大倶利伽羅
Norskskogkatta
MOURNING主くり赤疲労になった大倶利伽羅が限界をむかえて主に甘えてキスをねだる話お疲れ様のキス
隊長を任せた大倶利伽羅に後ろから抱きつかれた。報告を聞いて端末に向き直ったら部屋を出て行くもんだと思っていた大倶利伽羅が背後にまわってそのまま座り込み腕が腹に回され今までにない行動にどうすればいいかとっさに判断が出来なかった。
というかこれ甘えに来てるのか?もしそうならこっちが動いたらさっと離れていくやつか…?
そう考えが巡って動けずにいると長いため息が聞こえてきた。
滅多にない疲労をみせる様子に端末を操作すれば、ばっちり赤いマークが付いてた。
古参になる大倶利伽羅には新入りの打刀たちに戦い方、とくに投石や脇差との連携を指導してもらっている。もとが太刀で刀種変更があってから戦い方を変えざるを得なかった大倶利伽羅だからこそ、言葉は少ないがつまづいた時に欲しい言葉をくれるから上達が早いらしい。
だからつい大倶利伽羅に新人教育を頼んでしまうことが多かった。それがとうとう限界が来たのかもしれない。管理ができてない自分が情けないが反省は後でするとして、今は珍しく自分から甘えにきた恋びとを労うのが先だろう。
「大倶利伽羅、ちょっと離してくれ」
「…………」
腹に回った腕をぽんぽん 1542
Norskskogkatta
MOURNING主くり徹夜してたら大倶利伽羅が部屋にきた話眠気覚ましの生姜葛湯
徹夜続きでそろそろ眠気覚ましにコーヒーでもいれるかと伸びをしたのと開くはずのない障子が空いたのは同時だった。
「まだ起きていたのか」
こんな夜更けに現れたのは呆れたような、怒ったような顔の大倶利伽羅だった。
「あー、はは……なんで起きてるってわかったんだ」
「灯りが付いていれば誰だってわかる」
我が物顔ですたすた入ってきた暗がりに紛れがちな手に湯呑みが乗った盆がある。
「終わったのか」
「いやまだ。飲み物でも淹れようかなって」
「またこーひー、とか言うやつか」
どうにも刀剣男士には馴染みがなくて受け入れられていないのか、飲もうとすると止められることが多い。
それもこれも仕事が忙しい時や徹夜をするときに飲むのが多くなるからなのだが審神者は気づかない。
「あれは胃が荒れるんだろ、これにしておけ」
湯呑みを審神者の前に置いた。ほわほわと立ち上る湯気に混じってほのかな甘味とじんとする香りがする。
「これなんだ?」
「生姜の葛湯だ」
これまた身体が温まりそうだ、と一口飲むとびりりとした辛味が舌をさした。
「うお、辛い」
「眠気覚ましだからな」
しれっと言 764
Norskskogkatta
MOURNING主くり寒くなってきたのにわざわざ主の部屋まできて布団に潜り込んできた大倶利伽羅秋から冬へ、熱を求めて
ひとりで布団にくるまっていると誰かが部屋へと入ってくる。こんな時間に来るのなんて決まってる。寝たふりをしているとすぐ近くまで来た気配が止まってしまう。ここまできたんなら入ってくれば良いのに、仕方なく布団を持ちあげると潜り込んできて冷えた足をすり寄せてくる。いつも熱いくらいの足を挟んでて温めてやると、ゆっくりと身体の力が抜けていくのがわかる。じわりと同じ温度になっていく足をすり合わせながら抱きしめた。
「……おやすみ、大倶利伽羅」
返事は腰に回った腕だった。
ふ、と意識が浮上する。まだ暗い。しかしからりとした喉が水を欲していた。乾燥してきたからかなと起き上がると大倶利伽羅がうっすらと目蓋を持ち上げる。戦場に身を置くからか隣で動き出すとどうしても起こしてしまう。
「まだ暗いから寝とけ」
「……ん、だが」
頭を撫でれば寝ぼけ半分だったのがあっさりと夢に落ちていった。寝付きの良さにちょっと笑ってから隣の部屋へと移動して簡易的な流しの蛇口を捻る。水を適当なコップに溜めて飲むとするりと落ちていくのがわかった。
「つめた」
乾きはなくなったが水の冷たさに目がさえてしまっ 1160
Norskskogkatta
MOURNING主くりたまには大倶利伽羅と遊ぼうと思ったら返り討ちにあう主とりっくおあとりーと
今日はハロウィンだ。いつのまにか現世の知識をつけた刀たちによって朝から賑やかで飾り付けやら甘い匂いやらが本丸中にちらばっていた。
いつもよりちょっと豪華な夕飯も終えて、たまには大倶利伽羅と遊ぶのもいいかと思ってあいつの部屋に行くと文机に向かっている黒い背中があった。
「と、トリックオアトリート!菓子くれなきゃいたずらするぞ」
「……あんたもはしゃぐことがあるんだな」
「真面目に返すのやめてくれよ……」
振り返った大倶利伽羅はいつもの穏やかな顔だった。出鼻を挫かれがっくりと膝をついてしまう。
「それで、菓子はいるのか」
「え? ああ、あるならそれもらってもいいか」
「……そうしたらあんたはどうするんだ」
「うーん、部屋戻るかお前が許してくれるなら少し話していこうかと思ってるけど」
ちょっとだけ不服そうな顔をした大倶利伽羅は文机に向き直るとがさがさと音を立てて包みを取り出した。
「お、クッキーか。小豆とか燭台切とか大量に作ってたな」
「そうだな」
そう言いながらリボンを解いてオレンジ色の一枚を取り出す。俺がもらったやつと同じならジャックオランタンのクッキーだ。
「 877
Norskskogkatta
MOURNING主くり菊酒をのんで酔い潰れた後日、大倶利伽羅が好きだなぁと自覚しなおした審神者と日を改めて飲み直し、仲良し()するまで。月色、金色、蜂蜜色
急に熱さが和らいで、秋らしい涼やかな風が吹く。
空には満月が浮かんで明るい夜だ。
今は大倶利伽羅とふたり、自室の縁側で並んで酒をちびちびとなめている。徳利は一本しか用意しなかった。
「あまり飲みすぎるなよ」
「わかってるよ、昨日は運ばせて悪かったって」
「あんたひとりを運ぶのは何でもないし、謝られるいわれもない」
「じゃあなんだよ……」
「昨日は生殺しだったんでね」
言葉終わりに煽った酒を吹き出すかと思った。大倶利伽羅は気を付けろなんて言いながら徳利の酒を注いでくる。それを奪い取って大倶利伽羅の空いた杯にも酒を満たす。
「……だから今日誘ったんだ」
「しってる」
静かな返答に頭をかいた。顔が熱い。
以前に忙しいからと大倶利伽羅が望むのを遮って喧嘩紛いのことをした。それから時間が取れるようになったらと約束もしたがなかなか忙しが緩まずに秋になってしまった。
だいぶ待たせてしまったとは思う。俺だってその間なにも感じなかったわけじゃないが、無理くり休暇を捻じ込むのも身体目的みたいで躊躇われた。
そして昨日の、重陽の節句にと大倶利伽羅が作ってくれた酒が嬉しくて酔い潰れてし 1657
Norskskogkatta
MOURNING主くり重陽の節句に菊酒を作る大倶利伽羅と、それがうれしくて酔い潰れる主
前半は主視点、後半は大倶利伽羅視点です『あなたの健康を願います』
隣で動く気配がして意識が浮上する。布団の中で体温を探すも見つからない。眠い目蓋を持ち上げると腕の中にいたはずの大倶利伽羅がいなくなっていた。
「……起こしたか」
「どうした、厠か……」
「違う、あんたは寝てろ。まだ夜半を過ぎたばかりだ」
目を擦りながら起き上がると大倶利伽羅は立ち上がって部屋を出て行こうとする。
なんだか置いていかれるようで咄嗟に追いかけてしまった。大倶利伽羅からは胡乱な目で見られてしまったが水が飲みたいと誤魔化しておいた。
ひたひたと廊下を進むと着いた先は厨だった。
「なんだ、水飲みに来たのか」
「それも違う」
なら腹でも空いたのだろうか。他と比べると細く見えても戦うための身体をしているのでわりと食べるしなとぼんやりしているとどこから取り出したのかざるの上に黄色い花が山をなしていた。
「どうしたんだそれ」
「菊の花だ」
それはわかる。こんな夜更けに厨で菊の花を用意することに疑問符を浮かべていると透明なガラス瓶を取り出してそこに洗った菊の花を詰めはじめた。さらに首を捻っていると日本酒を取り出し注いでいく。透明な瓶の中に黄色い花が浮かんで綺麗 3117
Norskskogkatta
MOURNING主くり梅雨の紫陽花を見に庭へ出たら大倶利伽羅と会っていつになったらふたりでいられるのかと呟かれる話青紫陽花
長雨続きだった本丸に晴れ間がのぞいた。気分転換に散歩でもしてきたらどうだろうと近侍の蜂須賀に言われて久しぶりに外に出る、と言っても本丸の庭だ。
朝方まで降っていた雨で濡れた玉砂利の小道を歩く。庭のあちらこちらに青紫色や赤色、たまに白色の紫陽花が鞠のように咲き誇っている。
じゃりじゃりと音を鳴らしながら右へ左へと視線を揺らして気の向くまま歩いて行く。広大な敷地の本丸の庭はすべて散策するのはきっと半日ぐらいはかかるのだろう。それが端末のタップひとつでこうも見事に変わるのだから科学の進歩は目覚ましいものだ。
「それにしても見事に咲いてるな。お、カタツムリ」
大きく咲いた青紫の紫陽花のすぐ隣の葉にのったりと落ち着いている久しく見なかった姿に、梅雨を実感する。角を出しながらゆったり進む蝸牛を観察していると、その葉の先端が弾かれたように跳ねた。
「……うわ、降ってきた」
首の裏にもぽつんと落ちてきて反射的に空を仰げば、薄曇りでとどまっていたのが一段色を濃くしていた。ここから本丸に戻ろうにもかなり奥まで来てしまった。たどり着くまでに本格的に降り出してきそうな勢いで頭に落ちる雫の勢いは増 3034
Norskskogkatta
MOURNING主くり小腹が空いて厨に行ったらひとり夏蜜柑を剥いていた大倶利伽羅に出くわす話夏蜜柑を齧る
まだ日が傾いて西日にもならない頃、午後の休憩にと厨に行ったら大倶利伽羅がいた。
手のひらに美味しそうな黄色を乗せて包丁を握っている。
「お、美味そうだな」
「買った」
そういえば先程唐突に万屋へ行ってくると言い出して出かけて行ったのだったか。
スラックスにシャツ、腰布だけの格好で手袋を外している。学ランによく似た上着は作業台の側の椅子に引っ掛けられていた。
内番着の時はそもそもしていないから物珍しいというわけでもないのだが、褐色の肌に溌剌とした柑橘の黄色が、なんだか夏の到来を知らせているような気がした。
大倶利伽羅は皮に切り込みを入れて厚みのある外皮をばりばりとはいでいく。真っ白なワタのような塊になったそれを一房むしって薄皮を剥き始めた。
黙々と作業するのを横目で見ながら麦茶を注いだグラスからひと口飲む。冷たい液体が喉から腹へ落ちていく感覚に、小腹が空いたなと考える。
その間も手に汁が滴っているのに嫌な顔ひとつせずばりばりと剥いていく。何かつまめるものでも探せばいいのになんとなく眺めてしまう。
涼やかな硝子の器につやりとした剥き身がひとつふたつと増えて 1669
Norskskogkatta
MOURNING主くり軽装に騒ぐ主を黙らせる大倶利伽羅
軽装に騒いだのは私です。「これで満足か」
はあ、とくそでかいため息をつきながらもこちらに軽装を着て見せてくれた大倶利伽羅にぶんぶんと首を縦に振る。
大倶利伽羅の周りをぐるぐる回りながら上から下まで眺め回す。
「鬱陶しい」
「んぎゃ!だからって顔つかむなよ!」
アイアンクローで動きを止められておとなしく正面に立つ。
ぐるぐる回ってるときに気づいたが角度によって模様が浮き出たり無くなったりしていてさりげないおしゃれとはこういうものなんだろうか。
普段出さない足も想像よりごつごつしていて男くささがでている。
あのほっそい腰はどこに行ったのかと思うほど完璧に着こなしていて拝むしかない。
「ねえ拝んでいい?」
「……医者が必要か」
わりと辛辣なことを言われた。けちーと言いながら少し長めに思える左腕の袖をつかむとそこには柄がなかった。
「あれ、こっちだけ無地なの?」
「あぁ、それは」
大倶利伽羅の左腕が持ち上がって頬に素手が触れる。一歩詰められてゼロ距離になる。肘がさがって、袖が落ちて、するりと竜がのぞいた。
「ここにいるからな」
ひえ、と口からもれた。至近距離でさらりと流し目を食らったらそらもう冗談で 738
Norskskogkatta
MOURNING主くり共寝した次の日の寒い朝のおじさま審神者と大倶利伽羅寒椿と紅の花
ひゅるり、首元に吹き込んだ冷気にぶるりと肩が震えた。腕を伸ばすと隣にあるはずの高すぎない体温が近くにない。一気に覚醒し布団を跳ね上げると、主がすでに起き上がって障子を開けていた。
「あぁ、起こしてしまったかな」
「……寒い」
「冬の景趣にしてみたのですよ」
寝間着代わりの袖に手を隠しながら、庭を眺め始めた主の背に羽織をかける。ありがとうと言うその隣に並ぶといつの間にやら椿が庭を賑わせ、それに雪が積もっていた。
ひやりとする空気になんとなしに息を吐くと白くなって消えていく。寒さが目に見えるようで、背中が丸くなる。
「なぜ冬の景趣にしたんだ」
「せっかく皆が頑張ってくれた成果ですし、やはり季節は大事にしないとと思いまして」
でもやっぱりさむいですね、と笑いながらも腕を組んだままなのが気にくわない。遠征や内番の成果を尊重するのもいいが、それよりも気にかけるべきところはあるだろうに。
「寒いなら変えればいいだろう」
「寒椿、お気に召しませんでしたか?」
なにもわかっていない主が首をかしげる。鼻も赤くなり始めているくせに自発的に変える気はないようだ。
ひとつ大きく息 1374
Norskskogkatta
MOURNING主くりおじさま審神者と猫耳尻尾が生えた大倶利伽羅のいちゃいちゃ
猫の日にかいたもの大倶利伽羅が猫になった。
完璧な猫ではなく、耳と尾だけを後付けしたような姿である。朝一番にその姿を見た審神者は不覚にも可愛らしいと思ってしまったのだった。
一日も終わり、ようやっと二人の時間となった審神者の寝室。
むっすりと感情をあらわにしているのが珍しい。苛立たしげにシーツをたたきつける濃い毛色の尾がさらに彼の不機嫌さを示しているが、どうにも異常事態だというのに微笑ましく思ってしまう。
「……おい、いつまで笑ってる」
「わらってないですよ」
じろりと刺すような視線が飛んできて、あわてて体の前で手を振ってみるがどうだか、と吐き捨てられてそっぽを向かれてしまった。これは本格的に臍を曲げられてしまう前に対処をしなければならないな、と審神者は眉を下げた。
といっても、不具合を報告した政府からは、毎年この日によくあるバグだからと真面目に取り合ってはもらえなかった。回答としては次の日になれば自然と治っているというなんとも根拠のないもので、不安になった審神者は手当たり次第に連絡の付く仲間達に聞いてみた。しかし彼ら、彼女らからの返事も政府からの回答と似たり寄ったりで心配するほどではないと言われ 2216
Norskskogkatta
MOURNING主くり極になって柔らかくなった大倶利伽羅に宣戦布告する片想いしてる主ポーカーフェイスの君にキスをしよう
「大倶利伽羅」
ひとつ呼ぶ。それだけで君は振り向いて、こちらを見てくれる。
それだけでどうしようもなく締め付けられる胸が煩わしくて、ずたずたに切り裂かれてしまえとも思う。
「なんだ」
いつもと変わらぬ表情で、そよ風のように耳馴染みの良い声がこたえる。初めて顔を合わせた時より幾分も優しい声音に勘違いをしそうになる。
真っ直ぐ見つめる君に純真な心で対面できなくなったのはいつからだったっけ、と考えてはやめてを繰り返す。
君はこちらのことをなんとも思っていないのだろう。一人で勝手に出て行こうとした時は愛想を尽かされたか、それとも気づかれたのかと膝から力が抜け落ちそうになったが、4日後に帰ってきた姿に安堵した。
だから、審神者としては認めてくれているのだろう。
年々距離が縮まっているんじゃないかと錯覚させるような台詞をくれる彼が、とうとう跪座までして挨拶をくれた。泣くかと思った。
自分はそれに、頼りにしていると答えた。模範的な返しだろう。私情を挟まないように、審神者であることを心がけて生きてきた。
だけど、やっぱり俺は人間で。
生きている限り希望や 1288
Norskskogkatta
PAST主くりリクエスト企画で書いたもの
ちいさい主に気に入られてなんだかんだいいながら面倒を見てたら、成長後押せ押せでくる主にたじたじになる大倶利伽羅とたとたとた、と軽い足音に微睡んでいた意識が浮上する。これから来るであろう小さな嵐を思って知らずため息が出た。
枕がわりにしていた座布団から頭を持ち上げたのと勢いよく部屋の障子が開け放たれたのはほぼ同時で逃げ遅れたと悟ったときには腹部に衝撃が加わっていた。
「から! りゅうみせて!」
腹に乗り上げながらまあるい瞳を輝かせる男の子どもがこの本丸の審神者だ。
「まず降りろ」
「はーい」
咎めるように低い声を出しても軽く調子で返事が返ってきた。
狛犬のように行儀よく座った審神者に耳と尻尾の幻覚を見ながら身体を起こす。
「勉強は終わったのか」
「おわった! くにがからのところ行っていいっていった!」
くにと言うのは初期刀の山姥切で、主の教育もしている。午前中は勉強の時間で午後からが審神者の仕事をするというのがこの本丸のあり方だった。
この本丸に顕現してから何故だか懐かれ、暇があれば雛のように後を追われ、馴れ合うつもりはないと突き離してもうん!と元気よく返事をするだけでどこまでもついて来る。
最初は隠れたりもしてみたが短刀かと言いたくなるほどの偵察であっさり見つかるのでただの徒労だった。
大人し 1811
Norskskogkatta
PAST主くり鍛刀下手な審神者が戦力増強のために二振り目の大倶利伽羅を顕現してからはじまる主をめぐる極と特の大倶利伽羅サンド大倶利伽羅さんどいっち?!
どうもこんにちは!しがないいっぱしの審神者です!といっても霊力はよく言って中の下くらいで諸先輩方に追いつけるようにひたすら地道に頑張る毎日だ。こんな頼りがいのない自分だが自慢できることがひとつだけある。
それは大倶利伽羅が恋びとだと言うこと!めっちゃ可愛い!
最初はなれ合うつもりはないとか命令には及ばないとか言ってて何だこいつとっつきにくい!と思っていったのにいつしか目で追うようになっていた。
観察していれば目つきは鋭い割に本丸内では穏やかな顔つきだし、内番とかは文句を言いながらもしっかり終わらせる。なにより伊達組と呼ばれる顔見知りの刀たちに構われまくっていることから根がとてもいい奴だってことはすぐわかった。第一印象が悪いだけで大分損しているんじゃないかな。
好きだなって自覚してからはひたすら押した。押しまくって避けられるなんて失敗をしながらなんとか晴れて恋仲になれた。
それからずいぶんたつけど日に日に可愛いという感情があふれてとまらない。
そんな日々のなかで大倶利伽羅は修行に出てさらに強く格好良くなって帰ってきた。何より審神者であるオレに信 4684
Norskskogkatta
PAST主くり編/支部連載シリーズのふたり主刀でうさぎのぬいぐるみに嫉妬する刀
審神者視点で自己完結しようとする大倶利伽羅が可愛くて仕方ない話刺し違えんとばかりに本性と違わぬ鋭い視線で可愛らしいうさぎのぬいぐるみを睨みつけるのは側からみれば仇を目の前にした復讐者のようだと思った。
ちょっとしたいたずら心でうさぎにキスするフリをすると一気に腹を立てた大倶利伽羅にむしりとられてしまった。
「あんたは!」
激昂してなにかを言いかけた大倶利伽羅はしかしそれ以上続けることはなく、押し黙ってしまう。
それからじわ、と金色が滲んできて、嗚呼やっぱりと笑ってしまう。
「なにがおかしい……いや、おかしいんだろうな、刀があんたが愛でようとしている物に突っかかるのは」
またそうやって自己完結しようとする。
手を引っ張って引き倒しても大倶利伽羅はまだうさぎを握りしめている。
ゆらゆら揺れながら細く睨みつけてくる金色がたまらない。どれだけ俺のことが好きなんだと衝動のまま覆いかぶさって唇を押し付けても引きむすんだまま頑なだ。畳に押し付けた手でうさぎを掴んだままの大倶利伽羅の手首を引っ掻く。
「ぅんっ! ん、んっ、ふ、ぅ…っ」
小さく跳ねて力の抜けたところにうさぎと大倶利伽羅の手のひらの間に滑り込ませて指を絡めて握りしめる。
それでもまだ唇は閉じたままだ 639
おーへー
DOODLE歴史修正主義者がいなくなれば伽羅ちゃんは刀に帰っちゃうのかな…
そんなの嫌だな…
«追加»
重文記念絵を描く前、最後の絵を描いてしまっていて、途中で記念日があることを知り急いで書き直したやつが真ん中です笑
3枚続いてる感じです
#大倶利伽羅 ##大倶利伽羅 3
佐々本
DONETwitterの企画「刀剣男士学生服企画冬の陣2020」に参加させていただきました(*´▽`*)現代遠征で中学校に潜入する太鼓鐘貞宗&高校生補佐の大倶利伽羅の帰り道です。
最後のおまけの3振り会議、自分が制服の鶴さんを見たくて描いたら自分絵+洋装=誰?ってなりました。だが後悔はしていない。
お粗末様でした🙏 5
おーへー
DOODLE審神者、殺られてます目の前で切られ支えたところ
政府によって審神者回収
一瞬の出来事で何も出来なかった事に
頭が真っ白になってます
っていう設定なんだけど
なんか小っ恥ずかしくなり、無言でツイしました笑
題もあったけどちょっと厨二っぽくて消した(爆)
#大倶利伽羅 ##大倶利伽羅
最近タグも忘れる笑