趙
ぼた餅
DOODLEとある少女漫画のパロ?と言えるほど物でも何でもないらくがき(三にょ幸←趙)幸村ちゃんが三成の子を身ごもったらしいです。
”友人”として幸村ちゃんに報告されてしまった趙雲…
※幸村ちゃんは映ってません…(´;ω;`) 3
kanagana1030
PROGRESS春趙ワンドロワンライ、お題「温泉」で書いていたのですが思ったより長くなりそうで終わらないので途中までちょっと春日くんが可哀想な感じですが……続きはいずれ!期待外れの温泉旅行 趙と自分の二人で出かけるのだと思っていた。二人っきりの旅行だと。だが、待ち合わせ場所に集まったいつもの面々の顔に、春日はその期待が幻だったことを知った。
事の発端は、春日の誕生日。サバイバーを貸し切って、仲間での誕生日パーティーも終盤。一人二人と泥酔した脱落者が出てきた頃、趙がカウンター席にいた春日の側に寄ってきて、こっそりと封筒を差し出した。
「誕生日プレゼント。開けてみて」
金色の蝋で閉じられた赤い封筒。手渡されたそれをドキドキしながら開けると、中にはもっとドキドキしてしまうようなものが入っていた。
「春日くんのお誕生日に温泉旅行をプレゼント。前に刺青のことがあるから、温泉とか行ったことないって言ってただろ? 部屋に露天風呂が付いてる部屋をとったからさ。人目を気にせずに存分に入れるよ」
2856事の発端は、春日の誕生日。サバイバーを貸し切って、仲間での誕生日パーティーも終盤。一人二人と泥酔した脱落者が出てきた頃、趙がカウンター席にいた春日の側に寄ってきて、こっそりと封筒を差し出した。
「誕生日プレゼント。開けてみて」
金色の蝋で閉じられた赤い封筒。手渡されたそれをドキドキしながら開けると、中にはもっとドキドキしてしまうようなものが入っていた。
「春日くんのお誕生日に温泉旅行をプレゼント。前に刺青のことがあるから、温泉とか行ったことないって言ってただろ? 部屋に露天風呂が付いてる部屋をとったからさ。人目を気にせずに存分に入れるよ」
saruzoou
DONE普通の仲間の話にしようと思ったのに、どうしても春趙が出てきてしまう…。仲間たちの年末のお話はいくらでも書きたいです。
大掃除と正月いつも世話になっている礼にと、サバイバーの店内の大掃除を買って出た足立と春日の胡散臭いような笑顔に、マスターは胡乱な視線を向ける。
二人の背後には『だからツケはもうちょっと待ってね』と書いてあるようで呆れるが、それよりも普段掃除をしているところなど見たことのない二人に勝手にやられては、かえって年明けの仕事が増えるのでないのかと不安が募った。
「マスター、俺らもやりますから、大丈夫っすよ」
テーブル席に座ったナンバが苦笑しながら告げ、その向いで趙がヘラリと笑って手を上げているのを見て、ようやくマスターはため息を吐く。
「…じゃあ、頼むか」
ちっとも嬉しくなさそうに応えるマスターに、足立は「おお、任せておけ!」となぜか上機嫌で胸を叩いた。
4156二人の背後には『だからツケはもうちょっと待ってね』と書いてあるようで呆れるが、それよりも普段掃除をしているところなど見たことのない二人に勝手にやられては、かえって年明けの仕事が増えるのでないのかと不安が募った。
「マスター、俺らもやりますから、大丈夫っすよ」
テーブル席に座ったナンバが苦笑しながら告げ、その向いで趙がヘラリと笑って手を上げているのを見て、ようやくマスターはため息を吐く。
「…じゃあ、頼むか」
ちっとも嬉しくなさそうに応えるマスターに、足立は「おお、任せておけ!」となぜか上機嫌で胸を叩いた。
kanagana1030
DONE【春趙】2023年明けまして、そして、春日くん、お誕生日おめでとう!! のすでに春趙の話です。おめでとうの気持ちをいっぱい込めたのに、若干寂しくなってしまった。でも、おめでとう! 春日くん、この世に生まれてくれてありがとう!君が生まれた日「誕生日かぁ……そういや、昔からお祝いとかプレゼントとかして貰ったことなかったなぁ」
サバイバーの店内。皆との飲みの席での最中にふと春日がこぼした一言を趙はずっと覚えていた。その後の春日は「誕生日はなかったがお年玉は父ちゃんとか桃源郷のスタッフとかから貰ってた」とか「ムショではちょっといつもよりいい食事が出て祝われた気がしてたりしてたんだぜ」と楽しそうに話していたけれど、なんだか趙の心にはそのことがずっと引っかかっていて、いつの日か、出来ることなら自分が春日の誕生日をお祝いしてあげたいと思っていた。
そして、今日は春日と初めて迎える大晦日。明日は春日と迎える初めての誕生日でもあるし、加えて、今の趙の立場としては春日の恋人という立場がある。これは気合を入れて祝わねばと一ヶ月ほど前から色々と趣向を練って、春日の誕生日を待ちわびていた。
3204サバイバーの店内。皆との飲みの席での最中にふと春日がこぼした一言を趙はずっと覚えていた。その後の春日は「誕生日はなかったがお年玉は父ちゃんとか桃源郷のスタッフとかから貰ってた」とか「ムショではちょっといつもよりいい食事が出て祝われた気がしてたりしてたんだぜ」と楽しそうに話していたけれど、なんだか趙の心にはそのことがずっと引っかかっていて、いつの日か、出来ることなら自分が春日の誕生日をお祝いしてあげたいと思っていた。
そして、今日は春日と初めて迎える大晦日。明日は春日と迎える初めての誕生日でもあるし、加えて、今の趙の立場としては春日の恋人という立場がある。これは気合を入れて祝わねばと一ヶ月ほど前から色々と趣向を練って、春日の誕生日を待ちわびていた。
mit
PROGRESS大晦日です!今年一年、趙陸を見てくださってありがとうございました。支部の漫画の続きはちまちまと描いてます。冬の間には仕上げたいなあ、と思いつつ、健康に気をつけてゆるゆると進めていきます。nagisa
MOURNINGCPは趙イチです。一応シリアス。過去にカスガ君が神室町モブにレ○プされた表現あり。その他🦋さんの部下設定モブが結構出張ります。原作程度には暴力表現があります。うっすらですが、🍞→🌸表現もあり。
メリバとも言えるし、ハッピーエンドとも取れる様なお話です。🦋さんの一人称形式です。
この時点で無理だと思われたら、ページをそっと閉じて下さい。大丈夫!な方は少しでもお楽しみ頂けると幸いです。 24522
kanagana1030
DONE春趙ワンドロワンライお題「メッセージ」に参加させていただきます。
春→趙の話。
特別に優しい 最近、春日が妙に優しい。
何故だか、常に趙の挙動を伺っているようなそぶりがあって、少しでも趙が困るようなことがあると、どこからか春日が出て来てすかさず助けてくれる。
先ほども台所で調理の際に胡椒を切らしていることに気が付いて何の気なしにそのことを口にしたら、部屋の奥に皆でいた筈の春日が一人立ち上がって、何が必要なんだ? とスーパーへと走っていってくれた。いつもの買い出しの際にも趙の手から重たい荷物を取り上げてたり、街中での戦闘の際にも趙がなるべく攻撃を受けないように、と動いている節がある。
趙としては、何かそんなに春日に心配されたり、気を遣われたりするようなことがあったかなと不思議でならない。大体、仲間の中でも体力的にハンデのある人間に対してそうなっているのなら、何となく合点がいくのだが、趙は仲間たちの中でも体力もあり、戦闘力も高い方だ。春日に庇ってもらったり、気にかけられたりする理由が全く分からない。
3106何故だか、常に趙の挙動を伺っているようなそぶりがあって、少しでも趙が困るようなことがあると、どこからか春日が出て来てすかさず助けてくれる。
先ほども台所で調理の際に胡椒を切らしていることに気が付いて何の気なしにそのことを口にしたら、部屋の奥に皆でいた筈の春日が一人立ち上がって、何が必要なんだ? とスーパーへと走っていってくれた。いつもの買い出しの際にも趙の手から重たい荷物を取り上げてたり、街中での戦闘の際にも趙がなるべく攻撃を受けないように、と動いている節がある。
趙としては、何かそんなに春日に心配されたり、気を遣われたりするようなことがあったかなと不思議でならない。大体、仲間の中でも体力的にハンデのある人間に対してそうなっているのなら、何となく合点がいくのだが、趙は仲間たちの中でも体力もあり、戦闘力も高い方だ。春日に庇ってもらったり、気にかけられたりする理由が全く分からない。
kumao
PAST過去のイベントで無配+ネップリ頒布した趙イチ本です。半年経ったので再録します。
お手に取って頂いた方、印刷してくださった方、ありがとうございました。
※モザイク部分のイチくんは裏ではちゃんと喘いでます 5
saruzoou
DONE先日のお題ガチャのお話を書かせていただきました。同棲カプではなく、サバイバー同居3人のお話になったのでナンバも出てますが
気持ちは春趙です…。
たけのこご飯だんだんだん!
サバイバーの階段を必要以上に音を立てて登ってくる足音に、台所にいた趙と、畳の上に転がってスポーツ新聞を見ていたナンバが顔を見合わせる。
乱暴に扉が開いて、現れたのは春日だった。
「おかえり、お仕事おつかれさま」
何事もなかったように趙がのんびり声を掛けると、春日はジロリと睨みつけるようにして、それでも口の中で「おう」とも「ああ」ともつかない返事をモゴモゴとした。
ナンバが唖然と見守る前で、春日はジャケットを脱ぐと畳の上に叩きつけるようにして投げ、そのまま浴室に繋がる扉を開けて入って来た時と同じ勢いで乱暴に閉めた。
建て付けの悪い古い部屋はそれだけでも地震かと思うほど揺れて、ナンバが思わず腰を浮かす。
2979サバイバーの階段を必要以上に音を立てて登ってくる足音に、台所にいた趙と、畳の上に転がってスポーツ新聞を見ていたナンバが顔を見合わせる。
乱暴に扉が開いて、現れたのは春日だった。
「おかえり、お仕事おつかれさま」
何事もなかったように趙がのんびり声を掛けると、春日はジロリと睨みつけるようにして、それでも口の中で「おう」とも「ああ」ともつかない返事をモゴモゴとした。
ナンバが唖然と見守る前で、春日はジャケットを脱ぐと畳の上に叩きつけるようにして投げ、そのまま浴室に繋がる扉を開けて入って来た時と同じ勢いで乱暴に閉めた。
建て付けの悪い古い部屋はそれだけでも地震かと思うほど揺れて、ナンバが思わず腰を浮かす。
saruzoou
DONE「オムライス」から改題した「触れたらわかること」の続きです。春趙ですが、相変わらずもだもだとしています…。
次回にはR18を名乗りたい…。
触れたらわかること2『春日が例の家の前をうろついていたので中に入れておいた』
祐天飯店を出ようと準備をしていた趙の元に、ソンヒから短いショートメールが届いた。
「いや、犬ころじゃないんだから…」
思わず声に出すも、わかっていたとはいえあの家に春日を呼び出したことがバレて気恥ずかしい気もする。
ただでさえ、流氓の連中に冷やかされた後だ。
ソンヒに頼まれ、流氓の元部下とコミジュルの間の調整役のようなことをして、今日もガス抜きを兼ねて祐天飯店に集まっていた。
料理を振る舞いながら話を聞いていると、外に出ようとして戻ってきた1人が突然「外にせんべい屋の社長がいますよ」と言ってきたのだ。
意味ありげで物問いたげな空気が連中の間に流れて、さらに下っ端の若造が「なんすか、せんべい屋って」などと聞いているから、趙は居た堪れなくなって逃げるように外に出た。
6598祐天飯店を出ようと準備をしていた趙の元に、ソンヒから短いショートメールが届いた。
「いや、犬ころじゃないんだから…」
思わず声に出すも、わかっていたとはいえあの家に春日を呼び出したことがバレて気恥ずかしい気もする。
ただでさえ、流氓の連中に冷やかされた後だ。
ソンヒに頼まれ、流氓の元部下とコミジュルの間の調整役のようなことをして、今日もガス抜きを兼ねて祐天飯店に集まっていた。
料理を振る舞いながら話を聞いていると、外に出ようとして戻ってきた1人が突然「外にせんべい屋の社長がいますよ」と言ってきたのだ。
意味ありげで物問いたげな空気が連中の間に流れて、さらに下っ端の若造が「なんすか、せんべい屋って」などと聞いているから、趙は居た堪れなくなって逃げるように外に出た。
kanagana1030
DONE春趙ワンドロワンライ お題「紅葉」お借りしました。原稿中なので、SSにもならない短文ですが何となく書きたいところを書きたいだけ。
荒れた唇「春日くん、唇、切れてるよ」
サバイバーの二階。今日は趙と春日の二人しかいない。コンビニで調達してきたつまみをあてに二人で飲んでいたら、段々とそういった雰囲気になって、どちらともなく顔を寄せ合い、キスが始まった。その途中で趙が何かに気づいたように少し顔を離して、春日の唇へと視線を落として言ったのだ。
「えっ? ああ。ホントだ。血が出てんな」
唇に触れた指が赤く染まる。触れた唇の表面はガサガサで、改めてこんな唇で趙に触れていたのかと思うと少し恥ずかしい心地がする。
「最近、寒くなって乾燥してきたからね。痛い?」
趙の指が春日の唇を撫でる。まだ至近距離にいるので、先ほどのキスの続きをしたいところだが、自分の血だらけのガサガサの唇を知ってしまうとさすがにそれは躊躇われた。
1299サバイバーの二階。今日は趙と春日の二人しかいない。コンビニで調達してきたつまみをあてに二人で飲んでいたら、段々とそういった雰囲気になって、どちらともなく顔を寄せ合い、キスが始まった。その途中で趙が何かに気づいたように少し顔を離して、春日の唇へと視線を落として言ったのだ。
「えっ? ああ。ホントだ。血が出てんな」
唇に触れた指が赤く染まる。触れた唇の表面はガサガサで、改めてこんな唇で趙に触れていたのかと思うと少し恥ずかしい心地がする。
「最近、寒くなって乾燥してきたからね。痛い?」
趙の指が春日の唇を撫でる。まだ至近距離にいるので、先ほどのキスの続きをしたいところだが、自分の血だらけのガサガサの唇を知ってしまうとさすがにそれは躊躇われた。
saruzoou
DONE「カレーライス」からの続きの話です。春趙のつもりですが、全然関係が進んでいません…。いつまでももだもだしているのが好きなので、お付き合いいただけると幸いです。触れたらわかること1「ゆっくりがいいな」
甘えるように肩口に顔を埋めて、柔らかな声で趙が言ったあの日。
春日はこみあげる様々な感情や情動を必死に抑え込んで、硬いのに柔らかい、不思議で蠱惑的な体から手を離した。
階段を降り、2人揃ってサバイバーに顔を出すと、いつも冷静沈着なマスターがなんで降りてきたと愕然とした顔をしていて、俺だってそう思うよと、ひどく居た堪れなかった。
翌日の夕方近くに恐る恐る帰ってきたナンバには「なんだお前らやってねえのかよ」と一発で見抜かれた上に呆れられ、死ぬほど恥ずかしかった。
どちらの反応にも趙は何を思っているのかわからなかったが、嬉しそうに照れくさそうにヘラヘラと笑っていた。
ナンバが帰って来ないからって何するつもりだったの?と、まるで人が何もわかっていないかのような物言いをされたが、わかっていなかったのは趙の方だろう。
5640甘えるように肩口に顔を埋めて、柔らかな声で趙が言ったあの日。
春日はこみあげる様々な感情や情動を必死に抑え込んで、硬いのに柔らかい、不思議で蠱惑的な体から手を離した。
階段を降り、2人揃ってサバイバーに顔を出すと、いつも冷静沈着なマスターがなんで降りてきたと愕然とした顔をしていて、俺だってそう思うよと、ひどく居た堪れなかった。
翌日の夕方近くに恐る恐る帰ってきたナンバには「なんだお前らやってねえのかよ」と一発で見抜かれた上に呆れられ、死ぬほど恥ずかしかった。
どちらの反応にも趙は何を思っているのかわからなかったが、嬉しそうに照れくさそうにヘラヘラと笑っていた。
ナンバが帰って来ないからって何するつもりだったの?と、まるで人が何もわかっていないかのような物言いをされたが、わかっていなかったのは趙の方だろう。
Sora
DONE龍7/馬趙純白を纏う君
※ジューンブライド小話
※馬趙記念日
※カップルフォト
※趙さんは天使
※馬淵くんは安定のスパダリ
純白を纏う君去年は彼に指輪を貰った。
それがとても嬉しくてしばらく薬指を見る癖が止められなかった。
今だって彼から貰った指輪が左手の薬指にあることを実感して何度も触れている。
「早く…会いたいな……。」
ぽつりとそう呟いて、降り続ける雨が映る窓を見つめた。
彼は仕事の関係で出張に出ていて、明日には家に帰ってくる予定だ。
帰ってくることが分かるだけでも確かに嬉しいが、分かったからこそ会えるまでの間寂しさを覚えてしまう。
静かな空間がこの気持ちを増幅させていくと感じ、テレビを付けてみるとテレビ画面には幸せそうに微笑み合うカップルが映っていた。
暫く見ているとテレビの字幕には「カップルフォト」と書かれていた。
他にもウェディングドレスを着た女性が写真撮影をしているところもテレビに映されていて彼とこんな写真撮りたいと心底思った。
3837それがとても嬉しくてしばらく薬指を見る癖が止められなかった。
今だって彼から貰った指輪が左手の薬指にあることを実感して何度も触れている。
「早く…会いたいな……。」
ぽつりとそう呟いて、降り続ける雨が映る窓を見つめた。
彼は仕事の関係で出張に出ていて、明日には家に帰ってくる予定だ。
帰ってくることが分かるだけでも確かに嬉しいが、分かったからこそ会えるまでの間寂しさを覚えてしまう。
静かな空間がこの気持ちを増幅させていくと感じ、テレビを付けてみるとテレビ画面には幸せそうに微笑み合うカップルが映っていた。
暫く見ているとテレビの字幕には「カップルフォト」と書かれていた。
他にもウェディングドレスを着た女性が写真撮影をしているところもテレビに映されていて彼とこんな写真撮りたいと心底思った。
kanagana1030
DONE春趙ワンドロワンライお題「休日」お借りしました。出来ていて一緒に暮らしている春趙が可愛くて、そればかりか書いてしまいます。
君の考えていること 趙はポーカーフェイスがうまいやつだが付き合いが長くなるとそんな動かない表情の中でも分かってくることがある。
今日は久しぶりに趙も春日も何もない休日で、仲間たちも時間があると言うので、皆でサバイバーに集まって昼から飲んで歌っている。春日としては、せっかく二人ともが揃って休みには、出来れば趙と二人っきりで家でのんびりしっぽり……と思わなくもなかったが、仲間達と楽しそうにしている趙を見ているとこれはこれで良いかという気がしてくる。
二人っきりの際の、恋人の顔をしている趙も好きだが、仲間といる普段の趙のことを少し離れて見ているのも、春日は好きだった。
「なぁに、趙見て、ニヤニヤしてんだ」
カウンターに座って、離れたテーブル席で足立やハン、紗栄子と飲んでいる趙を見ていたら、トイレから帰ってきたナンバがこちらの顔を見て眉をひそめた。
2509今日は久しぶりに趙も春日も何もない休日で、仲間たちも時間があると言うので、皆でサバイバーに集まって昼から飲んで歌っている。春日としては、せっかく二人ともが揃って休みには、出来れば趙と二人っきりで家でのんびりしっぽり……と思わなくもなかったが、仲間達と楽しそうにしている趙を見ているとこれはこれで良いかという気がしてくる。
二人っきりの際の、恋人の顔をしている趙も好きだが、仲間といる普段の趙のことを少し離れて見ているのも、春日は好きだった。
「なぁに、趙見て、ニヤニヤしてんだ」
カウンターに座って、離れたテーブル席で足立やハン、紗栄子と飲んでいる趙を見ていたら、トイレから帰ってきたナンバがこちらの顔を見て眉をひそめた。