有馬
NANO
DONE谷ケ崎vs有馬(フリースタイルラップバトル対話■落書き■
D4の始まりはただの復習劇で、社会の中で何者にもなれなかった者同士が集まっただけだった。
二度目の脱獄にあるのは"希望"とか"未来"とか"友情"とか、そんな明るい言葉だけじゃない。
一度目よりも複雑な葛藤やすれ違い。関係性を作り上げていくのは、行動を共にする目的があった頃よりももっと難しかった。
谷ケ崎と有馬の言い争いは日常茶飯事で、時には本気で仲裁をしなければ壊れてしまいそうなほど苛烈なこともあった。
少しづつ変わっていく自分をどう受け止めていけばいいのか。
谷ケ崎も有馬も抱えている違和感は同じだった。
四人でいることで生まれる温かさを心地よく思う気持ち。けれどその温かさに素直に手を伸ばせず、地団駄を踏んで迷う気持ち。
3344D4の始まりはただの復習劇で、社会の中で何者にもなれなかった者同士が集まっただけだった。
二度目の脱獄にあるのは"希望"とか"未来"とか"友情"とか、そんな明るい言葉だけじゃない。
一度目よりも複雑な葛藤やすれ違い。関係性を作り上げていくのは、行動を共にする目的があった頃よりももっと難しかった。
谷ケ崎と有馬の言い争いは日常茶飯事で、時には本気で仲裁をしなければ壊れてしまいそうなほど苛烈なこともあった。
少しづつ変わっていく自分をどう受け止めていけばいいのか。
谷ケ崎も有馬も抱えている違和感は同じだった。
四人でいることで生まれる温かさを心地よく思う気持ち。けれどその温かさに素直に手を伸ばせず、地団駄を踏んで迷う気持ち。
YNoco000_fmm
DONED4 有馬と燐童 イライラしにくいコンビで穏やかにお話。※椎名林檎様の「浴室」、RADWIMPS様の「五月の蠅」の歌詞を含みます。
気持ち悪くならない程度に歌詞を調べてみてほしい……
浴室と蠅―阿久根燐童、お前を逮捕する。
―融通の利く駒ができた。
―お前は邪魔なんだ。
待て、いままでお前たちの思い通りに動いてきただろう、こんな仕打ちを受ける道理なんて……!
「!……ここは、あぁ。」
繰り返し見る最悪の夢、ある種のフラッシュバックから解放されると視界は灰色に埋め尽くされる。
見慣れない打ちっぱなしの壁に、場の状況を掴めず一瞬混乱したが、思い出した。
長い間テナントが入っていないようで自然に朽ちるのを待っているかのような廃ビル。
満月なのだろうか、窓から差し込む月明りで、室内はぼんやりと照らされている。
追手を避けながら見つけた、新しい拠点。ベッドなどあるはずもなく今にも崩れ落ちそうな応接用ソファで燐童は体を横たえていた。
1546―融通の利く駒ができた。
―お前は邪魔なんだ。
待て、いままでお前たちの思い通りに動いてきただろう、こんな仕打ちを受ける道理なんて……!
「!……ここは、あぁ。」
繰り返し見る最悪の夢、ある種のフラッシュバックから解放されると視界は灰色に埋め尽くされる。
見慣れない打ちっぱなしの壁に、場の状況を掴めず一瞬混乱したが、思い出した。
長い間テナントが入っていないようで自然に朽ちるのを待っているかのような廃ビル。
満月なのだろうか、窓から差し込む月明りで、室内はぼんやりと照らされている。
追手を避けながら見つけた、新しい拠点。ベッドなどあるはずもなく今にも崩れ落ちそうな応接用ソファで燐童は体を横たえていた。
YNoco000_fmm
DONED4 有馬正弦 ボラプベースの独り言。(※流血、暴力表現多数)
敗者、諦念コンクリートに倒れ空を仰ぐ。散々蹂躙された体は内も外もボロボロだ。鼻から喉に逆流した血が張り付く感覚。口の中も腫れて呼吸しづらい。
全身から伝達される痛みで、今の状況が現実であることを知覚する。目に映る空はどこか濁っていて。もうどうだっていい。
家はあった。クソだが。母親である女は自分で産みたくて産んだはずなのに構うのに飽きたら最低限のことだけ取り繕ってあとは放置。男を連れ込んでは見たくもねェもん見せつけられて、男に振られりゃまだガキの俺を殴った。何人目か、酷いときは男と一緒に俺を殴った。
姉貴もいたがこんな家族早々に見限ってほとんど家に帰ってこない。所詮あの女と同じってワケだ。……俺も同じか。
家はあっても居場所はなかった。同情なんていらねェ。金くれよなんてガキの頃再放送のドラマかなんかで見かけたセリフを言うつもりもねェ。俺は俺のやりたいように生きる。ただそれだけだ。善いも悪いも俺が決める。関係ねェんだよ、他人なんて。
1745全身から伝達される痛みで、今の状況が現実であることを知覚する。目に映る空はどこか濁っていて。もうどうだっていい。
家はあった。クソだが。母親である女は自分で産みたくて産んだはずなのに構うのに飽きたら最低限のことだけ取り繕ってあとは放置。男を連れ込んでは見たくもねェもん見せつけられて、男に振られりゃまだガキの俺を殴った。何人目か、酷いときは男と一緒に俺を殴った。
姉貴もいたがこんな家族早々に見限ってほとんど家に帰ってこない。所詮あの女と同じってワケだ。……俺も同じか。
家はあっても居場所はなかった。同情なんていらねェ。金くれよなんてガキの頃再放送のドラマかなんかで見かけたセリフを言うつもりもねェ。俺は俺のやりたいように生きる。ただそれだけだ。善いも悪いも俺が決める。関係ねェんだよ、他人なんて。
NANO
DONE有馬vs谷ケ崎(バスケットOne on One言い出したのは、有馬のほうだった。
「1on1やろうぜ」
場所は都会の片隅。時刻は深夜。
谷ケ崎と有馬は二人で 燐童と時空院との合流を待っている時間だった。
何処か待ち合わせるのに手頃な場所をと歩いている時に迷い込んだそのエリア。
一辺の壁はどこかのチームのロゴや下品な落書きで汚されていて、年季の入ったフェンスに囲まれている。入り口のフェンスも外れてしまいそうなほど、古いバスケットコートだった。
二つの街灯が頼りなくハーフコートを照らしている中を 有馬は遠慮なく進んでいく。誰かがコート脇に放置していったペットボトルや空き缶。その中にはボールも転がっていた。
「まだ時間あんだろ」
拾い上げたボールの硬さを確認して、何度か地面にリバウンドさせる。なんとか使えそうだ。ほらと連れにボールを見せてみる。
5730「1on1やろうぜ」
場所は都会の片隅。時刻は深夜。
谷ケ崎と有馬は二人で 燐童と時空院との合流を待っている時間だった。
何処か待ち合わせるのに手頃な場所をと歩いている時に迷い込んだそのエリア。
一辺の壁はどこかのチームのロゴや下品な落書きで汚されていて、年季の入ったフェンスに囲まれている。入り口のフェンスも外れてしまいそうなほど、古いバスケットコートだった。
二つの街灯が頼りなくハーフコートを照らしている中を 有馬は遠慮なく進んでいく。誰かがコート脇に放置していったペットボトルや空き缶。その中にはボールも転がっていた。
「まだ時間あんだろ」
拾い上げたボールの硬さを確認して、何度か地面にリバウンドさせる。なんとか使えそうだ。ほらと連れにボールを見せてみる。
NANO
DONE有馬正弦(一度目の脱獄→二度目の脱獄)どこにいても風は吹く「じゃあ僕と時空院さんで買い出しに行ってきますから、谷ケ崎さんと有馬さんはここで待っていてくださいね」
「大人しく」とやけに語尾を強調されて、二人は裏路地に停車した車内で留守番をする。
派手な脱獄を果たして数日。
The Dirty Dawgをターゲットに決めてから四人で目指しているのは政権宿る都会。有馬にとっては古巣でもある東都だ。
適当に何台か車を拝借しながら乗り継いで、北の地からここまできた。もうしばらく道路の脇に雪を見ていない。おそらく、順調に進んできているのだろう。
思うのは、よくもあんな遠くの地まで人様を送り込んでくれたものだ。ざまあみろ。
谷ケ崎がどれくらい腕の立つ奴なのかは前もって知っていた。でなければ手を組んだりはしない。
4563「大人しく」とやけに語尾を強調されて、二人は裏路地に停車した車内で留守番をする。
派手な脱獄を果たして数日。
The Dirty Dawgをターゲットに決めてから四人で目指しているのは政権宿る都会。有馬にとっては古巣でもある東都だ。
適当に何台か車を拝借しながら乗り継いで、北の地からここまできた。もうしばらく道路の脇に雪を見ていない。おそらく、順調に進んできているのだろう。
思うのは、よくもあんな遠くの地まで人様を送り込んでくれたものだ。ざまあみろ。
谷ケ崎がどれくらい腕の立つ奴なのかは前もって知っていた。でなければ手を組んだりはしない。
kaa_kakka
DONE有馬過去ゴリ捏造なのでワンクッション置きます。かつてのヤバ妄想が元ネタなんで、うん読めるでもよう分からん♨️な人はツイートのどっかにあるベッターのヤバ文を参考にしてください。有馬そしてデ4フォーエバー… 6suzukaken
DOODLE2人かいたので舞田。短距離なのに気がついたら有馬にいる舞田とかいそう。ハルウララ枠(短距離は強そう)
次「ちょっとるい、なんでるいが有馬にいるの?短距離専門でしょーよ」
硲「む、舞田くん、長距離を走ったことは?」
舞「neverだよ?」
次「あっ!……待ってくださいはざまさん、こいつ長距離S付いてます…!」
舞「トレーナーちゃんが育成card付け間違えたとか言ってたヨ☆miracle!」
つる(企画)
MEMOうちよそTRPGで使ってる立ち絵(上半身)と全身メモ、表情差分です1.ハクロ(WIT)
2.我妻 最上[現パロもがりぶえ](WIT)
3.我妻 初美[現パロはつごち](WIT)
4.有馬 玲穂[現パログアマラル](WIT) シナリオ『愛噛愛咬』差分含
5.斑尾 紫虞(華軍)
6.エトナ(WIT) NPCで使いました 21
百合菜
DONE有梓の「そうだ、カレーを作ろう!」2021年2月7日に開催された遙か7の天野七緒中心WEBオンリーで「エアスケブ」を書きました。
そのとき、幸村×七緒で「炊事をするふたり」というリクエストをいただいたのですが、有梓バージョンも浮かんだので勝手に書いてしまいました^^;
下宿に滞在中の梓。今日は管理人さんが不在ということで夕飯は自分たちで用意することに。
そこで有馬とカレーを作るが……「高塚、何か食べたいものがないか」
探索の途中に有馬が訪ねてきたのは秋の風が吹き始めた頃。
そういえば、梓は朝、管理人に言われたことを思い出す。
今日は用事があるため、夕食を用意できないことを。
「うーん」
梓は少し考え込む。そして思い出す。久しぶりにカレーが食べたいと。
夏の間は汗をかくため避けてきたが、そろそろあの辛さが懐かしくなってきた。
ただし、おそらく作るのは自分になるであろうが。
「カレーを食べたいです。有馬さん」
そう答えると、有馬も何やら思案しているようだった。
「カレーか……」
すると、次の瞬間、意外ともいうべき答えが返ってきた。
「カレーなら作ったことがある。一緒に作ろう」
「ええ!?」
「なんだ、その声は」
梓の態度が不満だったらしい。
有馬は不服そうに梓を見つめてくる。睨みつけてくるといった方が正しいのかもしれない。
「有馬さん、カレー、作ったことがあるのですか?」
「悪いか」
ちょっと不貞腐れたかのようにそう答える。
「いえ、意外過ぎて」
「軍人たるもの、いつ戦場に出るかわからない。そのため、料理のたしなみくらいはある」
そう言われて梓は納得する。
梓のいた世 2212
百合菜
PAST遙か6・有梓「恋心は雨にかき消されて」
2019年有馬誕生日創作。
私が遙か6にはまったのは、猛暑の2018年のため、創作ではいつも「暑い暑い」と言っている有馬と梓。
この年は気分を変えて雨を降らせてみることにしました。
おそらくタイトル詐欺の話。先ほどまでのうだるような暑さはどこへやら、浅草の空は気がつくと真っ黒な雲が浮かび上がっていた。
「雨が降りそうね」
横にいる千代がそう呟く。
そして、一歩後ろを歩いていた有馬も頷く。
「ああ、このままだと雨が降るかもしれない。今日の探索は切り上げよう」
その言葉に従い、梓と千代は足早に軍邸に戻る。
ドアを開け、建物の中に入った途端、大粒の雨が地面を叩きつける。
有馬の判断に感謝しながら、梓は靴を脱いだ。
「有馬さんはこのあと、どうされるのですか?」
「俺は両国橋付近の様子が気になるから、様子を見てくる」
「こんな雨の中ですか!?」
彼らしい答えに納得しつつも、やはり驚く。
普通の人なら外出を避ける天気。そこを自ら出向くのは軍人としての役目もあるのだろうが、おそらく有馬自身も責任感が強いことに由来するのだろう。
「もうすぐ市民が楽しみにしている催しがある。被害がないか確かめるのも大切な役目だ」
悪天候を気にする素振りも見せず、いつも通り感情が読み取りにくい表情で淡々と話す。
そう、これが有馬さん。黒龍の神子とはいえ、踏み入れられない・踏み入れさせてくれない領域。
自らの任 1947
百合菜
PAST遙か6・有梓「私は幸せだから」
こちらの世界にやってきた有馬と銀座を歩く梓。
そこでふとしたひと言とは……「寒くなってきましたね」
そう言いながら梓は隣を歩く有馬に話しかける。
銀座の街は銀杏の葉が金色に輝き、もうじき寒い冬がやってくることを伝えてくる。
ふたりでこうして一緒に歩いていると思い出す。
風景は違えど、帝都の銀座でこうして歩き、街を守っていた日々を。
しかし、あのときは自分たちだけではなく、千代や秋兵たちもいた。
「みんな、元気かな……」
思わずそんな言葉が口から出てしまう。
しまったと思ったときには遅かった。
隣にいる有馬が何か言いたげに梓のことを見つめてきた。
「ごめんなさい、そういうつもりでは……」
他意はない。
ただ、隣にいる人にこの言葉を向けると必要以上に責任を感じることは、少し考えればわかりそうなものなのに。
「すまない」
その言葉が指しているのが何であるか。はっきりとは伝えていないが、何であるか梓は理解した。
自分を守るために神子の力を使った。
そのために仲間たちとは別れの挨拶すらできなかった。
仕方がないとわかっているが、名残惜しい気持ちはどこかにある。
「一さんが謝る必要はないです」
こちらの世界とあちらの世界。どっちみち、どちらかを選ばない 820
百合菜
PAST遙か6・有梓「今日も帝都の空は澄んで」
有馬と出会って二度目の夏。
結婚を控えた梓。休憩中に空を見上げて、つい気負ってしまう。そんな梓に対し、有馬は……
Twitterに投稿した2020年有馬さん誕生日創作です。「今日も天気がいいですね」
「ああ」
一さんと出会ってから訪れる二度目の夏。
そして迎える二度目の一さんの誕生日。
右手の薬指にはめられた指輪が窓から差し込む光を反射し、壁に小さな虹を描く。少し前に一さんに渡された指輪。秘かに、こっそりと、でも周りにはバレバレな様子で待っていたプロポーズの言葉とともに。
来週、一さんと私は富山に行く。一さんのご実家に、結婚式を挙げるために。式の準備はほとんど終えており、あとは身一つで行くだけ。
去年の今頃には想像すらしていなかった今の状況がくすぐったくなることもある。
でも、これはきっと私たちがひとつずつ着実に絆を積み重ねてきた証なのだろう。そして、そこに至るまでたくさんの人たちの助力があったからこその関係。
「去年よりも空が澄んでいる気がしますね」
一さんは暑さなどものともせずコーヒーカップに口をつけ、飲み干す。それもホットのブラックコーヒーなところがなんだか一さんらしい。
「ああ、そうだな。龍神に見守られているような安心感があるな」
恵みの光をたたえる空。
いつまでも眺めたくなるような蒼。
穢されたくないと思わせるような透明感。
去年の今 1095
だんわしつなみおか
DOODLE競走馬イラスト、有馬記念とクリスマスが近いとなったらもうこの方しかないですね!そう、みんな大好きナイスネイチャですよ(歳がバレる)!!我が家の初めてのスターホースぬいぐるみもこのお方だったなあ。正直メンコの筆記体やたてがみ飾りがわやわやで申し訳ない…ですが、クリスマスらしい雰囲気にはなっている、はず…!