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    無視

    amamushi_0705

    DONEその昔、まんだ林檎先生の作品に『コンプレックス』というのがあってだな……で、神威コンビで見てみたかったんで最終話をパロりました。コンプレックスは泣けるぞ全人類見てくれ……。

    ※カカシが年老いておじいさんになってます。比例して他のキャラもそんな感じ。死にネタを含みます。ボルサラが結婚して子供が生まれてます。BORUTO時代におけるあれそれは無視してますごめんなさい。
    コンプレックス最終話パロ あれからどれくらいの月日が過ぎただろうか。暖かい木漏れ日を浴びながらはたけカカシは縁側に座って庭を眺めている。
     友との約束を果たし六代目火影となって里のために尽力した日々も遠い昔になりつつある。七代目火影であったうずまきナルトも引退し、今はうちはの末裔であるうちはサラダが火影を務める時代になった。うちは一族から出た初の火影である。うちはマダラに始まり滅亡に至るまでうちは一族が木ノ葉隠れの里において火影を排出したことはない。それは所謂『大人の事情』というものも絡んでいる。しかしそんなものが作用しなくなった現在になって漸くではあるがなるべくしてなった(そう言いきってしまうと彼女の努力を否定しているように思えるが決してそういうわけではない)結果なのかもしれない。偏見や差別のなくなった現在、正当な評価を貰えるようになった証左であった。……いやあの時、木ノ葉隠れの里に帰ってきていたらきっと、うちはで一番最初に火影になっていたのはあいつだったはずだ。あいつには、本当は、そういう力があったはずだ。本当なら火影になるのは自分ではなく……親友である彼のはずだった。今でも夢に見る。火影の外套と笠を被って笑う親友の幻影を。
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    はまち

    DONEましまさんリクエストありがとうございました!!化英は書いた事なかったので、一から設定練ってちゃんとストーリーを考えはじめたら短編では収まらなくなりそうだったので、ストーリー無視で思いついた端から勢いで書いた日常会話中心になってます。
    こんな日々を送っている二人っていいよね!という感じの軽い気持ちで読んで頂ければと!思います!
    楽しんで頂ければ幸いです!!
    先生をひとりじめまつのせんせい、と後ろから飛んできた生徒の声に、反射で振り返る。けれど視界の先に声の主の姿は見えなくて、首を捻りながらきょろきょろと視線を彷徨わせた。

    「ここの問題について教えてほしいんですけど…」

    「あぁ、いいよ、ちょっと見せて」

    通り過ぎた教室の中から見知った声が聞こえてきて、あぁ、そっちの方の『松野先生』だったのかと合点がいく。一人できょろきょろしていたのがなんだかちょっと気恥ずかしくなった。

    昼休みの始まりを告げるチャイムが鳴る。テスト期間も無事終わって、久しぶりに一緒に昼飯食えそうかな、なんて思っていた所だったので、なんとなく数歩戻って教室を覗く。わいわいと騒ぐ生徒達から少し離れた所で、一松とひとりの女子生徒が立ち話をしている様子だった。
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