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    まめたろ

    DONE俳優してる🦚×お医者さんの🧂の現パロアベンシオ②
    【私たちドクターのこと応援してますから!】の続きです。

    ※注意※
    ・現パロ
    ・相変わらずモブがよく喋る
    ・最初から最後まで自己満足な妄想がたっぷり
    ・胸糞、流血表現あり
    ・書いてる人に現場の知識はない
    ・何でも許せる人向け
    「愚痴くらいは聞いてやる」「そういえば、君の御家族は見舞いに来たりしないのか?」
     今日もアベンチュリンの見張りという名の食事の世話を焼いていたレイシオが、ふとそんな疑問を口にした。
     入院して以来、彼の元へ来たのは社長であるダイヤモンドと同じ事務所に所属している女優のジェイド、そんな彼女のマネージャーであるトパーズの三人だけ。
     家族が見舞いに来たという様子は一度もなく、触れてはいけないだろうかと思いながらもつい聞いてしまった。
    「僕の家族は皆いないよ。両親は物心がつく前に病気で他界してるし、面倒を見てくれた姉は交通事故で亡くなってるから」
    「それは……すまない、嫌なことを思い出させてしまったな」
     彼の故郷はかなり遠い場所にあるというのはメディアに出ている情報で既に公開されていて、レイシオも認知していた。家族も故郷に住んでいるのなら、彼の元へ見舞いに来るというのは難しいことなのかもしれない。その程度の考えだった。
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    PROGRESS「私は狩りが得意だ。立派な巣も準備できる」
    「う、ん……? はは、そうか」
    ゴロゴロゴロ……
    「細やかながらこのバブルオレンジは君へのプレゼントだ。受け取ってほしい」
    「(二十個はあるぞ、これ……)」
    ヌヴィリオ・メリュジーヌ視点。前後半の予定で前半はバター大好きマーナちゃん視点です。仕事一途で自分たちを大切にしてくれていたヌヴィレットの恋路を応援したいとマーナが奔走するお話。
    ウォーアイニー①【マーナの証言】


     仕事の合間にボーッと海を眺めるのが、マーナの密かな楽しみである。
     特段変わった事を考えている訳ではない。今日は何を食べようかとか、まだバターが残っていたかなとか、些細な日常の出来事をだ。
    「今日も良い天気だわ~。帰りにお茶でもしに行こうかな」
     ポテポテと、今日はスメールからの観光客が多いパレ・メルモニアを巡回しつつ、元気よく頭上で輝く真夏の太陽に目を細めた。雨季から乾季へと切り替わったこの季節のフォンテーヌは、とても心地が良い。小さな体で太陽の恵みを受け止めつつ、マーナは水の薫りを胸いっぱいに吸い込んだ。
     天気は最高、気分は良好、仕事も順調。
     あと三十分で今日のお勤めも無事に終わる。いつもの場所で夕暮れを眺めようかとパレ・メルモニアの裏手へ回ると、そこには先客の姿があった。
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    はとこ

    DONE先日やりました癖パネルから。①は鼻血でした。こちらのお題をキスブラで、我設定でよく顔を出すキースが昔世話になったバーのマスターをそえて、のお話。
    我設定のモブマスター視点。こちらのマスターについては別途わかるお話をツイに流します。ブさまとキースができてるのを知っている。むしろ応援している。

    キスブラか…?と言われると要素が薄い気もしますが…楽しんで頂けたら嬉しいです!ありがとうございました!
    『夢見る妖精』「なにがあったらそんなふうになるんだ」

    オープン前の誰もいない店内。本来ならこの時間はオープン準備で掃除だの最後の仕込みをしてる時間だ。無論、その手は休めてねぇ。なんなら、いきなり飛び込んで来やがった狼藉者に手伝いをさせてる。
    テーブルをホコリひとつ残らず綺麗に拭きながらだって、と。ガキみたいな呟きを漏らしてこっちを見たのはキースだった。鼻にティッシュを詰めたなんともまぁ、無様な格好の。あーあ、制服に血ぃついてんじゃねぇか落ちねぇぞそれ。

    「……」
    「ったく、いくつになってもガキのままだな」
    「うるせぇ、ジジイ」

    悪態をつくのはいつものことだが、それにも心なしか勢いがない。
    クソガキがアカデミーをどうにか卒業して、あのエリオスのヒーロー……そのルーキーとして入所したと聞いたのは少し前だ。チームメイトはアカデミーでも一緒だった奴らで、毎日喧嘩ばっかだけどなんとかやってると照れながら、だがどこか誇らしげに言っていたのを覚えてる。チームのメンターが、あのジェイ・キッドマンだと聞いた時は驚いた。そのジェイも手を焼いてるんだろうなと簡単に予想がつく。
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    torimizm

    DOODLEカイオエを全力で応援している賢者の夢の世界の話
    賢者は因縁の夢をみる ああ、これは夢だと思った。明晰夢というやつだ。明晰夢では自由に動き回れるなどというけれどこの夢の中に賢者である自分はおらず操れる身体はない。いわゆる神の視点というやつで光景を見守っていた。
     登場人物は二人と二体と一頭。合計五つ。その中で固有名詞を持つのは二人と一頭だけだ。よくわからない場所で、何やら緊迫したムードで、因縁の称号を持つ二人が謎の黒い大きな何かと派手に戦闘をしていた。二人は二体のうち一体を受け持ち、ケルベロスが残りの一体と相対している。
    「ちっ、分が悪い……」
     結界を張ったり攻撃したり攻守をバランスよくこなしながらオーエンが舌打ちをする。カインもオーエンの動きに合わせて敵の死角から魔法を放ったり剣で斬りつけたりといい動きをしていた。かつて目玉を奪い奪われた仲なのに連携がうまい。その息の合わせ方を一体いつどこで打ち合わせたのか教えてほしい。実は隠れてコンビネーション技の練習とかしているんじゃないですか教えてください応援に行きますから。夢の中の二人に切なる思いを叫ぶもののどうやらこちらの声は聞こえていないらしい。
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