創
転生の毛玉
DOODLE【創作】エルベとハンザと6月中旬起承転結じゃなくて承承承承
before-birthday昼下がりのカフェテラス。
【ヌビアの子】を集めた定期健康診断を終え、俺とエルベはカフェテリアに来ていた。
それぞれ一つずつ飲み物を頼んで受取り、2人用の丸テーブルに掛ける。俺の前には緑色の澄み切ったカップが、エルベの前には『ほいっぷくりーむ』が山盛りのコーヒーが置かれていた。エルベは真向かいの席から、俺の注文した飲み物を覗き込む。
「ハンザは、また緑茶か?」
「あぁ、この味が落ち着くんだ」
「ふぅん。まぁでも、第五西部じゃ一番ポピュラーなのか」
エルベは頬杖をついて、少し唇を突き出した。その姿勢のまま、上目遣いに俺を見上げる。
「な、一口くれよ。普段、緑茶なんか飲まねぇんだ」
「っ、」
────その言葉に、心臓がぎりりと痛む。
3833【ヌビアの子】を集めた定期健康診断を終え、俺とエルベはカフェテリアに来ていた。
それぞれ一つずつ飲み物を頼んで受取り、2人用の丸テーブルに掛ける。俺の前には緑色の澄み切ったカップが、エルベの前には『ほいっぷくりーむ』が山盛りのコーヒーが置かれていた。エルベは真向かいの席から、俺の注文した飲み物を覗き込む。
「ハンザは、また緑茶か?」
「あぁ、この味が落ち着くんだ」
「ふぅん。まぁでも、第五西部じゃ一番ポピュラーなのか」
エルベは頬杖をついて、少し唇を突き出した。その姿勢のまま、上目遣いに俺を見上げる。
「な、一口くれよ。普段、緑茶なんか飲まねぇんだ」
「っ、」
────その言葉に、心臓がぎりりと痛む。
愛を叫ぶ酢橘
MOURNING『無名』🌈🕒二次創作
⚠️(来馬身内)タヒネタがあります
苦手な方、嫌な思いをされる方は見ないで下さい
メイン…kgmbr(kgm+kid)、最初にrf出ます
※PW『666』
タイトルは敢えて『無名』としています 13
ウユニ胡椒湖
DONE浅海組以外の自創作たち(一人は貰い子さん)ほんとミニプロフなので、好物とかはかいてないです!
なんか変なところとかあったら土下座します
……ちなみに浅海組も含めて 自創作の性別をなくしたので好きな認識してもらっても構いません(ᐢ ̫ᐢ) 7
akaru_mei_SO
DOODLEむかーし描いてたセシルちゃんなんでこんなになったのかはわかりませんがこんな感じで描いてました
一応現在書いてる2次創作でもこの姿で妄想しております
ちょっとワガママで、いい子で、お兄ちゃん大好きで、幼馴染4人で過ごす時間をいちばん大切にしてる、そんなイメージ
知ってる方少ないはずだけど身バレする、そんな感じですが…
落書きのつもりで裸なのでワンクッション
nlak_kk
TRAININGこっそりと紫陽花デートをする巽マヨ(一次創作で使ったネタをリメイクしました)半径75センチメートル 見上げるほど群生する紫陽花を前に直径150センチメートルの黒い傘が前後に並ぶ。細い小道にその他の傘はなく、布地を打ち付ける雨音や生き物の鳴き声、二人っきりのひそひそ声があるばかりだ。
「写真で見るよりも素晴らしいですねぇ……」
思わず視界を狭めていたハットを脱ぎ、淑やかな詠嘆の声をもらす。同じくハット姿の青年も静かに息を吐いた。
「本当に美しいですね。ところで、随分と遠くまでやってきましたが、お疲れではありませんか? マヨイさん」
前を行く傘が振り向くと、紫陽花に目を奪われていた青年がこくりとうなずく。揃いのハットには、それぞれのスートが刺繍されており、買って早々にふたりで施したものだった。
「はい。ありがとうございます。ここ……巽さんが探してくださったんですか? 」
1844「写真で見るよりも素晴らしいですねぇ……」
思わず視界を狭めていたハットを脱ぎ、淑やかな詠嘆の声をもらす。同じくハット姿の青年も静かに息を吐いた。
「本当に美しいですね。ところで、随分と遠くまでやってきましたが、お疲れではありませんか? マヨイさん」
前を行く傘が振り向くと、紫陽花に目を奪われていた青年がこくりとうなずく。揃いのハットには、それぞれのスートが刺繍されており、買って早々にふたりで施したものだった。
「はい。ありがとうございます。ここ……巽さんが探してくださったんですか? 」
opi_0pi
TRAININGシラクロがべろちゅーしてるだけR15 pass(y/n)
気持ちいい時リトライアイがバチバチしちゃうやつ⏮えろ二次創作で定番化してほしいのでよろしくお願いします(?)
R18フルバージョンは鍵垢
@chronoukeonly に載せてます
はるたま🫧⭐
DONE🦄オバ 【モブ兵 モブちゃんず】とりあえず男性組はできた。
モブ兵が全員同じ顔で双子でもないのに同じ顔というのがメッチャ違和感を感じるのとカラー以外の違いや個性を出したかったのもあり『もし創作世界だったら、たぶんこんな感じの見た目』というので描いた。
2枚目以降は単体バージョン。単体は小さめに描いたから、線がガタガタだったり画像が悪いかも…
最後のはもし描く場合の参考程度に…っていうやつ。 9
みつみ|なつき
SPUR ME異世界に迷い込んだ少年×異世界で暮らす少年の、本編少しだけ載せます💭
CPはエン×ヨエルのみです〜。生意気×生意気。
夏雪の日に会った人 本編1話 暖かいのに、手のひらに落ちる結晶は冷たい。
今日も一日、真夏の空からは雪が降り続けている。その理由を知っている人間はいない。知らないことが当たり前のことだから、誰も気に留めないのだ。しんしんと降る雪は確かに本物であり、このコル=ニクスという国ではもう何年も続いている自然現象だった。
気温は高いため、雪が積もることはない。しかし、雪を見るとつらいことを思い出す。幼い頃に姉が雪の日に亡くなってしまったときのことは今でも悪夢に出てくるほどだ。ヨエルにとって雪が降り続くことは、悪夢が続いていることと同義だった。
「……なんで雪ばっかり降るんだよ」
通学路を歩くその足取りは重い。せっかくセットした髪も、雪による湿気でぺたんとしている。困ったときに左の泣きぼくろのあたりを指で軽く掻いてしまうのは昔からの癖で、ヨエルは度々母に小言を言われていた。今は寮で暮らしているため母はいないのだが、寮母にもその癖を指摘されてしまっている。
2470今日も一日、真夏の空からは雪が降り続けている。その理由を知っている人間はいない。知らないことが当たり前のことだから、誰も気に留めないのだ。しんしんと降る雪は確かに本物であり、このコル=ニクスという国ではもう何年も続いている自然現象だった。
気温は高いため、雪が積もることはない。しかし、雪を見るとつらいことを思い出す。幼い頃に姉が雪の日に亡くなってしまったときのことは今でも悪夢に出てくるほどだ。ヨエルにとって雪が降り続くことは、悪夢が続いていることと同義だった。
「……なんで雪ばっかり降るんだよ」
通学路を歩くその足取りは重い。せっかくセットした髪も、雪による湿気でぺたんとしている。困ったときに左の泣きぼくろのあたりを指で軽く掻いてしまうのは昔からの癖で、ヨエルは度々母に小言を言われていた。今は寮で暮らしているため母はいないのだが、寮母にもその癖を指摘されてしまっている。
おかか🍙
MAIKINGわからセッ久ネームの続き。このあと、涼太は例の手ぬぐいかスカーフにしか見えないパジャマズボンで腕を縛られますw
そして1枚絵の「樹の後悔」に繋がります。
ネームはとりあえず描いてみて、後で何度か直します。
アングルとかコマ全体の配置とか。
汚過ぎて読めないかもですが💦 4
heartless1225
MOURNINGいただいた二次創作SSへの感想です!感想 まさか二次創作SSをいただけるなんて思ってもみなくてめちゃめちゃ動揺&歓喜しながら読ませて頂きました…!!
幻中さんの文章大好きなので、素敵文章をたっぷり味わえて幸せでした…タイトルも素敵で好きです…ぺトリコール…雨の香り…。雨が、涙を思わせるものであるからこそ、切なさに寄り添った香りを感じられてとても好きです…。
そしてユニス、メイ、マスターと3人の姿を書いてくださってて~…!!!3人の行動や思いが解釈一致でニコニコしたり切なくなったりで…情緒ジェットコースターになりながら読みました…。
ユニス…!!
誰もいない店内で、どうにか元気に振舞って、おやつを用意しているのがもう、しんどい…!本編で、エドウィンとカレンと一緒に食べていたシーンを思い出します…二人とも亡くなってしまったから、二人の為に用意されたものなのかな…
2359幻中さんの文章大好きなので、素敵文章をたっぷり味わえて幸せでした…タイトルも素敵で好きです…ぺトリコール…雨の香り…。雨が、涙を思わせるものであるからこそ、切なさに寄り添った香りを感じられてとても好きです…。
そしてユニス、メイ、マスターと3人の姿を書いてくださってて~…!!!3人の行動や思いが解釈一致でニコニコしたり切なくなったりで…情緒ジェットコースターになりながら読みました…。
ユニス…!!
誰もいない店内で、どうにか元気に振舞って、おやつを用意しているのがもう、しんどい…!本編で、エドウィンとカレンと一緒に食べていたシーンを思い出します…二人とも亡くなってしまったから、二人の為に用意されたものなのかな…
ムラサキゲジゲジ
DOODLEGペンで塗り直してみたバージョンセイレン##ムラサキゲジゲジの人外っ子 #オリキャラ #oc #創作 #イラスト #デジタルイラスト #モンスター娘 #Monstergirl
bitter_magic
DONEOC 黒天使ノアちゃん 独善的で他罰的な人間に裁きを与えようとしていたけど、いざ地上に降り立ったらたいていの人間はいい奴だったことに気付いたため、頑張ってる人間を甘やかしたいと思うようになった という設定の一次創作主人公が勤める会社の公式Vtuber。中身は本社の人間。 しっかり者だが天然というよくある性格。好きなお菓子はチョコレート。本当はこういう絵柄ではなくもっと頭身が高い。ランも同じ。ピュウ
DONE一次創作。一人称俺と一人称俺が共依存になる話。第三話→(https://poipiku.com/214064/10350349.html)
第五話→()
冷土にて 第四話「アンカー」 降雪のピークと思われる時期が終わり、溶けていく雪の下からほんの少しだけ本来の道が顔を覗かせるようになった。冬はまだ続くが、これ以上冷えはしないだろうという期待が寒さを和らげる。
今日の午前の店番は雪路の担当だった。
元々賑わいのある店ではなく、多くは家具の修繕が目当ての客なので工房に繋いで終わりだ。今日もストーブの面倒を見ながら店内の掃除をし、カウンターで書類の整理をしつつ客を待った。あと三十分もすれば昼食である。
呑気に食事のことを考えていると、店の前のタイルを軽快に歩く足音が聞こえてきた。雪路はカウンターに広げた書類をまとめ、入り口へ視線をやる。
ドアの前で屈みこみ、ガラス越しに店内を覗き込んでいるのが恐らく足音の主だった。
9004今日の午前の店番は雪路の担当だった。
元々賑わいのある店ではなく、多くは家具の修繕が目当ての客なので工房に繋いで終わりだ。今日もストーブの面倒を見ながら店内の掃除をし、カウンターで書類の整理をしつつ客を待った。あと三十分もすれば昼食である。
呑気に食事のことを考えていると、店の前のタイルを軽快に歩く足音が聞こえてきた。雪路はカウンターに広げた書類をまとめ、入り口へ視線をやる。
ドアの前で屈みこみ、ガラス越しに店内を覗き込んでいるのが恐らく足音の主だった。
ピュウ
DONE一次創作。一人称俺と一人称俺が共依存になる話。第二話→(https://poipiku.com/214064/10350228.html)
第四話→(https://poipiku.com/214064/10350376.html)
冷土にて 第三話「閃光」 絞り出した自分の声の情けなさに、雪路は顔を覆いたくなった。
「丸一日捜索に出てても平気な俺が何であれくらいで……」
雪路の変り果てた姿に、親方はひどく呆れていた。
「なんてザマだ。出掛ける許可を出すんじゃなかったよ。さっさと治すことだな、雪路」
遼遠と雪の中を歩いた翌朝、雪路は息苦しさで目覚めた。まだ日も上がり切らない早朝だった。
装備も準備もろくにせず雪を分け入ってきたせいで雪路は体が芯まで冷えてしまい、典型的な風邪症状に見舞われることとなってしまったのだ。熱と倦怠感、そして喉の奥に刺繍針が引っかかっているような痛みと湿った咳。体調の急変具合に、雪路はまだ夢を見ているんじゃないかと錯覚する。
三階の部屋からどうにか隣の工房まで壁伝いに歩いたが、この状態で働くのは到底無理な状態だった。
10022「丸一日捜索に出てても平気な俺が何であれくらいで……」
雪路の変り果てた姿に、親方はひどく呆れていた。
「なんてザマだ。出掛ける許可を出すんじゃなかったよ。さっさと治すことだな、雪路」
遼遠と雪の中を歩いた翌朝、雪路は息苦しさで目覚めた。まだ日も上がり切らない早朝だった。
装備も準備もろくにせず雪を分け入ってきたせいで雪路は体が芯まで冷えてしまい、典型的な風邪症状に見舞われることとなってしまったのだ。熱と倦怠感、そして喉の奥に刺繍針が引っかかっているような痛みと湿った咳。体調の急変具合に、雪路はまだ夢を見ているんじゃないかと錯覚する。
三階の部屋からどうにか隣の工房まで壁伝いに歩いたが、この状態で働くのは到底無理な状態だった。
ピュウ
DONE一次創作。一人称俺と一人称俺が共依存になる話。第一話→(https://poipiku.com/214064/10350213.html)
第三話→(https://poipiku.com/214064/10350349.html)
冷土にて 第二話「ふたり」雪がくるぶしの高さまで積もり、庭の木に留まる野鳥が丸く膨れている、冬のある日だった。
時計が十三時を回ったのを見計らって、雪路は作業着に重ねて上着を羽織り、工房を出た。
工房に隣接した桔梗家具店の裏口に上がり、入ってすぐの壁に掛けてある手提げ袋とコートを回収して店側へ――レジ台の裏手へ行った。
店番をしていたこの店の跡継ぎ――アンリが、雪路に背を向けて窓の埃を拭っているのが見える。客はいないようだ。
雪路は声をかけた。
「アンリ、昼は」
手を止め、ゆったりとした動作で雪路の方を向くと、アンリは表情を緩めた。
「ああ、お疲れ。行くよ」
アンリはエプロンのポケットから鍵を出して、慣れた手つきで店の戸締りをする。「お昼休憩中」の札を外から見えるように提げた。店はこれから少し遅い昼休みだ。
9996時計が十三時を回ったのを見計らって、雪路は作業着に重ねて上着を羽織り、工房を出た。
工房に隣接した桔梗家具店の裏口に上がり、入ってすぐの壁に掛けてある手提げ袋とコートを回収して店側へ――レジ台の裏手へ行った。
店番をしていたこの店の跡継ぎ――アンリが、雪路に背を向けて窓の埃を拭っているのが見える。客はいないようだ。
雪路は声をかけた。
「アンリ、昼は」
手を止め、ゆったりとした動作で雪路の方を向くと、アンリは表情を緩めた。
「ああ、お疲れ。行くよ」
アンリはエプロンのポケットから鍵を出して、慣れた手つきで店の戸締りをする。「お昼休憩中」の札を外から見えるように提げた。店はこれから少し遅い昼休みだ。