夕立
ぶりはま
DONE※ニゴイチの人が書いてます。#Γワンライ #Γワンライ遅刻の部
・7月13日(水)第2回
・お題【夕立/帰り道/内緒話】より
【内緒話】お借りしました。
※モブの下っ端隊員視点(全3枚)
※長くなりそうだったのでめちゃくちゃ端折りました……いつかきちんと完成させたいです! 3
ohmita
MOURNING最初お題の一つ「夕立」で現パロじゃ無いの書いてたんだけどなんかちょっとセンシティブになっちゃったからこそっとしとく エッチなの期待して開くとエッチじゃない!になるしエッチじゃないと思って開くとエッチじゃん!になるレベルのやつです。読むよ/読まないよ yes/no 384
hagi_pf
MOURNING雨クリワンドロ7/23お題:夕立
もったいないので供養しておきます。
昼過ぎまで晴れていたはずの空は、気づいた時にはすっかり厚い雲に覆われていた。雨彦と事務所へ向かう途中だったクリスが、おや、と空を見上げると、ぽつりと雨粒が頬を濡らす。
「傘はあるかい?」
隣からの問いかけに首を横に降ると、雨彦は俺もだ、と言いながら苦笑した。
遠くからはゴロゴロと低い音が響いて、本格的に降り出しそうな気配だ。道を行く人たちも、不穏な空の様子に足早に動き始める。
「古論」
雨彦は一つ名前を呼ぶと、ぐい、とクリスの手を引いて走り出した。
それが合図だったかのように、雨は急に勢いを増して、建物や地面を打つ音がざあざあと響く。さっきまで乾いていたはずのアスファルトもすぐに水浸しになって、一歩踏み出すたびにばしゃりと音を立てた。
1115「傘はあるかい?」
隣からの問いかけに首を横に降ると、雨彦は俺もだ、と言いながら苦笑した。
遠くからはゴロゴロと低い音が響いて、本格的に降り出しそうな気配だ。道を行く人たちも、不穏な空の様子に足早に動き始める。
「古論」
雨彦は一つ名前を呼ぶと、ぐい、とクリスの手を引いて走り出した。
それが合図だったかのように、雨は急に勢いを増して、建物や地面を打つ音がざあざあと響く。さっきまで乾いていたはずのアスファルトもすぐに水浸しになって、一歩踏み出すたびにばしゃりと音を立てた。
6__ws
DONE【夕立】両片想い🎈🌟夕立のりぼんというボカロ曲パロです。
夕立「……む?」
夕方、ワンダーステージでの練習を早めに切り上げて更衣室へと歩き出した司は、隣にいる類にも聞こえる声でそう短く呟き、空を見上げた。ほんの数分前までは溶けてしまうほどの熱と眩しい青空が広がっていたというのに、練習を終えた瞬間にその景色はなくなっており、代わりに灰色の雲と湿った空気が彼らを覆っていた。
「……これは……」
「……嫌な予感がするな……。おい、類。さっさと更衣室に……」
水が満タンに入ったバケツがひっくり返ったような衝撃を生む雨は、この直後に司達に襲いかかった。あっという間にずぶ濡れになり、突然の出来事に彼らは呆然と立ち尽くしたまま見つめ合う。そして、同時に吹き出した。
「夕立というやつか!まんまとやられたな!」
2620夕方、ワンダーステージでの練習を早めに切り上げて更衣室へと歩き出した司は、隣にいる類にも聞こえる声でそう短く呟き、空を見上げた。ほんの数分前までは溶けてしまうほどの熱と眩しい青空が広がっていたというのに、練習を終えた瞬間にその景色はなくなっており、代わりに灰色の雲と湿った空気が彼らを覆っていた。
「……これは……」
「……嫌な予感がするな……。おい、類。さっさと更衣室に……」
水が満タンに入ったバケツがひっくり返ったような衝撃を生む雨は、この直後に司達に襲いかかった。あっという間にずぶ濡れになり、突然の出来事に彼らは呆然と立ち尽くしたまま見つめ合う。そして、同時に吹き出した。
「夕立というやつか!まんまとやられたな!」
Ame司
DONE◆販売中の作品DLsite: https://www.dlsite.com/maniax/circle/profile/=/maker_id/RG53028.html
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◆pixiv◆
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藤 夜
DONE来週の【GEGO DIG】に展示予定の色にまつわる両片想いの短編集から。【天色】 夕立 傑視点 呪専
雨にまつわるお話で一度は書きたいサビですね!かわいらしいふたりです😊
【天色】 夕立 朝は澄んだ空に水平線には入道雲まで添える上天気だったのに、あれよあれよという間に山間から黒雲が湧き立つ。冷たい突風がひと吹きすれば、バケツをひっくり返したような豪雨が校舎を覆い、すっかり雨に閉じ込められたようだ。さっさと寮に帰りたいけれど、僅かな距離でもパンツの中までびしょ濡れになるのは目に見えている。
まあいいか、帰ってすぐシャワー浴びて、洗濯機回そう。
そう思い直して、昇降口で上履きを仕舞って大きくひと息付いたところで、背後からどすんっと大きな塊に伸し掛かられた。
「悟」
こんなことをするのは、ひとりしかいない。
少ない同級生のひとりにして、生意気なクソガキから昇格というよりは、そこに新たに友だちという肩書が追加された、長身のお坊ちゃんだ。
2150まあいいか、帰ってすぐシャワー浴びて、洗濯機回そう。
そう思い直して、昇降口で上履きを仕舞って大きくひと息付いたところで、背後からどすんっと大きな塊に伸し掛かられた。
「悟」
こんなことをするのは、ひとりしかいない。
少ない同級生のひとりにして、生意気なクソガキから昇格というよりは、そこに新たに友だちという肩書が追加された、長身のお坊ちゃんだ。
motax0028w
DOODLE自探索者×ハロウィン寒川雪路🎃吸血鬼
鳴神雷🎃フランケン
夕立小雨🎃マミー
岸波海霧🎃ゴースト
月暈夜雲🎃ジャックオーランタン
夕立七虹🎃マミー
陽中晴人🎃狼男
東雲朝日🎃黒猫
朝霧透靄🎃ゾンビ
日暮夕凪🎃死神
東風雲雀🎃シスターゾンビ
オーロラ・アルペングロー🎃魔女
風花白夜🎃骸骨 2
motax0028w
MEMO夕立 小雨(ゆうだち こさめ)32歳 女 シンガーソングライター
【通過シナリオ】
絶対自由同盟(2020/11/22)
縁と命はつながれぬ(2021/05/05)
Life goes on~人生は続く~(2021/08/29) 19
(*ΦωΦ*)
MOURNING急な夕立で雨宿りするみつひか見たくて。濡れシャツ兄ちゃんにドキッとしちゃう光が見たくて。
落ちてたボールでリフティング対決するのが見たくて。
猫に嫉妬する兄ちゃんが見たくて。
1000文字にまとめられるはずなのに、どこ削ればいいか分からないのが大問題、というわけでびみょーに文字数オーバーして壁になり損なったものです。橋脚の壁面も私基準で壁です
雨の桁下 ──貴方は壁である。橋脚の壁面である。
ぽつん、ぽつん。水滴が落ちてくる程度だったのも束の間、大粒の雨に変わる。橋の下に駆け込んだ兄弟は息を整え、ざあざあ降りになった雨を恨めしそうに仰いだ。二人が学校を出た時点では蒸し暑さはあれど快晴だったのだ。しかし帰宅途中で突然空が暗くなり遠雷まで聴こえ、一番近くにあった雨をしのげそうな場所に退避したのである。
「雨が降るなんて一言も言ってなかったのに」
衰えることを知らない雨粒を見ていると気が滅入ってしまう。光は「これじゃ帰れそうにないな」と独り言ちる兄の背中に呼びかけた。
「あぁ、そうだな。帰ったら鞄に折り畳み傘入れておこうぜ」
振り向いた充のシャツはじっとりと濡れており肌に張り付いている。透けた肌色、浮き上がる逞しい体の線。意識してしまうと直視できなくなり、光はさりげなく視線を外した。
1732ぽつん、ぽつん。水滴が落ちてくる程度だったのも束の間、大粒の雨に変わる。橋の下に駆け込んだ兄弟は息を整え、ざあざあ降りになった雨を恨めしそうに仰いだ。二人が学校を出た時点では蒸し暑さはあれど快晴だったのだ。しかし帰宅途中で突然空が暗くなり遠雷まで聴こえ、一番近くにあった雨をしのげそうな場所に退避したのである。
「雨が降るなんて一言も言ってなかったのに」
衰えることを知らない雨粒を見ていると気が滅入ってしまう。光は「これじゃ帰れそうにないな」と独り言ちる兄の背中に呼びかけた。
「あぁ、そうだな。帰ったら鞄に折り畳み傘入れておこうぜ」
振り向いた充のシャツはじっとりと濡れており肌に張り付いている。透けた肌色、浮き上がる逞しい体の線。意識してしまうと直視できなくなり、光はさりげなく視線を外した。
あきかん
PROGRESS夕立と共にいなくなりそうな人だった。冷静で、誰よりも善性であった。
それ故に、救えなかった命と、救うべき命と、救わぬべき命の境を明確にしようとしてしまったのだ。
曖昧でいいはずのその境界を、求めて求めて。
それを教えてくれる友はなく。
この身に余る忌々しい力のみ。
誰も知らない、酷い味。
嚥下して流す涙は、自分の苦痛のためか、救った命のためか、はたまた救えなかった命のためなのか。