夢遊病
tomorrow_25
MEMOCoC6「それは誰かの幸福論。」episode.1 瞳の原材料
‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣ ‣
KP:エリオムさん
PC/PL
HO1:知原 慧/夢遊病さん
HO2:西條 貴海/ニィコ
HO3:桃木 美里愛/KiRiさん
HO4:琴吹 雪姫/きなさん
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👉END-1
🌸🌸🌸
DOODLE夢遊病ぎみな鶴丸の話呼び声「部屋の下から声が聞こえてくる気がする」
目の下にくっきりと隈を浮かべているのでどうしたのかと尋ねると鶴丸はそう答えた。
「なにを言っているのかは聞き取れなかったが」
鶴丸の部屋は顕現してから数年、ずっと変わっていない。動物か何かが入り込んで音を立てているのかもしれないが、ここ一週間ほどずっと声のようなものが聞こえているらしいから、動物とも違うのかもしれない。
試しに畳を上げてみたり、床下を確認してみたものの、やはりなにかがいた形跡はなかった。
寝不足ですっかり神経質になってしまった鶴丸は、枕を片手に今日はここで寝ると大倶利伽羅の部屋へ突撃してきた。平時であれば追い返すものの、ここ数日の様子を見ていたので、しぶしぶと鶴丸の部屋から布団を持ってきてやって並べて敷いた。流石に布団一組で秋の夜はやり過ごせない。
1950目の下にくっきりと隈を浮かべているのでどうしたのかと尋ねると鶴丸はそう答えた。
「なにを言っているのかは聞き取れなかったが」
鶴丸の部屋は顕現してから数年、ずっと変わっていない。動物か何かが入り込んで音を立てているのかもしれないが、ここ一週間ほどずっと声のようなものが聞こえているらしいから、動物とも違うのかもしれない。
試しに畳を上げてみたり、床下を確認してみたものの、やはりなにかがいた形跡はなかった。
寝不足ですっかり神経質になってしまった鶴丸は、枕を片手に今日はここで寝ると大倶利伽羅の部屋へ突撃してきた。平時であれば追い返すものの、ここ数日の様子を見ていたので、しぶしぶと鶴丸の部屋から布団を持ってきてやって並べて敷いた。流石に布団一組で秋の夜はやり過ごせない。
Poncotu222
MOURNINGnski魔法(ルーティン)が解けると、夢遊病のような状態になるkisの話し。多分、暗示のルーティンを始めたばかりの頃は、素の性格とのギャップで乖離してそうだなと思ったことがきっかけ。多分kisって素の性格はseに近い、感情の起伏がなくて無愛想で自分の目的や興味のあること以外はフラット(無関心)な思考の持ち主なんじゃないかなと思い…性格掴めてないのと色々わからなくなり尻切れトンボです。 3645
0831daitai_suki
DONEいいねされたら"夢遊病"のモリ若モリ書くやつ、遅くなりましたが完成しました!ここ最近お話書くのサボってたのでちょっとグッダグダですが許してください!
夢遊病育児放棄を受けていた兄の息子を引き取って、四年の歳月が過ぎた。
あと二ヶ月程で高校受験を控えている甥っ子は、正式な養子縁組を組んだわけではないものの、養父となった私にも何か不満を抱いていたのだろう。
本来ならば親からしたら反抗期というのは面倒だったり、多少なりとも傷ついたりするものだと職場の同僚達は言うが、迎えたばかりのあの子の姿を知っていれば、例え拒絶という形であろうとも何か感情を表に出してくれる事が嬉しくて仕方がない。
しかし、困ったこともある。
ガチャリ
私室の扉が無遠慮に開けられ、トストスと裸足の足音は中へ踏み込む。
「おはよう、いや…まだ今晩は、カナ?」
彼が反抗期へと突入してから、週に一日十分ほど夜中に私を訪ねて来る。
2347あと二ヶ月程で高校受験を控えている甥っ子は、正式な養子縁組を組んだわけではないものの、養父となった私にも何か不満を抱いていたのだろう。
本来ならば親からしたら反抗期というのは面倒だったり、多少なりとも傷ついたりするものだと職場の同僚達は言うが、迎えたばかりのあの子の姿を知っていれば、例え拒絶という形であろうとも何か感情を表に出してくれる事が嬉しくて仕方がない。
しかし、困ったこともある。
ガチャリ
私室の扉が無遠慮に開けられ、トストスと裸足の足音は中へ踏み込む。
「おはよう、いや…まだ今晩は、カナ?」
彼が反抗期へと突入してから、週に一日十分ほど夜中に私を訪ねて来る。
ToGXf3AJb8FRP8c
SPUR ME夢遊病深くんの話。この後は多分会議で遅くなった先生に保護されるかも…。
未定ふと意識が戻ると、自宅のリビングに突っ立っていた。カーテンの隙間から覗く空は白み始めたばかりで、起きるにはまだ早い時間だと分かる。
───思い出せない……
昨日は特にやることもないからと、早めにベッドに入ったはずだ。それから今まで、尚哉にはベッドから出た覚えがない。いくら寝ぼけていたにしたって、水を飲んだ覚えもなければ、トイレに行った記憶もないのは変だろう。
極め付けに、寝巻きとして着ていた紺のスウェットの裾が汚れていた。どこかで怪我でもしたのか、足にはもう乾いた血がついていて、鈍く痛む。
「……あっ!」
狭いワンルームをぐるりと見渡すと、僅かに血と土で汚れた足跡が、玄関から廊下を通ってこのリビングへと続いていた。
2132───思い出せない……
昨日は特にやることもないからと、早めにベッドに入ったはずだ。それから今まで、尚哉にはベッドから出た覚えがない。いくら寝ぼけていたにしたって、水を飲んだ覚えもなければ、トイレに行った記憶もないのは変だろう。
極め付けに、寝巻きとして着ていた紺のスウェットの裾が汚れていた。どこかで怪我でもしたのか、足にはもう乾いた血がついていて、鈍く痛む。
「……あっ!」
狭いワンルームをぐるりと見渡すと、僅かに血と土で汚れた足跡が、玄関から廊下を通ってこのリビングへと続いていた。
nenoha
DONEひか星3展示新作賢者ではなくなった晶くんが、何者でもないことに悩む話。
夢遊病の晶くん、フィガロがずっといます。CP未満。
この居場所に名前を。「晶、ちょっとだけ俺に付き合ってくれる?」
彼にそう言われて、ダメだなんて答えたことは一度もない。少しだけ訝しんで、様子を伺うことはあったけれど、彼が本心で軽口を言っているわけではないのだと知ってからは、少し待たせてしまったり日を改めて貰うことはあっても必ず彼の言葉に沿うようにした。
「はい、もちろん大丈夫ですよ」
なのに、彼は返事を聞くと必ず淋しそうに笑いながらありがとうと言う。どうしてそんな風に笑うんだろう、と思うことはあったけれど、もしも俺が同じように誰かに声をかけたとして。俺も、同じように笑うのかもしれないと思った。
―― だって俺は、異世界からきてこの世界に残された、正真正銘の迷子なのだから。
5139彼にそう言われて、ダメだなんて答えたことは一度もない。少しだけ訝しんで、様子を伺うことはあったけれど、彼が本心で軽口を言っているわけではないのだと知ってからは、少し待たせてしまったり日を改めて貰うことはあっても必ず彼の言葉に沿うようにした。
「はい、もちろん大丈夫ですよ」
なのに、彼は返事を聞くと必ず淋しそうに笑いながらありがとうと言う。どうしてそんな風に笑うんだろう、と思うことはあったけれど、もしも俺が同じように誰かに声をかけたとして。俺も、同じように笑うのかもしれないと思った。
―― だって俺は、異世界からきてこの世界に残された、正真正銘の迷子なのだから。
dbot_ni
DOODLEももきき?夢遊病っぽい飛鳥井さんを見つけた百貴
行動したら、面倒臭いこと言い出した
月光月明かり、少女はさまよう
虚空を観る翡翠の瞳
青くけぶる白磁の肌
絹の黒髪が夜空に滑る
夢か現か
血の気の失せた皮膚の白
いや、少女と彼女は違う
不安
生きているのか
そっと彼女を引き寄せ、実在を確かめる
皮膚の冷たさ
外気に晒されたものか、体温を失ったものか
畏れ
頬を両手で包む
茨に眠るおとぎ話
唇に重ねる
目覚めの呪文
翡翠の瞳に己の欲が写る
「失礼!いえ、失礼をしました。」
慌て、その場を去る
月光
月に吠える狼
己の欲に従う彼ら(殺人鬼)と自分に何の違いがあるのか
彼らと自分に何の違いがあるのか
ー終ー
277虚空を観る翡翠の瞳
青くけぶる白磁の肌
絹の黒髪が夜空に滑る
夢か現か
血の気の失せた皮膚の白
いや、少女と彼女は違う
不安
生きているのか
そっと彼女を引き寄せ、実在を確かめる
皮膚の冷たさ
外気に晒されたものか、体温を失ったものか
畏れ
頬を両手で包む
茨に眠るおとぎ話
唇に重ねる
目覚めの呪文
翡翠の瞳に己の欲が写る
「失礼!いえ、失礼をしました。」
慌て、その場を去る
月光
月に吠える狼
己の欲に従う彼ら(殺人鬼)と自分に何の違いがあるのか
彼らと自分に何の違いがあるのか
ー終ー