南海
Tears_reality
MEMO座敷牢で話す水心子くんと南海先生。座敷牢南水「ねえ、お師匠、いい加減僕を許してくれないかな」
「誰が許すか。人をこんな風に閉じ込めておいて」
座敷牢からの鋭い視線を南海太郎朝尊は受け流すとニコリと人好きのする笑みを浮かべる。ここは時の政府の座敷牢だ。ここを利用するのはそう言った癖を持つものくらいで普段は物置として使われている。ここに来て何日が経過しただろう。光すら差し込まない部屋。
「お師匠にしか頼めないことなんだ」と言って連れ込まれたのいつだったか。括り付けられた手首を動かそうとすればどういう仕組みか体に電気が走る。
「いい加減解放して欲しいんだが」
「それは聞けないお願いだね。この間興味深いものを見つけてね、僕はそれにとても心が惹かれたんだ」
「それと私、なんの関係が?」
408「誰が許すか。人をこんな風に閉じ込めておいて」
座敷牢からの鋭い視線を南海太郎朝尊は受け流すとニコリと人好きのする笑みを浮かべる。ここは時の政府の座敷牢だ。ここを利用するのはそう言った癖を持つものくらいで普段は物置として使われている。ここに来て何日が経過しただろう。光すら差し込まない部屋。
「お師匠にしか頼めないことなんだ」と言って連れ込まれたのいつだったか。括り付けられた手首を動かそうとすればどういう仕組みか体に電気が走る。
「いい加減解放して欲しいんだが」
「それは聞けないお願いだね。この間興味深いものを見つけてね、僕はそれにとても心が惹かれたんだ」
「それと私、なんの関係が?」
seki
MOURNINGひぜなん『また来年も』本丸の花火大会の話。去年の書きかけが勿体なかったので少し直してアップしました。
※南海先生&肥前くんの軽装発表前に考えた話です
夜闇に光の花が咲いていく。
燃えさかる炎は瞬く間もなく、様々な色や形に変化する。大きく鮮やかに咲き誇るもの、煌びやかな花弁を纏って踊るもの、そっと寄り添い輝くもの。
何とも不思議で面白い--ただただ真っ直ぐ目を逸らすことなく。ころんとした小さな火の玉が落ちるその時まで、南海は手にした線香花火を見つめていた。
「南海先生ー! まだまだ、たっくさんあるよー!」
少し離れたところから、粟田口を始めとした短刀たちが笑顔で手を振る。普段と違う華やかな装いに身を包み、次々と花火を咲かせていく彼らの姿は、さながら満開の花畑のようで。南海は目を細めて小さく手を振り返した。
今宵は毎年恒例の花火大会。手持ち花火とはいえ九十を超える刀剣男士たちが集まると小さな花も暗闇を照らす大輪の花となる。
1982燃えさかる炎は瞬く間もなく、様々な色や形に変化する。大きく鮮やかに咲き誇るもの、煌びやかな花弁を纏って踊るもの、そっと寄り添い輝くもの。
何とも不思議で面白い--ただただ真っ直ぐ目を逸らすことなく。ころんとした小さな火の玉が落ちるその時まで、南海は手にした線香花火を見つめていた。
「南海先生ー! まだまだ、たっくさんあるよー!」
少し離れたところから、粟田口を始めとした短刀たちが笑顔で手を振る。普段と違う華やかな装いに身を包み、次々と花火を咲かせていく彼らの姿は、さながら満開の花畑のようで。南海は目を細めて小さく手を振り返した。
今宵は毎年恒例の花火大会。手持ち花火とはいえ九十を超える刀剣男士たちが集まると小さな花も暗闇を照らす大輪の花となる。
kusekke_ura
DONEいずむつつめつめ①ワンドロお題・甘いものは
②バレンタインに貰ったこぶたの着ぐるみを着たちびむつ
③ヴァンパイアぱろ土佐組
ラブリンハンター陸奥
愛犬肥前くん
林檎型時限爆弾提供南海先生
④わんわん物語のスパゲティちゅー寸前のいずむつ 4
SUGANO
CAN’T MAKE私の頭の中だけで話が進みまくっているセクピスパロのつるなん天狗・重種(タンチョウヅル)の鶴さんと蛇ノ目・中間種(ヒバカリ)の南海太郎
鶴さんは名家の当主なので子種を高値で売られています