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    同期

    Arasawa

    DOODLE素敵なフォロワーななせさんと喋ってたら甚く興奮してきたので書きました。
    許可ありがとうございました😊

    大人七×同期夢主

    ※最初ちょっと暗い。
    付き合ってない同期に慰めてもらう話呪術師として任務に就いて、爽快な気分で帰れることは滅多にない。呪霊が発生したという情報が高専に入るまでに、必ずと言っていいほど一般人の身に何かが起きているからだ。私が任務先に行く頃には既に誰かが行方不明になったり、……色々、起きている。そんなことは承知の上でそれでも私に救える何かがあると信じて呪術師を続けてきた。それでも今日の任務はあんまりだった。
    呪詛師によって無関係の■■■を目の前で■■■■にされた。耳を劈く悲鳴が頭から離れない。呪詛師は全員生け捕りにして尋問を得意とする術師に引き渡したけれど、きっと彼等が心から償うことはない。償ったところで■■■が負った傷が癒えることはない。
    私は、こんな気分に一人で耐えきれるほど術師として割り切れていない。家に帰ってみたものの、脳内で何度も何度も繰り返し反響する悲鳴が煩くて何も手につかない。最低限、返り血の付いた服を着替えて宛もなく外出しようと自宅の鍵を手に取る。ああ間違えた、これは七海の自宅に入るための鍵だ。
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