真剣
2watoyo
DONE #あやかい真剣60分一本勝負第58回 選択テーマ【河童の川流れ】
CPなし
中三→高一の春休みの尽義が、友人2人と他愛もないことをだべって盛り上がってるだけの話。in 火泉祭
・いろいろ捏造
・サイドスト08「約束」に出てきた公式の設定が元ネタ
全5p 5
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【写真】
【飯P】ファインダー越しに 「……こんな感じだったかなぁ」
僕は机の上の一枚の写真を見つめ、ため息をついた。
「きちんと撮れているんじゃないのか?」
横合いからピッコロさんが声をかけ、写真を手にとって眺める。
物置で遊んでいた悟天が、おじいちゃんの古いカメラを見つけたのは先週だった。ずっしりと重量感のある、フィルム式のカメラだ。すぐさま「みんなの写真を撮る!」とカメラを持ち出した弟へ付き添って、僕もあちこち出歩いた。
誰も彼も、古いカメラを面白がり、快く撮らせてくれた。女性陣には、化粧を直すから待てと言われたが……それでも、断られることはなかった。そして、「現像したら見せに来い」と全員に言われた。撮ったものがその場ですぐ見られないというのは、却って新鮮だ。
1786僕は机の上の一枚の写真を見つめ、ため息をついた。
「きちんと撮れているんじゃないのか?」
横合いからピッコロさんが声をかけ、写真を手にとって眺める。
物置で遊んでいた悟天が、おじいちゃんの古いカメラを見つけたのは先週だった。ずっしりと重量感のある、フィルム式のカメラだ。すぐさま「みんなの写真を撮る!」とカメラを持ち出した弟へ付き添って、僕もあちこち出歩いた。
誰も彼も、古いカメラを面白がり、快く撮らせてくれた。女性陣には、化粧を直すから待てと言われたが……それでも、断られることはなかった。そして、「現像したら見せに来い」と全員に言われた。撮ったものがその場ですぐ見られないというのは、却って新鮮だ。
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DONEテーマ:【再会】【予感】(+1h)CP:なし
登場人物:百々子、尽義、幸人
幸人が帰ってくる前の日と、噴火を乗り越えた後のお話
放送後ボイスドラマの内容に触れています
#あやかい真剣60分一本勝負
(5/5) 5
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DONEテーマ:【夢心地】【ドクロ】CP:なし
登場人物:尽義、真人、(回想にて春秋、朱)
尽義が小学生に上がる少し前くらいの話
※酒入り食品の管理にはご注意ください
#あやかい真剣60分一本勝負
(6/6) 6
muimui_ta
INFOCoC『淫戒』KPC/KP:百目鬼 躑躅/しゃけさん
PC/ PL:政処 弦生/むー
両生還にて
俺たち…俺たちって刑事…だったか…?
一度真剣に捜査する刑事シナリオに行こうという話をしつつ、その前にいったんSAN回復をしようという事で
▶次回ワンここ ははは
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DONEテーマ:【稲生さんの誕生日】【菊】CP:なし
登場人物:稲生、真人
捏造多数のため、今後公式情報と矛盾する可能性があります
#あやかい真剣60分一本勝負
(6/6)
稲生さん、お祝い話が遅くなって(約半年前)ごめんなさい!
現在軸まで書く時間と字数がちょっと……だったので、強引に終わらせました
再録の時に余裕があれば書くかもしれないし、力尽きたらそのまま出すかもしれません 6
summeralley
DOODLE荒野の飯P。#飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負
お題【月】
【飯P】月が落ちる時 荒野の夜に、月はなかった。
何気なく「この荒野からは、月が見えませんね」と話した悟飯に、ピッコロは興味がないといった様子で「軌道が変わったのではないか」と答えた。どんな本でもそんな話は読んだことのない悟飯だったが、子供を荒野に放り出す大人も、戻ってくるなり毎日ぼろぼろになるまで修業に取り組ませる大人も、そのくせ時たま、直視を躊躇うほど優しく笑いかけてくれる大人も、やはり本には載っていなかった。衛星の軌道が変わるくらい、大した現象でもないかもしれないと自分を納得させていた。
高台に熾した焚火の側に腰を下ろし、悟飯は疲れた身体を休めていた。荒野に覆い被さる夜空は晴天で、砕いた氷を撒いたような星が瞬いている。
1683何気なく「この荒野からは、月が見えませんね」と話した悟飯に、ピッコロは興味がないといった様子で「軌道が変わったのではないか」と答えた。どんな本でもそんな話は読んだことのない悟飯だったが、子供を荒野に放り出す大人も、戻ってくるなり毎日ぼろぼろになるまで修業に取り組ませる大人も、そのくせ時たま、直視を躊躇うほど優しく笑いかけてくれる大人も、やはり本には載っていなかった。衛星の軌道が変わるくらい、大した現象でもないかもしれないと自分を納得させていた。
高台に熾した焚火の側に腰を下ろし、悟飯は疲れた身体を休めていた。荒野に覆い被さる夜空は晴天で、砕いた氷を撒いたような星が瞬いている。
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DONEテーマ:【月の道】【プロフィール帳】CP:なし
登場人物:金崎、亀井戸、尽義、風林、水谷(台詞のみ名無しのモブ女子数人)
尽義たち高3
SSのバレが少しあります
#あやかい真剣60分一本勝負
(8/8) 8
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DONEテーマ:【雪見障子】【充電器】CP:なし
登場人物:尽義、亀井戸、百々子、春秋、水谷、風林、金崎(師匠回想)
尽義の高校修学旅行のお話
ルートや体験内容はざくっと調べた程度なので、おかしい所はご容赦いただければ……
捏造・推測による描写が多々あるので、今後公式と矛盾が生じる可能性があります
※SSや結婚前夜特典冊子の微バレ有
#あやかい真剣60分一本勝負
(13/13) 13
summeralley
DONEまだくっついてない飯P。#飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負
お題【秘密】
【飯P】手の中の秘密 「ピッコロさん。僕に秘密にしてることって、ありますか?」
午後おそい光に満ちた僕の部屋で、ピッコロさんは机の本を見るともなしに捲っていた。窓から吹き込む初春の風はまだ少し冷たいが、ピッコロさんのマントを揺らすほどの強さはない。昼というには遅く、夕方というには早い、なんとも間延びした時間帯だ。
「……話したら、秘密ではなくならないか」
「まぁ、確かに……じゃあ、そろそろ白状してもいいかなっていう秘密」
ピッコロさんは本を閉じて、少し思案する。窓からのやわらかい光がその横顔を照らし、よりいっそう思慮深い印象にしていた。
「人に話させる前に、お前はあるのか?」
「僕は、いーっぱいありますよ。荒野でマント踏んづけて汚したのに、知らん振りしてたのとか……」
1643午後おそい光に満ちた僕の部屋で、ピッコロさんは机の本を見るともなしに捲っていた。窓から吹き込む初春の風はまだ少し冷たいが、ピッコロさんのマントを揺らすほどの強さはない。昼というには遅く、夕方というには早い、なんとも間延びした時間帯だ。
「……話したら、秘密ではなくならないか」
「まぁ、確かに……じゃあ、そろそろ白状してもいいかなっていう秘密」
ピッコロさんは本を閉じて、少し思案する。窓からのやわらかい光がその横顔を照らし、よりいっそう思慮深い印象にしていた。
「人に話させる前に、お前はあるのか?」
「僕は、いーっぱいありますよ。荒野でマント踏んづけて汚したのに、知らん振りしてたのとか……」
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DONEテーマ:【愛惜の別れ】【スリッパ】CP:なし
登場人物:春秋、朱、尽義、幸人、百々子、真人
※描写はぼかしましたがGがいます。文章描写であっても苦手な方やあの家に出るのが解釈違いな方はお気を付けください。
結婚前夜で尽義が珊瑚ちゃんと初めてあった前後一年くらいの時空想定
#あやかい真剣60分一本勝負
(7/7) 7
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【眼鏡】
【飯P】焦点の先 常緑樹の木立は冬でも青々として、木漏れ日をちらつかせている。湧き水に濡れた手を払いながら振り向いたピッコロさんは、僕を見るなり怪訝な顔をした。何か言われる前に口を開く。
「すっかり視力が落ちて……とうとう眼鏡になりました」
濡れた口元から、首まで水の筋が延びて光っている。怒られるかな、という予想に反し、ピッコロさんは静かに頷いた。
「勉学に打ち込んでいたからだな」
「最近まで、なんとか裸眼で暮らせてたんですが」
眼鏡を作ってはじめて、どれほど視力が落ちていたか分かった。そして眼鏡をかけてはじめて、どれほど世界がくっきりと鮮やかだったかを思い出した。この人の目が、こんなにも美しかったことも。
ふと、ピッコロさんの面差しが困惑に染まる。
1884「すっかり視力が落ちて……とうとう眼鏡になりました」
濡れた口元から、首まで水の筋が延びて光っている。怒られるかな、という予想に反し、ピッコロさんは静かに頷いた。
「勉学に打ち込んでいたからだな」
「最近まで、なんとか裸眼で暮らせてたんですが」
眼鏡を作ってはじめて、どれほど視力が落ちていたか分かった。そして眼鏡をかけてはじめて、どれほど世界がくっきりと鮮やかだったかを思い出した。この人の目が、こんなにも美しかったことも。
ふと、ピッコロさんの面差しが困惑に染まる。
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DONEテーマ:【結界】【らくがき】CP:なし
登場人物:尽義、百々子、オリキャラ
尽義がまだ小学生だった、噴火翌年の春の話
※オリキャラがいます!
何時間かかったか分からない(ワンライとは……)
#あやかい真剣60分一本勝負
(9/9) 9
なすずみ
PAST檸を殺されてめちゃくちゃ怒ってむちゃくちゃした蜜、壊滅させた警察組織の若手が命を賭して要請出した応援によって囲まれて真剣に制圧されて欲しいみたいな、必死で未来を守っている善に体当たりで向き合われて欲しいみたいな祈りはちょっとある↑
これ(過去ツイ一部)
若手警察視点
◯果物 生存if()と警官まだ間に合う、まだ間に合うよ。お前を信じてる。数年前、俺にそう言って道を正してくれた先輩は、今コートを血に汚し地に伏している。助かる見込みの無い真っ赤な鮮血が床に広がっていた。
明日のニュースは警察の平和ボケがどうのと好き勝手に憂うかもしれないが、俺たちは日々訓練を怠らず、市民の安全を守っていた。だが、部隊はあっけなく壊滅させられ、建物全体が血に染まった。
男の動きは命を奪うことに慣れすぎていた。突如現れた黒い衣服を纏った影のような一人の男は、要求も何も口にせず、俺たちに銃口を向けた。
一発の銃声。静寂は一瞬で、男は長身をバネのようにしならせ、無駄なく人を殺めながら、八つ当たりでもするかのようにガラス窓を殴り、机を蹴り飛ばした。
2497明日のニュースは警察の平和ボケがどうのと好き勝手に憂うかもしれないが、俺たちは日々訓練を怠らず、市民の安全を守っていた。だが、部隊はあっけなく壊滅させられ、建物全体が血に染まった。
男の動きは命を奪うことに慣れすぎていた。突如現れた黒い衣服を纏った影のような一人の男は、要求も何も口にせず、俺たちに銃口を向けた。
一発の銃声。静寂は一瞬で、男は長身をバネのようにしならせ、無駄なく人を殺めながら、八つ当たりでもするかのようにガラス窓を殴り、机を蹴り飛ばした。
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【ぬいぐるみ】
【飯P】真夜中に目覚めた時は 窓から覗く冬の三日月は、刃のように鋭かった。されども部屋の中は暖炉にあたためられ、燭台の灯りも手伝いほの明るい。
ピッコロはベッドに掛け、サイドテーブルの隅にある小さなぬいぐるみを、見るともなしに眺めていた。
「これ、まだ持ってくれてるんですね」
悟飯はテーブルへ歩み寄り、ぬいぐるみを片手に持ち上げた。ピッコロはきまり悪そうに目を逸らし、捨てる理由がなかっただけだ、と呟く。手の中にあるぬいぐるみと、そのようなものに興味はないとでもいうように窓の外に目を遣ったピッコロとを見比べ、悟飯は声に出して笑った。
「ずーっとそんな風に言ってますよ。もう何年も」
「そんなことはない」
ピッコロの返答は実に素っ気ない。だが、悟飯が握っていたぬいぐるみを取り上げて、テーブルの隅ではなく自分の膝の上へ転がした。
1351ピッコロはベッドに掛け、サイドテーブルの隅にある小さなぬいぐるみを、見るともなしに眺めていた。
「これ、まだ持ってくれてるんですね」
悟飯はテーブルへ歩み寄り、ぬいぐるみを片手に持ち上げた。ピッコロはきまり悪そうに目を逸らし、捨てる理由がなかっただけだ、と呟く。手の中にあるぬいぐるみと、そのようなものに興味はないとでもいうように窓の外に目を遣ったピッコロとを見比べ、悟飯は声に出して笑った。
「ずーっとそんな風に言ってますよ。もう何年も」
「そんなことはない」
ピッコロの返答は実に素っ気ない。だが、悟飯が握っていたぬいぐるみを取り上げて、テーブルの隅ではなく自分の膝の上へ転がした。
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DOODLEVOID 私のほいち 熱茶むうの全差分+立ち絵とかミニキャラとかメイドとからカラパレとかバレはないので誰が見てもOK
アイコンは順に
普通/真顔/おこ/笑顔/びっくり/発狂/真剣/こめ(コメ食いてー顔)/でれ/きれ/いかり 18
summeralley
DONEお題【寿命】 #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負●お題の通りの、二人の寿命の違いに起因する死別のお話ですので、そのあたりが苦手な方は避けてね●
【飯P】インクが尽きるまで 悟飯が差し出したのは、一本の万年筆だった。一目でそれと分かる立派なもので、濃い紫の軸に、金であろうペン先がよく映えている。
「これ、受け取ってください。昔、初任給で買って……ずっと使ってたんですけど」
初夏の陽は暮れかけて、窓の外には、気の早いひぐらしの声が響いていた。
「あまり書き物はしないが……」
「僕が死んだあと、僕のこと、思い出したら書いてほしいんです。花を見て、雨が降って、海へ行って、何かの拍子に思い出したら……一緒にこんなことしたとか、言っていたとか……僕がどれほど、ピッコロさんのこと、好きだったか」
悟飯の提案に、思わず動揺を露にしてしまう。いつか向き合うべきなのに、先延ばしにしてきた問題だった。悟飯は先に死出の旅へ踏み出し、おれは現世へ残される。
1956「これ、受け取ってください。昔、初任給で買って……ずっと使ってたんですけど」
初夏の陽は暮れかけて、窓の外には、気の早いひぐらしの声が響いていた。
「あまり書き物はしないが……」
「僕が死んだあと、僕のこと、思い出したら書いてほしいんです。花を見て、雨が降って、海へ行って、何かの拍子に思い出したら……一緒にこんなことしたとか、言っていたとか……僕がどれほど、ピッコロさんのこと、好きだったか」
悟飯の提案に、思わず動揺を露にしてしまう。いつか向き合うべきなのに、先延ばしにしてきた問題だった。悟飯は先に死出の旅へ踏み出し、おれは現世へ残される。
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【林檎】
【飯P】毒りんごの木立で よく繁った枝葉の間に、瑞々しいりんごがいくつも生っている。翠葉を透かして見る秋空は涼やかで、流れる雲もひつじの群れのようだ。
思わず、美味しそう、と溢した僕の視線に気付くと、ピッコロさんも目線を上げた。僕にくれるつもりなのか、りんごの中からよく熟れていそうな一つを捥ぎ取って眺めている。
「……荒野でピッコロさんがくれたのは、毒りんごでしたよね」
「なんだ、藪から棒に」
果樹園ではなく、山中の一帯に自生しているものだから、片手に載せて余裕がある程度の小さなりんごだ。
「毒とは失礼なことだな、手助けしてやったというのに」
「いいえ、あれは毒でした。あの時から僕は、りんごをくれた人に恋い焦がれて、今も患っているんですから」
1973思わず、美味しそう、と溢した僕の視線に気付くと、ピッコロさんも目線を上げた。僕にくれるつもりなのか、りんごの中からよく熟れていそうな一つを捥ぎ取って眺めている。
「……荒野でピッコロさんがくれたのは、毒りんごでしたよね」
「なんだ、藪から棒に」
果樹園ではなく、山中の一帯に自生しているものだから、片手に載せて余裕がある程度の小さなりんごだ。
「毒とは失礼なことだな、手助けしてやったというのに」
「いいえ、あれは毒でした。あの時から僕は、りんごをくれた人に恋い焦がれて、今も患っているんですから」
✦✦✦
PROGRESSトーマはもっと柔らかい表情の方がらしさ出る気がするんだけど綾人が自分の体を蔑ろにしてる時は真剣な表情で詰めるかな…!?とかこねくり回してたらこんな顔に
でも敵に殴られてる時すらあんま怒ってる感じ出さないし
そもそもこの綾人は単に濡れた髪を乾かさずにフルーツ牛乳を物色しているだけなので
やっぱり「あなたというお方は」顔の方がしっくりくるかも
トマ人めっちゃ萌えるけどトマ人のことがなんも分からん
eggcoc0113
MOURNING――CoC 路傍の林檎様制作
【ダンス・マカブル】
KP: たまご (瀬尾 巽)
PL:
杢野 (西沢 弐狼)
冬真 (和泉谷 京太郎)
――
継続2本目 探索系シナリオ!!
真剣な場面での皆を見つつちょこちょこ過去を思い出しつつ 楽しかった!!! 個人的にはパンチの下りが好きです
ありがとうございました!
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【指輪】
なんとか書いたよ、まだくっついてない飯P
【飯P】金属の温度 神殿の奥、久々に訪れたピッコロさんの部屋の机には、見慣れないものが沢山積んであった。歯車にネジ、鍵、コインやメダルのようなもの。大小様々なナイフ、万年筆、文鎮、動物や乗り物を象った無数の置物のようなもの。どれも片手に載るほどの大きさで、どうやら金属で作られているという点で共通している。
じろじろと無遠慮に眺めていると、ピッコロさんはややきまり悪そうに口を開いた。
「昔、お前に服を出してやっただろう? 服は簡単だが、硬い素材の小さなものが得意ではないから、色々と試しているんだ、最近」
「じゃあこれみんな、ピッて出したんだ」
僕は感心して、ひとつひとつをあらためた。手にとってみると、どれも冬の空気にすっかり冷やされている。動物の置物はちょっと粗く大きめのものから、鱗まで美しく整った爬虫類まで様々だ。この粗いものが、試しはじめた頃のものなのだろう。
2700じろじろと無遠慮に眺めていると、ピッコロさんはややきまり悪そうに口を開いた。
「昔、お前に服を出してやっただろう? 服は簡単だが、硬い素材の小さなものが得意ではないから、色々と試しているんだ、最近」
「じゃあこれみんな、ピッて出したんだ」
僕は感心して、ひとつひとつをあらためた。手にとってみると、どれも冬の空気にすっかり冷やされている。動物の置物はちょっと粗く大きめのものから、鱗まで美しく整った爬虫類まで様々だ。この粗いものが、試しはじめた頃のものなのだろう。
ちだしま
DOODLEつかはし結婚式でブーケキャッチできちゃったしず💐このあと八木さんが頑張って公開プロポーズします💍
和さんと太郎の姿を見て、自分にもその未来があるんだと知って欲しかったし、しずの逃げ道を塞ぐためにも公開プロポーズを選ぶ八木さんもいいなあと思いました。
ブーケトス、しずは真剣になって気づかなかっただろうけど、みんな優しいのでそっとはけてくれるんだ…
そして和さんは的確にしずにブーケを投げる👏
25.01.25 蛍日和2がはじまるぞ~!!(息切れ)
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【お風呂】
飯Pが同棲している都合のいい時空
決定的なことはしてないけど性的な空気のシーンはほんの少しだけあります。
【飯P】ぬるい水にあなたと 子供の頃、真夏のこんな暑い日は庭にビニールプールを出して遊んだ。円いかたちの青いプールで、壁面には賑やかな魚や貝の絵がプリントされていた。水ははじめ暴力的に冷たく、だが陽射しにさらされる内にぬるく温まっていく。ビニールの匂いがかすかに立ちのぼって、なんとも言えない「夏の気分」を掻き立てたものだ。
暑さからふとそれを思い出し、ぬるい水を溜めた浴槽は、ビニールプールとは様子が違っていた。手足の長いピッコロさんのために、この家の浴槽は大きいものを選んでいた(なのに、ピッコロさんは全く浴槽に浸からない。暮らしはじめてすぐ湯あたりしてから、シャワーで済ませるようになってしまった)。さりとてビニールプールの広さには遠く及ばず、白いプラスチックは無愛想で固かった。そんなものへせっせとぬるい水を溜めている僕を、朝から神殿へ出掛けているピッコロさんが見たら、きっと呆れただろう。
2624暑さからふとそれを思い出し、ぬるい水を溜めた浴槽は、ビニールプールとは様子が違っていた。手足の長いピッコロさんのために、この家の浴槽は大きいものを選んでいた(なのに、ピッコロさんは全く浴槽に浸からない。暮らしはじめてすぐ湯あたりしてから、シャワーで済ませるようになってしまった)。さりとてビニールプールの広さには遠く及ばず、白いプラスチックは無愛想で固かった。そんなものへせっせとぬるい水を溜めている僕を、朝から神殿へ出掛けているピッコロさんが見たら、きっと呆れただろう。
あんり
DOODLEらくがきりんさよ。なんかしょうもないこと(本人たちにとっては真剣なこと)で喧嘩になって自分は悪くないという意地っ張りで喋んなくなっちゃった🌹と話し合いたいのにそんな態度に若干ムカついて顔をこちらへ向ける🧤。
2人とも気遣いやさんだしちゃんと話し合いできそうだけど以外と頑固なイメージもあるから喧嘩してぷんこぷんこしてる🌹も見てみたいなと思いました。
s_or8
DONEアスカガ深夜の真剣お絵描き60分一本勝負1/11「雪」
肌色が多くなったのでこちらに
えろくはありません
閉じた世界
これからの世界を2人が牽引していくなら、
お互いにしがみついてる夜も
あるかもしれないという妄想 2
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【口笛】
【飯P】ひとさらい 休日にも関わらず、僕は朝から大学の研究室に籠っていた。論文が行き詰まり、もう何週間も休みらしい休みもとれず過ごしている。
季節はすっかり春で、いつの間にか空調を入れる必要もなくなっていた。眠気を誘われそうになり、窓を開けようかと考えたその時、まさにその窓を外から叩く音がする。三階の研究室だ、そんなことが出来る人はそう多くない。僕は早足に窓へ近付いて、鍵を外す。
まさしく、今一番会いたかった人が、ピッコロさんがそこにいた。
「休みの日にまで、ご苦労なことだな」
「嬉しいな、よくここにいるって分かりましたね」
「たまたま上を通ったら、窓からお前が見えた」
中へどうぞ、と促したが、断られる。研究室は狭く、所属する学生がみんな荷物を好き勝手に積んで、まるで物置のようだ。客観的に見て、積極的に入りたい様相ではないし、寛げそうにもなかった。
2352季節はすっかり春で、いつの間にか空調を入れる必要もなくなっていた。眠気を誘われそうになり、窓を開けようかと考えたその時、まさにその窓を外から叩く音がする。三階の研究室だ、そんなことが出来る人はそう多くない。僕は早足に窓へ近付いて、鍵を外す。
まさしく、今一番会いたかった人が、ピッコロさんがそこにいた。
「休みの日にまで、ご苦労なことだな」
「嬉しいな、よくここにいるって分かりましたね」
「たまたま上を通ったら、窓からお前が見えた」
中へどうぞ、と促したが、断られる。研究室は狭く、所属する学生がみんな荷物を好き勝手に積んで、まるで物置のようだ。客観的に見て、積極的に入りたい様相ではないし、寛げそうにもなかった。
zeppei27
DONE推しCP交換~!で、えんまさんからの素敵なリクエスト、『片想い成就したい主←笠』です。可愛い!笠殿は真剣勝負で挑んでくれるのかな、と想像していました。微妙についた尾ひれの解釈はお任せします。リクエストしていただき、ありがとうございました!夢浮橋 日光が草花を照らし、ふんわりとした湿り気を伴う温もりを空気中に放っている。心持悩ましく感じられるのは、芽吹かんとする木々の呼気ゆえだ。植物というものは口こそ利かぬものの、等しく生命としての力に溢れ、日々活動している。
田舎道を歩いていた小笠原清務は、ふと足を止めると、そんな季節の移ろいに感嘆した。静かで、力強い。まるで自分の中で育まれゆく想いのようだ。いつしか根付いて体中に枝葉を伸ばして蕾を膨らませる。花は、咲くようで、咲かない。
「詮無い事を」
自然にかこつけようとする己を恥じて、清務は抱えた山吹の花枝を確認した。家を出る際、庭に過分なほどに育った山吹を見つけ、ただ剪定するよりはと折り取ったものである。花は鮮やかな黄色で、太陽で染めたかのようだ。山吹色、と花そのものが色を指すのも納得である。
6772田舎道を歩いていた小笠原清務は、ふと足を止めると、そんな季節の移ろいに感嘆した。静かで、力強い。まるで自分の中で育まれゆく想いのようだ。いつしか根付いて体中に枝葉を伸ばして蕾を膨らませる。花は、咲くようで、咲かない。
「詮無い事を」
自然にかこつけようとする己を恥じて、清務は抱えた山吹の花枝を確認した。家を出る際、庭に過分なほどに育った山吹を見つけ、ただ剪定するよりはと折り取ったものである。花は鮮やかな黄色で、太陽で染めたかのようだ。山吹色、と花そのものが色を指すのも納得である。