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    記憶喪失

    wamanaua

    DOODLEオルグエ。
    お題「記憶喪失になった恋人に、何も伝えず関係をリセットするべきか悩む話」
    バチクソ人間不信でラウぴとかにすこぶる冷たく当たるグエぴがいます。
    花霞 あなたはいったい誰なのですか? と真顔で聞かれるのはさすがにこたえる。
     オルコットが負傷した。パーティー中、整備不良か恨みか何か、天井から照明が落ちてきて、それから俺を庇ったせいだった。普段ならケガをしようがピンシャンしている男だったが、あたりどころが悪かったらしい。俺に覆い被さって動かなくなったオルコットの背をさすりながら、彼の死んだ息子や妻に祈っていた。どうか彼を救ってください。そして彼を連れて行かないでください、と。
     幸い命は助かった。ただ記憶が無事ではなかった。病院で目を覚ました彼を見て思わず流れた涙は、俺のことなんぞちっとも覚えていません、という態度にすぐ引っ込んでしまった。
     まるでフィクションのような記憶喪失だ。自分のことは覚えていない。過去もよく分からない。ただ身に染み付いた動作がある。フォークは持てる。トイレには行ける。モビルスーツは知らない。ガンドは知らない。ジェタークも知らない。俺のことなんかさっぱり。地球も、テロも、亡くした家族のことも……。
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    花月ゆき

    DONE秀零の日。
    記憶喪失&身体だけ縮んだ赤安(中学生)が、工藤邸に一緒に住んでいる設定(たまにコナン君が遊びに来る)です。
    ①https://poipiku.com/1436391/9417680.html
    ⑤https://poipiku.com/1436391/9895567.html
    記憶は心の底に④コナンSide

     一月十日。コナンは阿笠邸を訪れていた。目的は、赤井と降谷の解毒薬の進捗を聞くためだ。
    「……30%ってところかしらね」
    「……そうか。やっぱり、俺たちが飲まされた薬とは違うのか?」
    「ええ。成分は似ているけれど、同じものではなさそうよ。ああ、それから、薬によって記憶が失われたどうかはまだわからないわ」
     赤井と降谷は毒薬によって身体が縮み、今は中学生として日常を送っている。
     身体は健康そのものだが、なぜ、FBIとして、公安として、職務に復帰できないか。それは、二人が大人だった頃の記憶を失くしているからだ。
     コナンの脳裏には、“あの日”の光景がよみがえっていた。
     今すぐにでも倒壊しそうなビルの中。炎と煙で視界を遮られながらも、赤井と降谷とコナンは、組織が残したとされる機密データを探していた。このデータさえ手に入れることができれば、組織壊滅のための大きな足掛かりになる。なんとしてでも、この場で手に入れておきたいデータだった。
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    ru_alkv

    PROGRESS※🏛が先天性女体化です。
    エロシーンの手前まで書いたので進捗載せます。この後めちゃくちゃセックスします。
    記憶喪失で童貞に戻った🌱×恋人と充実した性生活を送っている🏛♀という設定です。

    ※ネタバレ
    🏛♀が他の男と付き合ってるような事を言って🌱の脳を破壊しますが、🏛♀の恋人は🌱です。この二人は過去現在未来ずっとお互い以外と交際も性行為も致しません。
    秘境から持ち帰られた怪しい箱の効果で🌱が🏛♀の記憶を失う話『どうしてこんなことに…』
     カーヴェはこめかみに指先を添え、よろりと上体を傾けながら呟く。寝台としても使える大きなカウチソファーの隅に、彼女は浅く腰掛けていた。その傍らには、小ぶりな旅行鞄が置かれている。
     今や住処を持たぬ身であるにも関わらず、カーヴェの持ち物はそれほど多くなかった。仕事道具や貴重品など、どこかに預けている分もあるのだろうが、生活必需品と衣類だけだとしても手荷物の量は随分と心許ない。
    『肩肘張らずくつろぐといい。君は今日からここで生活するのだから』
    『くつろぐと言ったって……』
     アルハイゼンが無愛想に勧めるも、カーヴェは華奢な身体を縮こませるばかりだった。
     眉間に皺を寄せる彼女の耳元で、大振りな耳飾りが揺れる。酒場からずっと胸に抱えるように持っていた鞄は床に下ろしたものの、未だ身に纏った装飾の一つさえ外そうとしない。アーカーシャ端末も着けたままだ。
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    poipoilifesuno

    PROGRESSまだ書きたいもの半分もかけてないのに2万字見えてきちゃったので連載風にして誤魔化す。記憶喪失話ドイツ編
    ドイツ編約12時間のフライトを終え、俺たちはフランクフルト空港に降り立った。

    「グーテンモルゲン!」
    「グーテンモルゲン♡」

    そうリョーガが笑いかければ、空港を歩いていた女性たちは、はしゃぐような笑顔でこちらに挨拶を返した。なんだか俺まで恥ずかしくなる。早く行くぞとリョーガの腕を引いて、ひとまずフライトで空いた腹を満たすために空港内のカフェに入った。

    「最初は俺が通っていたというテニススクールに行くんですよね?」
    「あぁ、でもここまでトラブルなくかなり順調だったから、約束してた時間より早く着いちまうな」

    事前に連絡してある時間より早く着くのは迷惑だ。どこかで時間を潰した方がいいだろう。そんなことを考えていると、注文の列が進み俺たちの注文する番になった。リョーガがすぐになにか注文したため、とりあえず俺も同じものを注文する。すると、俺の記憶にあるもので例えれば、フランスパン程の大きさのサンドイッチが2つ、目の前に置かれた。その予想外の大きさに絶句している俺などお構い無しにリョーガは2つともを受け取り席へ歩いていってしまった。
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