Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    自由

    @t_utumiiiii

    DOODLEスカートの中の作り込みがないから絶対パンツ見えない心眼の「甘いケーキ」衣装をデザインしたのがパティシエ(リッパー)だということを知ったできるだけサバイバーのパンツとか見たくないキーガンさんと「あれは衣装というかケーキなんだからパンツとか見える訳ないでしょ」というスタンスのリッパー リパ書記? ※日記のないキャラクターの言動を捏造 ※ハンター・サバイバーが全員荘園で生活しているタイプの自由な荘園妄想
    「甘いケーキ」をめぐる(リパ書記) 荘園に縛り付けられた亡霊のようなものでもあり、荘園で幾度となく行われる「試合の再現」の監管者としての役割も担わされているハンターたちが時折居館で顔を合わせると話題になるのは、やはり、お互いに共通する職責である試合の再現、つまりは、招待客としてこの荘園に囚われているサバイバーに関することが多い(ハンターの中には、この荘園に訪れこの職責を負わされる以前、要は生前に近しい経歴のことを平然と相手に尋ねてくるようなデリカシーを欠いたものも居るが、彼らの多くは、いきなり相手に込み入った質問をして、迂闊に逆鱗に触れるべきではないという良識を持っているということの現れでもある。)。例えば(特に最近、この荘園を訪れて日の浅い)サバイバーたちの忌々しい能力や、それらが連れているペット。そして彼らの服装である。
    3820

    L_tw_sl

    DONE夜の自由時間て貴重だよね、という槍弓。
    元ツイと、それをこねこねしたのが↓で、そこにちょっと付け足しました。まだヤりはじめてねーので全年齢だよ😉
    https://x.com/L_tw_sl/status/1811065736485556625
     ランサーが帰宅したのは、食事も入浴も、歯磨きまですっかり終えてしまって、いよいよもう寝てしまおうという頃だった。
     玄関ドアの開く音を耳ざとく拾ったセタンタが、ピクンと顎を跳ね上げリビングを飛び出す。アーチャーはその獣めいたしぐさに笑いを堪えながら、セタンタを追って一緒にランサーを出迎えた。
     はしゃぐ息子に纏わりつかれ、苦労しながら靴を脱ぐランサーから、鞄と土産らしき紙袋を受け取ってやる。ランサーはひょいとセタンタを抱き上げてしまうと、疲れを感じさせない軽い足取りで廊下を進んだ。
    「いい子にしてたか?」
    「うん」
    「アーチャー怒らせてねぇか?」
    「うん」
    「……なんだ、ずいぶん眠そうだな」
     時刻はようやく夕方から夜へ移ろうという頃だが、それにしては問いかけに返る声がぼやけていると気付いたらしい。ランサーがセタンタを抱えなおし、彼の幼少期にそっくりな顔をのぞきこむ。するとセタンタは小さくあくびをしながら、やはり眠気の滲む声で答えた。
    3557

    U3Zmb

    MENU既刊本 その③【籠の鳥は旅立った】

    自由になりたいと願う人外と、傍に居て欲しいと願う人外の悲しいお話。

    ※死要素・眷属・転生・戦闘による流血表現・その他捏造有
    ※物語はシリアスですが、最後はハピエンで終わります。
    籠の鳥は旅立っただらんとソファーに身を預けながら、タルタリヤは眉を寄せて口角を上げた。二人掛けのソファーの上で横向きに座って、ひじ掛けに背中を預ける。そうして、靴を脱がないままソファーの上に足を置いて笑みを浮かべている姿に、鍾離の瞳は何の色も示さなかった。ただ無言でタルタリヤを見下ろし、その鍾離の視線に答えるように、タルタリヤが緩く顔を上げる。そんな異質な空間がそこにはあった。
    永遠を切り取って持って来たような時間の中で、タルタリヤはふはっと笑って鍾離の目を見つめ続ける。そのタルタリヤの瞳は、彼本来の色とは遠く離れた石珀のような色に染まっていた。黄色のような橙色のような、それでいて、黄金を振り撒きそうなその瞳には、ハイライトが入っていない。ビー玉のようにキラキラと輝くその瞳の中は、あの時の同じ深淵のままだった。神をも喰らおうとする瞳をきゅっと細め、嘲笑うように息を零して、お綺麗な唇から流暢に言葉を紡ぎ始める。
    3918