため、そして俺自身のために、俺が初めて見つけた俺にしかできないことだと思ったから。
だがしかし、継ぐと決めて翌日からはいどうぞと蕎麦屋になれるわけもなく、料理もろくにしない俺はゼロどころかマイナスからのスタートだった。
師であり住まいの面倒を見てくれてる爺さんは普段はとても温厚で朗らかな人なのだが、蕎麦のことになるとそれはそれは厳しい人だった。
修行することになったと甚さんと正さんに伝えたあの日、「道四郎…爺さんのことぜったい怒らせんじゃねえぞ?」「おいマサ余計な事言うんじゃねえ!だ、大丈夫だ滅多に怒りゃしねえよ!」と正さんはともかく、初めてみた怯えた甚さんを思い出し納得した。
月桃もなか
DONE【般若さに】いってらっしゃい/ただいま笑顔で見送る約束。約束は見送りだけ。
(P3,4+おまけ追加2021.10.12)
⚠️修行関連バレなし
⚠️女審神者います
⚠️大般若さんの格好は幻覚です
⚠️何でも許せる方向け
⚠️薄目で見てください 5
a_darkblack
MOURNINGソハヤくんの極が中々来なくて、なんでどうしてってもやもや考えてたら小話になりました←ただ自分でもよく分からなくなってきたので、とりあえず供養。。。
三池の修行は同時に行かせて…
ソハ典(事後の雰囲気有り)なのでPASS付で…
PASS→刀帳番号(4桁)
2023.5.20.続きました↓
https://poipiku.com/2049518/8782621.html 1756
albatrosstale11
MEMO🎀さんが修行に行く前に写真を追加で撮るさにわプレゼント「大般若、こっち向いて」
「はいはい」
「次あっち行くよ」
「……なに、やってるの、あれ」
「記念撮影、だって」
本丸内のあっちに行ったりこっちに行ったりして、大般若長光にポーズをとらせてはシャッターを切る。修行に出たらかれの装いが変わるから、我ながら必死だ。初期刀と初鍛刀が、何ともいえない視線を送ってくる。
「なあ、ひとりで撮ってもつまらんのだが」
「私は楽しいよ」
「……そうかい。でも、俺はあんたと撮りたい。一緒に撮ろうじゃないか」
「え、だって普段着だもの」
着替えるのは億劫だった。そういう写真は前に撮ったし、というと、大般若が肩をすくめる。
「私はいいから」
「いいから、な」
私の持つカメラを、大般若が撮った。ながーい腕で自撮りする。確認すると、身長差があるから、変な写真が撮れていて笑う。
636「はいはい」
「次あっち行くよ」
「……なに、やってるの、あれ」
「記念撮影、だって」
本丸内のあっちに行ったりこっちに行ったりして、大般若長光にポーズをとらせてはシャッターを切る。修行に出たらかれの装いが変わるから、我ながら必死だ。初期刀と初鍛刀が、何ともいえない視線を送ってくる。
「なあ、ひとりで撮ってもつまらんのだが」
「私は楽しいよ」
「……そうかい。でも、俺はあんたと撮りたい。一緒に撮ろうじゃないか」
「え、だって普段着だもの」
着替えるのは億劫だった。そういう写真は前に撮ったし、というと、大般若が肩をすくめる。
「私はいいから」
「いいから、な」
私の持つカメラを、大般若が撮った。ながーい腕で自撮りする。確認すると、身長差があるから、変な写真が撮れていて笑う。
albatrosstale11
MEMO修行を控えた🎀さんと、ごねるさにわ。修行に出る前前前前の朝やたらと冷える朝、まだ起きなくていい時間に目覚め、薄い夏がけのなかで震えていたら、大般若長光が戻ってきて徐に抱きしめてくれた。寒さは私のからだの中に留まり、胸の奥で凍っていく。
「まだ寒いかい? じゃ、これでも着てな」
それでも寒がる私に内番のジャージを貸してくれる。どうやらこれを取りに行ったらしい。やっと震えがおさまった。
「……修行、行ったら」
「ああ」
「我慢しすぎちゃだめだよ」
からだに悪いから、と暗に言う。一応心配して言うけど、牽制に聞こえる気もする。
「修行中は忙しくて、女を買うとか、そういう暇はないらしい。あんたの心配するようなことにはならんさ」
「……ほんとかな」
「ほんとだよ」
たしなめるようにおでこにキスをくれる。不安に駆られて当たっても、大般若長光は鷹揚で相手にしない。強いひとだ、と思いながら寝返りをうった。ぼろっと涙がこぼれる。
894「まだ寒いかい? じゃ、これでも着てな」
それでも寒がる私に内番のジャージを貸してくれる。どうやらこれを取りに行ったらしい。やっと震えがおさまった。
「……修行、行ったら」
「ああ」
「我慢しすぎちゃだめだよ」
からだに悪いから、と暗に言う。一応心配して言うけど、牽制に聞こえる気もする。
「修行中は忙しくて、女を買うとか、そういう暇はないらしい。あんたの心配するようなことにはならんさ」
「……ほんとかな」
「ほんとだよ」
たしなめるようにおでこにキスをくれる。不安に駆られて当たっても、大般若長光は鷹揚で相手にしない。強いひとだ、と思いながら寝返りをうった。ぼろっと涙がこぼれる。
いなほのほ
DONE玉子焼きとヤスリカの短め(当社比)のはなし。恋したら人生は忙しいのでヤスに修行させました(?) ヤスママが喋るし全部幻覚です。
リカオの一人称視点、会話文特盛、地の文少なめ。
むっっっっずってなりながら書いたのであったかい目でよんでください…。
とっておきの、甘い玉子焼き外出のついでに弁当屋に立ち寄ったら、今日は珍しくヤスのお袋さんがレジに出てきた。
「こんにちは…です。」
「あらいらっしゃい、リカオさん」
「え、リカオ!? ってヤベ…!」
彼女が俺の名を呼んだ直後、厨房の方からヤスの叫び声と、何か金属と…液体が溢れたような大きな音が響いた。
「あらあらヤッちゃんたら…」
「……何か奥が大変そうなんだが…大丈夫なのか?…です。」
「ええ大丈夫ですよ。…ヤッちゃん、今修行中で」
「……修行?」
「あ、うわっ!ちょっ、母ちゃん!!頼む早く来てくれ!」
「すぐ行くから、少し落ち着いて頑張んなさい!」
「ほ、本当に大丈夫…なのか?…です。」
お袋さんは絶叫するヤスの方をチラと見て苦笑する。俺が居るせいでヤスの元に行けないのだろう。彼女はすぐに、ごめんなさいねとこちらへ向きなおした。
2247「こんにちは…です。」
「あらいらっしゃい、リカオさん」
「え、リカオ!? ってヤベ…!」
彼女が俺の名を呼んだ直後、厨房の方からヤスの叫び声と、何か金属と…液体が溢れたような大きな音が響いた。
「あらあらヤッちゃんたら…」
「……何か奥が大変そうなんだが…大丈夫なのか?…です。」
「ええ大丈夫ですよ。…ヤッちゃん、今修行中で」
「……修行?」
「あ、うわっ!ちょっ、母ちゃん!!頼む早く来てくれ!」
「すぐ行くから、少し落ち着いて頑張んなさい!」
「ほ、本当に大丈夫…なのか?…です。」
お袋さんは絶叫するヤスの方をチラと見て苦笑する。俺が居るせいでヤスの元に行けないのだろう。彼女はすぐに、ごめんなさいねとこちらへ向きなおした。
albatrosstale11
MEMO般若さに。大般若さんが修行に出るまでのさにわの話。
続きます。
修行の前前前夜 あのシルエットを見てから、眠れなくなった。来るはずの生理も来ない。
頭もお腹も痛いし、とにかく不調。
「あんた、顔色悪いなあ」
俺がいるのになあ、と大般若長光が布団のなかで私を抱き締める。
この気持ちも、不調も、誰かのせいにしたくて、やめる。
口を開いたら、泣いてしまいそうだから。
***
彼女の不調が始まったのは、政府からお達しがあってからだ。
一週間後、あらたに極となる刀剣男士が現れる、とご丁寧にシルエット付きで。
「みんな、いつかは通る道だがなあ」
部屋を掃除しながら大般若長光がぼやくと、すでにその道を通った燭台切光忠が口を開いた。
「主も戸惑ってるんだよ。何度もシミュレーションしてたのに、やっぱり動揺してることに」
951頭もお腹も痛いし、とにかく不調。
「あんた、顔色悪いなあ」
俺がいるのになあ、と大般若長光が布団のなかで私を抱き締める。
この気持ちも、不調も、誰かのせいにしたくて、やめる。
口を開いたら、泣いてしまいそうだから。
***
彼女の不調が始まったのは、政府からお達しがあってからだ。
一週間後、あらたに極となる刀剣男士が現れる、とご丁寧にシルエット付きで。
「みんな、いつかは通る道だがなあ」
部屋を掃除しながら大般若長光がぼやくと、すでにその道を通った燭台切光忠が口を開いた。
「主も戸惑ってるんだよ。何度もシミュレーションしてたのに、やっぱり動揺してることに」
sn0x47
DOODLEワンドロお題で描いて鍵垢にあげてたやつ〜最初描いたときはどうしてもアオちゃんの病み感が拭えなかったんですけど、細かいとこいろいろ弄ってちょっとポップにしてみた(?)出来てる???何かちょっと違うんだよなぁ笑
修行だ修行ー!
ベタ苦手克服したくて練習中。難しいねぇ
petari86stick
INFO【キャラ紹介⑤真麻】猫。武闘家タイプ。
武者修行の身。がさつな性格のおとこおんな。
気まぐれで生意気。ずけずけ言うので喧嘩の火種をつくりやすい。
ぽちとよく喧嘩する。
忍び足の達人。腰に巻いた鈴を全く鳴らさず歩ける。
作る料理がとにかく旨い。
16歳
オレ/おまえ
得物:棒
服装:中華。鍋背負ってる。 2
setouchCAZ
DONE30日CPチャレンジ5日目Kissing キスをする
ーーー
原作軸(修行始めたて)
JがCのキスでたじたじになる話
付き合ってはない
5:Kissing 一日の鍛錬が終わり、食事も歯磨きも終えてあとは布団に潜って眠るだけ。
今日の出来事を振り返ってみると、思い出すのはとても過酷だった波紋の鍛錬と、命懸けでした鍛錬と、毎日続けている基礎を固めるための鍛錬……そこまで考えて、あれ? 鍛錬しかしてなくない? と気付く。
鍛錬以外の記憶といえば三度の食事と風呂ぐらいのもので、おれは一日に占める娯楽の割合が圧倒的に少ないことを改めて実感したわけである。
控えめに言ってこれはまずい。精神衛生的にも非常に良くない。そして同時にこのまま何もしないで一日を終えることはできないという使命感に駆られた。
自室の壁に掛かる時計に目をやると、おれと同じぐらい勤勉な二本の針はおよそ二十二時過ぎを指し示している。今日が終わるまであと二時間もないが、見方を変えればまだ二時間程度はあるとも言える。
8371今日の出来事を振り返ってみると、思い出すのはとても過酷だった波紋の鍛錬と、命懸けでした鍛錬と、毎日続けている基礎を固めるための鍛錬……そこまで考えて、あれ? 鍛錬しかしてなくない? と気付く。
鍛錬以外の記憶といえば三度の食事と風呂ぐらいのもので、おれは一日に占める娯楽の割合が圧倒的に少ないことを改めて実感したわけである。
控えめに言ってこれはまずい。精神衛生的にも非常に良くない。そして同時にこのまま何もしないで一日を終えることはできないという使命感に駆られた。
自室の壁に掛かる時計に目をやると、おれと同じぐらい勤勉な二本の針はおよそ二十二時過ぎを指し示している。今日が終わるまであと二時間もないが、見方を変えればまだ二時間程度はあるとも言える。
siro___snow
SPOILER100章の金帯の持ち主探しで君吾「仙楽の修行法は童子(DT)の身を保つこと。守らなければ法力が急落することになる」
に対して師青玄の助け舟が無事沈んだところが好…
嘘つけなくて顔に出てしまう謝怜🙏
たらpoipiku
DOODLE令和アニメ46話メドローア修行回をみて、色々とテンションがあがったのでとりあえず。メドローアの特訓直後にこんなやりとりがあるかもなっていう補完あるあるネタ。
師匠の隣で眠る(嘘じゃない)ポップさんの右手が目立った火傷もなく割と綺麗だったなってところから。
「消えるんじゃねぇ」の悲痛な声もよかったなって。
そして初代大魔道士は安堵する 師のメドローアを弟子がメドローアで相殺する。いわばそれは無慈悲な光と光の衝突だった。光の収束とともにマトリフはポップのいるであろうところへ駆け寄る。
はたしてそこにポップはいた。消えることなくそのままの姿で。マトリフはぺたんと座り込むポップの両肩に手を置く。ふっと息を吐くとそのまま回復呪文を発動させる。今のマトリフは、ポップのどこに損傷があるかを確認する時間すら惜しい。
「おれ なんともないから」
ポップが両の手をひらひらとマトリフに見せる。ポップの指は全て動いている。しかし右の手袋が炎によって黒く炭化している。手袋に覆われた手にも火傷が及んでいるのだろう。指を動かしながらポップは少し顔を引きつらせている。
1672はたしてそこにポップはいた。消えることなくそのままの姿で。マトリフはぺたんと座り込むポップの両肩に手を置く。ふっと息を吐くとそのまま回復呪文を発動させる。今のマトリフは、ポップのどこに損傷があるかを確認する時間すら惜しい。
「おれ なんともないから」
ポップが両の手をひらひらとマトリフに見せる。ポップの指は全て動いている。しかし右の手袋が炎によって黒く炭化している。手袋に覆われた手にも火傷が及んでいるのだろう。指を動かしながらポップは少し顔を引きつらせている。
Haruto9000
DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
影の国での修行を終え、アルスター国に戻ってきたクー・フーリン。
ところが、国の内情は穏やかではなかった。上王が殺され、アイルランド中が混乱しているという。
さらに、エメル姫が、タラ王と結婚する話が持ち上がったというのだ。
ミラーリング #11(英雄の結婚編)再会
「上王が死んだ……?」
クー・フーリンは、呆然と幼なじみの言葉を繰り返した。ロイグはうなずく。
「外遊中、ブリテンの賊に襲われたんだ。噂じゃ、身内の仕業って話もあるが……いずれにせよ、上王も側近たちも殺された」
「そんな……」
「次期上王は息子が継ぐことで落ち着くみたいだけど、いかんせんまだ子どもだからな」
ロイグは大きなため息をついた。
「おかげで、今アイルランドは大混乱さ。このアルスター国も、コノート国も、マンスター国もレンスター国も。どの王も、次期上王に忠信を捧げるって言ってるけど、みんな腹の底では何を思っているやら」
「まさか、内乱……」
「いや、そこまではまだ」
ロイグは首を振ったが、その表情は曇っていた。クー・フーリンはおずおずと尋ねる。
42343「上王が死んだ……?」
クー・フーリンは、呆然と幼なじみの言葉を繰り返した。ロイグはうなずく。
「外遊中、ブリテンの賊に襲われたんだ。噂じゃ、身内の仕業って話もあるが……いずれにせよ、上王も側近たちも殺された」
「そんな……」
「次期上王は息子が継ぐことで落ち着くみたいだけど、いかんせんまだ子どもだからな」
ロイグは大きなため息をついた。
「おかげで、今アイルランドは大混乱さ。このアルスター国も、コノート国も、マンスター国もレンスター国も。どの王も、次期上王に忠信を捧げるって言ってるけど、みんな腹の底では何を思っているやら」
「まさか、内乱……」
「いや、そこまではまだ」
ロイグは首を振ったが、その表情は曇っていた。クー・フーリンはおずおずと尋ねる。
alpaquerque
DOODLE22巻軸で付き合いはじめのまだお互い甘えるのも労るのも下手くそなドラみつ三ツ谷くんがまだ独立してなくてどっかのメゾンで修行中&過労
弱々しい三ツ谷くん解釈違いなんですが〜??って自分に殴り込みかけたいけど、疲労のダムが限界で決壊寸前なとこに恋人とすれ違ってしまったが故なので…ごめん…弱いとこ見せるのも寄りかかるのも下手くそな三ツ谷くんを大事にしてくれ龍宮寺 4
FUMI(ふみお)
DOODLEほんとはざっくりとグレー1色での落書き終わらせるつもりが…誰かに似ている気がして…塗ったり差別化したりしました(…)モクチェズ描いたことないようなタイプのネタを要求されるので困る…修行場か?…描いたことない尽くし
反転繰り返して描いてたら混乱しまくったからどこか変かもしれない… 2
たらpoipiku
DOODLEメドローア修得期の修行にて。魔法に関する自分の想像した設定をポップとマトリフ師匠の会話に仕立て上げた感じ。というか会話だけ。
魔法使い達の契約 新しい呪文の契約を終えたポップは近くに置いていた羊皮紙を開く。精霊との契約の為に上半身を外気にさらし、装身具も金属の類は避けている。アバンの印を除いては。それは護符にもなるからというマトリフからの指示だった。
「さってと だいたい終えたかな」
その羊皮紙には呪文名と、横に〇と×と-が記載されている。〇が契約できたもの、×が契約できなかったもの、-は今はまだ契約をするなと彼の師匠マトリフに厳命されたものだ。数枚にわたる羊皮紙に数多く記された呪文名の横に何も記されていないのはもう僅かだった。
「契約はできたけど使えないのもそこそこあるなぁ」
そう零しながら、契約して使えたものを◎に変えていく。回復系の呪文は○のままだ。つまり、契約できたが使えはしない。
4384「さってと だいたい終えたかな」
その羊皮紙には呪文名と、横に〇と×と-が記載されている。〇が契約できたもの、×が契約できなかったもの、-は今はまだ契約をするなと彼の師匠マトリフに厳命されたものだ。数枚にわたる羊皮紙に数多く記された呪文名の横に何も記されていないのはもう僅かだった。
「契約はできたけど使えないのもそこそこあるなぁ」
そう零しながら、契約して使えたものを◎に変えていく。回復系の呪文は○のままだ。つまり、契約できたが使えはしない。
starbirth-iori
DOODLE続きの妄想の続き…(笑)大和はちょくちょく阿国邸に寄ってくれて、子どもたちも大和が来るたびに「おかえりー!」って出迎えてくれるといいv第1子は男の子なので、裏山で剣の修行につきあってくれるかも^^
nbymk02
DONEオリファの過去話。修行後〜ミララと出会う前の時間軸。ある記者との出会いの話。
本編ネタバレ?仄めかしてます。
ファとラの話 慣れ親しんだ景色が次第に遠ざかり、鉄の塊は黒煙を吐きながら異郷の地を往く。
できるだけ遠く、誰も知らない場所へ。逃げるように俺はここまでやってきた。そうせざるを得なかった。夢も、約束も、それをつかむための努力も、すべて中途半端のままにして。宙に掲げたままの希望はそのまま高く遠く、伸ばす手から離れていくばかり。
辺りの人のざわめきがどこか靄がかって遠くに聞こえる。あれほどまでに輝いていた景色は色褪せて今はすべてが灰色にみえた。
俺は、すべてを失ってしまったのだ。
終点駅にたどり着いた汽車が止まる。次々と降りていく乗客を眺めて、俺はしばらく動けずにいた。行くあてはない。母のもとに帰ることはまだできない。もっと遠くへ。次の汽車に乗りついで、誰も知らない、見知らぬ土地へ行かなくては。
5484できるだけ遠く、誰も知らない場所へ。逃げるように俺はここまでやってきた。そうせざるを得なかった。夢も、約束も、それをつかむための努力も、すべて中途半端のままにして。宙に掲げたままの希望はそのまま高く遠く、伸ばす手から離れていくばかり。
辺りの人のざわめきがどこか靄がかって遠くに聞こえる。あれほどまでに輝いていた景色は色褪せて今はすべてが灰色にみえた。
俺は、すべてを失ってしまったのだ。
終点駅にたどり着いた汽車が止まる。次々と降りていく乗客を眺めて、俺はしばらく動けずにいた。行くあてはない。母のもとに帰ることはまだできない。もっと遠くへ。次の汽車に乗りついで、誰も知らない、見知らぬ土地へ行かなくては。
あぽ@ついろぐ
MAIKINGリプきたキャラの顔だけ描くタグありがたいことに8件もきました。
改めて見るといろいろバランス悪くて、まだまだ修行が足りないな、と。
でも普段まず描かないようなキャラも描けて楽しかったです。 8
sangurai3
DONE修行中のマァムについて妄想。37話未見のため、おかしい部分があったらすいません。華はひときわ輝いて 冷たい岩の上でマァムは目を閉じ呼吸を整えていた。深く息を吐き意識を集中させる。気が高まったところでかっと目を見開くと足元に向かって拳を振り下ろした。瞬間、眩い光が周囲を照らす。傍らではブロキーナが静かに佇んでいた。光が失せた後も岩肌は硬くマァムの足元を支えている。ただ、その上に置かれた一輪の花だけが[[rb:土塊 > つちくれ]]のように砕けぼろぼろと崩れ去った。
「成功だね」
老師の言葉にマァムは黙礼を返した。少し離れた場所で立ち尽くしているチウに手を差し出す。
「次を」
「はっはいっ!」
我に返ったチウは桶に生けられた花を手に取り、マァムに渡した。頭から尻尾までガタガタと震えているその姿にマァムは一瞬眉をひそめる。しかし特に声をかけてやることもなく、受け取った花を岩の上に置いた。再び目を閉じ拳に意識を集中させる。
1624「成功だね」
老師の言葉にマァムは黙礼を返した。少し離れた場所で立ち尽くしているチウに手を差し出す。
「次を」
「はっはいっ!」
我に返ったチウは桶に生けられた花を手に取り、マァムに渡した。頭から尻尾までガタガタと震えているその姿にマァムは一瞬眉をひそめる。しかし特に声をかけてやることもなく、受け取った花を岩の上に置いた。再び目を閉じ拳に意識を集中させる。