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    mitsuro

    MEMO変異ピアーズ×クリスの図に萌えを感じて考えたけど悲惨すぎて収集がつかなくなった設定をここに供養します…(バッドエンド注意)
    変異ピアクリ設定6ラスト後、BSAAがどうにかこうにか海底から変異ピアーズ救出に成功→治療開始
    しかし治療は建前で、ウィルスで得た能力を利用できないか摸索、研究が始まる。
    クリスには治療のための隔離と伝えられていたがいろいろあって上層部の思惑がばれ、当然猛反対するクリスだが、現時点でピアーズを解放したとしても、元の体にも戻っておらず自分の力も制御できいない状態をクリス個人がどうにかできるはずもなく、実質泣き寝入り。
    せめてウィルスを取り除く方向へシフトさせるべく尽力するがあまり効果なく、研究はウィルスの能力を定着させ本人が自由に操れるようにさせることを目的に進んでいく。クリスとBSAAの間に確実に溝ができる。
    とうとうクリスはBSAAを見限り、クリスに賛同するメンバーと共に離脱する。いろいろと妨害も受けるが仲間とこれまでの人脈フル活用でなんとか逃げ切り。狼隊の面々が実働部隊の中心となり(狼隊若手を絡ませたいだけの時系列無視設定)独自活動開始。最終目的はBSAAからのピアーズ奪還で、治療のための環境も整えるべく青アンブレラとの繋がりを強化したりしてがんばる。
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    aiporonica

    DONE刀ミュ新作のパライソ前日譚序章部。
    観劇後にご覧下さい。今回は主にその後の部分のみ。前日譚に関しては随時ポイピクに投げていきます。年明けくらい纏め&書き下ろしを添えて本にします。

    【全体を通しての内容はこんな感じ】
    鶴丸は二度目の島原の乱だった
    三日月と鶴丸が二人だけで出陣した過去がある
    今回よりももっと凄惨な歴史改変を試みている
    鶴丸国永が山田右衛門作に残した仕掛けの話
    みかつるではない
    酷薄のインフェるノ「――オロロン、オロロン、オロロン、バイ」
     男は、海に向かって謡っていた。
     白髪頭、皺が寄った手、決して若くはない。
     太陽が赤く染まる逢魔時、その男は海に向かって歩き出した。


          ◆

     彼らが本丸に帰城したのは、黎明の刻。言葉も交わさず、それぞれが自室へと帰って行く。しかし、出陣した六振りのうち一振りだけはこの本丸の主である審神者のもとへと向かった。
     白く美しい眞白の刀、平安時代に五条国永の手によってこの世に生まれた名刀、鶴丸国永。あちこちを転々として辿り着いた先は明治天皇のもと。今では御物として納められ、人目に触れることはない。彼は今、刀剣男士として顕現を果たし、歴史改変を目論むとされる歴史修正主義者と相対する者としてこの世に存在している。今回の出陣で部隊長を務めたのは彼だった。
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    periofeel

    MAIKING※刀剣破壊描写があります
    友人が木製模造刀の三日月と鶴丸を折ったことから供養的に書いた話の一つ

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    主の身代わりとして遡行軍に拐われてしまった三日月と鶴丸。主が政府に掛け合ったものの要求に応えることは出来ないと言われてそれから数日後に本丸に差出人不明の荷物が届き、嫌な胸騒ぎと共に開けてみると無惨な姿の鶴丸と三日月が………
    ※刀剣破壊表現あります主はそこから寝込んで床に伏してしまい、折られた鶴丸は伊達の刀たちが引き取り三日月は三条に引き取られた。

    「鶴さんは………暗くて、狭いところに入ると前の主のことを考えてしまうって言ってたから、どこか明るくてにぎやかなところにいさせてあげたいな…」と伊達の刀により本丸の中に分からないようにひっそりと

    「三日月………あなたはいつも本丸の事ばかり気にかけて、ちっともゆっくり出来なかったでしょう……せめてよく眺めていた桜の木のそばに………」って庭の端にある大きな桜の木の下に
    それぞれ安置されたり埋められたりした

    誰もが悲しみ本丸中の火が消えたようなその夜、皆寝静まったころに桜の木の下に山姥切国広が立っていた
    新しく掘り起こされたような土跡を見つけるとそのまま無心で掘り始めた
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    365nemuinerune

    TMP-SAVE※全年齢程度ですが、若干のホラー要素やメインキャラ以外の人死に、惨たらしい表現を含みます。
    ※オリジナルキャラが多数います。そんな設定聞いたことねーぞというものは大体捏造なのでそんなもんかな程度でお願いします。
    始まりは、きっと 静謐な月夜のことだった。
      
     朝から降り続いた雪がようやく止み、辺り一面の白亜を澄んだ青硝子のような夜の色が覆っていた。
     吐く息は白く、まろい頰に寒気が容赦なく突き刺さる。耳当てをしていても尚、耳の奥が冷たい。行く宛などなかったが、どうにも腹の中にある澱ようなものが絶えず小さな心を揺らしてざわつかせるため、やむなく歩き続けていた。まだそう大きくもないブーツに包まれた足が少しずつ疲労で重たくなっていくのを不安と共に押し殺して。
     迎えはこないだろう。家には自分と全く同じ姿をしたものが、今も姉たちのわがままに付き合っているはずだから。
     
     魔法を使えない二人の姉が、魔法の使える自分を良いように使おうとするのが、ケイトは歳を重ねるごとに面白くなくなっていった。エレメンタリースクールに通う頃になり、多くの同級生ができるとその傾向は顕著になった。今日だって、ケイトには関係のない悪戯の後始末を押し付けられて問答していたところを同級生のハンスに見られて揶揄われた。この歳まで姉とベタベタしているのは変だと、そう主張したいらしい。大方ハンスの好きな女の子がケイトの髪型を褒めているのを僻んだことによる言いがかりなのだろう。その女の子だって、どうせ転校生のケイトが珍しいだけなのだろうけど。
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