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    Si__Vales_Valeo

    DONEポカぐだ♀ です。ふたりがただイチャコラしてるの書きたいなぁと思っていたところ、日曜の朝が寒かったので思いついて、起き抜けに書いたお話です。(そして二度寝してしまったという…)
    まだしばらく寒い日が続くみたいですので、朝、お布団の中でぬくぬくしながら読んでいただけたらなと思っております。

    ……年齢制限しなくても大丈夫かな。直接的な表現ないし……?。
    ポカぐだ♀ / ほのぼのイチャイチャジリジリジリ……

    遠くから不快な音が聞こえる。引っ張られるように、ふわりふわりと、意識が浮上していった。
    その音は頭上でけたたましく鳴り響く、ヘッドボードに置いた時計の起床せよと命じるアラームだった。


    ……うるっさいなぁ。まだもうちょっと、寝てたいのに。



    まどろみの中、小さく唸って寝返りを打つ。首元から冷気が入り込み、ぶるりとからだが震えた。普段、部屋は空調が効いていて適温なのだが、寝る時はそれを切っているため朝方には外気温に近いほど温度が下がるためだ。からだを包む布団のありがたみを痛感する。



    あったかい。ぬくぬく。お布団最高。



    あたたかさに包まれ再び意識が沈みそうになるがアラームがそれを妨げる。
    わたしはしょうがないと眉を寄せ、布団の中から片腕だけをにゅっと突き出した。途端、ひんやりした空気が肌を刺す。長袖のパジャマを着ればマシなのだろうが、布地が多いとどうにも落ち着かず半袖のTシャツ・短パンで寝ているせいだ。
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    INternet_ymr01

    DONEおせいお小説です。
    ⚠️嘔吐描写、未来捏造

    🌷ここで💙が見たとある作品には明確なモデルが存在します。もし、誰の作品か分かった方がいらっしゃったらボードやポイピクでそっと教えてください。誰の作品を見たかで少し見え方が変わるかもしれないです。(分からないけど気になる方は直接あたしに聞いて頂いても構いません、DMにて回答します)
    《雪のナポレオン商店街》 34×52 cm 2024年 目を、奪われた。
    ザラザラとした質感の白色の壁、どんよりとした曇り空。
    小さな美術館の奥にひっそりと飾られたその絵に魅入った自分は、気が付いたら走り出していた。冬の寒い空気が肺を刺すことも厭わずに。描きたい、ただその衝動を抱え、ハウスへの道を急いだ。

    「オバケくん、また部屋から出てないみたいだね」
    「えぇ、大丈夫でしょうか。天彦少し心配です」
    テラさんと天彦さんが、夕飯のシチューをスプーンで掬いながら、そう心配そうにぽつんと一つだけ空いた空席を見やった。
    大瀬さんが部屋から出なくなって1週間が経った。前も何度か大瀬さんが部屋に引きこもる事はあったけど、こんなに長いのは珍しい。しかも、最近は引きこもる日も減ってハウスの皆と交流することも増えていたから尚更みんな心配していた。
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