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    独歩

    itiIti_1

    MOURNINGある噂話を常連客から聞いた一二三が寂雷と独歩にその噂話を持ちかける場面から始まります。
    真実か嘘か歩き回る噂話。それはこの時代に生きる人のみぞ知る物語。

    なんて言ってますけどただのボツ話です。
    初投下ですし何よりボツ話なので大目に見ていただけたら幸いです…😢
    書いていて私もよく理解が出来ませんでした(おい)。ちなみにですが、寂乱は多少ながら意識したつもりです。『つもり』です。
    夜空に瞬く噂話「センセー、こんな噂知ってます?」


    事の始まりは一二三のこの一言だった。


    「根拠も何も無いやつなんすけど、俺っちのお店に来るお客サンが話してたんすよ。いやーこの人すごく噂好きで色んな話聞くんすねー。
    そのお客サン、シブヤ在住なんすけど……、


    なんか今シブヤに長らく飴村乱数が居ないらしくって。」

    「………え?」


    寂雷と独歩の箸が止まる。
    2人は共に穴があきそうなほど一二三を見遣った。
    その後、声を発したのは独歩だった。



    「飴村乱数が長らく居ない?いやいや一二三、この間飴村乱数のインスタ見ただろ?
    109の前でピースサインしてる……。」

    「俺っちもそう思ってそのお客サンに言ったんっだよ!でもそのお客サンによれば、飴村乱数は居るけど、本物の『飴村乱数』が居ない…って。
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    @7_kankankan_100

    MAIKINGそれなりにエッチな写真を送り合うどひふ
    (書きかけです)この後独歩のターンです。
    独歩は体調によってセックスのアプローチが大きく変わる。疲れているとがっついてくるし、それほどでもなければそれなりに、元気であれば前戯が長い。まるで空腹具合によって食事量が変わる様だ、と一二三は思っている。独歩の思考回路は複雑だが、行動は分かりやすい節があった。
    しかし、普通は疲れていたら体力を使うセックスはおざなりにならないだろうか。店に来てくれる子猫ちゃんの中にも「彼氏が仕事で疲れてて全然相手にしてくれない」という愚痴がこぼれることもあるのだし。
    とはいえ人間は千差万別、独歩には独歩の性質があるのだろう。

    それを踏まえると、昨夜の独歩はやはり元気だったという事だ。前戯が長かったのだ。たっぷり一時間はあっただろうか、実際に計っていないから詳しくは分からないが、一二三にはそれくらい長く感じた。
    そういえばここ最近、ハゲ課長の話も取引先の話もほとんど聞いていなかった。独歩の身の回りだって常に嵐なわけじゃない。残業は相変わらずだが、ちょうど凪いでいる時期のようだった。

    一二三は胸元のむず痒さを感じて、コトコトと煮物を煮込んでいる鍋の前でそこに手をあてた。胸元、特に突出したそ 9239

    もろごりら

    CAN’T MAKE独歩が母校の中学校の入学式の挨拶に呼ばれる話。
    やまなし
    おちなし
    いみなし

    続きは書けない。何をしようとしたのか覚えていない。
    桜の木

    温かい陽射しが降り注いでいる。道は新学期に胸を躍らせる新中学生の声で溢れていた。
    「眩しい…」
    観音坂独歩は、若いチルドレンのエネルギッシュさにすでに参っていた。
    「なんで俺がこんなことを…」
    独歩は母校の中学から入学式の祝辞を頼まれた。当時の俺を覚えてるやつなんて居ないくせに。シンジュク代表になってディビジョンバトルで優勝した途端これである。馬鹿馬鹿しい。校長からは「これから明るく楽しい学生生活が待っている学生たちに先輩としてエールを贈ってやってください」なんて言われたが、俺が『明るく楽しい学生生活』を送ったように見えるか?もっと適任者がいるだろ。一二三とか一二三とか一二三とか…。いや、あいつも真に『明るく楽しい学生生活』は送れてなかったな。女性恐怖症が発症したのってこのぐらいの時期だったか。今はなんとかコントロールが出来ているが、ここに来てフラッシュバックしてしまったら…ジャケットが効かなくなったらあいつの努力が水の泡だ。やはり俺がやるしかないのか…。
    独歩はたいしてこの学校が好きではなかった。学区として定められているから通っていたのであって、スクールモットーには 1080

    シウト@のんびり

    MAIKING観葉植物を愛でる独歩くんとそれによりなんだかソワッとしてしまう一二三くんの話。まだ付き合ってない。唐突に思いついたネタ。文章も投稿出来るようになったと見たので上げてみます。書きかけのネタがいくつかあるのでとっとと書き上げたいです。「おまえの名前借りてもいいか」
    珍しく休日に出かけていた独歩が、左手にぶら下げたビニール袋を掲げて聞いてくる。
    一瞬何のことかわからなくて首を傾げたけど、ビニール袋に印字してあるホームセンターのロゴを見て把握した。
    「なに、また買って来たの?」
    「またって言うな、俺の数少ない趣味のひとつだぞ」
    ちょっと拗ねたように言って、ローテーブルに恭しく置かれたビニール袋から独歩が取り出した観葉植物は、黄色と緑色が混在する多肉植物だ。
    いや、これ絶対俺の髪色と似てるからって名前借りるとか言い出しただろ。
    「別にいいけどさぁ、でも今まで名前なんかつけてなかったじゃん?」
    「ん···なんかおまえの名前つけたら生命力強くなりそうだなって」
    「それは褒められてるんだよね?」
    「もちろん」
    なんだか釈然としなかったけど、その手のひらサイズの「ひふみ」を見つめる独歩の顔がいつになく輝いていたので、それ以上何かを言うのもはばかられた。
    激務が続いて心身ともに疲弊してくると、独歩はよく観葉植物たちに話しかけてるみたいだから、俺の名前がつけられたあいつにも愚痴ったりすんのかなって思うとちょっと面白くて、悪い気はしな 1514