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    消防

    sea_jj_sea

    DONEドロライ、お題「デート」長くなったのでこちらに。
    消防士🐯×獣医学生🐺
    ※名前のあるモブが出てきます※ 

    前主のワンドロワンライさんのお題「依存」で書いた「しつけとのろけ」というSSの、過去話(馴れ初め)という設定で書いています。▶次のぽいぴく投稿に上げています。
    今後も私がこのパロで書く際には同じ世界線になるかと思うので、同じ名前のモブがいるなーとだけ思ってもらえたら幸いです。
    君の宇宙の侵略者「伏黒恵さん、俺とデートしてください」
     はっきりと告げられた言葉は本当に同じ星の言葉か。差し出された大きな右手は本当に同じ地球人のものか。
     唐突すぎる申し出に驚いて、伏黒はただ呆気にとられたまま虎杖のことを見ていた。


     虎杖悠仁は、伏黒が在籍する某大学獣医学部のキャンパス近くにある、消防署に勤める消防士である。歳は伏黒と同じ二十二歳。出会いは伏黒のアルバイト先の動物病院に、虎杖が迷い犬を連れて来たこと。再会はその二週間後。実習帰りの伏黒はキャンパス内で虎杖に声をかけられ、実習でくたくたになった頭で適当に返事をしている間に夕飯を共にすることになっていた。
     虎杖は広大なキャンパスを(勝手に)ロードワークに利用していたらしく、最初に出会った時に伏黒がそこの学生だと聞いてから、ずっと探していたのだという。曰く、「友達になれる気がして」。一方の伏黒は、見るからに自分とは正反対の陽な光を放つ虎杖を、病院で接した時から「無理なタイプ」としていた。
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    yomotaka5

    DOODLEひと段落して消防士になったアロとルクと近所の子供 1

    遡らずに一気に読みたいとのことでこちらにも投函
    せっかくだから甘ったるいおまけも添えて
    エリントンのエレメンタリースクール生、ジャックは悩んでいた。
    学校の課題にて「目標にしたい働く大人」が教師から提示されていたが、いかんせん父は海外出張。
    来週までに仕上げてこい。父の帰宅を待っていては1日で取材と作文を書き込むと言う苦行を強いられることになるうえ、いまいち将来像としてピンとこない。
    むしろなぜ目標が既に働くことで大人なんだろう。とちょっと思ったりしながら、ジャックは帰路の真っ最中だった。
    そのため、ちょうどいい人物を探していた時だった。
    刈り上げの頭に、ちょっと寝癖がぴょこりとしているあの頭が、ちょっと遠くに見えた。
    「あっ。ルークじゃん。」
    「ああ、ジャック。学校帰り?」
    「そんなとこ。ルークは今日はコート着てないから、お休み?」
    「まぁね。」
    帰り道、近所の顔馴染みの、警察官の「ルーク」に目が止まった。
    ルークは国際警察にも関わらず、この近辺のひったくりやら盗難など、地域巡査かと言わんばかりの世話焼きをする青年だった。
    昔同じような国家警察の父親がいて、それに憧れて警察官になった。みたいな話もしてくれたことがある。
    いかんせん、大人なのにどこか自分に近しい彼とは、公 4894