藤丸
monarda07
DONE魔法少年シリーズ最終回()にて出した「もしも」の話が実現した場合のクロスオーバーカップリング。(どっちが右か左か全然決められない)
奥村(藤本)燐と藤丸立香の話。
出会いは奔星不良。一匹狼。乱暴者。
それが藤本燐という少年に付けられたラベルである。
別にそれでも構わない。なぜならそれらのラベルは今までの行いを端的に示している物であって、謂れのない流言飛語というわけではないのだから。
東京からほど近い地方都市。中学からの持ち上がりが多い地元の高校に進学したがゆえ、中学時代に荒れていた彼を知る者は大勢いる。
他校から進学した者であっても噂を聞いて「そうなんだ」と対して疑問にも思わず飲み込み、ろくに知ろうともしない内から遠巻きに眺めるだけだ。要は何がきっかけで爆発するのか分からない時限爆弾。対処方法は一つ、できるだけ関わりを持たない。そういう扱いなのである。
不本意だと思えたら良いのだろうか。しかし残念ながら燐はそれで傷付くことができる段階はとうに超えてしまっていた。
2309それが藤本燐という少年に付けられたラベルである。
別にそれでも構わない。なぜならそれらのラベルは今までの行いを端的に示している物であって、謂れのない流言飛語というわけではないのだから。
東京からほど近い地方都市。中学からの持ち上がりが多い地元の高校に進学したがゆえ、中学時代に荒れていた彼を知る者は大勢いる。
他校から進学した者であっても噂を聞いて「そうなんだ」と対して疑問にも思わず飲み込み、ろくに知ろうともしない内から遠巻きに眺めるだけだ。要は何がきっかけで爆発するのか分からない時限爆弾。対処方法は一つ、できるだけ関わりを持たない。そういう扱いなのである。
不本意だと思えたら良いのだろうか。しかし残念ながら燐はそれで傷付くことができる段階はとうに超えてしまっていた。
蒔野祐
DOODLE気まぐれに首絞めようとしてきたティーチとマスター夢主の話( FGO / エドワード・ティーチ夢 / ひげぐだ ・ 髭ぐだ ※)
夢主 : うちのひげぐだカルデアのマスター
(ぐだのことをゲーム主人公と藤丸立香と原作寄り夢主の総称と扱っている人)
ビジュアルは女主人公、NOT藤丸立香
それでも明日はやってくる 略奪。陵辱。それらを人のかたちに固めたような立派で最悪な海賊。いくらそいつが英霊という型に填められていようとも、周囲に身を案じる輩が両手じゃ足りないほどに居ようとも関係ない。ただの道化だと侮ったならばその場で首を引きちぎってやることも辞さない男だ。
それなのに。
「したいの?」と、澄んだ目でまっすぐにこちらを見つめてくる相手を前にしたとき、たじろいだのはこちらだった。命乞いでもない、破滅願望でもない、慈母のような受容でもない。ただ単純に、「諸々の不利益を被ってまで、それをしたいのか」と問いかけてくるのだ。些細で気まぐれな行動に、大真面目に応じてくる様は、かといって肝が据わっているとも見えない。
自分の生も死もどこか遠くにあるような、ふわふわとした面持ち。そこから繰り出されるのが「ここだとすぐロマニたちが来ちゃうよ」という、脅しというよりも”別のロケーションの方がいいんじゃない?”というニュアンスの、半ば共犯者じみた発言なのだ。
2223それなのに。
「したいの?」と、澄んだ目でまっすぐにこちらを見つめてくる相手を前にしたとき、たじろいだのはこちらだった。命乞いでもない、破滅願望でもない、慈母のような受容でもない。ただ単純に、「諸々の不利益を被ってまで、それをしたいのか」と問いかけてくるのだ。些細で気まぐれな行動に、大真面目に応じてくる様は、かといって肝が据わっているとも見えない。
自分の生も死もどこか遠くにあるような、ふわふわとした面持ち。そこから繰り出されるのが「ここだとすぐロマニたちが来ちゃうよ」という、脅しというよりも”別のロケーションの方がいいんじゃない?”というニュアンスの、半ば共犯者じみた発言なのだ。
tunamayo_0nigir
PAST3年前に描いた今となってはド解釈違いの藤丸立香オルタ化Ifです。個人的にはあヴぇんじゃーがいいな〜って思ってたけどイド読んだ今はマジで解釈違い無理すぎ。それはそうとして見たい。 3rossankudasai
DONEイド進める時間無くてTLの反応で察してるものの、まだイド進めてないなら内容知る前にギャルみあふれるきゃわわな制服ぐだちゃんを今のうちに描くべきと判断して描いた✌️✌️クリアしたら改めて描きたい
kitada4423
SPOILER奏章Ⅱネタバレ 藤丸と折田とマスターとジャンヌ・オルタ折田さんと藤丸が、ことが起こるまでは同じクラスでも特段仲良く一緒にいるわけではなかったらしいことを思い出し泣いてる
R_g_jol
DOODLE【奏章IIについての都合のいい妄想+ネタバレ注意!!】もしその特異点にトネリコもいるとしたら、例のあれでいよいよ限界になってきてる藤丸君の復讐の炎をもらってキャスターからアヴェンジャーにクラスチェンジする救世主がいるのでは?と妄想してた。
心が冷え切ったモルガンでも心穏やかな雨の魔女でもできないことを、一番目的に燃えている頃の彼女ならそういうことできるんじゃないかなぁっと。
るーしあ
PASTマリーさんと一部を攻略してきた二部以降藤丸 とマリーさんの話です。2022年8月に発行した既刊『遥か星へ』に再録した、ツイッター掲載したものを作画修正したものです。
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misotsugai
DOODLE手慰みにぽつぽつと書いていた、晴道とぐだ道ぐだの三角関係?な現パロです。独居している道満の元にぐだ(藤丸立香)がひょんなきっかけで転がり込む話。
続く……かも……?
三角関係未満 はあ、とため息をつきながら帰路を急ぐ。自分は別に今の仕事は嫌いではないのだが、上司が何だか自分にだけ態度が違うのが気にかかる。
早く帰って体と心を休めよう、と帰り道の途中にある公園の前を通りかかった時だった。
「……ン?」
まだ街灯が点々と照らす公園のベンチのそばで、うずくまった人がいる。病人だろうか、と思わず目を凝らすと、それはまだ若そうな青年だった。
「もしもし貴方。大丈夫ですかな」
「ううん……」
そういえばこういう時は「大丈夫ですか」って聞いちゃいけないんだったな、とインターネットで見た記事を思い出す。こういう時は、何と言えば良いのだったか。
「ンンン……あ、そうでした。何か手伝えることはありますかな?」
3272早く帰って体と心を休めよう、と帰り道の途中にある公園の前を通りかかった時だった。
「……ン?」
まだ街灯が点々と照らす公園のベンチのそばで、うずくまった人がいる。病人だろうか、と思わず目を凝らすと、それはまだ若そうな青年だった。
「もしもし貴方。大丈夫ですかな」
「ううん……」
そういえばこういう時は「大丈夫ですか」って聞いちゃいけないんだったな、とインターネットで見た記事を思い出す。こういう時は、何と言えば良いのだったか。
「ンンン……あ、そうでした。何か手伝えることはありますかな?」
Koyurkg
DONEだってすごくおいしそうだったから藤丸さんの事が気に入ってるから人間の価値観に寄り添おうとするけど理解はしてないしすることもない根本的に分かりあえない怪異のヒトたち。
アルトリアちゃんが止めたのは単純に今は私がお喋りする時間だから邪魔しないでってだけ。彼女もあわよくばはたまにある 3
konagi_syk
SPOILERFGO宮本伊織に関する藤丸立香とサムレムセイバーの問答 FateSRサムレムとFGOサムレムコラボとFGO宮本伊織の諸々台詞のネタバレを聖杯に突っ込んで種火とコインと欲望を具に、よく捏ねた蕎麦を茹でたやつ[FGO] 4rossankudasai
DOODLE🐉ぐだちゃん横乳教ににゅう信せよ…
ラストは何度言っても下着というか見えちゃイケナイとこを隠すインナー等を付けてくれないから(人間布いっぱい纏うの好きだよね~って思ってる🐉ぐだちゃん)おしおきするデイビットくん。この後えっちな目にあう。(そして🐉ぐだちゃんはそれ以降も中に着ないでドキドキしながらおしおき待ちして欲しい) 4
Koyurkg
DONE■クリスマスでサプライズしあう俳優パロオベぐだ♀のお話です(藤丸さんは彼氏が主演した映画「作為のロンド」にどハマリしています)
※永遠に擦り続けている俳優が生業のオベと一般人ぐ♀のパロ。「オぐが高校の同級生だった、彼氏が人気俳優、同棲してる、毎日が楽しい」だけ知ってれば読めるパロです。 5
kan_00
DONE現パロ社会人斎藤と高校生藤丸のはじぐだ♂!藤丸出てきません!
クリスマスイブにひとり悶々としている斎藤がちゃんと働いているお話。
17時、ブースト、まだ終われない言いにくいんだけど、と上司が手を挙げた月曜日。
憂鬱が打鍵する指先を鈍らせるのに書類は増えていく水曜日。
週末の予定を楽しく話すひとたちの間に見え隠れするもうすべてをあきらめたという表情の仲間たちと静かにうなずきあった金曜日。
そして今日、土曜日。
12月24日。
僕はなぜかいつもよりも早く家を出て、休日ダイヤのせいだけれど、始業時刻にはパソコンを開いて書類と向き合っていた。
オフィス内には数人の有志がいるだけで、やたらと暖房の音が響いて聞こえてくる。
ごめんね、と何度も謝ってくれる上司は眉を八の字に下げていて、もういいですからとみんなでなぐさめていた。
そもそも上司のせいではなく、どこかもっと上流のひとたちのせいだとはわかっている。
2125憂鬱が打鍵する指先を鈍らせるのに書類は増えていく水曜日。
週末の予定を楽しく話すひとたちの間に見え隠れするもうすべてをあきらめたという表情の仲間たちと静かにうなずきあった金曜日。
そして今日、土曜日。
12月24日。
僕はなぜかいつもよりも早く家を出て、休日ダイヤのせいだけれど、始業時刻にはパソコンを開いて書類と向き合っていた。
オフィス内には数人の有志がいるだけで、やたらと暖房の音が響いて聞こえてくる。
ごめんね、と何度も謝ってくれる上司は眉を八の字に下げていて、もういいですからとみんなでなぐさめていた。
そもそも上司のせいではなく、どこかもっと上流のひとたちのせいだとはわかっている。
pagupagu14
DONE儂の誇り/永+ぐだ♀(Fate)永倉おじいちゃんの耳欠けてる~~~~~????!!!!!!と大変興奮したとこから妄想ねりねりした結果の小話。触りたいような、怖いような…一臨おじいちゃんに戦士の残り香を感じたいです…
儂の誇り「おじいちゃんの耳…切れてるんだ」
「あん?」
言われて、何を言われたのか思い至り口角を上げた。
「かっこいいだろ?」
「かっこいいっていうか…痛そう」
「はは、まあお前さんからしたらそうだろうよ。…これはな、儂の勲章よ」
儂の言葉にマスターは数回瞬きを繰り返す。
「儂の戦った記憶、誇り、勲章よ。これは」
「それは…かっこいいね」
「だろォ?」
声を上げて笑うとつられたようにマスターもまた笑った。
「…触るかい?」
「ええっ…」
「悩むのかい、そこで」
孫と、儂の本当の孫とこんなことも話したなと思い出しながら目の前でころころと表情を変える少女の頭をがしがしと乱暴に撫で、頬を膨らませるマスター相手にまた笑った。
-了-
312「あん?」
言われて、何を言われたのか思い至り口角を上げた。
「かっこいいだろ?」
「かっこいいっていうか…痛そう」
「はは、まあお前さんからしたらそうだろうよ。…これはな、儂の勲章よ」
儂の言葉にマスターは数回瞬きを繰り返す。
「儂の戦った記憶、誇り、勲章よ。これは」
「それは…かっこいいね」
「だろォ?」
声を上げて笑うとつられたようにマスターもまた笑った。
「…触るかい?」
「ええっ…」
「悩むのかい、そこで」
孫と、儂の本当の孫とこんなことも話したなと思い出しながら目の前でころころと表情を変える少女の頭をがしがしと乱暴に撫で、頬を膨らませるマスター相手にまた笑った。
-了-