背伸び
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:カシス(死んだっていい / 禁止令 / 酔いどれ)+ラムレーズン風味♪(背伸びをする、のみ使用)
死んだら勿体ないからねそういや日本酒禁止令が出てたのを、今更ながら思い出した。
けど、遅かった。
お猪口を片手に、ふにゃふにゃの酔っ払いが出来上がってて、ファットガムは思わず苦笑。
「らからねェ、ふぁっと、きーてます?」
舌が回ってない、やけに幼い喋り方で。けれど目の前に居るのは学生時代のころに比べたらすっかり身体つきもがっしりした立派な青年だ。それが、ふにゃふにゃと半分テーブルに身体を預けたまま、あどけない顔で楽しそうに笑っている。
あー、もう、これ、可愛すぎるんやけどどうしたらええかな。
同じペースで飲んではいたが、ファットガムはこのくらいで酔うことはない。まだ全くの素面と変わらないくらいだと思っているが、けれど、この可愛すぎる酔いどれをこれ以上世間に晒すより、掻っ攫ってうちに連れて帰って独占したろォかなと、危険な思考をしてしまったので多分少しは酔っているのだ。いやいやありえへん。何考えてんだろうな。
1058けど、遅かった。
お猪口を片手に、ふにゃふにゃの酔っ払いが出来上がってて、ファットガムは思わず苦笑。
「らからねェ、ふぁっと、きーてます?」
舌が回ってない、やけに幼い喋り方で。けれど目の前に居るのは学生時代のころに比べたらすっかり身体つきもがっしりした立派な青年だ。それが、ふにゃふにゃと半分テーブルに身体を預けたまま、あどけない顔で楽しそうに笑っている。
あー、もう、これ、可愛すぎるんやけどどうしたらええかな。
同じペースで飲んではいたが、ファットガムはこのくらいで酔うことはない。まだ全くの素面と変わらないくらいだと思っているが、けれど、この可愛すぎる酔いどれをこれ以上世間に晒すより、掻っ攫ってうちに連れて帰って独占したろォかなと、危険な思考をしてしまったので多分少しは酔っているのだ。いやいやありえへん。何考えてんだろうな。
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:ラムレーズン(淡い思い出 / 異物 / 背伸びをする)あの日、大人になりたかったから部屋に備え付けの戸棚の引き出しを開けると、救急セットや常備薬に混ざって、奥の方。それだけぽつんと異物みたいに、封を切った煙草の箱がコロンと置いてあって、俺は、こんなとこにあったんだなと苦笑した。以前は鞄の奥底に仕舞い込んでいたが、うっかり見つかったらヤバいかも、とさすがに持ち歩かなくなった。それを持っていてもいい年になった今、懐かしい気持ちで俺はそれを見つめ、手に取った。中身はすっかり湿気って、きっともう吸えないだろうけど。
買ったのは18歳の終わり。勇気を出して封を切ったのは19歳の時。煙草を吸うという行為は、それまでいわゆる悪いことをしようと思ったことのなかった俺に、後ろめたい、という感情を思い知らせた。誰にも見つからないように。部屋のベランダで隠れるように身を潜めて深夜、そっと火をつけた。ファットガムが吸うのを見てると、簡単に付く火がなかなかつかなくて――吸わないと付かないということを知ったのはそれからだいぶ後だった――何度も100円ライターを擦って、やっと煙が緩く経ち上ったときにはホッとした。けど、一気に吸い込んで咽て、俺の煙草デビューは三口吸って終わり。口の中に広がる味が苦くて、胸のあたりがむかむかして、最悪な気分。それに、吸ったらもしかして自分も少しは大人になれんじゃねえかなって期待もむなしく、吸ったところで俺は何も変わらなかった。いくら背伸びしたところでファットガムみたいに、なれるわけもなかった。同じ銘柄の煙草の香りのおかげで、ほんの少し、纏う匂いが彼と同じになっただけで。
1057買ったのは18歳の終わり。勇気を出して封を切ったのは19歳の時。煙草を吸うという行為は、それまでいわゆる悪いことをしようと思ったことのなかった俺に、後ろめたい、という感情を思い知らせた。誰にも見つからないように。部屋のベランダで隠れるように身を潜めて深夜、そっと火をつけた。ファットガムが吸うのを見てると、簡単に付く火がなかなかつかなくて――吸わないと付かないということを知ったのはそれからだいぶ後だった――何度も100円ライターを擦って、やっと煙が緩く経ち上ったときにはホッとした。けど、一気に吸い込んで咽て、俺の煙草デビューは三口吸って終わり。口の中に広がる味が苦くて、胸のあたりがむかむかして、最悪な気分。それに、吸ったらもしかして自分も少しは大人になれんじゃねえかなって期待もむなしく、吸ったところで俺は何も変わらなかった。いくら背伸びしたところでファットガムみたいに、なれるわけもなかった。同じ銘柄の煙草の香りのおかげで、ほんの少し、纏う匂いが彼と同じになっただけで。
つき草
DONE大人シュルクの例の衣装が資料を見たのにどうなってるかわからないままに描いたら結局ようわからん感じになりましたけどまあいいや!シュルク185cm
ライン191cm
で 描きました。
シュルクがほんのり背伸びしている&ラインがだいぶ及び腰だから身長差がほぼなくなったぞヤッタァァァァ✌
次は大人ラインかマシュニコ(ニコマシュ)描きたいっす(`・ω・´)
その前に夜の咳を止めたい。健康体まであとちょっと
ble_popcorn
DONE「ちょっとだけ、背伸びさせて」以前アンケでいただいたお題から拳修小話。
ちょっとだけ、背伸びさせて差が埋まらない。
年の差、実力の差、経験の差。
どれをとっても拳西さんには敵わない。それは俺がどう足掻いても一生埋まらないだろう、二人の差だ。
(身長差だけは俺の方が上だけど、それを言ったら拗ねるだろうから口にしたことはない)
この差を自覚するたびに、俺なんかが隊長の副官でいいのだろうかと思ったり、俺ではなくもっと素敵な人がいるのではないかと考えたりが止まらなくなる。
それでも横にいることを諦めきれないから、その差を少しだけでも埋められるように頑張るしかない。
「なに考えてるんだろうなコイツは……」
働き詰めになっていた修兵を捕まえて、隊舎の仮眠室に放り込んだのが数刻前。しかし、当然素直に修兵が寝るはずもない。
950年の差、実力の差、経験の差。
どれをとっても拳西さんには敵わない。それは俺がどう足掻いても一生埋まらないだろう、二人の差だ。
(身長差だけは俺の方が上だけど、それを言ったら拗ねるだろうから口にしたことはない)
この差を自覚するたびに、俺なんかが隊長の副官でいいのだろうかと思ったり、俺ではなくもっと素敵な人がいるのではないかと考えたりが止まらなくなる。
それでも横にいることを諦めきれないから、その差を少しだけでも埋められるように頑張るしかない。
「なに考えてるんだろうなコイツは……」
働き詰めになっていた修兵を捕まえて、隊舎の仮眠室に放り込んだのが数刻前。しかし、当然素直に修兵が寝るはずもない。
sn0w
DONECF!!VGオンリー「君のイメージが見たいんだ!」【6】https://pictsquare.net/wwubvwumc5maamcl48hokxq6pp8c7sxt
スペース い3
タイライ『背伸びしても届かない』
キャラクターの進路捏造しています。 17
hitomic2424
DOODLE色相差分で誕生した青林檎ちゃん!林檎の花言葉に「誘惑」ってのがあったので、えちえちな感じにしようかと思ったんだけど、元が林檎ちゃんだから...そうなりきらなかったw大きめシャツとスパッツと下ツインテールとレースアップブーツで背伸びしてる感じにしたかったwElena
SPOILERpixivにもっていったいばあんまんが『帰着する十七歳座』について
読んでも読まなくてもいいあとがきを
ついったーから再掲します
当時読んでくださった方、絵文字押したりいいねとかrtとか色々とありがとうございました
嬉しかったです
おとなのフリをして背伸びして戦っている
いじっぱりなふたりがすきです
tranquillo
DONE恥パ後の🔫+🍓捏造120%です
新パになっても背伸びして振る舞おうとする🍓のことを適切な距離で見守ってくれるのは🔫だといいな、という話
自由を分け合う子どもでいる方法「オメーよォ、もちっと『子ども』やった方がいいぜ。罰ゲーム受けてるみてーな顔で背伸びして無理したって、誰に褒めて貰える訳でもねェし」
だってもう、俺たちだけになっちまったしよォ。
そう言うミスタの顔は、とても穏やかだった。普段の軽薄な調子も無ければ、深刻な心配という雰囲気でもない。明日は雨だから傘があった方が良いかもな、という程度の、世間話のついでのような落ち着き払った言葉だった。
ミスタの真っ黒な瞳には穏やかな光が浮かび、上機嫌でチョコレートを選ぶことに夢中になっていた。年相応に浮かれている、どこにでもいる男に見えた。先ほどまで中年の男を銃床で殴り倒していたとは、とてもわからない。
フーゴはその隣で、黙って一緒に板のチョコレートを眺めている。下町の猥雑な街角には、秋の穏やかな日暮れが差していた。
6991だってもう、俺たちだけになっちまったしよォ。
そう言うミスタの顔は、とても穏やかだった。普段の軽薄な調子も無ければ、深刻な心配という雰囲気でもない。明日は雨だから傘があった方が良いかもな、という程度の、世間話のついでのような落ち着き払った言葉だった。
ミスタの真っ黒な瞳には穏やかな光が浮かび、上機嫌でチョコレートを選ぶことに夢中になっていた。年相応に浮かれている、どこにでもいる男に見えた。先ほどまで中年の男を銃床で殴り倒していたとは、とてもわからない。
フーゴはその隣で、黙って一緒に板のチョコレートを眺めている。下町の猥雑な街角には、秋の穏やかな日暮れが差していた。
Mog_pero
MOURNING冬の現パロリヴァハンです。ナチュラルにイチャイチャさせてしまった・・・!
話の流れ的には右から下に読みます。(読みづらくてすみません)
はンじさんに背伸びしてキスしてるりべえさんがいたら可愛いなって絵でした。
無法地帯
DOODLE介ヒル。「ヒルガオ175cmと仮定すると、介くんに届くの?」と思ったのでとりあえずモデルにやらせたら背伸びしてもちょっとキツそうで「なるほどな」となった。比較ツール使ったときは「思ったより差ないな」と思ったけどだいぶあるな。身長どうしましょうね。 2sakyo__
DOODLE今朝、TLで身長差により顎しか届かないキス通称「顎チュー」の存在を知ったのですが、聖子ちゃんは背伸びしたら普通に届きそうなので、ちょっと距離あるところから勢い余って照準を間違えたってことでいきたいです。このあとめっちゃ照れる聖子ちゃん。oftakn
DOODLE腐オア/ すごい遅刻ですが、9/3のォズァサワンドロワンライお題「背伸び」をお借りして描きました!ワン半弱くらいドロです!いつも開催大変おめでとうございます&スーパーありがとうざいます!!ラブ ※フォ~学びびび
DOODLEチューしてるだけのレラレさんが軽くかがむ+ラくん背伸びでちょうどいい高さになると思っている
レさんに手を支えにしているとよい(レさんが掴ませてあげているとなおよい)
0817 3枚追加しました ちゅっちゅもりもり
(ラストだけ肌多め) 4
off用
MOURNINGそれは少女の愛だった(+それも〜)2017log→2020改aymちゃん+あzsさん
再録本から加筆修正版で再掲
古く拙いですが好きをつめたシリーズでした
捏造の塊
ノンブル消し忘れ
この後→https://poipiku.com/2517016/5707345.html「あたし」から「わたし」になりsほちゃんの前でだけ「歩美」になるというややこしい裏設定
背伸びをやめてのびのび中学生になる 12
cocoacigarettt
DOODLE昨日の落書き並べたかっただけ。トレス素材お借りしております。
この身長差だと萌珈ちゃん背伸びしてますね かわよ
描く度に萌珈ちゃんのお洋服は変えたくなる。
目の色お揃いなのやっぱり好きだなぁ
なつふぁぼ
DOODLEことわさんから頂いたお題をイメージして描いてみました!らしくない
少し背伸びして
得意げに笑う
🎴視点
大学の卒業式とかそんな感じですかね。
いつもと違う⚡️の雰囲気にドキッとする🎴がいて欲しい←
少し背伸びしてを物理的に使うか、内面的な部分で使うかでまた変わりますね。
こちらは、大人っぽさを少し背伸びしてに置き換えたつもりです←
ほしいも
DONE第39回猗窩煉ワンドロ「寝癖」「背伸び」「地獄のエビフライ」
■現パロ
■狛と座が兄弟
第39回猗窩煉ワンドロ「寝癖」「背伸び」「地獄のエビフライ」 仄暗い室内でも陽だまりのように明るく佇む少女の頬が、みるみると涙に濡れていくのを見届けてこれが夢だと気が付いた。
夢だと理解した今でも泣いていた少女のことが気がかりで、直ぐに傍へと駆け付けてその冷えた頬を拭いたかったが、閉じた目蓋に陽が射し、再び眠りへ落ちることを妨害する。
夢に見た光景は、目蓋の裏側に透ける暗闇へ塗りつぶされて、徐々に少女の姿を朧げにした。
*
「おはよう」
起き抜け一番の発声は、僅かに掠れて普段の勢いの半分もない。開いているか怪しいほど、申し訳程度にしか持ち上げられていない睫毛が今にも下目蓋へ接触してしまいそうで、寝癖もそのままにどうにかこうにかベッドを抜け出たといった様子に同居人の声に笑みが含まれる。
1246夢だと理解した今でも泣いていた少女のことが気がかりで、直ぐに傍へと駆け付けてその冷えた頬を拭いたかったが、閉じた目蓋に陽が射し、再び眠りへ落ちることを妨害する。
夢に見た光景は、目蓋の裏側に透ける暗闇へ塗りつぶされて、徐々に少女の姿を朧げにした。
*
「おはよう」
起き抜け一番の発声は、僅かに掠れて普段の勢いの半分もない。開いているか怪しいほど、申し訳程度にしか持ち上げられていない睫毛が今にも下目蓋へ接触してしまいそうで、寝癖もそのままにどうにかこうにかベッドを抜け出たといった様子に同居人の声に笑みが含まれる。
bluemoon_xx14
DOODLEワード🎨/義炭/キ学/全年齢/付き合ってる12.フェレット
絡み合う指/彼好み/背伸び
願わくばずっと傍で義勇は炭治郎に手を出さない。
手を出して貰えないのは自身が幼すぎるが故に魅力がないのではと悩み、義勇の好みになりたくて炭治郎は必死だった。
積極的な方がいいのか、控えめな方がいいのか。様々な雑誌を読み漁り、インターネットでも様々なことを検索していくが何をやっても変化はなかった。
放課後の静かな生徒指導室。今朝方、義勇によって没収されたピアスを受け取りに炭治郎は向かった。夕陽が射し込み、カーテンがなびいている。
そこの席へ着席し、反省文を書くようにと原稿用紙を二枚手渡された。
「え!二枚も書くんですか?!」
「お前な、何回目だと思っている」
「うっ。書きますよ」
カリカリと鉛筆で文字を紡いでいく。
静かな生徒指導室にふたりきり。
765手を出して貰えないのは自身が幼すぎるが故に魅力がないのではと悩み、義勇の好みになりたくて炭治郎は必死だった。
積極的な方がいいのか、控えめな方がいいのか。様々な雑誌を読み漁り、インターネットでも様々なことを検索していくが何をやっても変化はなかった。
放課後の静かな生徒指導室。今朝方、義勇によって没収されたピアスを受け取りに炭治郎は向かった。夕陽が射し込み、カーテンがなびいている。
そこの席へ着席し、反省文を書くようにと原稿用紙を二枚手渡された。
「え!二枚も書くんですか?!」
「お前な、何回目だと思っている」
「うっ。書きますよ」
カリカリと鉛筆で文字を紡いでいく。
静かな生徒指導室にふたりきり。