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    Renri_NED

    DONE今更ながらにバレンタインお話。
    現パロかつ大学生設定割に、卿とか言っちゃってます。
    ロイは本来一学年上ですが、一年の時に長期の停学処分を受け留年して、翌年入ってきたミッタマと同学年に。
    パパエンタールは生きておるけれど、ロイは一人暮らし。ミッタマは実家暮し。
    ざっくりそんな設定です。

    恋愛初心者ミッタマと、ミッタマにだけ甘いロイです。
    それでも大丈夫な方は、どうぞ。
    初恋の途中 バレンタインを終えたばかりの冬のある日。冬の冷たい澄んだ空気と、まだ幾許か残る午後のやわらかな日差しの中、俺とロイエンタールは校門までの石畳の並木道を二人で歩いていた。
    四限目の授業が終わり、バイトに向かう生徒やサークル活動に勤しむ生徒が行き交う道は俄に活気づき、見知った顔にも幾度となくすれ違う。
    そんな慌ただしい喧騒の中、俺が声を掛けられないのは隣にいる男のせいだろう。
    オスカー・フォン・ロイエンタール。成績優秀、眉目秀麗で名を馳せ、大学のミスターコンテストでも毎年優勝している美丈夫だ。加えて運動神経もよく、読んで字の通り貴族様でもある。
    本人は名ばかりの下級貴族だというものの、父親はこの国でもそこそこ名の知れた有名投資家で、その財産と言えばかなりのものだ。
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    POI11651338

    PROGRESS2025年7月の半稀オンリーにて予定しております新刊小説の一部を公開いたします。
    以下注意事項に問題がなければ、ぜひご高覧ください。

    【注意事項】
    ・最終軸ですが、半間の家庭環境など大きく捏造を含みます
    ・小児に対する性的虐待表現を含みます
    ・原作程度の暴力表現を含みます
    ・今回の先行公開分には入りませんが、最終的に頒布するものには死亡表現が入ります
    『少し話をしよう』ガキの頃の話をしよう。
    オレが“東卍”に入るより、ずっと前のことだ。



    物心ついた時から、オレは周りの子供より一回りデカかった。足も速かったし、反射神経もやたらと良かった。身体だけは恵まれてたが、環境には恵まれない幼少期だった。
    母親はヒステリックで気分屋で、突然泣き出したかと思えば、息子のオレに色目を使ってくるような女だった。機嫌が悪いときは「アンタさえ産まなければ」と、まだ中が残っているワンカップの瓶を投げつけてきた。
    機嫌がいいときは 「修ちゃん、ママ綺麗?」なんて、酩酊しながら胸元をはだけさせて笑っていた。どっちも母親の顔じゃなかった。
    父親……と言っていいのかもわからない男は確か議員かなんだかで、どこかのお堅い家に収まっていたらしい。オレが生まれる前に母親とは別れていた。
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    hyoukaaisu

    DOODLE擬人ブレイサ
    学園もの
    小学の時、現れた謎の転校生ブバ
    勇気を出して声をかけたイサ三はブバの家で可愛いらしいネズミの作る美味しそうなイチゴのケーキを見てその一ページが忘れられないイサ三
    高校でもう一度あの一ページを探すイサ三
    あの時の忘れてしまったことや
    誰にも見せたくないブバの胸の傷の話

    私も学園もの練りたい!からの超高速でねるねるねしてできた話。
    『イチゴのケーキ』春、ATF高校の掲示板を多くの新入生が目を凝らして各々の名前を探す

    「イサミ!こっちだ!」
    入り口から近い場所から見ていたイサミと呼ばれた黒髪の青年は顔を上げ、かなり向こう側にあるイサミの名前を嬉しそうに指し示すブレイバーンを見る。

    "アオ・イサミ"
    一番星を見つけたようなテンションで
    「早く来てくれ!」と手を振るブレイバーン。

    "バーン・ブレイバーン"
    炎のように明るい髪、エメラルドグリーンの輝きを放つ瞳を持ち、2mの屈強な肉体を持つ美男子。
    イサミの小学校からの親友だ。
    イサミの前に突然に現れた転校生のブレイバーン。
    気づいたらそこにいるのが当たり前のブレイバーン。
    一体、ブレイバーンが現れる前に自分は何をしていたかさえ思い出せないほどにイサミが振り向けばすぐ後ろにいて
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